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魔法士団長と試合が始まった。
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「おい……やり過ぎじゃないか?」
呆然と、ただ見ていた俺は、出番が無く……立っているだけだった。
「だって~……もっと強いかと思っちゃったんだもんっ」
「はぁ……ガッカリだなっ。まるで、これでは私が不意討ちをした感じじゃないか!」
サラヒメとロメオがガッカリして戻ってきた。いや、後衛の俺達の方がガッカリだっての……何もしていないんだからさ。
次の試合……
次の対戦の相手は、魔法職5人と騎士5人の10人編成だった。これは楽しめるんじゃないか?とワクワクしながら闘技場に上がると、いきなり魔法士のオッサンに挑発された。
「貴様がリーダーなのだろ?しかも可愛い女の子ばっかりを集めて前衛に特化して後衛の3人は、お飾りなのか?見た所……お前は魔法士なのか?俺は魔法士団長をしているが、お前らのような者を見た事がないぞ?どこの団の団員なのだ?まぁ……良い。俺の記憶にも残らないような雑魚なのだからな、前衛を捻じ伏せれば終わりだろ?あっはっはっは……」
えっと……長々と何が言いたいんだ?俺が、可愛い女の子ばっかりに囲まれて羨ましいと言いたいのか?前衛が強くて、後衛が雑魚と言いたいのか?こいつはバカか?後衛が出る前に戦闘が終わっちゃっただけなのが分からないのか?後衛の力が見たいって事か?
「後衛の力が見たいって事か?」
「なんだ?お前に見せれる力があるのか?どうせファイアショット、ウォーターショットくらいなものだろ?」
は?ファイアショットをナメてるのか?俺は愛用してるけど?瞬時に撃てるし連射も可能、多重魔法も可能だしお手軽で文句のない性能だぞ?
「なんだ、ファイアショットが見たいのか?だったら試合、開始前からバリアを張っておいた方が良いぞ?」
「そんな心配は要らんだろ……俺は団長だぞ?俺より早く魔法が放てる訳なかろう。コイツはバカか?アッハハ……」
「そっか……じゃあ……ハンデで俺だけが参加で、他は見学させるか。俺が負けたら降伏で良いぞ」
「その言葉、後悔する事になるぞ……わっはっはっは……やはり子供相手だと挑発もラクで良いわい……」
……今の挑発だったのか?俺は可哀想でハンデを与えたんだけどな……どうでも良いけど。
「あ~今の話を聞いてた?」
メンバーの皆は、もうどうでも良いって表情で頷いた。
「うん。好きにすれば~どうせ雑魚っぽいし飽きたし……」
「ユウヤくん……おんぶして~♪」
そりゃそうだ暇だし……ヒアリナとサラヒメが好き勝手な事を言ってるなぁ……
「まぁ~アイスみんなにバリアを頼むわ。他のヤツは好きにしてて良いぞ」
サラヒメが背中によじ登ってきて、背中にしがみつき……他のメンバーは座り込んで完全に休憩モードに入った。
「随分とナメられたものだな……」
完全にナメられていると感じたのか、簡単に挑発に乗ってイラッとした表情で後方で休んでいるメンバーを睨んでいた。ま~俺も同じ態度をされたらイラッとするだろうけどな。団体戦の最中に後方で寛いで休憩されたらなぁ……
「俺だけ参加すると言っただろ?他のメンバーが何してようがお前には関係ないだろ」
「お前が一人で、我々に勝てるわけがなかろう。まぁ……後悔はするなよ!」
俺が一人で戦うのは、単に少しは楽しめそうだけど……全員で戦闘すると、また一瞬で終わっちゃうからだぞ?俺一人でも一瞬だろうけど……
試合開始が告げられると同時に俺の頭上に30の赤く光る魔法陣が標的に向けられ、ファイアショットを放ち当然バリアが間に合うはずもなく全弾命中をし、団長が一人がかろうじて立っていた。団長と言うだけあって魔法の攻撃に耐性が少しあるみたいだな。
軍の練習場だが、多少の女性もいるのか歓声が上がキャーキャーと騒ぎ声が聞こえる。
「な、なんだ今のは……?」
「ご要望のファイアショットだぞ?ファイアショットも知らないのか?」
「そんなファイアショットは見た事がないぞ!詠唱を唱えていなかったぞ!?」
「そんな事は後でで良いだろ?仲間を回復させるか撤退をさせた方が良いぞ?」
「戦場でそんな事は言ってられないだろ、負傷した者は放っておけ……回復をさせた所で、また直ぐに負傷するし足手まといで邪魔なだけだ。次は俺の番だな。受け取れ……ファイアーボール!ファイアショット!」
魔法士団長が詠唱の続きを唱え出して魔法を放ってきた。ふ~ん……多重魔法か、腕は良いようだが性格、考え方が終わってるな……仲間を助けようともしないし、ファイアショットは嫌がらせなのか俺では無く、見学中で試合に参加をしていない後衛のヒアリナかアイスを狙っていたしな。なにが……戦場で、そんな事は言っていられないだよ……。戦場だったら仲間同士で助け合うのが普通だろ?ステータスを見ると帝国への忠誠は高いようだが……降格処分で再教育だな。
放たれたファイアボールとファイアショットを無効化して消し去り、団長を殴り飛ばした。
「き、貴様……この俺を殴るとは……許せん!くそっ」
手加減をして殴り飛ばしたので治癒魔法で回復して、まだ続ける気らしい……ならば、ここで……再教育でもしてやるか。それに戦場なら魔法士でも殴られ斬られるだろ?今更、何を言ってるんだコイツ。自分が魔法士団長だから殴られないとでも思っていたのか?
