溺愛オメガバース

暁 紅蓮

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何とも言えない

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それから授業が始まる3分前まで勉強会が続いた。
「ありがとう!多分追試は免れるはず!」
「さっちゃんもありがとね!」
「あ、うん!」
皆自分のクラスや席に戻って行った。
「あいつらクラスにも頭いいヤツいるだろ」
「でも翔の説明分かりやすいよ?だから翔の所に来るんじゃないかな?」
皐月は少し嬉しそうに話した。
「皐月がそう言ってくれるなら自信が持てる」
翔は微笑んだ。
「…っ!」
皐月は顔を赤くした。
「あれ、顔赤いけどどうした?」
ニヤニヤとしながら翔が言ってきた。
「う、うるさいぞっ!」
皐月はムッとして翔を小突いた。
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