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櫻花荘に吹く風~201号室の夢~ (21)
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これは俺も同じなんだけど、施設での生活が長かったせいもあるのか、部屋だったり収納だったりを乱雑なままにはしておけない性分だ。共同生活のルールが身に染みているから、割と部屋は綺麗に片付いているのだ。
それに北斗は見た目と違ってそれほど浪費はしていないから、物も増えないのかもしれない。結構稼ぎはあるくせに、使わない理由のひとつは思い当たる。
北斗が毎月施設に寄付を持って来てくれているというのが、俺も知っている理由のひとつだ。月に一度、北斗が持って来るケーキを食べられる事が、当時はすごく嬉しくて待ち遠しかった。
「座れよ、コーラで良いか?」
「あっ、うん」
私物の小さな冷蔵庫からペットボトルを取り出した北斗に、頷きを返して腰を下ろす。
相変わらずのスーツの多さに驚く俺に、北斗が苦笑を浮かべるのが分かる。
でも無理もないだろう? 俺なんてホリさんと初めて会った時に着ていた一着しか、スーツと呼べるような服は持ってない。着る予定があるわけじゃないから、この先増えるってことも無さそうだ。
「で?」
「ん?」
「話あるんだろ?」
そうだった。驚きが先に立って、当初の目的を忘れるところだった。
手にしていたペットボトルをテーブルに置き、慣れない正座の姿勢を取った俺に、目の前の北斗が怪訝な顔で身構えた。
「えーっと……大輔さ、何でみっちゃんと付き合ってんの?」
「はあ?」
俺としては真剣に聞いたつもりだったんだけど、怪訝な顔は呆れた顔に変わった。
そんなに変な質問だったかな?
「みっちゃんも大輔も男じゃん? 男を好きになるって、どんな感じなの?」
「どんな、って……お前――」
「つうか、好きとか愛してるとか、それってどんななの? 友情とは違うもん?」
始めは俺がふざけていると思っていたのかもしれないけれど、次々に問いを繰り出す俺に、北斗が待てと両手の平を向けて寄越す。
どうやら俺が真面目に質問している事は、北斗にも伝わったらしい。
「どうしたんだよ、お前が急にそんなこと言い出すなんて」
「んー……俺さ、分かんないんだよねえ……大輔だって分かるだろ? 俺なんてさ、親の顔も知らないし、誰かを好きになってずっと一緒にいるとか……その好きってのはさ、どうやったら分かるもんなの?」
北斗が戸惑っているのは見れば分かる。でも俺も、これで結構いっぱいいっぱいなのだ。
本当に悩んでいるからこそ、北斗を、大輔を頼った。
「どうやってって言われてもなあ」
「第一大輔達はさあ、どっちも男なわけじゃん? 悩んだりしなかったの?」
「悩んだりか……」
「うんっ!」
困った風に腕組みをしながらも、俺の問い掛けを真剣に受け止めてくれている大輔の様子に、実は少しホッとしていた。
大輔なら絶対に馬鹿にしたりしない、そう信じてはいたけれど、実はちょっとだけ、不安だったんだ。
「悩みはしなかったな。だって俺、女は駄目だからさ」
「……え?」
ひと言も聞き漏らすまいとしていた俺は、その答えに拍子抜けしてしまった。
だって、俺が知っている北斗、いや大輔は、中学の頃には既に女と経験していたし、今だって実際ホストなんて職業に就いているのに……女は駄目?
俄かには信じられない答えに、それ以上の言葉を紡げずにいるというのに、当の本人は「お前知らなかったっけ?」と悪びれる様子もない。
「俺さ……母親が最悪だったせいか、女とはどうしても恋愛出来ねえんだよ」
そう言って大輔は簡単にではあるけれど、一度出たはずの施設に、僅かな期間戻って来たその理由を話してくれた。
初めて聞いたその話に、すげえ腹が立ったし、すげえ悔しくなった。
「――ごめん、俺、知らなくて……」
「そりゃ話してないから知らないのは当然だろ? それに、その時の俺があったから、今の俺がいるんだし……そのおかげで観月とも出会えたんだから、人生も捨てたもんじゃねえって」
そう口にして微笑む大輔は、本心を告げてくれていると分かる、穏やかで、幸せそうな顔をしていた。
「大輔、今幸せなんだ?」
「ん? ……そうだな、生まれて来た事は無駄じゃなかったんだって、思えるようになった位には、幸せだよ」
気負うでもなく告げる北斗が、羨ましかった。
「何で――どうして、そんな風に思えるようになったんだよ? そんなにみっちゃんって、大輔にとって特別なの? 俺とか園長とか、春ちゃん達に対する気持ちと、何が違うの? 分っかんねえよ……」
静かに、けれど力強く言い切った大輔の声音と比べ、自分の口から発せられた声の弱々しさに、自分自身が驚いた。
同じ施設で育ったのに、どうしてこんなにも違うのだろう。
何で俺には分からないんだろう。
「なあ良太……お前さ、好きな奴が出来たんだろ?」
「え?」
落ち込む俺に対して唐突に問い掛けられたその言葉に、返す言葉を失った。
「……例えば、だぞ? 俺も、ちゃんとした家庭の幸せとか、知らないからさ。偉そうには言えないけど……お前だったり、春ちゃんを始めとする櫻花荘の人達って、俺にとっては家族だと思ってる」
「家族――」
「うん。家族だから、落ち込んだり、悲しんでたりする顔は見たく無いし、何かあったら助けになりたいっても思う。でも……みっちゃんは、観月に対する想いってのは、それだけじゃ収まらないんだよな」
分かるか? と苦笑を浮かべた大輔に聞かれて、今言われた事を胸の内で反芻してみた。分かるような、分からないような。
そんな感情が顔に出ていたのだろう。
俺を見つめる大輔が、小さく笑った。
「お前らに感じてる想いってのは、俺にとっては家族愛、なんだよ」
「家族愛……?」
「ホリに対して持ってるような想いは、友愛……さっきお前が言ったように、友情だ」
それは、分かるような気がする。
俺にとっても櫻花荘の皆には、施設の仲間達とも違う想いを持っている。ここは俺にとって、家であって家でなかったあの施設とは違う、心から寛げる場所に、いつの間にかなっていた。
「じゃあ……みっちゃんは? 俺達との差って、何なの?」
「俺の全てを預けられる存在で、相手の全てを受け入れられる……それが、おれにとっての観月だな」
「全て? え? 意味分かんねえ……」
曖昧過ぎて分からない。
自慢じゃないけど、俺はそんなに利口じゃないから、遠回しな表現をされても理解なんて出来ない。すっきりとしないばかりか、もやもやとしたものが余計に積み重なっていっているようで、頭を掻き毟りたくなってくる。
「寄り掛かるっていうんじゃなくて、背中を見せられるって言えばいいかな? 俺が持ってる弱い部分も、お前らには見せられないようなどろどろした部分も……観月になら俺は全部見せられる」
「大輔――」
「それと同じで、俺は多分、観月のどんな顔を見せられても平気だって思える。それに……これは本人には絶対秘密な? 俺さ、観月のことすげえ尊敬してんのよ」
「尊敬って?」
「人間として、かな? 観月にも、俺の事を少しでもそんな風に想ってもらいたいって思うから、俺ももっと頑張ろうって気になるし、成長したいって思える。お互いに認めて認められる関係って、良いと思わないか?」
俺が理解出来るようにと、噛み砕いて説明してくれる大輔の、言わんとしている事が、少しだけ分かったような気がした。
「みっちゃんが、大輔にとって大事な存在だって事は、分かった……でもさ、みっちゃんは? 大輔が想う位、想ってくれてる?」
「あー……そうきたか」
俺にとっては素朴な疑問、ってやつだったんだけど、それに対して大輔が参ったと苦笑を浮かべる。
「だってさー、自分だけがって、虚しくねえ?」
「虚しく、かあ……でも、それが好きって事なんじゃないか?」
「どういう意味?」
簡単な言葉のようでいて、難しい。
だったらもういいや、って事にはならないのか?
