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恋愛編
26-2話【seminar in Chiba】西園寺 すみれ:宴会(藍原編)②
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「え、教えてくれるんですか?」
「いうなよ、西園寺」
「そうねぇ、あれは大学1年のオリエンテーション旅行のときだったわねえ。男女混合で部屋飲みしてて、みんなバッタバッタと潰れていって、私と西だけ残ったのよね」
「おい、西園寺、それ以上はやめとけよ」
「当時、西は、地元に彼女を置いて上京してたわけよ。で、その彼女の名前がなんと、すみれちゃん!」
「西園寺先生と同じ名前だったんですか?」
「そう、だから、この際私をすみれちゃんだと思って抱きなさいよって――」
「西園寺! それ以上いったらただじゃおかないぞ」
「あら、別にいいじゃない、結局挿れなかったんだから」
「挿れ……!?」
ちょ、ちょっと、いきなり話が飛びましたけど!? い、挿れはしなかったけど、その直前まではしたってことですかね!?
『ねえ西君、すみれちゃんて、どんな子だったの?』『ああ、優しくて恥ずかしがりやの、可愛い子だったよ』『会えなくて寂しいでしょ?』『そりゃあね……』『ねえ……私のこと、すみれちゃんだと思って、抱いていいわよ?』『……何いってんだ、西園寺……』『すみれって呼んで』『……すみれ、やめないか』『私は、西君に抱いてほしい』そういうと西園寺先生はおもむろに浴衣をはだけさせて、固まっている西先生に近づく。『……ほら、西君のここ、欲求不満で硬くなってる……』西園寺先生の右手が、西先生の大きくなったアソコに触れる。西先生は思わず腰を引くけど、それ以上逃げることはしない。西園寺先生はそれを見て微笑むと、ゆっくりと西先生の中心に顔を近づけて、ペロリ、と熱を帯びた西先生自身を舐める。『う……ッ』低い声で呻く西先生。西園寺先生は、根元から先端まで、ゆっくりとした動きで西先生をじらすように舌を絡め、そして先からとろりとした透明の液が溢れてくるのを見ると、舌先でそれをくるくると舐めとる。『ああっ、すみれ……!』西先生のアソコがピクピクと反応する。『西君……気持ちよくなって、いいのよ?』そして上目遣いに西先生を見つめながら、大きな口で西先生を包み込む。そこからゆっくりと、だんだん激しく頭を上下に動かして、手と口を使ってはち切れそうな西先生の肉棒を刺激する。西先生はだんだんと呼吸を荒げて、『う……あ、すみれ……っ、はあっ、ダメだ、もう、出る――!』西園寺先生の喉の奥に、西先生の熱いしぶきが……!
――っていうところまでやって、本番はしてないってことかしら!? そ、そ、それとも……。
『西君……抱いていいのよ? ほら、あなたのここは、私を抱きたがってる』『やめないか、西園寺』『すみれって呼んで』『……すみれ、俺は君を抱く気はない』『ふふ、素直じゃないのね……』西園寺先生は浴衣の裾から手を入れて下着を脱ぐと、ゆっくりと西先生の上にまたがる。すでに大きくなっている西先生の中心に自分の股をあてがって、ゆっくりと腰を前後に揺らす。『ん……キモチいいわ、西君……』『う……っ、や、やめろよ、すみれ……』西園寺先生のアソコは触ってもいないのにすでにしっとりと濡れていて、それに西先生の硬く熱い肉棒の刺激が加わり、一気に蜜が溢れ出す。蜜はすぐに西先生を包み込み、それが西先生にも極上の快楽をもたらす。『あ……あ、すみれ……ダメだ、それ以上は……』ぐちゅ、くちゅ、と淫らな音を立てながら、互いの陰部が擦れ合い、やがて西先生の肉棒はこれ以上ないほどの大きさで力強く頭をもたげ……『ああ、西君……もう、入れたい……』『は……あっ、すみれ……っ』西園寺先生が少しだけ腰を浮かすと、屹立した西先生のそれはぴたっと西園寺先生の蜜壺の入口を捕らえ……『ああっ、西君……っ!』西園寺先生が腰を落とそうとした瞬間! ガラガラッ! 『こらおまえたちっ、夜中まで何をしているっ! 早く寝ないかっ!』『うひゃっ、引率の先生に見つかった!』
――ていう展開で、最後までやりそこなったっていうことかしら!? ああっ、どっちなのかしら!? き、気になる……!
「――というわけで、藍原先生、別に私と西園寺は、何らやましい関係にはありませんから。西園寺のいうこと、真に受けないでくださいよ」
え? え、何ですって? やだ、うっかりアレコレ妄想してて、肝心な話、聞きそこなったわ! ああ、あたしったら、何という大失敗!
