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その裏には… side玲衣
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GWが明け、また学校が始まった。
「かずおはよ~。…難しい顔してどーした?」
「おはよ…」
クラスに入り自分の席に着く。
和哉と俺は席が隣だ。
和哉は先に来ていたらしく、自分の席に着いていたが考え事をしているようだ。
「いや…、あのさ、玲衣にこんな事聞くのはおかしいとは思ってるんだが…」
「ん?なんでも言ってくれ」
「……悠お前らの所で寝てた?」
「…あぁ、寝てたね。部屋に誰もいなくて寂しかったみたいだよ」
敢えて確信に触れない程度に答える。
「…だよなぁ……」
「俺はそうは言っても悠に言ったんだよ。αは匂いに敏感って。でもどうしても1人は嫌だったみたいだね」
「…だったら俺に頼ってくれれば良かったのに」
「番だもんな。頼って欲しいよな~」
「どうすれば悠は頼ってくれるのか…」
和哉がそう呟くと同時にチャイムが鳴ってしまった。
「…まぁでも、今の関係である限り無理だと思うぞ」
「ん?何か言ったか?」
「いや、別に何でもない」
チャイムの後すぐに入ってきた教科担当に気を取られたのか上手く聞き取れなかったらしい。
まぁ俺が入るほどでもないか。
そう思い、何も言わずに話は終わった。
「かずおはよ~。…難しい顔してどーした?」
「おはよ…」
クラスに入り自分の席に着く。
和哉と俺は席が隣だ。
和哉は先に来ていたらしく、自分の席に着いていたが考え事をしているようだ。
「いや…、あのさ、玲衣にこんな事聞くのはおかしいとは思ってるんだが…」
「ん?なんでも言ってくれ」
「……悠お前らの所で寝てた?」
「…あぁ、寝てたね。部屋に誰もいなくて寂しかったみたいだよ」
敢えて確信に触れない程度に答える。
「…だよなぁ……」
「俺はそうは言っても悠に言ったんだよ。αは匂いに敏感って。でもどうしても1人は嫌だったみたいだね」
「…だったら俺に頼ってくれれば良かったのに」
「番だもんな。頼って欲しいよな~」
「どうすれば悠は頼ってくれるのか…」
和哉がそう呟くと同時にチャイムが鳴ってしまった。
「…まぁでも、今の関係である限り無理だと思うぞ」
「ん?何か言ったか?」
「いや、別に何でもない」
チャイムの後すぐに入ってきた教科担当に気を取られたのか上手く聞き取れなかったらしい。
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そう思い、何も言わずに話は終わった。
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