80 / 83
80 キモっ
しおりを挟む
やっとこさ洗い物を終えて教室に戻ると、メグの方が先に戻っていたらしく、僕を見つけて小走りで近づいてきた。
「あれ、そこら辺で羽深さんに会わなかったか?」
「いや?」
「お前のこと探してたから、洗い物してたよーって言ったら急いで出ていったんだけど」
「……何だろ。文化祭終わったら話があるとは言われていたんだけどさ……ちょっと今の僕には耐えられそうにないんだけど……」
やさぐれて自暴自棄の僕にはもう、悪い予感しかしない。
「お前ねぇ、ちょっとネガティブが過ぎるぞ」
「しょうがないだろ。お前みたいなモテ男とは違う世界線の住人なんだよ、こっちは」
「うーん……楠木が思ってるようなことはないと思うんだけどなぁ……」
「いや、相手があの羅門だからな。あいつはどんな手を使うか分かんないだろ」
「はぁ……前から思ってたけど、お前、羅門のこと悪く思い過ぎだぞ」
「なっ! お前もう中学の時のこと忘れたのかよ!」
僕の声が思いの外大きくなってしまったため、クラスメイトの何人かが何事かとこちらを見ている。
「ちょ、落ち着けよ。こっち来い」
そう言うとメグは僕の腕を引っ張って廊下に連れ出す。屋上に出る階段の踊り場まで来てようやく手を離してもらえた。
「あのなぁ。羅門から口止めされてたから黙ってたけど……あの件はお前が思ってるようなこととは違うぞ」
「あ? どういうことだよ?」
メグの話をまとめるとこうだ。
中学の頃、ちょっとした傷害沙汰があった。
それには僕がやっていたバンドメンバーのある女の子と、同じくバンドメンバーだった羅門が絡んでいたのだけど、僕の知るところでは、女癖の悪い羅門がメンバーの女の子とファンの女の子に手を出して二股をかけていたのがバレて、所謂痴情のもつれというやつで傷害沙汰になってしまった。それが原因でバンドは空中分解してしまったという僕の認識だ。
ところがメグによれば真相はそうではないと言う。
俄には信じられないのだが、関係する女の子は二人とも僕のことが好きだったのだと言う。
それでそのファンの女の子っていうのが結構ヤバい感じの人で、僕を守ろうとしたバンドメンバーの女の子とトラブっていたらしい。それを知った羅門は二人の間で仲裁に入って色々やってくれてたのだが、そのせいで傷害沙汰に巻き込まれてしまったと言うのだ。メンバーの子が僕に迷惑がかかったら意味がないから知らせないでほしいと泣いて頼んだらしく、その意を汲んだ羅門の奴が、自分が招いた女性トラブルということにして真実を飲み込んでいたというのだ。
もしそれが真実だとしたら、今まで何ていう誤解をしてきたのだろうか。しかもそうだったとしたら、羅門ってめっちゃいい奴じゃないかよ。
そして何も知らずに羅門を逆恨みした僕は最低な奴じゃないか。
もう何が何だか……。
「悪い。ちょっと羅門の奴とちゃんと話し合う必要があるわ。メグが言ったことが本当だとしたら謝んないと。じゃないと羽深さんとも話せない」
「おぉ。羅門なら多分二組にいると思うよ。自分のクラス手伝うって言ってたから」
「サンキュ」
メグが言うことが本当だったら、今まで凄く申し訳ないことしてたことになる。そう思ったら矢も盾も堪らず、僕は羅門のいるであろう教室へと向かっていた。もっとも羅門と羽深さんのこともめっちゃ気になっているんだけど、今はともかく中学時代のトラブルの件だ。
勇んで羅門のクラスの前まで来てみたはいいが、教室を覗こうと思ったら、元来のモブゆえの気弱さが発動。中を窺うというたったそれだけのことをする勇気が沸かない。
