給料の大半を課金に使い続けヒキニートの友人とパーティ組んでいたらゲームの世界に転生して最強になっていた。

みみっく

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戦闘経験無しでのレベルが上がる危険性とアリーナの頬の危険性。

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翌朝……

 
 ふあぁ~……ん?……あ。昨日は、アリーナと同じベッドで抱きしめ合って寝てたんだった……
 
 まだアリーナが抱きしめていて可愛い寝顔で寝ていた。それに……顔が近いって!
 
 そっとアリーナの頬にキスをしてみた……柔らかい頬に唇が触れると、ぷにゅ♡とした感触が唇に伝わってきた。
 
 何だこれ……?女の子って、こんなに柔らかいのか?これは危険だな……やみつきになりそうな良い感触だな……もう1回……良いよな?昨日だってアリーナからもキスをしてきてたし。数回キスをしてると……キスではなくアリーナの頬に、頬を着けて感触を楽しんでいた・温かくて、良い匂いがして……ぷにぷにっ♡として良い感触だ。アリーナに抱きしめられて動けないし仕方ないよな……しばらく癒されてよっと。

 
「んんっ……もぅ……ユウヤなにしてるの?おはよ~……ふぁぁ~……」

「え?あ……その……近くに顔があって、お前の……頬が柔らかくて触り心地が良かったから、ついな……」

「んん~わたしにキスしてたの?」

 
 あ……キスもしてたけど……

 
「あ……う、うん……」

「これキスじゃなくて頬擦りじゃないの?キスは~こうだよっ……」

 
 俺を抱きしめていたアリーナが俺の頬に唇を押し付けてきてた。

 
 ちゅっ♡っと音を出してキスをしてくると、柔らかな唇の感触が心地よくドキドキ……させた。それは……知ってるっての。それじゃ頬の感触を楽しめないし……もうキスはしたっての。

 
「あ、うん……」

「もお。早くやってみてっ」

 
 うわっ……キスを期待してる可愛い表情で俺を見つめてくるなよ……相手が起きてると緊張するし恥ずかしいな……。アリーナがキスをされたい頬を、こちらに向けて待っていた。

 
ちゅっ♡

 
「うわぁ♡ ユウヤにキスされちゃった♪」

 
 嬉しそうに更に、ぎゅぅ♡と抱きしめられた。

 
「ねぇ……昨日は幸せに寝れたよ♪」

 
 嬉しそうに報告してくれていたので、恥ずかしいけど話を合わせた。というか俺も幸せだったけど……女の子と一緒に寝た事がなかったし……

 
「そうだな……癒やされたし幸せだったな」

「うんうん……起きたらユウヤが頬を触ってきてるし最高だったかも~♡」

 
 それを言わないでくれ……恥ずかし過ぎるって。

 
「そ、そうか……朝食を作るとするか……」

「待ってよ~まだ、わたしは満足してないってばっ」

「は?」

「もう少しだけ~ねっ?おねが~いっ♡」

 
 ううぅ……ん……俺も勝手にアリーナが寝てる時に……勝手に癒されていたし仕方ないか。しばらくアリーナに抱きつかれたまま大人しくしていて俺も癒されていた。

 
「ユウヤも抱きしめて良いんだよ?」

「あ、う、うん……」

 
 アリーナを抱きしめていると、またアリーナがキスを頬にしてきた。
 
 いや……これ以上は無理……色々と我慢できなくなりそう。

 
「よし。朝食にしよう!」

「はぁ~い」

 
 朝食を食べ終わり、雑談をしていると驚いた表情をしてアリーナが騒ぎ出した。

 
「あっ!凄い!レベルがまた上がってる!レベルが5になってる!」

 
 昨日もレベルが上がってたよな?もうレベルが5か……アリーナの住む所のギルドでは、かなり強い冒険者になるんじゃないのか?討伐の依頼とか来るかもな……まあ、その時は俺が討伐をすれば良いか。いや……不味いか……戦闘経験無しでレベルだけ上がってるしな……

 
「おおぉ。良かったじゃん」

「何だか悪いよ~何にもしてないのに……」

「良いんじゃないの?別に違法でも悪い事をしてる訳じゃないし……俺が側に居てくれれば良いって言ってた訳だしな」

「うん♪ありがと」

「でも、他の人には言うなよ?討伐依頼とか来てもアリーナだけじゃ討伐が厳しいだろ」

「うん。秘密にする~」

 
 テントを片付けて出発をすると、帰りはアリーナのレベルが上がって移動速度、体力も上がっていて、そこから1日で町に着いた。

 
「うわ!もう町に帰ってこれたね」

「レベルが上がって移動速度も上がったからじゃないか?」

「そうだね~わたし凄い!」

「そうだな。良く頑張った!」

 
 アリーナの頭を撫でて褒めてると頬を膨らませて可愛く怒り出した。

 
「もぉ!子供扱いしないでよ~」

 
 ん?前回……頭を撫でて喜んでたのに?

 
「子ども扱いしてないし。恋人同士でも撫でるだろ?」

「え?そうなの?うわぁ……そうなんだ。じゃあ……もっと撫でて♡ねぇっ♪」

「いや……もう恥ずかしいからギルドに行くぞ」

「えぇ~ちょっと待ってよぉ~ねぇえ~!? ヒドイ!ねぇ~!ちょっと~」

 
 ギルドに入り依頼書を提出すると……受付嬢が依頼書を持って慌てて奥に行った。

 
「ん?何か問題か?」

「あ、きっと……討伐数が多すぎたんじゃない?」

「そうなのか?」

「わたしも見た事も聞いた事も無い討伐数だし……」

 
 奥からギルドのお偉いさんぽい人が出てきた。

 
「アリーナ……何だこの討伐数は?何をしたんだ?いや何が起きたんだ?」

「え?あ~……わたしは一緒に居ただけで……何もしてないです」

「それじゃ……後ろにいる彼が討伐したのか?彼一人でか?」

 
 偉そうな人に睨まれていたので返事をした。

 
「あ、はい。何か問題でも?不正はしていないぞ?」
 
 
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