「それより、藍原先生。西園寺と同部屋だそうですね」
「は、はい、そうですけど……」
西先生が、西園寺先生の気が逸れてる隙を狙って、あたしに耳打ちした。
「気をつけてくださいよ。西園寺は――」
「藍原さん! 行くわよ、温泉に入りに行きましょ」
最後まで聞く前に、西園寺先生に腕を引かれる。
「あっ、じゃあお先にっ、失礼しまーすっ」
何とか挨拶だけして、あたしは半ば無理やり西園寺先生に連れていかれたのだった。
「いうなよ、西園寺」
「そうねぇ、あれは大学1年のオリエンテーション旅行のときだったわねえ。男女混合で部屋飲みしてて、みんなバッタバッタと潰れていって、私と西だけ残ったのよね」
「おい、西園寺、それ以上はやめとけよ」
「当時、西は、地元に彼女を置いて上京してたわけよ。で、その彼女の名前がなんと、すみれちゃん!」
「西園寺先生と同じ名前だったんですか?」
「そう、だから、この際私をすみれちゃんだと思って抱きなさいよって――」
「西園寺! それ以上いったらただじゃおかないぞ」
「あら、別にいいじゃない、結局挿れなかったんだから」
「挿れ……!?」
ちょ、ちょっと、いきなり話が飛びましたけど!? い、挿れはしなかったけど、その直前まではしたってことですかね!?
『ねえ西君、すみれちゃんて、どんな子だったの?』『ああ、優しくて恥ずかしがりやの、可愛い子だったよ』『会えなくて寂しいでしょ?』『そりゃあね……』『ねえ……私のこと、すみれちゃんだと思って、抱いていいわよ?』『……何いってんだ、西園寺……』『すみれって呼んで』『……すみれ、やめないか』『私は、西君に抱いてほしい』そういうと西園寺先生はおもむろに浴衣をはだけさせて、固まっている西先生に近づく。『……ほら、西君のここ、欲求不満で硬くなってる……』西園寺先生の右手が、西先生の大きくなったアソコに触れる。西先生は思わず腰を引くけど、それ以上逃げることはしない。西園寺先生はそれを見て微笑むと、ゆっくりと西先生の中心に顔を近づけて、ペロリ、と熱を帯びた西先生自身を舐める。『う……ッ』低い声で呻く西先生。西園寺先生は、根元から先端まで、ゆっくりとした動きで西先生をじらすように舌を絡め、そして先からとろりとした透明の液が溢れてくるのを見ると、舌先でそれをくるくると舐めとる。『ああっ、すみれ……!』西先生のアソコがピクピクと反応する。『西君……気持ちよくなって、いいのよ?』そして上目遣いに西先生を見つめながら、大きな口で西先生を包み込む。そこからゆっくりと、だんだん激しく頭を上下に動かして、手と口を使ってはち切れそうな西先生の肉棒を刺激する。西先生はだんだんと呼吸を荒げて、『う……あ、すみれ……っ、はあっ、ダメだ、もう、出る――!』西園寺先生の喉の奥に、西先生の熱いしぶきが……!
――っていうところまでやって、本番はしてないってことかしら!? そ、そ、それとも……。
『西君……抱いていいのよ? ほら、あなたのここは、私を抱きたがってる』『やめないか、西園寺』『すみれって呼んで』『……すみれ、俺は君を抱く気はない』『ふふ、素直じゃないのね……』西園寺先生は浴衣の裾から手を入れて下着を脱ぐと、ゆっくりと西先生の上にまたがる。すでに大きくなっている西先生の中心に自分の股をあてがって、ゆっくりと腰を前後に揺らす。『ん……キモチいいわ、西君……』『う……っ、や、やめろよ、すみれ……』西園寺先生のアソコは触ってもいないのにすでにしっとりと濡れていて、それに西先生の硬く熱い肉棒の刺激が加わり、一気に蜜が溢れ出す。蜜はすぐに西先生を包み込み、それが西先生にも極上の快楽をもたらす。『あ……あ、すみれ……ダメだ、それ以上は……』ぐちゅ、くちゅ、と淫らな音を立てながら、互いの陰部が擦れ合い、やがて西先生の肉棒はこれ以上ないほどの大きさで力強く頭をもたげ……『ああ、西君……もう、入れたい……』『は……あっ、すみれ……っ』西園寺先生が少しだけ腰を浮かすと、屹立した西先生のそれはぴたっと西園寺先生の蜜壺の入口を捕らえ……『ああっ、西君……っ!』西園寺先生が腰を落とそうとした瞬間! ガラガラッ! 『こらおまえたちっ、夜中まで何をしているっ! 早く寝ないかっ!』『うひゃっ、引率の先生に見つかった!』
――ていう展開で、最後までやりそこなったっていうことかしら!? ああっ、どっちなのかしら!? き、気になる……!
「――というわけで、藍原先生、別に私と西園寺は、何らやましい関係にはありませんから。西園寺のいうこと、真に受けないでくださいよ」
え? え、何ですって? やだ、うっかりアレコレ妄想してて、肝心な話、聞きそこなったわ! ああ、あたしったら、何という大失敗!
「それより、藍原先生。西園寺と同部屋だそうですね」
「は、はい、そうですけど……」
西先生が、西園寺先生の気が逸れてる隙を狙って、あたしに耳打ちした。
「気をつけてくださいよ。西園寺は――」
「藍原さん! 行くわよ、温泉に入りに行きましょ」
最後まで聞く前に、西園寺先生に腕を引かれる。
「あっ、じゃあお先にっ、失礼しまーすっ」
何とか挨拶だけして、あたしは半ば無理やり西園寺先生に連れていかれたのだった。
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