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妄想編
55-2話【daily work】岡林 幸太郎:レポート添削(藍原編)②
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「せんせ……舐めて……?」
目の前に、ピンク色をした小さな乳首。少しだけ尖って、とっても可愛い突起。吸い寄せられるように顔を近づけて、舌を差し出す。優しく丁寧にひと舐めすると、楓ちゃんがぶるんと体を震わせた。
「んあ……っ、キモチいい……」
「はあっ……楓ちゃん……っ」
可愛い楓ちゃん。体中を熱くして、頬を上気させて、嬉しそうに声をあげている。もっと、悦ばせたくなる。もっと、感じさせたくなる……。
片方を舌で転がすようにして何度も何度も舐め、もう一方を指先でくりくりとひねってあげる。そのたびに、楓ちゃんは体を揺らして嬉しそうに嬌声をあげた。
「ああん、先生、キモチいいよぅ……!」
楓ちゃんの愛撫に夢中になって無防備になっていたあたしの足に、新條くんの手が触れた。
「先生……めちゃくちゃ濡れてる……」
新條くんが、はあはあと息を荒げながらあたしの股間に顔を近づけた。
「ああっ、見ちゃダメ……っ」
慌てて足を閉じようとするけど、新條くんの手がそれを許さない。
「ほら、見られて、感じてるんでしょ、先生? ヒクヒク動いて、触ってもいないのに、中から溢れてきたよ……?」
新條くんの人差し指が、割れ目をなぞってあたしの蜜をすくいあげた。
「あああんっ」
思わずビクンと腰を突き出してしまう。
「ああ、先生……これって、俺を誘ってるの? これって、中に入って、っていってるよね?」
「あっ、ちが……っ、あっ、あああっ!」
否定するあたしを無視して、新條くんの指があたしの中に差し込まれた。途端に、あたしの中がきゅうっと反応する。新條くんの指が奥へ奥へと入り、一番奥の、敏感な壁を擦るように撫でる。そこから激しい電気が走ったように頭のてっぺんまで快感が突き抜け、思わずあたしは背中をのけ反らせて叫び声をあげる。
「ああああっ!」
新條くんの指を精いっぱい締めつけながら、あたしは楓ちゃんの上半身を抱きしめてのけ反り、そのまま床に――倒れ込むはずが、床が抜けたように体がひっくり返って――
ドンッ!
強い衝撃で、ぱっと目を開ける。
目の前に、岡林くんがいた。
……え、ちょっと待って、あたしが今までキスしてたのは、楓ちゃんじゃなくて、岡林くん? ……あれ、違う、新條くん? 違う違う、ここは医局だから、やっぱり、新條くんじゃなくて、
「……岡林、くん……?」
う、うそでしょ、岡林くんとキスなんて、し、してないわよね!?
「あ、えっと、先生が居眠りしてて、椅子ごと倒れそうになっていたので……」
あああ! そうだった、あたし確か、西園寺先生に頼まれたデータを入力していて……そうか、それでいつの間にか寝ちゃったのね! それで、あんな夢を……! うわあ、あんなエロい夢見たの、初めてだわ! それも、楓ちゃんがあんな衝撃的な生セックスをあたしと新條くんに見せつけるから……っ! おかげで、夢の中とはいえ、あんな破廉恥な……っ!
「ごめんなさいね、助けてもらっちゃって! いやだわ、恥ずかしい……っ」
いやもう本当に、恥ずかしすぎる! あんなエロい夢見てたって、バレてないかしら!? あたし、寝言でエロいこと、口走っていなかったかしら!? うわあ、気になるっ! でも、さすがに聞けないし……!
とりあえず立ち上がり、白衣を直して……って、あれ、ちょっと待って……何かあたし……あ、アソコが、すごく、ぬ、濡れてる……!? うそ、夢見ただけで、アソコが、こんなになっちゃうの!? ううう、やだ、まだズキズキ疼いてるわ……は、恥ずかしい。バレてないわよね!?
「あっ、えっと、なんだっけ、……そう、レポートだったわよね!」
そうそう、挙動不審がバレる前に、レポートレポート!
椅子に座って、股をぎゅっと閉じる。何とか下半身の疼きが収まるように、力を入れる。
「……先生」
うわっ、岡林くん、近づきすぎよっ! そんなに近づいたら、バレちゃうかも!? あたしがエロい夢見て感じてたのが、バレちゃうかも……!
「レポート、早く見せて」
奪い取るようにレポートを預かって……ああダメ、全然頭に入ってこないわ! 落ち着いて、落ち着くのよ……!
