たとえ運命の番じゃなくても

新しいクラス side悠

5

実家から寮に戻ってきた俺は特にやることも無くボケーッと一日を過ごしていた｡
ボケーッとしている時､連絡が来た｡

「…誰……和哉……？」

内容的には遊ぼうということ｡
しかし場所が問題だ｡

「遊園地…？マジで……？」

遊園地には小さい時に行っていた｡
しかし記憶にないくらい小さく､最近はしょーが忙しくて遊びに行く暇がなかった｡

「…取り敢えず……大丈夫､暇だからいつでも…と……」

でもいつぶりだ？
話的には小学一年までか？
友達とも行ったことないし行こうとも思わなかったからな…｡
でも和哉と行けるのは嬉しい！
楽しみだ…｡

明後日行くことになり､俺はドキドキが止まらなかった｡