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特に何も無い日々
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ゴールデンウィークも集まって勉強会をしていた。
「も~!は~げ~るぅ!」
「女の子が禿げるって言わない!」
「じゃ~れ~がはげるぅ?」
「なんでそうなる!?」
「もう…梨衣は集中力続かないからって玲衣をいじめないの。少し休憩するかぁ」
「ゆ~!いい案ですね~!きゅ~け~!」
俺は呆れながらも甘いチョコをカバンの中から取り出す。
「ほら、梨衣あーん」
「あ~…んっ!あまぁぁい!おいし~!」
頬をおさえながら甘いを連発する。
「悠俺もあーん」
「和哉も?もう……はい、あーん」
「甘いな」
包み紙を取って和哉の口に放り込む。
和哉は微笑みを返し、少しドキッとした。
ほんの少しだけ。
もし和哉の運命の番が現れたら俺はどうすればいいのかなんて不安を振り払うくらいの微笑みを、和哉は与えてくれた。
「も~!は~げ~るぅ!」
「女の子が禿げるって言わない!」
「じゃ~れ~がはげるぅ?」
「なんでそうなる!?」
「もう…梨衣は集中力続かないからって玲衣をいじめないの。少し休憩するかぁ」
「ゆ~!いい案ですね~!きゅ~け~!」
俺は呆れながらも甘いチョコをカバンの中から取り出す。
「ほら、梨衣あーん」
「あ~…んっ!あまぁぁい!おいし~!」
頬をおさえながら甘いを連発する。
「悠俺もあーん」
「和哉も?もう……はい、あーん」
「甘いな」
包み紙を取って和哉の口に放り込む。
和哉は微笑みを返し、少しドキッとした。
ほんの少しだけ。
もし和哉の運命の番が現れたら俺はどうすればいいのかなんて不安を振り払うくらいの微笑みを、和哉は与えてくれた。
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