120 / 142
何も無い中のヒトトキ
5
しおりを挟む
菊原先輩の手料理を皆で食べた後、休憩として遊びに出た。
最初はまた勉強するという話だったが梨衣が限界突破したらしく壊れ始めたため急遽遊ぶことにした。
「う~みだ~!」
梨衣!せめて日焼け止め塗ってから…っ、うわっ!?」
「そういう玲衣も日焼け止め塗らないと赤くなっていたくなるよ」
「ちょっ、亜月…っ」
「あれ…もう赤い……そんなに日に出てたっけ?」
「~~……っ!ニヤニヤしながら言うな!」
「バカップルは放置しとこ~ゆ~私に日焼け止め塗って~」
「あ、うんいいよ」
「悠に日焼け止め塗ってからな」
「じゃ~塗りっこしよ~!」
海に行くと言ってから梨衣の元気が半端じゃない。
やっぱり途中途中で気晴らしに遊ぶことも大切なんだと分かった。
…特に梨衣に対しては。
梨衣が言っていたように菊原先輩と玲衣は放置して俺は梨衣に日焼け止めを、和哉は俺に日焼け止めを塗った。
「かずは日焼け止めいいの~?」
「俺は黒くなるだけだからな」
「そ~なんだ~便利な体~」
「便利ってなんだ」
「いいな~私も黒くなりた~い」
「どうして?」
「ゆ~は白いよね~でもさ~黒い方が健康的に見えない~?白すぎてもいい事ないし~」
「そんな事ないよ。白くても黒くても梨衣は梨衣なんだし!印象は変わるけど今見てもすごく健康的な肌だよ」
「ゆ~……なんていい子なの~!……あうちっ!」
「悠に抱きつくな」
俺に飛びかかろう(?)としていた梨衣を、和哉が跳ね除けて自らの元に引き寄せた。
上裸にぴとりとくっついたため、ドキッとした。
……しっかりした筋肉だな。
そっと和哉の匂いを嗅ぎながら和哉と梨衣の言い合いを聞いていた。
最初はまた勉強するという話だったが梨衣が限界突破したらしく壊れ始めたため急遽遊ぶことにした。
「う~みだ~!」
梨衣!せめて日焼け止め塗ってから…っ、うわっ!?」
「そういう玲衣も日焼け止め塗らないと赤くなっていたくなるよ」
「ちょっ、亜月…っ」
「あれ…もう赤い……そんなに日に出てたっけ?」
「~~……っ!ニヤニヤしながら言うな!」
「バカップルは放置しとこ~ゆ~私に日焼け止め塗って~」
「あ、うんいいよ」
「悠に日焼け止め塗ってからな」
「じゃ~塗りっこしよ~!」
海に行くと言ってから梨衣の元気が半端じゃない。
やっぱり途中途中で気晴らしに遊ぶことも大切なんだと分かった。
…特に梨衣に対しては。
梨衣が言っていたように菊原先輩と玲衣は放置して俺は梨衣に日焼け止めを、和哉は俺に日焼け止めを塗った。
「かずは日焼け止めいいの~?」
「俺は黒くなるだけだからな」
「そ~なんだ~便利な体~」
「便利ってなんだ」
「いいな~私も黒くなりた~い」
「どうして?」
「ゆ~は白いよね~でもさ~黒い方が健康的に見えない~?白すぎてもいい事ないし~」
「そんな事ないよ。白くても黒くても梨衣は梨衣なんだし!印象は変わるけど今見てもすごく健康的な肌だよ」
「ゆ~……なんていい子なの~!……あうちっ!」
「悠に抱きつくな」
俺に飛びかかろう(?)としていた梨衣を、和哉が跳ね除けて自らの元に引き寄せた。
上裸にぴとりとくっついたため、ドキッとした。
……しっかりした筋肉だな。
そっと和哉の匂いを嗅ぎながら和哉と梨衣の言い合いを聞いていた。
2
お気に入りに追加
551
あなたにおすすめの小説



お前が結婚した日、俺も結婚した。
jun
BL
十年付き合った慎吾に、「子供が出来た」と告げられた俺は、翌日同棲していたマンションを出た。
新しい引っ越し先を見つける為に入った不動産屋は、やたらとフレンドリー。
年下の直人、中学の同級生で妻となった志帆、そして別れた恋人の慎吾と妻の美咲、絡まりまくった糸を解すことは出来るのか。そして本田 蓮こと俺が最後に選んだのは・・・。
*現代日本のようでも架空の世界のお話しです。気になる箇所が多々あると思いますが、さら〜っと読んで頂けると有り難いです。
*初回2話、本編書き終わるまでは1日1話、10時投稿となります。

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

手の届かない元恋人
深夜
BL
昔、付き合っていた大好きな彼氏に振られた。
元彼は人気若手俳優になっていた。
諦めきれないこの恋がやっと終わると思ってた和弥だったが、仕事上の理由で元彼と会わないといけなくなり....


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる