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異世界に帰れなくなる
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夕食にラーメンを作ったというより茹でただけだけど、皆に好評だった。
誰が作っても同じような出来になると思うけど。
はじめにユキを呼びに行くと
「もう出来たの?早すぎるよ。何作ったの?」
と驚かれた。インスタントラーメンです。と言っても通じないだろう。
リビングにユキが出てくると
「すごいいい匂いがするね。」
それで匂いに釣られて二人もリビングに出てきた。
スズがラーメンに興味をもって、これは売れると言って仕入れの注文が入った。
いつも通り俺は早く食べ終わって
「お風呂入ってきまーす」
と言いお風呂を終わらせてユキの部屋のソファーでくつろぐ。
ユキもパジャマに着替えて髪の毛はちゃんと乾かして来たみたいだ。偉い。
ちゃんと鍵も掛けてるし、ちゃんとしてるね。
と頭の中でベタ褒めしてるとユキが襲ってきた。いや、ソファーに横になってる俺の上に乗ってきてキスをしてきた。
さっきのキスの真似をされて力が抜ける俺。
「どう・・・かな?上手くできたかな?」
「うん。痺れました。」
「アハハ。良かった。」
そういって俺から降りるユキ
えーもう、おしまいですか。残念
乗られて抱き着かれた時、胸の感触が・・・
ユキには言えないけど。
「重くなかったかな?」
「全然、大丈夫だよ。」
「そろそろ寝ないと朝起きれないんだよ」
「そっか・・・残念。」
二人でベッドに横になってユキの頭を撫でて愛情表現をする。
こっちを向いてるので可愛い顔が笑顔だ。
嫌がって無くてよかった。
ユキが寝たようなので俺もユキの寝顔を見ながら寝よう。
朝起きるとユキはもう隣に寝てなかったリビングに出ると朝食を作っていた。働き者だね。
珍しくミユが早くから起きてきて
「ユウヤに変な事されなかった?」
挨拶より早くその質問ですか。
「何もされてないよ。」
「おはよのキスはしないぞ」
「え、なにそれ。ヒドイよ」
「挨拶より変な質問してるし」
「ごめん。わたしが悪かったよ。」
朝の挨拶のキスを済ませて
また夕方に仕入れに行くことを伝えた
「ミユは大丈夫?」
「うん。良いよ。」
今日はミユの部屋なのでミユの部屋に入るとミユと過ごすのが、すごい久し振りな気がする。
部屋に入った途端に抱き着かれた。
しかも目を潤ませてるし。
なんか嬉しいけど申し訳ない気になる。
俺も抱きしめ返した。
「寂しい思いをさせてゴメン」
「大丈夫だよ。」
「大丈夫には見えないけど。」
「久し振りに二人きりだからだよ。」
昼食の時以外はずっとミユが離れなかった。
夕方に出発して学校に着いてミユのお兄さんに一応また金貨を別なお店で売ってもらった。
勿論お礼もちゃんと渡してある。
少し遠出して刃物専門店で色んな種類のナイフを仕入れて100円ショップに食料品店も数軒行って注文があったラーメンを味を変えて合計30箱を買った。
それとユキの手荒れのクリームと手荒れ防止グッズも多めに買った。
シャンプー、リンス、ボディーソープも今回、多めに買ってみた
「ミユは欲しい物あったら買うよ?何か無いの?下着とか・・・」
「何でユウヤと下着を買いに行かないと行けないのよ。」
「気になるし」
「気にしてくれなくて良いよ。もぅ」
と言いながらも腕から離れないミユ
学校へ直行して空き部屋に鍵が掛かっていて入れなかった・・・
え、と焦るが開かなかった。
ミユも焦って慌てている。
ミユの部屋で相談する事にした。
ミユは椅子に座って俺はベッドに座って話をしている。