「認めてもらいたいって思うし、幸せだって感じて欲しい。その為に自分が出来る努力だったら、どんな事でも出来る」
「どんな事でも……」
「好きだから頑張れる事って、あるだろ? 俺と一緒にいる事で、観月が幸せだって思う瞬間があって、笑顔を見せてくれて、俺を頼ってくれる。そんな時間が持てるなら、それまでの努力なんて、本当にちっぽけなもんだって思える」
「……大輔、何か格好いいな」
これまでこんな風に恋愛の話なんてした事は無かった。だからこそ新鮮だったし、驚きもあったけど……迷い無く告げる大輔は、マジで格好良かった。
「俺が格好良く見えるんだとしたら、それはきっと観月のおかげだな」
「みっちゃんの?」
「俺らの場合って、男対男だろ? だからさ、どっちかだけが依存しちまったら、すぐに終わっちまうんじゃないかと思う。お互いにリスペクトする部分が二人の関係の中には確かにあって、高め合っていける。恋人ってだけじゃなく、パートナーなんだよ。人生を懸けた、パートナー」
その言葉が、妙に心に響いた。
それに北斗は見た目と違ってそれほど浪費はしていないから、物も増えないのかもしれない。結構稼ぎはあるくせに、使わない理由のひとつは思い当たる。
北斗が毎月施設に寄付を持って来てくれているというのが、俺も知っている理由のひとつだ。月に一度、北斗が持って来るケーキを食べられる事が、当時はすごく嬉しくて待ち遠しかった。
「座れよ、コーラで良いか?」
「あっ、うん」
私物の小さな冷蔵庫からペットボトルを取り出した北斗に、頷きを返して腰を下ろす。
相変わらずのスーツの多さに驚く俺に、北斗が苦笑を浮かべるのが分かる。
でも無理もないだろう? 俺なんてホリさんと初めて会った時に着ていた一着しか、スーツと呼べるような服は持ってない。着る予定があるわけじゃないから、この先増えるってことも無さそうだ。
「で?」
「ん?」
「話あるんだろ?」
そうだった。驚きが先に立って、当初の目的を忘れるところだった。
手にしていたペットボトルをテーブルに置き、慣れない正座の姿勢を取った俺に、目の前の北斗が怪訝な顔で身構えた。
「えーっと……大輔さ、何でみっちゃんと付き合ってんの?」
「はあ?」
俺としては真剣に聞いたつもりだったんだけど、怪訝な顔は呆れた顔に変わった。
そんなに変な質問だったかな?
「みっちゃんも大輔も男じゃん? 男を好きになるって、どんな感じなの?」
「どんな、って……お前――」
「つうか、好きとか愛してるとか、それってどんななの? 友情とは違うもん?」
始めは俺がふざけていると思っていたのかもしれないけれど、次々に問いを繰り出す俺に、北斗が待てと両手の平を向けて寄越す。
どうやら俺が真面目に質問している事は、北斗にも伝わったらしい。
「どうしたんだよ、お前が急にそんなこと言い出すなんて」
「んー……俺さ、分かんないんだよねえ……大輔だって分かるだろ? 俺なんてさ、親の顔も知らないし、誰かを好きになってずっと一緒にいるとか……その好きってのはさ、どうやったら分かるもんなの?」
北斗が戸惑っているのは見れば分かる。でも俺も、これで結構いっぱいいっぱいなのだ。
本当に悩んでいるからこそ、北斗を、大輔を頼った。
「どうやってって言われてもなあ」
「第一大輔達はさあ、どっちも男なわけじゃん? 悩んだりしなかったの?」
「悩んだりか……」
「うんっ!」
困った風に腕組みをしながらも、俺の問い掛けを真剣に受け止めてくれている大輔の様子に、実は少しホッとしていた。
大輔なら絶対に馬鹿にしたりしない、そう信じてはいたけれど、実はちょっとだけ、不安だったんだ。
「悩みはしなかったな。だって俺、女は駄目だからさ」
「……え?」
ひと言も聞き漏らすまいとしていた俺は、その答えに拍子抜けしてしまった。
だって、俺が知っている北斗、いや大輔は、中学の頃には既に女と経験していたし、今だって実際ホストなんて職業に就いているのに……女は駄目?
