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プロローグ
俺は
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俺は山田泰樹。42歳の引きこもりだ。
仕事はインターネットでしている。
だから決してニートではない。
そんな事を考えている俺は夜、コンビニで買物をしていた。
今まで何も感じなかったが今日はなにか違和感があった。
違和感というか、嫌な予感がする。
こういう悪寒はよく当たる。
なにか起こるのだろうかと警戒していた。
が、買い物が終わり外に出ても何も起きなかった。
俺には。
「きゃあぁぁ!」
女性の悲鳴が聞こえた。
そちらを向くと歩道のところで女性が落ちてきている工事中のビルの鉄骨のしたらへんにいるではないか。
「クッソ」
運動は得意ではないが女性の方へ行き鉄骨のしたから押し出し自分も逃げた。
「大丈夫でしたか?」
「え、ええ。」
「なら、よかっ───!」
夜中だったからだろう。
落ちてきた鉄骨に車があたり、スピードが落ちないまま突っ込んでくる。
「うおっ」
とりあえず、逃げよう。と思ったが、助けた女性が動けていない。
やばい、このままだとふたりとも轢かれる。
助けないと。でも、俺も危ない。
けど、俺が逃げても車のほうが速いし、轢かれるかもしれない。
それなら、女性だけでも助ける?
そうだ、それなら女性は助かるかもしれない。
ドンッ
「キャッ」
コケて、ケガしないように安全な場所に押し出した。
次の瞬間、俺は車に轢かれる。
俺はとばされ、意識を失った。
このとき俺はまだあんなことが起きるなんて予想しなかった─────
仕事はインターネットでしている。
だから決してニートではない。
そんな事を考えている俺は夜、コンビニで買物をしていた。
今まで何も感じなかったが今日はなにか違和感があった。
違和感というか、嫌な予感がする。
こういう悪寒はよく当たる。
なにか起こるのだろうかと警戒していた。
が、買い物が終わり外に出ても何も起きなかった。
俺には。
「きゃあぁぁ!」
女性の悲鳴が聞こえた。
そちらを向くと歩道のところで女性が落ちてきている工事中のビルの鉄骨のしたらへんにいるではないか。
「クッソ」
運動は得意ではないが女性の方へ行き鉄骨のしたから押し出し自分も逃げた。
「大丈夫でしたか?」
「え、ええ。」
「なら、よかっ───!」
夜中だったからだろう。
落ちてきた鉄骨に車があたり、スピードが落ちないまま突っ込んでくる。
「うおっ」
とりあえず、逃げよう。と思ったが、助けた女性が動けていない。
やばい、このままだとふたりとも轢かれる。
助けないと。でも、俺も危ない。
けど、俺が逃げても車のほうが速いし、轢かれるかもしれない。
それなら、女性だけでも助ける?
そうだ、それなら女性は助かるかもしれない。
ドンッ
「キャッ」
コケて、ケガしないように安全な場所に押し出した。
次の瞬間、俺は車に轢かれる。
俺はとばされ、意識を失った。
このとき俺はまだあんなことが起きるなんて予想しなかった─────
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