溺愛オメガバース

暁 紅蓮

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パンケーキ

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「美味しかったぁ!」
皐月と奈弥と燐の3人で全て平らげ、跡形もなくパンケーキは消えた。
「よく食えるな…」
「甘いものは正義…甘いものは別腹…っ!」
珍しく燐が力説を称え、キラキラと目を輝かせ言った。
「燐本当昔から甘いもの好きすぎ」
美羽がクスクス笑いながら言うと燐は少し顔を赤らめ言った。
「美羽が誘っても食べないからよ」
「だって燐が美味しそうに食べるんだもん。αの私からしたらもっと食べて欲しいね。燐細すぎて折れそう」
そう言って美羽は燐の腰を鷲掴みした。
「ひぃあぁっ!」
「ほら!見て!皐月ちゃんも奈弥ちゃんも細いけど燐も細っこいの!Ωは子どもを産むのにこんなんで耐えられるの?ありえない。体の作りどうなってんの」
そう言いながら美羽は鷲掴みにしている手を止めることはしなかった。
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