ちらりと岡林くんを横目で見る。真剣なまなざしでレポートを見ながら、微動だにしない。……集中してるわね……。ごめんなさい岡林くん……こんな指導医で、ごめんなさい……。
もじもじと足をこすり合わせながら、本気で反省。はあ……心と体って、どうしてこうも足並みがそろわないのかしら。
目の前に、ピンク色をした小さな乳首。少しだけ尖って、とっても可愛い突起。吸い寄せられるように顔を近づけて、舌を差し出す。優しく丁寧にひと舐めすると、楓ちゃんがぶるんと体を震わせた。
「んあ……っ、キモチいい……」
「はあっ……楓ちゃん……っ」
可愛い楓ちゃん。体中を熱くして、頬を上気させて、嬉しそうに声をあげている。もっと、悦ばせたくなる。もっと、感じさせたくなる……。
片方を舌で転がすようにして何度も何度も舐め、もう一方を指先でくりくりとひねってあげる。そのたびに、楓ちゃんは体を揺らして嬉しそうに嬌声をあげた。
「ああん、先生、キモチいいよぅ……!」
楓ちゃんの愛撫に夢中になって無防備になっていたあたしの足に、新條くんの手が触れた。
「先生……めちゃくちゃ濡れてる……」
新條くんが、はあはあと息を荒げながらあたしの股間に顔を近づけた。
「ああっ、見ちゃダメ……っ」
慌てて足を閉じようとするけど、新條くんの手がそれを許さない。
「ほら、見られて、感じてるんでしょ、先生? ヒクヒク動いて、触ってもいないのに、中から溢れてきたよ……?」
新條くんの人差し指が、割れ目をなぞってあたしの蜜をすくいあげた。
「あああんっ」
思わずビクンと腰を突き出してしまう。
「ああ、先生……これって、俺を誘ってるの? これって、中に入って、っていってるよね?」
「あっ、ちが……っ、あっ、あああっ!」
否定するあたしを無視して、新條くんの指があたしの中に差し込まれた。途端に、あたしの中がきゅうっと反応する。新條くんの指が奥へ奥へと入り、一番奥の、敏感な壁を擦るように撫でる。そこから激しい電気が走ったように頭のてっぺんまで快感が突き抜け、思わずあたしは背中をのけ反らせて叫び声をあげる。
「ああああっ!」
新條くんの指を精いっぱい締めつけながら、あたしは楓ちゃんの上半身を抱きしめてのけ反り、そのまま床に――倒れ込むはずが、床が抜けたように体がひっくり返って――
ドンッ!
強い衝撃で、ぱっと目を開ける。
目の前に、岡林くんがいた。
……え、ちょっと待って、あたしが今までキスしてたのは、楓ちゃんじゃなくて、岡林くん? ……あれ、違う、新條くん? 違う違う、ここは医局だから、やっぱり、新條くんじゃなくて、
「……岡林、くん……?」
う、うそでしょ、岡林くんとキスなんて、し、してないわよね!?
「あ、えっと、先生が居眠りしてて、椅子ごと倒れそうになっていたので……」
あああ! そうだった、あたし確か、西園寺先生に頼まれたデータを入力していて……そうか、それでいつの間にか寝ちゃったのね! それで、あんな夢を……! うわあ、あんなエロい夢見たの、初めてだわ! それも、楓ちゃんがあんな衝撃的な生セックスをあたしと新條くんに見せつけるから……っ! おかげで、夢の中とはいえ、あんな破廉恥な……っ!
「ごめんなさいね、助けてもらっちゃって! いやだわ、恥ずかしい……っ」
いやもう本当に、恥ずかしすぎる! あんなエロい夢見てたって、バレてないかしら!? あたし、寝言でエロいこと、口走っていなかったかしら!? うわあ、気になるっ! でも、さすがに聞けないし……!
とりあえず立ち上がり、白衣を直して……って、あれ、ちょっと待って……何かあたし……あ、アソコが、すごく、ぬ、濡れてる……!? うそ、夢見ただけで、アソコが、こんなになっちゃうの!? ううう、やだ、まだズキズキ疼いてるわ……は、恥ずかしい。バレてないわよね!?
「あっ、えっと、なんだっけ、……そう、レポートだったわよね!」
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「……先生」
うわっ、岡林くん、近づきすぎよっ! そんなに近づいたら、バレちゃうかも!? あたしがエロい夢見て感じてたのが、バレちゃうかも……!
「レポート、早く見せて」
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ちらりと岡林くんを横目で見る。真剣なまなざしでレポートを見ながら、微動だにしない。……集中してるわね……。ごめんなさい岡林くん……こんな指導医で、ごめんなさい……。
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