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恋愛編
7-2話【off duty】岡林 幸太郎:送別会(藍原編)②
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岡林くんの指が、下着の中へと侵入して、とうとうあたしの一番感じてる部分に到達した。
「ああ……っ」
ため息のような声が漏れて、あたしは両足をビクつかせる。ぬるりとした感触が広がって、岡林くんの長い指が、あたしの中へと差し込まれた。岡林くんがあたしに密着するように覆いかぶさる。
「は……あっ、先生……っ、俺、ダメだ……もう、止まんない」
岡林くんの呼吸が荒くなって、あたしの耳元で囁く。さっきより、吐く息が熱い。ぴったりとくっついた体から、彼の全身の熱が伝わってくる。岡林くんの指先が動いて、あたしの中の奥のほうを刺激した。
「あっ、ああっ、ダメ、そこはっ、あっ、んっ……!」
反応しちゃダメ。そう思えば思うほど、アソコの感覚が鋭くなって、彼の指があたしの中をまさぐるたびに、体が魚のように跳ねる。もう、恥ずかしいくらいにぐちゅぐちゅとアソコが卑猥な音を立て、きゅうきゅうと彼の指を締めつける。彼の指が奥のほうの一点を突いたとき、あたしの体はひときわ大きく跳ね上がった。
「ああああッ! ダメっ、そこは……っ」
岡林くんの上気した顔が、嬉しそうに微笑む。
「ここ? ここがいいの?」
岡林くんの指が、ゆっくりと、次第に速く、あたしの弱い部分を攻め立てる。あたしのアソコは恥ずかしげもなくぴちゃぴちゃと水音をたてて悦んでいる。中は勝手に彼を締めつけ、腰は別の生き物みたいにいやらしく揺れている。もう、すべて、あたしのコントロールを超えていた。妄想とは全然違う、それ以上に淫靡で卑猥な行為に――
「あ、あ、あ、ああっ、だ、ダメ……!」
下半身の中心から溢れ出る快感が、突然太い奔流となって、あたしの背筋を駆けあがる。岡林くんの肩を強くつかんだまま、あたしの両足は彼を挟み込むように硬直した。
「ああっ、あ――っ!!」
激しく動く彼の指を逃すまいとするように、あたしの体はビクビクと痙攣した。経験したことのないような強い快感が全身を満たす。
「……んあっ、はあ……っ」
岡林くんの指が抜かれると同時に、あたしはぐったりと動けなくなった。しびれていた体が、徐々に自分を取り戻す。それと同時に、ほとんど手放していた理性がゆっくりと戻ってきた。もう、いやらしい自分の体が信じられなくて、恥ずかしすぎて、穴があったら入りたい。岡林くんの言葉や唇、舌、指に、いちいちこんなに反応するなんて。
「……先生」
岡林くんの声にビクッと反応する。彼が、腰のベルトを外すのが見えた。
「先生。早く、先生の中に入りたい」
ま、待って……それはさすがにまずいわ。いくら何でもまずい。第一ここ、河川敷だし。いつ誰が来てもおかしくない。下手したら、おまわりさんに逮捕されちゃうやつじゃない!?
「お、岡林くん、落ち着いてっ! ちょっと、さすがに、それはいけないと思うの!」
「先生……先生だって、あんなに感じてたじゃん。大丈夫、ここは誰も来ないから。来たって、見えないよ」
岡林くんがズボンのチャックを下ろした。ああっ、それ以上はまずいってば!
