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Act 1
21. 危険な気配と淫靡な雰囲気
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皓一を拘束するように重ねた手を押さえつけ、真也は情熱的なキスで皓一を翻弄していた。皓一は首を傾け唇をずらすと、追いかけてくる真也の唇に捉えられるまでの一瞬で、途切れ途切れに声を発した。
「だめだ、真也……もう、歯止めが効かなくなるから……頼む、今日は……もう……」
勃(た)ち上がった自身の欲望から、じわりと先走りの汁が滲むのを感じ、皓一は焦って身をよじった。しかし真也はキスをやめてはくれなかった。激しく唇を合わせながら、皓一の抵抗を押さえつけ、股間に手を伸ばす。その大きな手に服の上からやんわり揉まれ、皓一はかすれた声で小さく喘ぎながら、懇願した。
「頼む、やめてくれ……。明日の朝は、早めの出勤なんだ。もう家に帰ってシャワーを浴びて、睡眠をとっておかないと……」
また真也が機嫌を損ねることを恐れ、皓一はそれ以上強く拒絶できなかった。真也の腕をなだめるようにさすり、「続きは次の連休の楽しみに取っておこう……な? もう、家に帰らないと……」と上擦った声で告げる。
真也は無念そうに溜息をつくと、やっと皓一を解放した。
「今夜はここに泊まっていけよ……何もしないから。明日の朝、車で送ってやるから心配するな」
真也はそう言いながらソファから立ち上がり、広いリビングから出て行く。ほどなくして戻ってきた真也は、両手に抱えた物を皓一に差し出した。それはタオル、歯ブラシ、何着もの衣類だった。皓一が手に取って確かめると、それらは真也の服ではなく、明らかに皓一の体のサイズに合わせたものだった。
着心地の良さそうなニット素材の家着一式と――なんと、明日出勤するための服まで用意されている。動きやすそうなストレッチ素材の白いシャツに黒いスラックス、春先に活躍間違いなしの薄手のセーター、そして見るからに仕立ての良さそうなジャケットまである。
「これ……俺のために用意しておいてくれたのか?」
「ああ……。おまえがいつ来てもいいように、以前から用意してた。全部新品だが、洗濯してあるから安心しろ」
皓一は買ってきた服は必ず洗ってから着る。清潔好きな性格というのもあるが、かぶれやすい体質で、洗わずに着ると肌がかゆくなって湿疹ができることがあるのだ。
皓一は真也の気遣いに感謝しながら、同時に不思議に思った。皓一が新品の服を必ず洗うことを、なぜ真也は知っているのだろう? 以前話しただろうか?と、皓一は記憶を探ってみた。
(う~ん……話したっけ? 全然記憶にないな。まるで覚えてないけど……5年も付き合ってるんだ、話したのかもな……。それにしても、俺は話したことさえ忘れているのに、真也はよく覚えてたな……)
これも愛ゆえだろうか? うん、愛だな……などと心の中で独り言(ご)ちながら、皓一は嬉しくなった。
家着の素材は100%綿のニット生地で、とても柔らかく着心地が良さそうだ。肌触りが良くどこにもゴワゴワ感がない。薄いグレーと白の組み合わせが爽やかで、何かのブランド物なのか、英語のロゴがオシャレに入っている。明日仕事に着て行くために用意してくれた服も、真也のセンスの良さが滲み出た上品なものだった。
「ありがとな、真也」
「気に入ったか? 気に入らなかったら、他にも買ってあるから、見るか? 寝室のクローゼットに仕舞ってある」
「え、気に入ったよ。他にもあるのか?! ちょ……待て、これいくらした? なんか、高そうなんだけど……」
払えるかな?などと皓一が考えていると、それを読み取った真也が言った。
「おい、服ぐらいプレゼントさせろ。おまえは本当に欲のない奴だな。今まで一度も、俺に何かねだったことがないだろ。俺は不満だ……もっと俺に、甘えてくれ」
「…………でも……」
皓一は自分が貧乏だと自覚しているからこそ、真也に金や物を無心するようなことはしたくなかった。人間の欲望には底がない。一度でも真也に金銭がらみの頼みをすれば、坂を転がり落ちるように次々とねだってしまいそうで怖かった。そしてその結果、お互いの愛が、擦り切れて別の物に変わってしまうのを恐れた。
皓一の暗い表情を見て、真也は何か思いついたように口を開いた。
「どうしてもというなら、金ではなく体で払ってもらうぞ? 俺が欲しいものは、おまえだけ……。……だから……」
真也は皓一の視線を捉えたまま、深い低音で脅迫めいたことを囁き始めた。ソファに座っている皓一に覆いかぶさるように身をかがめ、皓一の首筋に指を滑らせながら。
「……今から一晩中……」
言葉と共に降ってくる、絡みつくような視線。それから逃げることもできず、皓一はゾク、と体を震わせた。
「足腰立たなくなるまで激しく……」
真也は劣情を煽るように舌を見せて自分の親指をねぶり、その濡れた指先を皓一の唇に這わせた。そして顔を、触れるか触れないかの至近距離まで寄せると、悩まし気に目を伏せて溜息交じりの低音ボイスを繰り出す。
「おまえを抱くが、いいのか?」
「っ……!」
見えないロープでがんじがらめに縛られているかのように、皓一は身動きもできずに真也の目に魅入る。
牙も鋭い爪も持たない小さな獣が、より上位の強い獣に狙われ萎縮しているかのような心地がした。しかもその高位の獣はどこか狂っていて、狙った獲物を捕食対象ではなく交尾対象として見ているのだ。
目の前の――この男は、いったい誰た?