羅門の教室の前で行ったり来たりしている内に、羅門の方が気づいたようで出てきてくれた。
「楠木、何やってんだ? この文化祭を通して不審者ぶりに磨きをかけたな。だははは」
「うっせぇよ。ちょっと、個人的にお前に話があってな」
「何だよ。話があるって割にはずっとウロウロしてたな」
「み、見てたならさっさと出てこいよ。これだから羅門は全く……」
様子を見られたことに赤面して憎まれ口を利いてしまう。
「ちょっと待ってなよ」
そう言うと羅門は教室に戻ってクラスの人と一言二言話をしてまた出てきた。
「悪いな。じゃあ、どっか移動して話すか? つっても模擬店周りを野郎と二人っきりでとかまっぴらだし……」
「なっ。こっちだって御免こうむるわ!」
「だよな。中庭の自販機のところでいいか?」
文句はないので羅門と連れ立っていつも利用している自販機のところに移動する。
生憎ベンチは空いていなかったので、自販機の前で立ち話となった。
「ブラックでいいか?」
「おぉ、サンキュー」
ガタンと音を立てて落ちてきた缶コーヒーを取って羅門に投げる。
「んで、お前から話があるとか言ってくるなんて、何か新鮮だな」
そう言って笑われた。
「確かに……いや、どうしても気になることがあってさ」
すると羅門がニヤニヤと嫌な笑顔を向けてきた。
「だろうな。大方、俺と羽深ちゃんとのロマンスの行方が気になっちゃって仕方がないんだろう?」
「っ!? っくっ……そうじゃなくてな……いや、それもそうだけど……って、違う……いや違わねぇって……あーっ! ま、その話は後ほど確認させてもらう! まずはだな。中学時代の傷害沙汰の件。メグから真相を聞かされたんだけど?」
「なんだ……メグの奴、バラしちゃったのか。バレちゃうとかっこわりぃなぁ……俺」
「メグの話、本当なのか?」
「うーん……メグが何て言ったか知らんけど、多分ホント」
「お前さぁ、何で言わねえんだよ! そのせいでこっちはずっと誤解してて……その……お前に酷い態度取ってきちゃったじゃないかよ……」
「ばーか。分かっちゃねぇなぁ、楠木。そういうことはな、黙ってるからかっこいいんだろが。俺はかっこいいのっ」
「クソッ! 分かったよ、お前はかっこいいわ、コンチクショーが!」
「おぉ、今更かよ」
「……ったく……。今まで、悪かったな、羅門」
「よせよぉ。別に恩に着せるためにやったわけじゃないからよ。コーヒー奢ってもらったからチャラだぜ」
そう言って旨くもない缶コーヒーをグビッと煽る羅門。悔しいがこいつこんなにかっこいいやつだったとは……。
「つーか、知らなかったの僕だけかよっ」
「あぁ? あー、メグもホントは知らなかったはずなんだけどよ。あいつ三玖と付き合ってた時あっただろ? それで知ったらしくてな。絶対黙ってろよって言ったんだけどなぁ。まさかここに来てバレるとは。あいつも案外口軽いな。ハハ」
三玖っていうのは、中学時代のバンドメンバーの女の子だ。その子が僕のこと好きだったなんて全然知らなかった。大体メグと付き合ってたしな。つーか、三玖ちゃん僕のこと好きだったのにメグに鞍替えしたってことか? ま、あいつはイケメンだし、こっちは冴えないモブ野郎だしな。人生こんなもんさ。
「おいおい。何黄昏れてるんだよ。まだ早いんじゃねぇの?」
「あ? どういうことだよ」
「羽深ちゃんのこと、まだ聞いてないだろ? 知りたくないのか? つーか知るのが怖いか。ナハハ」
そうだった。それにしても腹立つ言い方するなぁ。その自信はどこから来るんだよ……って、えっ!? まさか?