いい感じでミユのパンツが見えてる・・・
こんな自体になっているのに視線はパンツに行ってしまう。
「どうしよう・・・」
「最悪ドアを壊すとかしかないかな?」
「うん。それしかなかったらしょうがないよね。」
「でも、他の場所にもあったりしないのかな?」
「どうやって探すの?」
「だよね。」
「クローゼットとか一緒に入ってみるとか?」
「別に良いけど、少し物をださないと」
ミユがクローゼットから物を出してくれている
二人で入ってみるが何も起きない。
「やっぱりダメか」
「ダメだよね」
「俺の部屋でも試してみるか」
「うん。久し振りに行ってみたいし」
俺の部屋に来た
「久し振りきたなぁ~ ユウヤ部屋」
「大人しくしてろよ」
俺のベッドで横になってるミユ
「ユウヤの匂いがする。」
「そりゃ俺のベッドだからな」
クローゼットから少し物を出してミユと入ってみるが何も起きないので、クローゼットの扉を閉めてミユを抱きしめてみた。
クローゼットの雰囲気ではなくなっていた。
小屋の収納庫に来ていた
「何で今回は来れたんだろ?」
「一応条件を同じにしてみたんだけど、扉を閉めてミユを抱きしめてみただけだけど。」
「何で抱きしめたのよ」
「掃除道具入れは狭かっただろ?」
「あ~そうだったね。」
「暗くなる前に戻らないと。」
走って家に帰り
「ただいま~」
「かえったよー」
二人「お帰りなさーい」
「早かったね」
「ビックリしたぞ」
リビングに移動して定位置に座ると今日はミユが離れない。今日はまだミユの日だから誰も文句は言わないみたいだ。
買ってきた手荒れのクリームと手荒れ防止グッズをユキに渡す。
「それはユキが使ってね、手荒れヒドイから」
「ありがとね。」
「わたしには何か無いのか?」
「シャンプーなら買ってきたけど」
「それで良いぞ。ありがとな」
「明日仕入れたものを渡すよ。ラーメンも買ってきた」
「助かるぞ。父にもユウヤからだって言って渡しておくか。」
「それは助かる俺の印象が良くなる、ありがとな。」
夕食を食べて風呂に入ってミユの部屋のソファーでボーっとしているとミユのもお風呂に入ってきたのかパジャマに着替えて部屋に入ってきた。
「部屋に入ったら鍵くらい掛けろよ」
「あ、そうだね。忘れてたよ」
と言い鍵を掛けて隣に座って腕を組み寄りかかってくる。
「やっと落ち着いて話が出来るね」
「そうだね。でも良かったな部屋からこっちに来れるようになったのは大きいな。」
「うん。大きいよね、夜でも来れるようになったしね」
「夜に俺の部屋はダメじゃないか?いくらミユでもさ」
「あ、そっか・・・結婚してるの皆知らないしね」
と言ってこっちを見てニッコリと微笑む
「でも、鍵が閉まってて焦ったよ。」
「わたしも、どうしようって頭が真っ白になったよ」
「こっちに来れなくなったらって思うと恐いな」
「うん。分かるよそれ」
「逆に向こうに帰れなくなっても俺は最近恐くないんだよな・・・」
「・・・うん。わたしも、なんだよね。おかしいよね」
「でも、考えたんだけどさ。結婚してそのうちに家を出て行くわけだろ?それが少し早くなっただけじゃないかな」
「あ~ そう思えば気が楽になったよ。ありがと。」
ミユが俺の腕を強く抱きしめた
「胸が当たってるよ。」
「いいの。今日は久し振りなんだから。」
「ミユが良いなら俺は嬉しいけど」
「嬉しいって思ってくれるんだ?」
「そりゃ嬉しいだろ。可愛いミユの胸だぞ。」
「ん?それって可愛い胸って小さくてって事?」
「違う。違う。何いってんだよ」
「良く聞けよ。可愛いミユの胸って言ったんだけど」
「それなら良いけど。」
「話を戻すけどさ、こっちの世界でもこの部屋から帰れたりするんじゃないか?」
「そうだよね。今度試してみようか?」
