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どうしようもない日々 side悠

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それからの事は覚えてない。
和哉が、すごかった……と言うくらいにはやばかったらしい…。
あああ!やってしまった…っ!
やっぱり抑制剤飲めばよかったっ!
そんなことを言っても後の祭り。
後悔先に立たず。
発情期が終わる頃にようやく正気に戻り、1人で大暴れ。

「悠本当に覚えてないのか?」
「覚えてない……あの、その…き、気持ちよかった……事しか……」

顔を赤くしながら気持ちよかった、の所だけ声を小さくする。

「そうなのか…今度また来たらカメラにでも…」
「やめて!これ以上俺の醜態晒さないでっ!」
「冗談だよ」

笑いながら言う和哉に俺は思った。
それ絶対冗談に聞こえないから!

「あ…」
「ん?…ああ、出てきた」

フルフルと怒りに震えていると力み過ぎたのか吸収できなかった和哉の精子が出てきた。

「お、お風呂っ」
「連れてってやる。ついでに一緒に入っちまおうか」

またお姫様抱っこをされてしまった…。
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