たとえ運命の番じゃなくても

暁 紅蓮

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どうしようもない日々 side悠

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和哉の部屋の前に立ち止まる。
インターホンを押す寸前で止まる。
…押していいの?いや、押さなきゃ入れないし意味ないのはわかるんだけど!
…いいのかな?
悩んでいると急に扉が開いた。

「ひっ!?」
「インターホン鳴らせばいいのに」

笑いながらでてきた和哉に俺は睨みをきかせた。

「めちゃくちゃ驚いたじゃん!」
「インターホン押さずに何分も突っ立てるからだろ?」
「押していいのかなって思って」
「押さなきゃ意味ないよ。玄関で立ち話もなんだから入ってよ」
「お邪魔します…」

‪α‬の部屋は1人にしては広かった。
俺らΩは4、5人で一部屋だが、その広さとほぼ一緒だろう。
玄関入ってすぐの右側についている扉がトイレ。
トイレの正面扉がお風呂。
廊下を奥に進み、磨りガラス式の扉を開くとリビング的な部屋だった。

「ここのソファーに座っていいよ」
「失礼します…あ、フワフワ…」
「親が送ってきた。悠が喜んでくれて良かった」
「そうなんだ…俺ここで寝られる」
「ベッドで一緒に寝ようよ」

突然のお誘いに俺は固まった。

「…え?」
「発情期になったらそれ所じゃないからいいけどな」

取り敢えずニヤリと笑ってる和哉を睨みました。
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