「今日はもう疲れたから試すのは嫌だな」
「ユウヤもお疲れだね・・・膝に特別に寝ても良いよ」
「え?初めて女の子の膝で寝るな、緊張する」
ゆっくりとミユの膝に頭を置くと柔らかくていい匂いがしてミユが頭を撫でてくれる。
うん。これは癒やされるな・・・
ヤバい・・安心して寝そうだ・・・。
朝起きるとソファーの上で寝ていて
もう一つのソファーが付けてあってベッドみたいになっていて二人でソファーに寝てる。
そうか・・・あのまま寝ちゃったのか。
ミユに悪い事したな。
寝心地が悪いのかミユも起きて伸びをして、こっちに近付いて来ておはよのキスをし合ってソファーを俺が元の位置に戻す
ソファーに座るとミユが向かい合わせで俺の膝の上に座ってきた。
「昨日、あまり甘えられなかったんだから良いよね」
と言い唇に痺れるキスをお互いにし合って朝から力が抜けた。
ミユが着替えるみたいで
「着替えるから向こう向いててね」
と着替え始める。
ミユと交代で俺も着替える
「またしばらく一緒に二人で居られないね」
と抱きついてくると胸が痛い。
リビングに向かい朝食を食べ終わり
倉庫にスズと一緒に行き商品を渡し代金を受け取りそのまま俺は懲りずに外にでて近所を散歩していたら近所に住む猫耳の小4くらいの女の子が家から出てきて大人に絡まれている・・・助けたくても俺は弱いしな。
声がデカイのでこっちまで聞こえてくる、どうやら家賃が未払らしくて取り立てに来ているようだ。
女の子の言い分だと雇い主に税金を取られていて貰える賃金が少なくて払えないらしい。
雇い主が税金を取るっておかしくないか?
聞いてると賃金の半分も取られているらしい。
休みなのでこれから新しい仕事を探しに行くところらしいが、何故か取り立ててる男達がそれはダメだろと止めて雇い主に金を借りれば良いだろと脅しているし。
絶対に少女の雇い主と共犯だろこれ。
雇い主に借金をさせて悪い事を企んでる気がする。
なんていっても猫耳で美少女だしな。
男達が帰った後に
「大丈夫ですか?」
と心配そうに声を掛けてみた。
ナンパじゃないよ。
「すみません。恥ずかしい所を見られちゃったね。」
「何の仕事をしてるんだ?」
「えっと家政婦の下働きです。買い物とか掃除とかやってるよ」
「1日どれくらい貰えるの?」
「・・・銀貨2枚かな」
「え、それで家を借りてるの?」
「雇い主に安くて良い物件があるって紹介されて借りたの」
「うん。それ騙されてるって絶対。家賃はどのくらいなの?」
「月に銀貨18枚」
「暮らせないんじゃない?」
「うん。だから仕事を探そうかと思ってるの」
「絶対に辞めさせてくれないと思うぞ」
なんか心配になってきた・・・
小4なんてこんな物だよな。
「とりあえず家に避難して来ないか?」
「お兄ちゃんの家に?」
「誘拐じゃないぞ?」
怪しい目で見られている・・・
良い所でスズが通ったので呼び止める
「お前・・・少女が趣味だったのか」
「違うわ!」
事情を説明してたら
「分かった。うん。ユウヤが言うように家に来い。命令だ。」
「え?命令ですか?なんで?」
「お前狙われてるぞ」
「何を狙われてるの?」
「お前自身をだ。お前が売られるぞ」
「え、でも、わたしまだ子供だし」
「子供だから売られるんだよ」
「お前親は、いないんじゃないのか?」
「はい。だから働いてます。」
「尚更、手続きも簡単だ。本人の認めたサインがあれば奴隷が成立だしな。」
「どうすれば・・・」
「だから家に来いって言ってるだろ。」
「はい。すぐに行きます。」
慌てた様子で家に入り用意してる
「良く発見できたな」
「ああ、散歩してたら大きな声で絡まれてる女の子がいたから話しを聞いてたら怪しかったからな」