皓一はそう自問した。
なぜか健斗の顔が脳裏に浮かんだ。心配そうな表情をして、何か言っている。
湧き上がってきた疑念は目眩と頭痛を伴い、皓一を不安な気持ちにさせた。まるで見知らぬ暗い森に迷い込んでしまったような心地だった。
危険な雰囲気の漂うワイルドな男――そう設定したが、こんな風に今まで一度も迫ってきたことはないはずだ。そこまで考えて、皓一は自分の考えのおかしさに眉をしかめた。
(設定……って、何だよ? え……? あれ?)
「皓一……」
戸惑う皓一の目を、真也が覗き込む。
「俺は、おまえの恋人、高羽真也だ。そうだな?」
真也の声と眼差しを受け止めた途端、皓一の困惑が霧散した。迷いなどなくスッキリした心持ちになり、目の前の恋人を見上げて言った。
「どうしたんだよ、真也……おまえ、なんだか今日おかしいぞ?」
フッ、と真也が笑みを浮かべる。
「皓一、おまえのせいだ。大切な恋人を他の男に奪られそうになって、平常心でいられるか。……さあ、風呂に入って来いよ。さっき湯を張っておいた。汗を流して歯を磨いてもう寝ろ。仕事で疲れているところ、付き合わせて悪かったな」
真也はそう言って白い歯を見せ、爽やかに笑った。先程まで漂っていた危険な気配も、妖しげで淫靡な雰囲気も、もうどこにもなかった。
「だめだ、真也……もう、歯止めが効かなくなるから……頼む、今日は……もう……」
勃(た)ち上がった自身の欲望から、じわりと先走りの汁が滲むのを感じ、皓一は焦って身をよじった。しかし真也はキスをやめてはくれなかった。激しく唇を合わせながら、皓一の抵抗を押さえつけ、股間に手を伸ばす。その大きな手に服の上からやんわり揉まれ、皓一はかすれた声で小さく喘ぎながら、懇願した。
「頼む、やめてくれ……。明日の朝は、早めの出勤なんだ。もう家に帰ってシャワーを浴びて、睡眠をとっておかないと……」
また真也が機嫌を損ねることを恐れ、皓一はそれ以上強く拒絶できなかった。真也の腕をなだめるようにさすり、「続きは次の連休の楽しみに取っておこう……な? もう、家に帰らないと……」と上擦った声で告げる。
真也は無念そうに溜息をつくと、やっと皓一を解放した。
「今夜はここに泊まっていけよ……何もしないから。明日の朝、車で送ってやるから心配するな」
真也はそう言いながらソファから立ち上がり、広いリビングから出て行く。ほどなくして戻ってきた真也は、両手に抱えた物を皓一に差し出した。それはタオル、歯ブラシ、何着もの衣類だった。皓一が手に取って確かめると、それらは真也の服ではなく、明らかに皓一の体のサイズに合わせたものだった。
着心地の良さそうなニット素材の家着一式と――なんと、明日出勤するための服まで用意されている。動きやすそうなストレッチ素材の白いシャツに黒いスラックス、春先に活躍間違いなしの薄手のセーター、そして見るからに仕立ての良さそうなジャケットまである。
「これ……俺のために用意しておいてくれたのか?」
「ああ……。おまえがいつ来てもいいように、以前から用意してた。全部新品だが、洗濯してあるから安心しろ」
皓一は買ってきた服は必ず洗ってから着る。清潔好きな性格というのもあるが、かぶれやすい体質で、洗わずに着ると肌がかゆくなって湿疹ができることがあるのだ。
皓一は真也の気遣いに感謝しながら、同時に不思議に思った。皓一が新品の服を必ず洗うことを、なぜ真也は知っているのだろう? 以前話しただろうか?と、皓一は記憶を探ってみた。
(う~ん……話したっけ? 全然記憶にないな。まるで覚えてないけど……5年も付き合ってるんだ、話したのかもな……。それにしても、俺は話したことさえ忘れているのに、真也はよく覚えてたな……)
これも愛ゆえだろうか? うん、愛だな……などと心の中で独り言(ご)ちながら、皓一は嬉しくなった。