「聞く、聞かない? どうする?」
そう言って羅門はまたニヤァッと笑う。さっきかっこいいって言ったこと取り消していいかな、こいつ。
「まさか、付き合うことになったのかっ?」
「正解っ!」
「っ!?」
がーん。
なんてこった……。まさか、そんなぁ……。
「となる予定だったんだけどな……安心しな。告るって言ったの嘘だし」
「はぁっ!?」
何なん、こいつ!? びっくりさせやがって。
「全部嘘……まぁ、羽深ちゃんのこといいと思ってたのはホントだけど……」
「意味分かんねぇんだけど?」
「ふぅっ。全くお前って世話が焼けんのな。お前見てるとな、イライラすんだよ。ジンピカちゃんと羽深ちゃんの間でいつまでもフラフラフラフラしてやがってよぉ。だから煽ってやったわけよ。お陰でやっと尻に火が着いただろ?」
「えっ?」
言われてもまだ意味が分からないんだが?
「どうだ? ジンピカちゃんとしっかり決着付けられたか?」
まるっとお見通しだと言わんばかりのドヤ顔で羅門にダメ押しされる。
「え、それは、あぁ。付けられた……」
「そりゃよかったな。もう見てらんなかったからよ。余計なお節介とは思ったけど、あのままじゃジンピカちゃんも羽深ちゃんも傷つくと思ったからな……そしてお前もな……」
どこか遠くを眺めながらそんなことを言う羅門。
今まで心底やな奴だと思ってきたのに、今日ばかりはやけにかっこよくてキモい。
「キモっ」
「はぁっ!? かっこいいところだろがっ! ちょっ、お前、こらっ!」
そう言って追いかけてくる羅門から逃げながら、涙でちょっぴり視界が滲んでいたのはここだけの秘密だ。ぐすん。
「あれ、そこら辺で羽深さんに会わなかったか?」
「いや?」
「お前のこと探してたから、洗い物してたよーって言ったら急いで出ていったんだけど」
「……何だろ。文化祭終わったら話があるとは言われていたんだけどさ……ちょっと今の僕には耐えられそうにないんだけど……」
やさぐれて自暴自棄の僕にはもう、悪い予感しかしない。
「お前ねぇ、ちょっとネガティブが過ぎるぞ」
「しょうがないだろ。お前みたいなモテ男とは違う世界線の住人なんだよ、こっちは」
「うーん……楠木が思ってるようなことはないと思うんだけどなぁ……」
「いや、相手があの羅門だからな。あいつはどんな手を使うか分かんないだろ」
「はぁ……前から思ってたけど、お前、羅門のこと悪く思い過ぎだぞ」
「なっ! お前もう中学の時のこと忘れたのかよ!」
僕の声が思いの外大きくなってしまったため、クラスメイトの何人かが何事かとこちらを見ている。
「ちょ、落ち着けよ。こっち来い」
そう言うとメグは僕の腕を引っ張って廊下に連れ出す。屋上に出る階段の踊り場まで来てようやく手を離してもらえた。
「あのなぁ。羅門から口止めされてたから黙ってたけど……あの件はお前が思ってるようなこととは違うぞ」
「あ? どういうことだよ?」
メグの話をまとめるとこうだ。
中学の頃、ちょっとした傷害沙汰があった。
それには僕がやっていたバンドメンバーのある女の子と、同じくバンドメンバーだった羅門が絡んでいたのだけど、僕の知るところでは、女癖の悪い羅門がメンバーの女の子とファンの女の子に手を出して二股をかけていたのがバレて、所謂痴情のもつれというやつで傷害沙汰になってしまった。それが原因でバンドは空中分解してしまったという僕の認識だ。
ところがメグによれば真相はそうではないと言う。
俄には信じられないのだが、関係する女の子は二人とも僕のことが好きだったのだと言う。
それでそのファンの女の子っていうのが結構ヤバい感じの人で、僕を守ろうとしたバンドメンバーの女の子とトラブっていたらしい。それを知った羅門は二人の間で仲裁に入って色々やってくれてたのだが、そのせいで傷害沙汰に巻き込まれてしまったと言うのだ。メンバーの子が僕に迷惑がかかったら意味がないから知らせないでほしいと泣いて頼んだらしく、その意を汲んだ羅門の奴が、自分が招いた女性トラブルということにして真実を飲み込んでいたというのだ。