「私は警備隊に知らせてくるから、女の子を家から出さないようにな。一応家の前に護衛を付けておく」
なんか大事になったな。
誰が作っても同じような出来になると思うけど。
はじめにユキを呼びに行くと
「もう出来たの?早すぎるよ。何作ったの?」
と驚かれた。インスタントラーメンです。と言っても通じないだろう。
リビングにユキが出てくると
「すごいいい匂いがするね。」
それで匂いに釣られて二人もリビングに出てきた。
スズがラーメンに興味をもって、これは売れると言って仕入れの注文が入った。
いつも通り俺は早く食べ終わって
「お風呂入ってきまーす」
と言いお風呂を終わらせてユキの部屋のソファーでくつろぐ。
ユキもパジャマに着替えて髪の毛はちゃんと乾かして来たみたいだ。偉い。
ちゃんと鍵も掛けてるし、ちゃんとしてるね。
と頭の中でベタ褒めしてるとユキが襲ってきた。いや、ソファーに横になってる俺の上に乗ってきてキスをしてきた。
さっきのキスの真似をされて力が抜ける俺。
「どう・・・かな?上手くできたかな?」
「うん。痺れました。」
「アハハ。良かった。」
そういって俺から降りるユキ
えーもう、おしまいですか。残念
乗られて抱き着かれた時、胸の感触が・・・
ユキには言えないけど。
「重くなかったかな?」
「全然、大丈夫だよ。」
「そろそろ寝ないと朝起きれないんだよ」
「そっか・・・残念。」
二人でベッドに横になってユキの頭を撫でて愛情表現をする。
こっちを向いてるので可愛い顔が笑顔だ。
嫌がって無くてよかった。
ユキが寝たようなので俺もユキの寝顔を見ながら寝よう。
朝起きるとユキはもう隣に寝てなかったリビングに出ると朝食を作っていた。働き者だね。
珍しくミユが早くから起きてきて
「ユウヤに変な事されなかった?」
挨拶より早くその質問ですか。
「何もされてないよ。」
「おはよのキスはしないぞ」
「え、なにそれ。ヒドイよ」
「挨拶より変な質問してるし」
「ごめん。わたしが悪かったよ。」
朝の挨拶のキスを済ませて
また夕方に仕入れに行くことを伝えた
「ミユは大丈夫?」
「うん。良いよ。」
今日はミユの部屋なのでミユの部屋に入るとミユと過ごすのが、すごい久し振りな気がする。
部屋に入った途端に抱き着かれた。
しかも目を潤ませてるし。
なんか嬉しいけど申し訳ない気になる。
俺も抱きしめ返した。
「寂しい思いをさせてゴメン」
「大丈夫だよ。」
「大丈夫には見えないけど。」
「久し振りに二人きりだからだよ。」
昼食の時以外はずっとミユが離れなかった。
夕方に出発して学校に着いてミユのお兄さんに一応また金貨を別なお店で売ってもらった。
勿論お礼もちゃんと渡してある。
少し遠出して刃物専門店で色んな種類のナイフを仕入れて100円ショップに食料品店も数軒行って注文があったラーメンを味を変えて合計30箱を買った。
それとユキの手荒れのクリームと手荒れ防止グッズも多めに買った。
シャンプー、リンス、ボディーソープも今回、多めに買ってみた
「ミユは欲しい物あったら買うよ?何か無いの?下着とか・・・」
「何でユウヤと下着を買いに行かないと行けないのよ。」
「気になるし」
「気にしてくれなくて良いよ。もぅ」
と言いながらも腕から離れないミユ
学校へ直行して空き部屋に鍵が掛かっていて入れなかった・・・
え、と焦るが開かなかった。
ミユも焦って慌てている。
ミユの部屋で相談する事にした。
ミユは椅子に座って俺はベッドに座って話をしている。
いい感じでミユのパンツが見えてる・・・
こんな自体になっているのに視線はパンツに行ってしまう。
「どうしよう・・・」
「最悪ドアを壊すとかしかないかな?」
「うん。それしかなかったらしょうがないよね。」