家着の素材は100%綿のニット生地で、とても柔らかく着心地が良さそうだ。肌触りが良くどこにもゴワゴワ感がない。薄いグレーと白の組み合わせが爽やかで、何かのブランド物なのか、英語のロゴがオシャレに入っている。明日仕事に着て行くために用意してくれた服も、真也のセンスの良さが滲み出た上品なものだった。
「ありがとな、真也」
「気に入ったか? 気に入らなかったら、他にも買ってあるから、見るか? 寝室のクローゼットに仕舞ってある」
「え、気に入ったよ。他にもあるのか?! ちょ……待て、これいくらした? なんか、高そうなんだけど……」
払えるかな?などと皓一が考えていると、それを読み取った真也が言った。
「おい、服ぐらいプレゼントさせろ。おまえは本当に欲のない奴だな。今まで一度も、俺に何かねだったことがないだろ。俺は不満だ……もっと俺に、甘えてくれ」
「…………でも……」
皓一は自分が貧乏だと自覚しているからこそ、真也に金や物を無心するようなことはしたくなかった。人間の欲望には底がない。一度でも真也に金銭がらみの頼みをすれば、坂を転がり落ちるように次々とねだってしまいそうで怖かった。そしてその結果、お互いの愛が、擦り切れて別の物に変わってしまうのを恐れた。
皓一の暗い表情を見て、真也は何か思いついたように口を開いた。
「どうしてもというなら、金ではなく体で払ってもらうぞ? 俺が欲しいものは、おまえだけ……。……だから……」
真也は皓一の視線を捉えたまま、深い低音で脅迫めいたことを囁き始めた。ソファに座っている皓一に覆いかぶさるように身をかがめ、皓一の首筋に指を滑らせながら。
「……今から一晩中……」
言葉と共に降ってくる、絡みつくような視線。それから逃げることもできず、皓一はゾク、と体を震わせた。
「足腰立たなくなるまで激しく……」
真也は劣情を煽るように舌を見せて自分の親指をねぶり、その濡れた指先を皓一の唇に這わせた。そして顔を、触れるか触れないかの至近距離まで寄せると、悩まし気に目を伏せて溜息交じりの低音ボイスを繰り出す。
「おまえを抱くが、いいのか?」
「っ……!」
見えないロープでがんじがらめに縛られているかのように、皓一は身動きもできずに真也の目に魅入る。
牙も鋭い爪も持たない小さな獣が、より上位の強い獣に狙われ萎縮しているかのような心地がした。しかもその高位の獣はどこか狂っていて、狙った獲物を捕食対象ではなく交尾対象として見ているのだ。
目の前の――この男は、いったい誰た?
皓一はそう自問した。
なぜか健斗の顔が脳裏に浮かんだ。心配そうな表情をして、何か言っている。
湧き上がってきた疑念は目眩と頭痛を伴い、皓一を不安な気持ちにさせた。まるで見知らぬ暗い森に迷い込んでしまったような心地だった。
危険な雰囲気の漂うワイルドな男――そう設定したが、こんな風に今まで一度も迫ってきたことはないはずだ。そこまで考えて、皓一は自分の考えのおかしさに眉をしかめた。
(設定……って、何だよ? え……? あれ?)
「皓一……」
戸惑う皓一の目を、真也が覗き込む。
「俺は、おまえの恋人、高羽真也だ。そうだな?」
真也の声と眼差しを受け止めた途端、皓一の困惑が霧散した。迷いなどなくスッキリした心持ちになり、目の前の恋人を見上げて言った。
「どうしたんだよ、真也……おまえ、なんだか今日おかしいぞ?」
フッ、と真也が笑みを浮かべる。
「皓一、おまえのせいだ。大切な恋人を他の男に奪られそうになって、平常心でいられるか。……さあ、風呂に入って来いよ。さっき湯を張っておいた。汗を流して歯を磨いてもう寝ろ。仕事で疲れているところ、付き合わせて悪かったな」
真也はそう言って白い歯を見せ、爽やかに笑った。先程まで漂っていた危険な気配も、妖しげで淫靡な雰囲気も、もうどこにもなかった。
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