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第15話 誓いのキス
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途中でレストランへ寄り昼食を食べた。
「わぁ~♪すごーい!こんな所に入るの初めてー!」
ユナちゃんが、嬉しそうに自然に腕を組んでくるのが嬉しい。
「ユナちゃん、慌てると危ないわよー」
「まぁ、初めてなら仕方ないだろ」
「そうね。うふふ……♪」
両親も嬉しそうにしているのも嬉しい。
普段通りのユナちゃんの表情で、私と同じメニューを食べて、途中で私の膝や太ももを触ってくるイタズラをして甘えてくる。ドキドキしちゃって……顔が赤くなる。
家に帰りユノちゃんとソファーに並んで座って映画を見ていると、両親も一緒に同じ映画を見て楽しく過ごせた。
まるで大好きなユノちゃんが、両親に家族と認められた気がして嬉しかった。
「お姉ちゃーんっ、飲み物飲むー?えっと……あの……パパと……ママは?」
私には普通に聞いてきて、パパとママと恥ずかしそうに呼んでモジモジして返事を心配そうに待っていて、パパとママがお互いに顔を見合わせてニコッと笑い返事を返した。
「あらーパパとママって呼んでくれるのねー。嬉しいわ♪」
「えっと……パパは……ブラックコーヒーをもらおうかな……」
「そうねーママは……烏龍茶をもらおうかしら」
「はーい♪」
嬉しそうに返事を返しているユナちゃんを見てると、なんだか……胸が熱くなりホッとして目が潤んできた。何で涙?え?慌てて顔が見えないように映画を見てる振りをして顔を隠した。
翌週の土曜日の朝に珍しく呼ばれた。え?なに?もぉ……ユナちゃんとイチャイチャしてるのにー。パパもユノちゃんと遊びたいとか?ユナちゃんに注意をして置かないとだよね!
リビングに降りていくと、パパとママがテーブル席に座っていて……緊張した。顔が二人共笑顔がなく真面目な表情をしているし……心配になってきた。
「これから、ママと二人でユナちゃんの母親に会いに行って、ユナちゃんの事を話し合ってくる」
え?何で急に?え?更に不安が押し寄せてきて手と足がガクガクと震えだした。
「え?どうして?いつの間に?ユナちゃんの家は誰も居ないと思うよ?」
「あぁ。何度か、行ってみたけれど留守だった。なので、先週の土曜日に探偵を雇って調べてもらっていたんだ」
は?いつの間に……?あぁ……土曜日に、ソワソワしてたのって探偵さんに連絡をしていたからなのかぁ……変に疑っちゃって悪かったなぁ。
パパたちが出掛けて行ったので、ユナちゃんに事情を説明をした。
「そっか……多分、勝手にして下さいっていうと思うなぁ」
「ユナちゃんは、大丈夫なの?」
「うん。その方が嬉しい!ここの家の子になりたい!」
「そっか……それを聞いて安心したよ……心配してたんだ……やっぱり本当のママと一緒に居たいって言うかもって」
「それは無いって!散々放置して……要らない子って言われてたし……」
そう言って寂しそうな表情をするので、ユナちゃんを抱きしめて頭を撫でた。
「大丈夫だよ?でも、ナデナデして……落ち着くー♪お姉ちゃんありがとー♡」
お昼すぎに、パパとママが二人共帰ってきた。
「ただいまー」
声が聞こえると、ユナちゃんと二人でリビングに降りていくと……二人の顔が怒っていたので、私達は不安になって手を繋いだ。
「全く!ヒドイ……」
「ホントよね……こんな可愛い子をあっさりと手放すなんて……」
それを聞いて私達は顔を見合わせて……ニコッっとした表情に変わった。安心いて力が抜けそうだった。
両親が二人共文句をブツブツと言ってリビングに入ったので、後を追ってリビングに入った。
「よし。二人共、安心して聞いてな。ユナちゃんは、うちで面倒を見ることになった」
詳しい事を話してくれなかったけど、それだけで十分だ。難しい話をされても分からないし。
それからは、うちの家族は結構変わった。ワタシ的には……思う所もあるけれど……!