「でも、他の場所にもあったりしないのかな?」
「どうやって探すの?」
「だよね。」
「クローゼットとか一緒に入ってみるとか?」
「別に良いけど、少し物をださないと」
ミユがクローゼットから物を出してくれている
二人で入ってみるが何も起きない。
「やっぱりダメか」
「ダメだよね」
「俺の部屋でも試してみるか」
「うん。久し振りに行ってみたいし」
俺の部屋に来た
「久し振りきたなぁ~ ユウヤ部屋」
「大人しくしてろよ」
俺のベッドで横になってるミユ
「ユウヤの匂いがする。」
「そりゃ俺のベッドだからな」
クローゼットから少し物を出してミユと入ってみるが何も起きないので、クローゼットの扉を閉めてミユを抱きしめてみた。
クローゼットの雰囲気ではなくなっていた。
小屋の収納庫に来ていた
「何で今回は来れたんだろ?」
「一応条件を同じにしてみたんだけど、扉を閉めてミユを抱きしめてみただけだけど。」
「何で抱きしめたのよ」
「掃除道具入れは狭かっただろ?」
「あ~そうだったね。」
「暗くなる前に戻らないと。」
走って家に帰り
「ただいま~」
「かえったよー」
二人「お帰りなさーい」
「早かったね」
「ビックリしたぞ」
リビングに移動して定位置に座ると今日はミユが離れない。今日はまだミユの日だから誰も文句は言わないみたいだ。
買ってきた手荒れのクリームと手荒れ防止グッズをユキに渡す。
「それはユキが使ってね、手荒れヒドイから」
「ありがとね。」
「わたしには何か無いのか?」
「シャンプーなら買ってきたけど」
「それで良いぞ。ありがとな」
「明日仕入れたものを渡すよ。ラーメンも買ってきた」
「助かるぞ。父にもユウヤからだって言って渡しておくか。」
「それは助かる俺の印象が良くなる、ありがとな。」
夕食を食べて風呂に入ってミユの部屋のソファーでボーっとしているとミユのもお風呂に入ってきたのかパジャマに着替えて部屋に入ってきた。
「部屋に入ったら鍵くらい掛けろよ」
「あ、そうだね。忘れてたよ」
と言い鍵を掛けて隣に座って腕を組み寄りかかってくる。
「やっと落ち着いて話が出来るね」
「そうだね。でも良かったな部屋からこっちに来れるようになったのは大きいな。」
「うん。大きいよね、夜でも来れるようになったしね」
「夜に俺の部屋はダメじゃないか?いくらミユでもさ」
「あ、そっか・・・結婚してるの皆知らないしね」
と言ってこっちを見てニッコリと微笑む
「でも、鍵が閉まってて焦ったよ。」
「わたしも、どうしようって頭が真っ白になったよ」
「こっちに来れなくなったらって思うと恐いな」
「うん。分かるよそれ」
「逆に向こうに帰れなくなっても俺は最近恐くないんだよな・・・」
「・・・うん。わたしも、なんだよね。おかしいよね」
「でも、考えたんだけどさ。結婚してそのうちに家を出て行くわけだろ?それが少し早くなっただけじゃないかな」
「あ~ そう思えば気が楽になったよ。ありがと。」
ミユが俺の腕を強く抱きしめた
「胸が当たってるよ。」
「いいの。今日は久し振りなんだから。」
「ミユが良いなら俺は嬉しいけど」
「嬉しいって思ってくれるんだ?」
「そりゃ嬉しいだろ。可愛いミユの胸だぞ。」
「ん?それって可愛い胸って小さくてって事?」
「違う。違う。何いってんだよ」
「良く聞けよ。可愛いミユの胸って言ったんだけど」
「それなら良いけど。」
「話を戻すけどさ、こっちの世界でもこの部屋から帰れたりするんじゃないか?」
「そうだよね。今度試してみようか?」
「今日はもう疲れたから試すのは嫌だな」
「ユウヤもお疲れだね・・・膝に特別に寝ても良いよ」
「え?初めて女の子の膝で寝るな、緊張する」
ゆっくりとミユの膝に頭を置くと柔らかくていい匂いがしてミユが頭を撫でてくれる。