ファイアショットで足を打ち抜くと藻掻き苦しみ転げ回り、慌てて治癒魔法で治療を繰り返して恐怖に怯えた表情をして降伏を宣言した。
「却下だ。認めん」
「な、何を言っているんだ……こ、これは練習試合だぞ!貴様より俺は……上官だぞ!」
「何を言ってるんだ?練習試合なんだろ?練習試合に上官とか関係あるのか?上官を接待をする試合だったのか?お前は、これより一般兵だ。それに、これはすでに練習試合ではなく教育に変更する!仲間を仲間と思わずに治療をせず放置する団長だと?仲間を何だと思っているんだ?使い捨ての駒だとでも思っているのだろう?」
「お前らコイツを捕らえろ!帝国兵同士での殺意を持った攻撃や戦闘行為は重罪だぞ!」
「俺が殺意を持っていたらお前は試合開始で死んでるぞ?その言葉ををそのまま……お前に返すぞ。戦場であろうが練習試合であろうが負傷した仲間を放置する行為は殺意を持った行為だと思うが?放置していたら死ぬ事くらい分かるだろ?それも分からんのに魔法士団長だと?帝国に、お前のような師団長は要らんな」
呆然と、ただ見ていた俺は、出番が無く……立っているだけだった。
「だって~……もっと強いかと思っちゃったんだもんっ」
「はぁ……ガッカリだなっ。まるで、これでは私が不意討ちをした感じじゃないか!」
サラヒメとロメオがガッカリして戻ってきた。いや、後衛の俺達の方がガッカリだっての……何もしていないんだからさ。
次の試合……
次の対戦の相手は、魔法職5人と騎士5人の10人編成だった。これは楽しめるんじゃないか?とワクワクしながら闘技場に上がると、いきなり魔法士のオッサンに挑発された。
「貴様がリーダーなのだろ?しかも可愛い女の子ばっかりを集めて前衛に特化して後衛の3人は、お飾りなのか?見た所……お前は魔法士なのか?俺は魔法士団長をしているが、お前らのような者を見た事がないぞ?どこの団の団員なのだ?まぁ……良い。俺の記憶にも残らないような雑魚なのだからな、前衛を捻じ伏せれば終わりだろ?あっはっはっは……」
えっと……長々と何が言いたいんだ?俺が、可愛い女の子ばっかりに囲まれて羨ましいと言いたいのか?前衛が強くて、後衛が雑魚と言いたいのか?こいつはバカか?後衛が出る前に戦闘が終わっちゃっただけなのが分からないのか?後衛の力が見たいって事か?
「後衛の力が見たいって事か?」
「なんだ?お前に見せれる力があるのか?どうせファイアショット、ウォーターショットくらいなものだろ?」
は?ファイアショットをナメてるのか?俺は愛用してるけど?瞬時に撃てるし連射も可能、多重魔法も可能だしお手軽で文句のない性能だぞ?