両親が良く土日に休みを取る事と、平日も早く帰ってくるようになったのだ。それは、まぁ良いけれど……土日に家族揃って出掛けるなんて、食料品の買い出しに行くくらいだったのに……キャンプやお出かけを良くするようになった。
まぁ……3人で出掛けても、盛り上がらないっていうのも分かるけどさぁ……ちょっとヒドイよねぇ……
ユノちゃんと一緒にキャッキャ言いながら、お菓子作りをして楽しんだり……
学校から帰ると夕飯を作ってくれたりもしてくれた。初めのうちは慣れて無くて……味が濃かったり薄かったりしていたけれど美味しく出来るようになった。
ユナちゃんの心が落ち着いたので、学校へ通う事になった。それで、学校で待ち合わせをして一緒に帰ってきて、二人で交代で料理当番制にしたけど……結局、寂しくて二人で一緒にいるので、手伝ってしまうので協力して作ることになった。
この前は、キャンプでユナちゃんと山に登って冒険をしたんだよね……
迷子になりそうだったれど最高の思い出になったよ。それで……将来もずっと一緒にいようねって誓い合って、誓いのキスをしたんだぁ……♡
「これからも、ずっと一緒にいようね……ユナちゃん」
「うん。勿論、ずっと一緒にいるよ……大好きだよ……ちゅっ♡」
「いっつも、ズルいよ!二人でキスしちゃお!」
「うん。これからもずっと一緒にいるっていう誓いのキスとか?」
「それ良いっ!するー♡」
「じゃあ……誓いのキスね……」
ちゅっ♡
おわりっ♡
「わぁ~♪すごーい!こんな所に入るの初めてー!」
ユナちゃんが、嬉しそうに自然に腕を組んでくるのが嬉しい。
「ユナちゃん、慌てると危ないわよー」
「まぁ、初めてなら仕方ないだろ」
「そうね。うふふ……♪」
両親も嬉しそうにしているのも嬉しい。
普段通りのユナちゃんの表情で、私と同じメニューを食べて、途中で私の膝や太ももを触ってくるイタズラをして甘えてくる。ドキドキしちゃって……顔が赤くなる。
家に帰りユノちゃんとソファーに並んで座って映画を見ていると、両親も一緒に同じ映画を見て楽しく過ごせた。
まるで大好きなユノちゃんが、両親に家族と認められた気がして嬉しかった。
「お姉ちゃーんっ、飲み物飲むー?えっと……あの……パパと……ママは?」
私には普通に聞いてきて、パパとママと恥ずかしそうに呼んでモジモジして返事を心配そうに待っていて、パパとママがお互いに顔を見合わせてニコッと笑い返事を返した。
「あらーパパとママって呼んでくれるのねー。嬉しいわ♪」
「えっと……パパは……ブラックコーヒーをもらおうかな……」
「そうねーママは……烏龍茶をもらおうかしら」
「はーい♪」
嬉しそうに返事を返しているユナちゃんを見てると、なんだか……胸が熱くなりホッとして目が潤んできた。何で涙?え?慌てて顔が見えないように映画を見てる振りをして顔を隠した。
翌週の土曜日の朝に珍しく呼ばれた。え?なに?もぉ……ユナちゃんとイチャイチャしてるのにー。パパもユノちゃんと遊びたいとか?ユナちゃんに注意をして置かないとだよね!
リビングに降りていくと、パパとママがテーブル席に座っていて……緊張した。顔が二人共笑顔がなく真面目な表情をしているし……心配になってきた。
「これから、ママと二人でユナちゃんの母親に会いに行って、ユナちゃんの事を話し合ってくる」
え?何で急に?え?更に不安が押し寄せてきて手と足がガクガクと震えだした。
「え?どうして?いつの間に?ユナちゃんの家は誰も居ないと思うよ?」
「あぁ。何度か、行ってみたけれど留守だった。なので、先週の土曜日に探偵を雇って調べてもらっていたんだ」
は?いつの間に……?あぁ……土曜日に、ソワソワしてたのって探偵さんに連絡をしていたからなのかぁ……変に疑っちゃって悪かったなぁ。
パパたちが出掛けて行ったので、ユナちゃんに事情を説明をした。
「そっか……多分、勝手にして下さいっていうと思うなぁ」
「ユナちゃんは、大丈夫なの?」
「うん。その方が嬉しい!ここの家の子になりたい!」
「そっか……それを聞いて安心したよ……心配してたんだ……やっぱり本当のママと一緒に居たいって言うかもって」
「それは無いって!散々放置して……要らない子って言われてたし……」
そう言って寂しそうな表情をするので、ユナちゃんを抱きしめて頭を撫でた。
「大丈夫だよ?でも、ナデナデして……落ち着くー♪お姉ちゃんありがとー♡」
お昼すぎに、パパとママが二人共帰ってきた。
「ただいまー」
声が聞こえると、ユナちゃんと二人でリビングに降りていくと……二人の顔が怒っていたので、私達は不安になって手を繋いだ。
「全く!ヒドイ……」
「ホントよね……こんな可愛い子をあっさりと手放すなんて……」
それを聞いて私達は顔を見合わせて……ニコッっとした表情に変わった。安心いて力が抜けそうだった。
両親が二人共文句をブツブツと言ってリビングに入ったので、後を追ってリビングに入った。
「よし。二人共、安心して聞いてな。ユナちゃんは、うちで面倒を見ることになった」
詳しい事を話してくれなかったけど、それだけで十分だ。難しい話をされても分からないし。
それからは、うちの家族は結構変わった。ワタシ的には……思う所もあるけれど……!
両親が良く土日に休みを取る事と、平日も早く帰ってくるようになったのだ。それは、まぁ良いけれど……土日に家族揃って出掛けるなんて、食料品の買い出しに行くくらいだったのに……キャンプやお出かけを良くするようになった。
まぁ……3人で出掛けても、盛り上がらないっていうのも分かるけどさぁ……ちょっとヒドイよねぇ……
ユノちゃんと一緒にキャッキャ言いながら、お菓子作りをして楽しんだり……
学校から帰ると夕飯を作ってくれたりもしてくれた。初めのうちは慣れて無くて……味が濃かったり薄かったりしていたけれど美味しく出来るようになった。
ユナちゃんの心が落ち着いたので、学校へ通う事になった。それで、学校で待ち合わせをして一緒に帰ってきて、二人で交代で料理当番制にしたけど……結局、寂しくて二人で一緒にいるので、手伝ってしまうので協力して作ることになった。
この前は、キャンプでユナちゃんと山に登って冒険をしたんだよね……
迷子になりそうだったれど最高の思い出になったよ。それで……将来もずっと一緒にいようねって誓い合って、誓いのキスをしたんだぁ……♡
「これからも、ずっと一緒にいようね……ユナちゃん」
「うん。勿論、ずっと一緒にいるよ……大好きだよ……ちゅっ♡」
「いっつも、ズルいよ!二人でキスしちゃお!」
「うん。これからもずっと一緒にいるっていう誓いのキスとか?」
「それ良いっ!するー♡」
「じゃあ……誓いのキスね……」
ちゅっ♡
おわりっ♡
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