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新しいクラス side悠
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もう帰る時間になる。
ご飯も食べ終わったし、今から乗るとしても1つしか乗れないだろう。
閉園時間が迫っていた。
「…ね、和哉」
「ん?」
「帰ろうか」
「まだ時間的に1つは乗れるけど…いいのか?」
「うん。どれに乗るか迷って多分乗れなくなるから…十分楽しんだし!」
「そう?じゃあ帰るか」
俺はそっと和哉の手に自分の手を重ねる。
和哉はこっちを見たが、何も言わずに握り返してくれた。
寮まで手を繋いでいたが、部屋の場所が違うため離した。
「ここまででいいよ。今日は楽しかった。誘ってくれてありがとうね」
「ん。じゃあまたな」
「うん」
和哉を最後まで見送り、部屋に入る。
まだ同居している人達は実家にいるのか、荷物は1つもなかった。
「…梨衣玲衣と遊ぼうかな」
俺はスマホを取り出し、3人のグループに連絡した。
ご飯も食べ終わったし、今から乗るとしても1つしか乗れないだろう。
閉園時間が迫っていた。
「…ね、和哉」
「ん?」
「帰ろうか」
「まだ時間的に1つは乗れるけど…いいのか?」
「うん。どれに乗るか迷って多分乗れなくなるから…十分楽しんだし!」
「そう?じゃあ帰るか」
俺はそっと和哉の手に自分の手を重ねる。
和哉はこっちを見たが、何も言わずに握り返してくれた。
寮まで手を繋いでいたが、部屋の場所が違うため離した。
「ここまででいいよ。今日は楽しかった。誘ってくれてありがとうね」
「ん。じゃあまたな」
「うん」
和哉を最後まで見送り、部屋に入る。
まだ同居している人達は実家にいるのか、荷物は1つもなかった。
「…梨衣玲衣と遊ぼうかな」
俺はスマホを取り出し、3人のグループに連絡した。
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