「なんだ、ファイアショットが見たいのか?だったら試合、開始前からバリアを張っておいた方が良いぞ?」
「そんな心配は要らんだろ……俺は団長だぞ?俺より早く魔法が放てる訳なかろう。コイツはバカか?アッハハ……」
「そっか……じゃあ……ハンデで俺だけが参加で、他は見学させるか。俺が負けたら降伏で良いぞ」
「その言葉、後悔する事になるぞ……わっはっはっは……やはり子供相手だと挑発もラクで良いわい……」
……今の挑発だったのか?俺は可哀想でハンデを与えたんだけどな……どうでも良いけど。
「あ~今の話を聞いてた?」
メンバーの皆は、もうどうでも良いって表情で頷いた。
「うん。好きにすれば~どうせ雑魚っぽいし飽きたし……」
「ユウヤくん……おんぶして~♪」
そりゃそうだ暇だし……ヒアリナとサラヒメが好き勝手な事を言ってるなぁ……
「まぁ~アイスみんなにバリアを頼むわ。他のヤツは好きにしてて良いぞ」
サラヒメが背中によじ登ってきて、背中にしがみつき……他のメンバーは座り込んで完全に休憩モードに入った。
「随分とナメられたものだな……」
完全にナメられていると感じたのか、簡単に挑発に乗ってイラッとした表情で後方で休んでいるメンバーを睨んでいた。ま~俺も同じ態度をされたらイラッとするだろうけどな。団体戦の最中に後方で寛いで休憩されたらなぁ……
「俺だけ参加すると言っただろ?他のメンバーが何してようがお前には関係ないだろ」
「お前が一人で、我々に勝てるわけがなかろう。まぁ……後悔はするなよ!」
俺が一人で戦うのは、単に少しは楽しめそうだけど……全員で戦闘すると、また一瞬で終わっちゃうからだぞ?俺一人でも一瞬だろうけど……
試合開始が告げられると同時に俺の頭上に30の赤く光る魔法陣が標的に向けられ、ファイアショットを放ち当然バリアが間に合うはずもなく全弾命中をし、団長が一人がかろうじて立っていた。団長と言うだけあって魔法の攻撃に耐性が少しあるみたいだな。
軍の練習場だが、多少の女性もいるのか歓声が上がキャーキャーと騒ぎ声が聞こえる。
「な、なんだ今のは……?」
「ご要望のファイアショットだぞ?ファイアショットも知らないのか?」
「そんなファイアショットは見た事がないぞ!詠唱を唱えていなかったぞ!?」
「そんな事は後でで良いだろ?仲間を回復させるか撤退をさせた方が良いぞ?」
「戦場でそんな事は言ってられないだろ、負傷した者は放っておけ……回復をさせた所で、また直ぐに負傷するし足手まといで邪魔なだけだ。次は俺の番だな。受け取れ……ファイアーボール!ファイアショット!」
魔法士団長が詠唱の続きを唱え出して魔法を放ってきた。ふ~ん……多重魔法か、腕は良いようだが性格、考え方が終わってるな……仲間を助けようともしないし、ファイアショットは嫌がらせなのか俺では無く、見学中で試合に参加をしていない後衛のヒアリナかアイスを狙っていたしな。なにが……戦場で、そんな事は言っていられないだよ……。戦場だったら仲間同士で助け合うのが普通だろ?ステータスを見ると帝国への忠誠は高いようだが……降格処分で再教育だな。
放たれたファイアボールとファイアショットを無効化して消し去り、団長を殴り飛ばした。
「き、貴様……この俺を殴るとは……許せん!くそっ」
手加減をして殴り飛ばしたので治癒魔法で回復して、まだ続ける気らしい……ならば、ここで……再教育でもしてやるか。それに戦場なら魔法士でも殴られ斬られるだろ?今更、何を言ってるんだコイツ。自分が魔法士団長だから殴られないとでも思っていたのか?
ファイアショットで足を打ち抜くと藻掻き苦しみ転げ回り、慌てて治癒魔法で治療を繰り返して恐怖に怯えた表情をして降伏を宣言した。
「却下だ。認めん」
「な、何を言っているんだ……こ、これは練習試合だぞ!貴様より俺は……上官だぞ!」
「何を言ってるんだ?練習試合なんだろ?練習試合に上官とか関係あるのか?上官を接待をする試合だったのか?お前は、これより一般兵だ。それに、これはすでに練習試合ではなく教育に変更する!仲間を仲間と思わずに治療をせず放置する団長だと?仲間を何だと思っているんだ?使い捨ての駒だとでも思っているのだろう?」
「お前らコイツを捕らえろ!帝国兵同士での殺意を持った攻撃や戦闘行為は重罪だぞ!」
「俺が殺意を持っていたらお前は試合開始で死んでるぞ?その言葉ををそのまま……お前に返すぞ。戦場であろうが練習試合であろうが負傷した仲間を放置する行為は殺意を持った行為だと思うが?放置していたら死ぬ事くらい分かるだろ?それも分からんのに魔法士団長だと?帝国に、お前のような師団長は要らんな」
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