うん。これは癒やされるな・・・
ヤバい・・安心して寝そうだ・・・。
朝起きるとソファーの上で寝ていて
もう一つのソファーが付けてあってベッドみたいになっていて二人でソファーに寝てる。
そうか・・・あのまま寝ちゃったのか。
ミユに悪い事したな。
寝心地が悪いのかミユも起きて伸びをして、こっちに近付いて来ておはよのキスをし合ってソファーを俺が元の位置に戻す
ソファーに座るとミユが向かい合わせで俺の膝の上に座ってきた。
「昨日、あまり甘えられなかったんだから良いよね」
と言い唇に痺れるキスをお互いにし合って朝から力が抜けた。
ミユが着替えるみたいで
「着替えるから向こう向いててね」
と着替え始める。
ミユと交代で俺も着替える
「またしばらく一緒に二人で居られないね」
と抱きついてくると胸が痛い。
リビングに向かい朝食を食べ終わり
倉庫にスズと一緒に行き商品を渡し代金を受け取りそのまま俺は懲りずに外にでて近所を散歩していたら近所に住む猫耳の小4くらいの女の子が家から出てきて大人に絡まれている・・・助けたくても俺は弱いしな。
声がデカイのでこっちまで聞こえてくる、どうやら家賃が未払らしくて取り立てに来ているようだ。
女の子の言い分だと雇い主に税金を取られていて貰える賃金が少なくて払えないらしい。
雇い主が税金を取るっておかしくないか?
聞いてると賃金の半分も取られているらしい。
休みなのでこれから新しい仕事を探しに行くところらしいが、何故か取り立ててる男達がそれはダメだろと止めて雇い主に金を借りれば良いだろと脅しているし。
絶対に少女の雇い主と共犯だろこれ。
雇い主に借金をさせて悪い事を企んでる気がする。
なんていっても猫耳で美少女だしな。
男達が帰った後に
「大丈夫ですか?」
と心配そうに声を掛けてみた。
ナンパじゃないよ。
「すみません。恥ずかしい所を見られちゃったね。」
「何の仕事をしてるんだ?」
「えっと家政婦の下働きです。買い物とか掃除とかやってるよ」
「1日どれくらい貰えるの?」
「・・・銀貨2枚かな」
「え、それで家を借りてるの?」
「雇い主に安くて良い物件があるって紹介されて借りたの」
「うん。それ騙されてるって絶対。家賃はどのくらいなの?」
「月に銀貨18枚」
「暮らせないんじゃない?」
「うん。だから仕事を探そうかと思ってるの」
「絶対に辞めさせてくれないと思うぞ」
なんか心配になってきた・・・
小4なんてこんな物だよな。
「とりあえず家に避難して来ないか?」
「お兄ちゃんの家に?」
「誘拐じゃないぞ?」
怪しい目で見られている・・・
良い所でスズが通ったので呼び止める
「お前・・・少女が趣味だったのか」
「違うわ!」
事情を説明してたら
「分かった。うん。ユウヤが言うように家に来い。命令だ。」
「え?命令ですか?なんで?」
「お前狙われてるぞ」
「何を狙われてるの?」
「お前自身をだ。お前が売られるぞ」
「え、でも、わたしまだ子供だし」
「子供だから売られるんだよ」
「お前親は、いないんじゃないのか?」
「はい。だから働いてます。」
「尚更、手続きも簡単だ。本人の認めたサインがあれば奴隷が成立だしな。」
「どうすれば・・・」
「だから家に来いって言ってるだろ。」
「はい。すぐに行きます。」
慌てた様子で家に入り用意してる
「良く発見できたな」
「ああ、散歩してたら大きな声で絡まれてる女の子がいたから話しを聞いてたら怪しかったからな」
「私は警備隊に知らせてくるから、女の子を家から出さないようにな。一応家の前に護衛を付けておく」
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