俄かには信じられない答えに、それ以上の言葉を紡げずにいるというのに、当の本人は「お前知らなかったっけ?」と悪びれる様子もない。
「俺さ……母親が最悪だったせいか、女とはどうしても恋愛出来ねえんだよ」
そう言って大輔は簡単にではあるけれど、一度出たはずの施設に、僅かな期間戻って来たその理由を話してくれた。
初めて聞いたその話に、すげえ腹が立ったし、すげえ悔しくなった。
「――ごめん、俺、知らなくて……」
「そりゃ話してないから知らないのは当然だろ? それに、その時の俺があったから、今の俺がいるんだし……そのおかげで観月とも出会えたんだから、人生も捨てたもんじゃねえって」
そう口にして微笑む大輔は、本心を告げてくれていると分かる、穏やかで、幸せそうな顔をしていた。
「大輔、今幸せなんだ?」
「ん? ……そうだな、生まれて来た事は無駄じゃなかったんだって、思えるようになった位には、幸せだよ」
気負うでもなく告げる北斗が、羨ましかった。
「何で――どうして、そんな風に思えるようになったんだよ? そんなにみっちゃんって、大輔にとって特別なの? 俺とか園長とか、春ちゃん達に対する気持ちと、何が違うの? 分っかんねえよ……」
静かに、けれど力強く言い切った大輔の声音と比べ、自分の口から発せられた声の弱々しさに、自分自身が驚いた。
同じ施設で育ったのに、どうしてこんなにも違うのだろう。
何で俺には分からないんだろう。
「なあ良太……お前さ、好きな奴が出来たんだろ?」
「え?」
落ち込む俺に対して唐突に問い掛けられたその言葉に、返す言葉を失った。
「……例えば、だぞ? 俺も、ちゃんとした家庭の幸せとか、知らないからさ。偉そうには言えないけど……お前だったり、春ちゃんを始めとする櫻花荘の人達って、俺にとっては家族だと思ってる」
「家族――」
「うん。家族だから、落ち込んだり、悲しんでたりする顔は見たく無いし、何かあったら助けになりたいっても思う。でも……みっちゃんは、観月に対する想いってのは、それだけじゃ収まらないんだよな」
分かるか? と苦笑を浮かべた大輔に聞かれて、今言われた事を胸の内で反芻してみた。分かるような、分からないような。
そんな感情が顔に出ていたのだろう。
俺を見つめる大輔が、小さく笑った。
「お前らに感じてる想いってのは、俺にとっては家族愛、なんだよ」
「家族愛……?」
「ホリに対して持ってるような想いは、友愛……さっきお前が言ったように、友情だ」
それは、分かるような気がする。
俺にとっても櫻花荘の皆には、施設の仲間達とも違う想いを持っている。ここは俺にとって、家であって家でなかったあの施設とは違う、心から寛げる場所に、いつの間にかなっていた。
「じゃあ……みっちゃんは? 俺達との差って、何なの?」
「俺の全てを預けられる存在で、相手の全てを受け入れられる……それが、おれにとっての観月だな」
「全て? え? 意味分かんねえ……」
曖昧過ぎて分からない。
自慢じゃないけど、俺はそんなに利口じゃないから、遠回しな表現をされても理解なんて出来ない。すっきりとしないばかりか、もやもやとしたものが余計に積み重なっていっているようで、頭を掻き毟りたくなってくる。
「寄り掛かるっていうんじゃなくて、背中を見せられるって言えばいいかな? 俺が持ってる弱い部分も、お前らには見せられないようなどろどろした部分も……観月になら俺は全部見せられる」
「大輔――」
「それと同じで、俺は多分、観月のどんな顔を見せられても平気だって思える。それに……これは本人には絶対秘密な? 俺さ、観月のことすげえ尊敬してんのよ」
「尊敬って?」
「人間として、かな? 観月にも、俺の事を少しでもそんな風に想ってもらいたいって思うから、俺ももっと頑張ろうって気になるし、成長したいって思える。お互いに認めて認められる関係って、良いと思わないか?」
俺が理解出来るようにと、噛み砕いて説明してくれる大輔の、言わんとしている事が、少しだけ分かったような気がした。
「みっちゃんが、大輔にとって大事な存在だって事は、分かった……でもさ、みっちゃんは? 大輔が想う位、想ってくれてる?」
「あー……そうきたか」
俺にとっては素朴な疑問、ってやつだったんだけど、それに対して大輔が参ったと苦笑を浮かべる。
「だってさー、自分だけがって、虚しくねえ?」
「虚しく、かあ……でも、それが好きって事なんじゃないか?」
「どういう意味?」
簡単な言葉のようでいて、難しい。
だったらもういいや、って事にはならないのか?
「認めてもらいたいって思うし、幸せだって感じて欲しい。その為に自分が出来る努力だったら、どんな事でも出来る」
「どんな事でも……」
「好きだから頑張れる事って、あるだろ? 俺と一緒にいる事で、観月が幸せだって思う瞬間があって、笑顔を見せてくれて、俺を頼ってくれる。そんな時間が持てるなら、それまでの努力なんて、本当にちっぽけなもんだって思える」
「……大輔、何か格好いいな」
これまでこんな風に恋愛の話なんてした事は無かった。だからこそ新鮮だったし、驚きもあったけど……迷い無く告げる大輔は、マジで格好良かった。
「俺が格好良く見えるんだとしたら、それはきっと観月のおかげだな」
「みっちゃんの?」
「俺らの場合って、男対男だろ? だからさ、どっちかだけが依存しちまったら、すぐに終わっちまうんじゃないかと思う。お互いにリスペクトする部分が二人の関係の中には確かにあって、高め合っていける。恋人ってだけじゃなく、パートナーなんだよ。人生を懸けた、パートナー」
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