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和哉からのお誘い side悠
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2年の秋になり寒くなってきた時期、俺は呆然と和哉の話を聞く。
事の発端は3分前。
「なぁ悠」
「ん、何?」
もうすぐ秋の小テスト祭(本当にこんな名前でテストがある…)がある為教室で和哉と勉強していた。
和哉に話しかけられて悠は書いていた手を止め和哉を見る。
「俺の部屋に越してこない?」
「…え?」
「番同士だし同棲は許されてるからさ、俺の部屋に来てよ」
俺は何を言われているのか。
番と言えどαの部屋で一緒に居る人は割と少ない。
αが嫌がったりΩが嫌がったりと理由は様々だ。
俺なんて特に、運命の番を探している和哉の部屋に行くなんて以ての外。
だから俺は断ろうとした。
「いや…俺達はこの距離がいいかなって…」
「どうして?もし悠が発情期になってもすぐに対処できるよ?だからさ、俺の部屋に越してきてよ」
そこまで言われたらもう断れないよ…。
ただし、俺は条件をつけさせてもらった。
いち、荷物は最低限しか持っていかないこと。
に、発情期近くになったら半同棲する。
さん、和哉が命令したとしても荷物全て持っていくことはない。
その3つを条件付けた。
「…どうして」
「どうしても。これを誓えないのであれば現在と同じでこのままに居させてください」
「……わかったよ」
たっぷり5秒くらい間があったが返答が来た。
そして俺と和哉の半同棲生活が始まった(?)。
事の発端は3分前。
「なぁ悠」
「ん、何?」
もうすぐ秋の小テスト祭(本当にこんな名前でテストがある…)がある為教室で和哉と勉強していた。
和哉に話しかけられて悠は書いていた手を止め和哉を見る。
「俺の部屋に越してこない?」
「…え?」
「番同士だし同棲は許されてるからさ、俺の部屋に来てよ」
俺は何を言われているのか。
番と言えどαの部屋で一緒に居る人は割と少ない。
αが嫌がったりΩが嫌がったりと理由は様々だ。
俺なんて特に、運命の番を探している和哉の部屋に行くなんて以ての外。
だから俺は断ろうとした。
「いや…俺達はこの距離がいいかなって…」
「どうして?もし悠が発情期になってもすぐに対処できるよ?だからさ、俺の部屋に越してきてよ」
そこまで言われたらもう断れないよ…。
ただし、俺は条件をつけさせてもらった。
いち、荷物は最低限しか持っていかないこと。
に、発情期近くになったら半同棲する。
さん、和哉が命令したとしても荷物全て持っていくことはない。
その3つを条件付けた。
「…どうして」
「どうしても。これを誓えないのであれば現在と同じでこのままに居させてください」
「……わかったよ」
たっぷり5秒くらい間があったが返答が来た。
そして俺と和哉の半同棲生活が始まった(?)。
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