もしそれが真実だとしたら、今まで何ていう誤解をしてきたのだろうか。しかもそうだったとしたら、羅門ってめっちゃいい奴じゃないかよ。
そして何も知らずに羅門を逆恨みした僕は最低な奴じゃないか。
もう何が何だか……。
「悪い。ちょっと羅門の奴とちゃんと話し合う必要があるわ。メグが言ったことが本当だとしたら謝んないと。じゃないと羽深さんとも話せない」
「おぉ。羅門なら多分二組にいると思うよ。自分のクラス手伝うって言ってたから」
「サンキュ」
メグが言うことが本当だったら、今まで凄く申し訳ないことしてたことになる。そう思ったら矢も盾も堪らず、僕は羅門のいるであろう教室へと向かっていた。もっとも羅門と羽深さんのこともめっちゃ気になっているんだけど、今はともかく中学時代のトラブルの件だ。
勇んで羅門のクラスの前まで来てみたはいいが、教室を覗こうと思ったら、元来のモブゆえの気弱さが発動。中を窺うというたったそれだけのことをする勇気が沸かない。
羅門の教室の前で行ったり来たりしている内に、羅門の方が気づいたようで出てきてくれた。
「楠木、何やってんだ? この文化祭を通して不審者ぶりに磨きをかけたな。だははは」
「うっせぇよ。ちょっと、個人的にお前に話があってな」
「何だよ。話があるって割にはずっとウロウロしてたな」
「み、見てたならさっさと出てこいよ。これだから羅門は全く……」
様子を見られたことに赤面して憎まれ口を利いてしまう。
「ちょっと待ってなよ」
そう言うと羅門は教室に戻ってクラスの人と一言二言話をしてまた出てきた。
「悪いな。じゃあ、どっか移動して話すか? つっても模擬店周りを野郎と二人っきりでとかまっぴらだし……」
「なっ。こっちだって御免こうむるわ!」
「だよな。中庭の自販機のところでいいか?」
文句はないので羅門と連れ立っていつも利用している自販機のところに移動する。
生憎ベンチは空いていなかったので、自販機の前で立ち話となった。
「ブラックでいいか?」
「おぉ、サンキュー」
ガタンと音を立てて落ちてきた缶コーヒーを取って羅門に投げる。
「んで、お前から話があるとか言ってくるなんて、何か新鮮だな」
そう言って笑われた。
「確かに……いや、どうしても気になることがあってさ」
すると羅門がニヤニヤと嫌な笑顔を向けてきた。
「だろうな。大方、俺と羽深ちゃんとのロマンスの行方が気になっちゃって仕方がないんだろう?」
「っ!? っくっ……そうじゃなくてな……いや、それもそうだけど……って、違う……いや違わねぇって……あーっ! ま、その話は後ほど確認させてもらう! まずはだな。中学時代の傷害沙汰の件。メグから真相を聞かされたんだけど?」
「なんだ……メグの奴、バラしちゃったのか。バレちゃうとかっこわりぃなぁ……俺」
「メグの話、本当なのか?」
「うーん……メグが何て言ったか知らんけど、多分ホント」
「お前さぁ、何で言わねえんだよ! そのせいでこっちはずっと誤解してて……その……お前に酷い態度取ってきちゃったじゃないかよ……」
「ばーか。分かっちゃねぇなぁ、楠木。そういうことはな、黙ってるからかっこいいんだろが。俺はかっこいいのっ」
「クソッ! 分かったよ、お前はかっこいいわ、コンチクショーが!」
「おぉ、今更かよ」
「……ったく……。今まで、悪かったな、羅門」
「よせよぉ。別に恩に着せるためにやったわけじゃないからよ。コーヒー奢ってもらったからチャラだぜ」
そう言って旨くもない缶コーヒーをグビッと煽る羅門。悔しいがこいつこんなにかっこいいやつだったとは……。
