【R18】マッチングアプリで弊社社長とマッチングされました！？

私の大切な人

*愛しきキミと一緒に_5

　その言葉の通り、ハルトは腰を動かし続けた。自分に身体を預けているゆあの反応と、少しだけ頭を持ち上げて見てみたゆあの表情から、今ゆあがなにを思っているのかどう感じているのか、これまでの経験からすべてを悟っていたからだ。

「ふぅ、う、うぁ……あぁっ……あっ、あっ、あっ……っ、んん、んぅぅぅ……」
「どんどんギュッてなっていってる。……自分でわかる……かな？」
「んっ、あっ、あぅ、あっ、ああ……っぅ」
「もっと、ナカに僕のこすりつけたほうが良い？　そっちのほうが気持ち良い？」
「……ぅ、やっ、や、ぁ……っ、ま、まっ……っ！」
「待たないほうが良いでしょ？　やめちゃって良いの？　こんなに気持ち良さそうに見えるのに？」
「いっ、あぁ……んっ、あっ、そ、そう、じゃ……ぁ、っ……な、なっ……あ、あぁ……」
「気持ち良いのは僕も一緒なの。……我慢って、難しいよね」
「んんっ、っ、ふぅぅ」
「だからね、もっと強くしちゃうの。激しくしちゃうの。いっぱい、いっぱい。……良いよね？」
「んぅぅ、っ！　そ、そん、な……っあっ……！」
「……嫌いじゃないくせに」
「あ、んっ!!」
「ほら、キスしよ？　それから、いっぱい気持ち良くなろう？」
「んっ、ふぁ……ぁ……ぅ、ふぅ、んんっ」

　言われるがまま、ゆあは顔をあげてハルトを見ると唇へキスをした。じっくり、ねっとりとお互いに舌を絡み合わせる。それでも、ハルトの腰の動きは止まない。

「ん……」
「……」
「んぅ……んん……ふぅー……」
「……」
「んっ、ん……あっ……んんん……」
「……」
「う、うぅ……んぅ、んん……」
「……」
「ふぅぅ……うぅ、ん、ふぅぅ、うぅぅ……」
「……」
「んんん――ぅ」

　クチュクチュと聞こえる唾液を絡ませる音が、目を閉じているゆあの頭へ有無を言わさずに響く。なんとか呼吸をしようとして鼻を抜ける空気が、その音と混ざり合って一層ふたりの劣情を掻き立てた。

（好き……ハルトさん大好き……好き、好きなの……）

　貪るように唇を合わせながら、ハルトへの愛を心に思う。気持ちの良いところへハルトのモノが当たるたびに声を上げ、身体を震わせて締め上げる。ハルトは唇を離さずなにも言わなかったが、ゆあを抱き締めている腕の力が増して腰の動きも先ほどより早くなっていった。それは既にハルトにも限界が近づいていることを表していて、ゆあに話しかける余裕がなくなっているということだった。

（大好き……ハルトさん、ハルトさん……！）

「――ん、んぅぅ――ふぅぅ――!!」

　ガクガクと腰を揺らし、ハルトにしがみついたまま先にゆあが果てた。イきながら収縮を続ける膣はギュウギュウとハルトのイチモツを締め付けている。

「んっ、ぐ、ぅ、っ……はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、っ、うっ、うう……」

　ハルトの唇から自分の唇を離して、まだ止まないピストンの中浅く呼吸をした。首筋におでこを埋めて呼吸を整えようとするが、まだハルトの動きは止まらずに狭くなったゆあの膣内を擦り続けている。くすぐったいような、目の前がチカチカするような、なんとも言えないこの刺激に、ゆあはまだ目を閉じたまま身を委ねていた。

「――ぐっ――!!」
「あぁぁっ――!!」

　ハルトは小さく呻いたかと思うと、大きく腰を動かしながらゆあの膣内に精液を放った。そしてゆっくり余韻を味わってから、出したものが零れないようにと一番奥の子宮口付近に亀頭を押し付けている。

「……はぁ、はぁ……。っ……ゆあ、ゆあ」
「んんっ……ハ、ハルトさん……？」
「愛してるよ、ゆあ……」
「うん。……私も。愛してる」
「……それは、断然僕のほうが」
「そんなことないよ!?　私だって同じくらい……ううん！　それ以上愛してるもん！」
「……ふふっ。あははっ。やっぱり、ゆあと僕はこうなるよね」
「つい……言いたくならない？」
「なる。……これが続くように精進します」
「こちらこそ」
「……それじゃあ、もう1回シても良い？」
「ええっ!?」
「出したけど、そんなにすぐにはおさまらないみたい」
「……休憩する……？」
「ゆあが大丈夫なら、休憩なしでも。……あぁ、でも、汚しちゃったよね。ゆあのナカ、僕の精液でいっぱいだから」
「――っ」

　ハルトはゆあの身体を持ち上げて、自分のイチモツをナカから引き抜いた。ずるりと抜けたそれは、白濁した糸を引きながらテラテラと光っている。

「……大きさが……あんまり変わっていないような……？」

　そう言って、不用意なことを言ってしまったとゆあはハッとした。しかし、ハルトの顔をおずおずとみてみると、なんでもないといった顔でニッコリと笑っている。

「だから『ゆあが大丈夫なら、休憩なしでも』って言ったでしょう？　……そういうことなの」
「そういう、こと……？」
「あははっ、そんな不思議そうな顔しないで？　ゆあのことが大好きってことなだけなんだから」
「な、なるほど……？」
「下手に喋るより、感じてもらった方が分かるのかもしれないね？　……じゃあ、綺麗にしたらもう1回しようか」
「……あっ……」

　精液に濡れた秘部へ指を入れると、その指に精液と愛液を絡ませながら引き抜き、ゆあへと見せた。

「ゆあも、ダメって言わなかったもんね？」
「……それは、そうです」
「寝られなくなっても、怒らないで、ね？」
「……はい」
「愛してるよ、ゆあ。ずっと、ずっと」

　ハルトの言葉とその視線にゾクゾクと身体を震わせながら、ゆあはまたその身体をハルトへ預けることに決めた。

　――夫婦になったふたりは、ふたりだけのこの時間を、誰にも邪魔されないこの時間を、目いっぱい身体と心へ刻むのであった。