「ご、ごめんなさい、岡林くん! た、確かにうっかりキモチよくなっちゃったけど、そ、そんなつもりはなかったし! ちゃんと、ダメって、いったし! ホントに悪いんだけど、ちょっとこれは、違うと思うのっ! あたし、そういうことしにここに来たわけじゃないからっ! そ、そんな物騒なモノは出さないでちょうだいっ」
「先生……」
引き留める岡林くんの体の下からズリズリと這い出る。
「本当にごめんなさい! こ、この埋め合わせは、必ず……っ! あ、べ、別の形で、うん、機会があれば、その、何か、考えておくからっ!」
芝生に投げ出されたバッグを取って、ふらふらと、土手を登る。もう、心臓はバクバクだし、アソコはじゅんじゅんだし、どうしてこんなことになっちゃったのか、よくわからないけど、とにかく理性が残ってるうちに逃げ出す。
ごめんなさい、岡林くん。あんなカッコで放置して。でも。
確かに、妄想では岡林くんといろいろとさせてもらったけど。妄想と現実は、やっぱり違う。妄想であったことが、現実でもあるといいなって、思ったりもするけど、でもやっぱり、現実になると、いろいろと問題が起こる。あたしの気持ちが、追いついていかない。もっと、何も考えずにキモチよくなれたらいいのに。そうなれないってことは、やっぱり、違うんだと思う。
妄想と違って、現実は一度きり。……後悔、したくない。
「……ほんとにごめん、岡林くん」
走りながら、もう一度、謝った。
「ああ……っ」
ため息のような声が漏れて、あたしは両足をビクつかせる。ぬるりとした感触が広がって、岡林くんの長い指が、あたしの中へと差し込まれた。岡林くんがあたしに密着するように覆いかぶさる。
「は……あっ、先生……っ、俺、ダメだ……もう、止まんない」
岡林くんの呼吸が荒くなって、あたしの耳元で囁く。さっきより、吐く息が熱い。ぴったりとくっついた体から、彼の全身の熱が伝わってくる。岡林くんの指先が動いて、あたしの中の奥のほうを刺激した。
「あっ、ああっ、ダメ、そこはっ、あっ、んっ……!」
反応しちゃダメ。そう思えば思うほど、アソコの感覚が鋭くなって、彼の指があたしの中をまさぐるたびに、体が魚のように跳ねる。もう、恥ずかしいくらいにぐちゅぐちゅとアソコが卑猥な音を立て、きゅうきゅうと彼の指を締めつける。彼の指が奥のほうの一点を突いたとき、あたしの体はひときわ大きく跳ね上がった。
「ああああッ! ダメっ、そこは……っ」
岡林くんの上気した顔が、嬉しそうに微笑む。
「ここ? ここがいいの?」
岡林くんの指が、ゆっくりと、次第に速く、あたしの弱い部分を攻め立てる。あたしのアソコは恥ずかしげもなくぴちゃぴちゃと水音をたてて悦んでいる。中は勝手に彼を締めつけ、腰は別の生き物みたいにいやらしく揺れている。もう、すべて、あたしのコントロールを超えていた。妄想とは全然違う、それ以上に淫靡で卑猥な行為に――
「あ、あ、あ、ああっ、だ、ダメ……!」
下半身の中心から溢れ出る快感が、突然太い奔流となって、あたしの背筋を駆けあがる。岡林くんの肩を強くつかんだまま、あたしの両足は彼を挟み込むように硬直した。
「ああっ、あ――っ!!」
激しく動く彼の指を逃すまいとするように、あたしの体はビクビクと痙攣した。経験したことのないような強い快感が全身を満たす。
「……んあっ、はあ……っ」
岡林くんの指が抜かれると同時に、あたしはぐったりと動けなくなった。しびれていた体が、徐々に自分を取り戻す。それと同時に、ほとんど手放していた理性がゆっくりと戻ってきた。もう、いやらしい自分の体が信じられなくて、恥ずかしすぎて、穴があったら入りたい。岡林くんの言葉や唇、舌、指に、いちいちこんなに反応するなんて。
「……先生」
岡林くんの声にビクッと反応する。彼が、腰のベルトを外すのが見えた。
「先生。早く、先生の中に入りたい」
ま、待って……それはさすがにまずいわ。いくら何でもまずい。第一ここ、河川敷だし。いつ誰が来てもおかしくない。下手したら、おまわりさんに逮捕されちゃうやつじゃない!?
「お、岡林くん、落ち着いてっ! ちょっと、さすがに、それはいけないと思うの!」
「先生……先生だって、あんなに感じてたじゃん。大丈夫、ここは誰も来ないから。来たって、見えないよ」
岡林くんがズボンのチャックを下ろした。ああっ、それ以上はまずいってば!
「ご、ごめんなさい、岡林くん! た、確かにうっかりキモチよくなっちゃったけど、そ、そんなつもりはなかったし! ちゃんと、ダメって、いったし! ホントに悪いんだけど、ちょっとこれは、違うと思うのっ! あたし、そういうことしにここに来たわけじゃないからっ! そ、そんな物騒なモノは出さないでちょうだいっ」
「先生……」
引き留める岡林くんの体の下からズリズリと這い出る。
「本当にごめんなさい! こ、この埋め合わせは、必ず……っ! あ、べ、別の形で、うん、機会があれば、その、何か、考えておくからっ!」
芝生に投げ出されたバッグを取って、ふらふらと、土手を登る。もう、心臓はバクバクだし、アソコはじゅんじゅんだし、どうしてこんなことになっちゃったのか、よくわからないけど、とにかく理性が残ってるうちに逃げ出す。
ごめんなさい、岡林くん。あんなカッコで放置して。でも。
確かに、妄想では岡林くんといろいろとさせてもらったけど。妄想と現実は、やっぱり違う。妄想であったことが、現実でもあるといいなって、思ったりもするけど、でもやっぱり、現実になると、いろいろと問題が起こる。あたしの気持ちが、追いついていかない。もっと、何も考えずにキモチよくなれたらいいのに。そうなれないってことは、やっぱり、違うんだと思う。
妄想と違って、現実は一度きり。……後悔、したくない。
「……ほんとにごめん、岡林くん」
走りながら、もう一度、謝った。
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