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クラス
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特に何も無い、日常的な日…だと思ってた。
いつものように準備をして、抑制剤を念の為飲んでから和哉のお迎えで学校に行く。
発情期が近いから抑制剤を飲んでいるが、少し気を抜いてしまったのかもしれない。
「……っ、……?」
授業中、少しだけ心臓がいつもよりドクドクと波打つ。
これはやばい、と思った瞬間腕を引かれた。
「悠、大丈夫か」
「ぁ……和哉……っ」
一応番だから周りに影響はない。
しかし、番である和哉には影響を及ぼす。
まだ理性のある頭で和哉を見ると、俺の匂いにやられているのか、息が荒い。
「ごめ……っ、和哉……」
「取り敢えず授業抜けるぞっ」
和哉が俺を抱き上げ、先生に授業退出すると告げた。
クラスは多分、和哉と俺の反応で理解したと思う。
抑制剤を飲んでいても発情期は来る。
それが少し厄介だなと思う。
和哉をチラリと見て心の中でごめんねと謝った。
いつものように準備をして、抑制剤を念の為飲んでから和哉のお迎えで学校に行く。
発情期が近いから抑制剤を飲んでいるが、少し気を抜いてしまったのかもしれない。
「……っ、……?」
授業中、少しだけ心臓がいつもよりドクドクと波打つ。
これはやばい、と思った瞬間腕を引かれた。
「悠、大丈夫か」
「ぁ……和哉……っ」
一応番だから周りに影響はない。
しかし、番である和哉には影響を及ぼす。
まだ理性のある頭で和哉を見ると、俺の匂いにやられているのか、息が荒い。
「ごめ……っ、和哉……」
「取り敢えず授業抜けるぞっ」
和哉が俺を抱き上げ、先生に授業退出すると告げた。
クラスは多分、和哉と俺の反応で理解したと思う。
抑制剤を飲んでいても発情期は来る。
それが少し厄介だなと思う。
和哉をチラリと見て心の中でごめんねと謝った。
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