カルト宗教の修行 快楽とくすぐり責めに堕ちる

甲乙夫

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千聖へのくすぐり責め

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 「そろそろ千聖様から修行を再開しましょう」
 
 遥と千聖は信者に抱えられ、抵抗せず、されるがままに拘束台に拘束させられる。
 先程の修行と同じように遥と千聖の脇に、二人ずつ信者が付いた。

 「千聖様失礼しますね。」

 千聖は鼻を信者に塞がれ、空気を求め開いた口に、ボールギャグをねじ込まれる。

 「ウガッ  アウ」

 千聖は口ごもったうめき声とともに、大量の涎を垂らす。涎を少しでも垂らさないように千聖は顎を上げた。
 そんな千聖に信者は、スイッチがついたコードが繋がれた首輪をつける。首輪の内側には、鉄製の突起物がつけられていた。

 「千聖様、それでは修行を開始しますね」

 千聖を囲う女性信者二人が、千聖の脇とわき腹を左右からそっとなぞる。

 「ハウッ!」

 もともとくすぐったがりの千聖は、ボディスーツでさらに敏感になった体を、そっと撫でられた刺激を前に、体を大きく振るわせ、ボールギャグ越しに、小さくうめき声を漏らす。

「千聖様ったら、可愛らしい声たくさん聞かせてくださいね」

 信者はそう話すと、2人がかりで一斉に千聖の上半身をくすぐり始めた。

「ホハッハハハハハ!」

 部屋中がボールギャグで少し口籠った笑い声に包まれる。
 千聖の目は苦痛を訴える様に見開き、体を何度も拘束具に打ち付ける。女性信者指が這い回るように脇や脇腹に触れ、操られる様に千聖は笑い続ける。

「アハハハハハハハッ ア"ア"ー!!」

 千聖は遥に、何かを訴える様な目で見つめながら、笑い声が混じった悲鳴を上げる。

「ダメ!やめてあげて!」

 遥は苦しむ千聖を助けようと、拘束された体を揺らし、声を上げる。千聖が受けているくすぐりは、遥が今まで見たことのある、いたずらのくすぐりの範疇を超え、いたぶられるようにすら見えた。

 「ア”ア”ア”ッアアァア”!!!!!」

 千聖から笑い声が消え、ほぼ悲鳴の声しか上がらなくなった時、信者の2人は、くすぐりの手を留めた。

「フゴッ フゥ フゥ」

 千聖は顔を真っ赤に染め、必死に呼吸を整える。体中の力が抜け、拘束具に前のめりに倒れこんだ。

「こんな事して、千聖が可哀想だと思わないの!」

「修行を受けて幸運なことはあっても、可哀想なんてことありえません、それに千聖様が気絶するまでの修業が達成されると、今度は遥さんの番ですよ。」

「き……きぜつ」

 遥は絶望に染まった表情で口を広げ、千聖に視線を送る。 

 千聖を囲う信者は遥と信者の会話に笑みを浮かべながら、千聖の太ももの裏側を、左右からそっと触れる。

「フッ フアッ」

 敏感な場所をそっと触れられ、直前に受けた強烈なくすぐり責めが、脳内にフラッシュバックする。焦らされるように触れられるたび、わずかに声を漏らし、押し寄せる恐怖から逃れるように、両手をぎゅっと握りしめて、耐える。
 30秒ほど焦らされ、いつくるのか、不安がピークに達した時、千聖を囲う信者が千聖の鼠蹊部から太ももを激しくくすぐった。

「アハハハハハハハ!!!!!!!ウガッウガァア!!!」

 千聖の体が幾度となく震えだし、千聖は何度も中止を懇願しようと声を上げるも、口内に入れこまれたボールギャグがただのうめき声に変える。 中止を求める為、藁にも縋る思いで必死に首を横に振るも、信者たちは、千聖の思いを踏みにじるように、体全体をくすぐり始める。

「ハハハハハ!!!ウハハハハハハハ!!!!」

 千聖は止めることを呼び掛ける事すらできない地獄のような状況で笑い続ける。千聖の顔は、涙と鼻水と涎があふれ出し、顎から大粒の液体が垂れ続ける。
 千聖をくすぐる女性信者は、千聖の苦痛混じりの笑顔を見ながら、千聖の首輪につながるコードのスイッチを押した。

「 ア"ア"ア"ーーーー!!!!!」

 千聖に着けられた首輪から、強烈な電流が流れた。千聖は自らの首に、太い針が、数十本と突き刺されたかのような激痛を感じた。
 千聖の体がのけぞるように硬直し、耳がつんざくような悲鳴を上げ、目から大粒の涙が零れた。

「ち ちさとに何をしたの?」

「くすぐりを長時間行うとくすぐりに慣れてしまいます。それを防ぐために、首輪から電流を流しているのです。」

「いくら何でもひどすぎる」

 遥のつぶやきを女性信者は鼻で笑い返す。千聖から悲鳴の声が止まり、頭をたれ、数回呼吸した直後、千聖はもう一度、くすぐりによる地獄に落とされる。

「アハハハハハハハ!」

 千聖は、必死の形相で大声を上げ笑い続ける。遥は千聖が、強烈な痛みを与えられた直後、指先一つで狂わせられ続ける姿を見て、子供がおもちゃで、乱暴に遊んでいるように思えた。さらに数分間くすぐられ続けた千聖は、数秒おきに無理やり声を吐き出すような笑い声に代わっていた。

「アガッ ガッ!」

 顔が苦痛で歪み、目はほとんど白目をむき始めていた。気絶しそうな千聖の姿を見て信者はくすぐりの手を止める。

「ファ ハァ ハァ」

数秒間呼吸に専念させた後、千聖をまたくすぐりの世界に落とす。

「ハハハハハハハハ!!!」

 簡単に気絶させないがために行われた行為は、千聖に少しでも苦痛を与えるため、信者が計算しながら行われた。壊れたかのように笑い続ける千聖に、首元から電流を流す。

「アアア"ア"!!!!」

 千聖は首輪から強力な電流を流され、目から大量の涙を流しながら、叫び声を上げる。
 
 千聖はその後、くすぐりと通電、数秒ばかりの休憩を、1時間もの間、何度も繰り返し受け続けた。
 
 「これ以上やると千聖様の命に関わりますし、そろそろ気絶させますか」

 「そうですね」

 信者はそういうと、声が枯れ、ほとんど笑い声が出なくなった千聖をくすぐりで追い込む。

「ア" ッ!   ア"!」

 千聖は顎を大きく突き上げ、天井を見据え、激しく痙攣する。その後頭を垂らし、くすぐりぐられても、全く反応しなくなった。

「無事修行が達成されましたね」

 信者たちは千聖の拘束具を慎重に外し、抱き抱え、床に横にさせる。
 千聖の目は完全に白目を剥き、ボディスーツは大量の汗と失禁で、水浸しになったかのように濡れ、小刻みに揺れる体から湯気が登り、千聖の汗や尿、愛液や涎など、様々な体液が混じった独特の異臭が、部屋中に立ち込める。
 信者は千聖のボールギャグを外した後、電流を流し、無理やり覚醒させる。

「アア"ッ」

寝ぼけたように目覚めた千聖に信者はむせないように少しずつ水を飲ませた。

「では医務室に千聖様を連れて行きましょう。」

 信者は千聖を担架に乗せ、部屋の外に連れ出した。
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