「つーか、知らなかったの僕だけかよっ」
「あぁ? あー、メグもホントは知らなかったはずなんだけどよ。あいつ三玖と付き合ってた時あっただろ? それで知ったらしくてな。絶対黙ってろよって言ったんだけどなぁ。まさかここに来てバレるとは。あいつも案外口軽いな。ハハ」
三玖っていうのは、中学時代のバンドメンバーの女の子だ。その子が僕のこと好きだったなんて全然知らなかった。大体メグと付き合ってたしな。つーか、三玖ちゃん僕のこと好きだったのにメグに鞍替えしたってことか? ま、あいつはイケメンだし、こっちは冴えないモブ野郎だしな。人生こんなもんさ。
「おいおい。何黄昏れてるんだよ。まだ早いんじゃねぇの?」
「あ? どういうことだよ」
「羽深ちゃんのこと、まだ聞いてないだろ? 知りたくないのか? つーか知るのが怖いか。ナハハ」
そうだった。それにしても腹立つ言い方するなぁ。その自信はどこから来るんだよ……って、えっ!? まさか?
「聞く、聞かない? どうする?」
そう言って羅門はまたニヤァッと笑う。さっきかっこいいって言ったこと取り消していいかな、こいつ。
「まさか、付き合うことになったのかっ?」
「正解っ!」
「っ!?」
がーん。
なんてこった……。まさか、そんなぁ……。
「となる予定だったんだけどな……安心しな。告るって言ったの嘘だし」
「はぁっ!?」
何なん、こいつ!? びっくりさせやがって。
「全部嘘……まぁ、羽深ちゃんのこといいと思ってたのはホントだけど……」
「意味分かんねぇんだけど?」
「ふぅっ。全くお前って世話が焼けんのな。お前見てるとな、イライラすんだよ。ジンピカちゃんと羽深ちゃんの間でいつまでもフラフラフラフラしてやがってよぉ。だから煽ってやったわけよ。お陰でやっと尻に火が着いただろ?」
「えっ?」
言われてもまだ意味が分からないんだが?
「どうだ? ジンピカちゃんとしっかり決着付けられたか?」
まるっとお見通しだと言わんばかりのドヤ顔で羅門にダメ押しされる。
「え、それは、あぁ。付けられた……」
「そりゃよかったな。もう見てらんなかったからよ。余計なお節介とは思ったけど、あのままじゃジンピカちゃんも羽深ちゃんも傷つくと思ったからな……そしてお前もな……」
どこか遠くを眺めながらそんなことを言う羅門。
今まで心底やな奴だと思ってきたのに、今日ばかりはやけにかっこよくてキモい。
「キモっ」
「はぁっ!? かっこいいところだろがっ! ちょっ、お前、こらっ!」
そう言って追いかけてくる羅門から逃げながら、涙でちょっぴり視界が滲んでいたのはここだけの秘密だ。ぐすん。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ランの父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリーだった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ト・カ・リ・ナ〜時を止めるアイテムを手にしたら気になる彼女と距離が近くなった件〜
遊馬友仁
青春
高校二年生の坂井夏生(さかいなつき)は、十七歳の誕生日に、亡くなった祖父からの贈り物だという不思議な木製のオカリナを譲り受ける。試しに自室で息を吹き込むと、周囲のヒトやモノがすべて動きを止めてしまった!
木製細工の能力に不安を感じながらも、夏生は、その能力の使い途を思いつく……。
「そうだ!教室の前の席に座っている、いつも、マスクを外さない小嶋夏海(こじまなつみ)の素顔を見てやろう」
そうして、自身のアイデアを実行に映した夏生であったがーーーーーー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる