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障害編
7話【off duty】神沢 隼人:遊園地(藍原編)②
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「あっ、香織ちゃん、それはさすがに、ちょっと……ああっ!」
起き上がろうとする先輩より先に、トランクスの中に手を入れて先輩のモノに触れた。初めて触れる男性のそれは、思ったより太くて硬くて、そして熱かった。長さを確認するように手を上下に動かすと、先輩が呻き声をあげて腰を揺らした。
「あ……っ、香織ちゃん、それは……っ」
不思議な感触だった。中は確かに硬いのに、外は柔らかい皮膚で覆われていて、それが少しだけずれるように擦れる。先っぽに触れると、そこはもっと柔らかくてすべすべした皮膚でできていて、そこがちょっとだけ濡れていた。水よりはとろとろした、液体。それを手になじませてもう一度擦ると、さっきより滑らかになって、同時に先輩が声をあげた。
「ああ……ッ、香織ちゃん、ダメだよ、そんなことしちゃ……」
先輩の声を聞いていると、あたしのアソコがもじもじして仕方なくなってきた。何かを求めるように、入り口がヒクヒクと勝手に動くのがわかる。求めるものは、わかりきってる。
「先輩……」
あたしはパンツを左の足首までずり下げて、先輩の上にもう一度またがった。ゆっくり腰を下ろすと、先輩の熱い棒が、あたしの股間の割れ目に当たった。
「ああ……香織ちゃん、そんな……っ」
ぴくり、と股の間で先輩のモノが動いた。すごい、こんなふうに動くものなんだ。
先輩のモノはとっても熱くて、そこに触れているだけでもキモチいいくらいだった。でも、ゆっくりと腰を動かすと、その快感は一気に膨れ上がった。触られてもいないのに潤っていたあたしの割れ目は、先輩の上で擦ると、くちゅくちゅと卑猥な音を立てて悦んだ。
「あっ、やばっ、香織ちゃん、それはヤバい……っ」
先輩があたしの腰を支えて引き離そうとする。でも、腰を動かしているとときどき先輩のモノがあたしの先っぽにもあたって、それがもうたまらなくて、あたしは夢中で先輩の股間に自分の股間を擦りつけた。
「あっ、あっ、先輩っ、キモチ、いいです……っ」
秘所から湧き上がる鈍い快感はどんどん膨らんでいって、あたしはもっとキモチよくなろうと激しく腰を動かしたけど、快感はそれ以上にはならず、逆に奥のほうの疼きがどんどんひどくなっていった。入り口のヒクヒクが激しくなる。
ほしい。先輩のが、奥まで、ほしい。
本能的に、わかっていた。
「ああっ、先輩っ、あたし、我慢、できない……ッ」
早く疼きをどうにかしたくて、あたしは先輩の屹立した肉棒を握った。ちょっとだけ腰を浮かせて、入り口をまさぐる。どこにあるのかよくわからなかったけど、先輩の先っぽをぐりぐり擦りつけてるうちに、ぬるっとした感触があって、先輩がうっと体をこわばらせた。
「ああ、先輩……っ」
先輩と、ひとつになれる。先輩のこんなに大きなモノが、今からあたしの中に入って、あたしを満たしてくれる。そう思うと、それだけでも背筋が粟立つほど興奮した。
先輩のモノを支えたまま、ゆっくりと腰を落とす。
「ああっ、香織ちゃん……っ」
入るときはすごく窮屈で、ちょっとだけ痛かった。でも、ずぶずぶとあたしの中を押し広げられる感覚と、先輩の熱い肉棒があたしの粘膜を直接擦る刺激がたまらなくて、あたしはそのまま息を堪えて腰を最後まで沈めた。
「……っあ、は……あっ……」
何かが行き止まりに当たる感覚がして、おなかの中が、熱い異物で満たされるなんともいえない窮屈な感じに、あたしはしばらくの間声もなく打ち震えた。
「ああ……香織ちゃん……すごい、あったかいよ、君の中……」
先輩の声がかすれてる。あたしは体の中で充分先輩のモノを感じたあと、ちょっとだけ腰を動かしてみた。
「あ……っ」
先っぽが奥をグリグリと擦って、さっきまでとは全然違う快感が襲った。
「あっ、先輩……っ、キモチ、いい……っ」
夢中で腰を動かして、キモチいい場所を探す。ちょっとだけ腰をあげてまた沈めると、先輩のモノがドンと奥を突いて、強い電流が頭の先まで貫いた。
「ひゃあ……っ!」
おかしな声が出る。もう一度。もっと。もっと強く。
「ああっ、いっ、先輩っ、いいッ、いいの……っ!」
腰をあげればあげるほど、落としたときの奥を突く快感が強くて、もう止まらなくなった。あたしは夢中で腰を上下に律動させ、ズンズンと弾ける快感に酔いしれた。
「あっ、香織ちゃんっ、ヤバっ、それは、ホントに、……ああっ!」
中で、先輩のモノがどんどん膨れ上がるのがわかった。そうなるたびに、先輩からもたらされる快感も倍増して、あたしはもう、声も我慢できず、パンパンと合わさる股間から聞こえる淫らな水音も無視して、必死で腰を動かした。
「あっ、あっ、ああっ、いいッ、先輩っ、いいっ、あっ、何か、来る、あ、来る、あ、ああ――ッ!!」
ずっと疼いていた奥のほうから、ぐいぐいと太い津波のような何かが押し寄せて、あたしは生まれて初めての感覚に、先輩にまたがったまま全身を硬直させた。奔流はあたしを一気に飲み込んで、一瞬のうちに体の隅々にまで広がった。ぷるぷると全身を痙攣させると、あたしの中で先輩のモノもビクビクと震えた。
「あっ、やば、出る――ッ」
あたしの中で先輩が二度三度と痙攣した。感覚はなかったけど、先輩もイッたらしいことはわかった。ぎゅっと入り口を締めたまま、全身に広がった快感の最後の一滴まで味わうと、あたしは止めていた息を吐き出した。
「……っはあ、はあ……っ……」
大きく肩で息をする。だんだんと、すっかり飛んでいた理性が戻ってきた。先輩が、あたしの下で、同じように呼吸を乱している。……どうしよう、あたし、何てことしちゃったんだろう。先輩に、キスされて、それがキモチよくて……気がついたら、こんなところで、先輩と……。
「……はあ、香織ちゃん……」
先輩が、あたしの体から手を離して、ぐったりと芝生に下ろした。
「あ……先輩……」
あたしが何かいう前に、先輩は大きなため息をついて、いった。
「まいったな、香織ちゃん……君が、こんな……とんでもない淫乱のド変態だったとはね……」
その一言で、あたしは完全に現実に引き戻された。自分のしでかしたことを突き付けられて、一気に頭に血が上る。
「や……やだ……っ、す、すみませんッ、先輩……っ、す、すみませんでしたっっ!」
ガクガクと力の入らない足で何とか体を支えて、先輩の上から体をどける。ぬるっと先輩のが抜ける瞬間に思わず小さく喘いでしまって、ますます恥ずかしくなる。ううん、もう、恥ずかしいなんてもんじゃない。あたし、先輩を、襲っちゃったんだ。初めてのデートで、こんな屋外で、あられもなく腰を振って、嫌がる先輩と、無理やりやってしまった。
もう、先輩の顔なんて見られない。完全に幻滅された。正真正銘の処女なのに、先輩には、ヤリまくってる淫乱女だと思われた。とんでもない淫乱の、ド変態だって、思われた!!
震える手で何とかパンツを履いた。何だかわからない震えと、心臓のドキドキと、次々と溢れ出る涙が止まらない。
「す、すみませんでしたっ、本当に、ごめんなさい……っ、忘れてください!」
あたしは芝生に落ちてた鞄を拾って、ゲートに駆け出した。怖くて振り返ることもできなかった。今日が春休みでよかった。もう二度と、先輩に会わなくて済む。次に会ったら、先輩にどんな目で見られるかと思うと、想像するだけでも怖かった。それに、自分の体が、こんなにいやらしいことも、怖かった。あたしだって人並みにえっちなことには興味があったし、いつか初体験する日が来ると思うと、ドキドキだってしてた。でも、まさか、こんな初体験になるなんて。……封印して、抹殺したい、最悪の初体験。……なかったことに、したい。先輩との恋愛も、初体験も、全部、なかったことに――
駅のホームにたどり着くと、ちょうど電車のドアが閉まるところだった。慌てて飛び乗る。恐る恐る振り返ってみたけど……先輩は、追いかけてはこなかった。
ジリリリリリ……
『ドアが閉まります、ご注意ください。ドアが閉まります、ご注意ください――』
発車ベルも、アナウンスも、どこか遠くに聞こえた。
起き上がろうとする先輩より先に、トランクスの中に手を入れて先輩のモノに触れた。初めて触れる男性のそれは、思ったより太くて硬くて、そして熱かった。長さを確認するように手を上下に動かすと、先輩が呻き声をあげて腰を揺らした。
「あ……っ、香織ちゃん、それは……っ」
不思議な感触だった。中は確かに硬いのに、外は柔らかい皮膚で覆われていて、それが少しだけずれるように擦れる。先っぽに触れると、そこはもっと柔らかくてすべすべした皮膚でできていて、そこがちょっとだけ濡れていた。水よりはとろとろした、液体。それを手になじませてもう一度擦ると、さっきより滑らかになって、同時に先輩が声をあげた。
「ああ……ッ、香織ちゃん、ダメだよ、そんなことしちゃ……」
先輩の声を聞いていると、あたしのアソコがもじもじして仕方なくなってきた。何かを求めるように、入り口がヒクヒクと勝手に動くのがわかる。求めるものは、わかりきってる。
「先輩……」
あたしはパンツを左の足首までずり下げて、先輩の上にもう一度またがった。ゆっくり腰を下ろすと、先輩の熱い棒が、あたしの股間の割れ目に当たった。
「ああ……香織ちゃん、そんな……っ」
ぴくり、と股の間で先輩のモノが動いた。すごい、こんなふうに動くものなんだ。
先輩のモノはとっても熱くて、そこに触れているだけでもキモチいいくらいだった。でも、ゆっくりと腰を動かすと、その快感は一気に膨れ上がった。触られてもいないのに潤っていたあたしの割れ目は、先輩の上で擦ると、くちゅくちゅと卑猥な音を立てて悦んだ。
「あっ、やばっ、香織ちゃん、それはヤバい……っ」
先輩があたしの腰を支えて引き離そうとする。でも、腰を動かしているとときどき先輩のモノがあたしの先っぽにもあたって、それがもうたまらなくて、あたしは夢中で先輩の股間に自分の股間を擦りつけた。
「あっ、あっ、先輩っ、キモチ、いいです……っ」
秘所から湧き上がる鈍い快感はどんどん膨らんでいって、あたしはもっとキモチよくなろうと激しく腰を動かしたけど、快感はそれ以上にはならず、逆に奥のほうの疼きがどんどんひどくなっていった。入り口のヒクヒクが激しくなる。
ほしい。先輩のが、奥まで、ほしい。
本能的に、わかっていた。
「ああっ、先輩っ、あたし、我慢、できない……ッ」
早く疼きをどうにかしたくて、あたしは先輩の屹立した肉棒を握った。ちょっとだけ腰を浮かせて、入り口をまさぐる。どこにあるのかよくわからなかったけど、先輩の先っぽをぐりぐり擦りつけてるうちに、ぬるっとした感触があって、先輩がうっと体をこわばらせた。
「ああ、先輩……っ」
先輩と、ひとつになれる。先輩のこんなに大きなモノが、今からあたしの中に入って、あたしを満たしてくれる。そう思うと、それだけでも背筋が粟立つほど興奮した。
先輩のモノを支えたまま、ゆっくりと腰を落とす。
「ああっ、香織ちゃん……っ」
入るときはすごく窮屈で、ちょっとだけ痛かった。でも、ずぶずぶとあたしの中を押し広げられる感覚と、先輩の熱い肉棒があたしの粘膜を直接擦る刺激がたまらなくて、あたしはそのまま息を堪えて腰を最後まで沈めた。
「……っあ、は……あっ……」
何かが行き止まりに当たる感覚がして、おなかの中が、熱い異物で満たされるなんともいえない窮屈な感じに、あたしはしばらくの間声もなく打ち震えた。
「ああ……香織ちゃん……すごい、あったかいよ、君の中……」
先輩の声がかすれてる。あたしは体の中で充分先輩のモノを感じたあと、ちょっとだけ腰を動かしてみた。
「あ……っ」
先っぽが奥をグリグリと擦って、さっきまでとは全然違う快感が襲った。
「あっ、先輩……っ、キモチ、いい……っ」
夢中で腰を動かして、キモチいい場所を探す。ちょっとだけ腰をあげてまた沈めると、先輩のモノがドンと奥を突いて、強い電流が頭の先まで貫いた。
「ひゃあ……っ!」
おかしな声が出る。もう一度。もっと。もっと強く。
「ああっ、いっ、先輩っ、いいッ、いいの……っ!」
腰をあげればあげるほど、落としたときの奥を突く快感が強くて、もう止まらなくなった。あたしは夢中で腰を上下に律動させ、ズンズンと弾ける快感に酔いしれた。
「あっ、香織ちゃんっ、ヤバっ、それは、ホントに、……ああっ!」
中で、先輩のモノがどんどん膨れ上がるのがわかった。そうなるたびに、先輩からもたらされる快感も倍増して、あたしはもう、声も我慢できず、パンパンと合わさる股間から聞こえる淫らな水音も無視して、必死で腰を動かした。
「あっ、あっ、ああっ、いいッ、先輩っ、いいっ、あっ、何か、来る、あ、来る、あ、ああ――ッ!!」
ずっと疼いていた奥のほうから、ぐいぐいと太い津波のような何かが押し寄せて、あたしは生まれて初めての感覚に、先輩にまたがったまま全身を硬直させた。奔流はあたしを一気に飲み込んで、一瞬のうちに体の隅々にまで広がった。ぷるぷると全身を痙攣させると、あたしの中で先輩のモノもビクビクと震えた。
「あっ、やば、出る――ッ」
あたしの中で先輩が二度三度と痙攣した。感覚はなかったけど、先輩もイッたらしいことはわかった。ぎゅっと入り口を締めたまま、全身に広がった快感の最後の一滴まで味わうと、あたしは止めていた息を吐き出した。
「……っはあ、はあ……っ……」
大きく肩で息をする。だんだんと、すっかり飛んでいた理性が戻ってきた。先輩が、あたしの下で、同じように呼吸を乱している。……どうしよう、あたし、何てことしちゃったんだろう。先輩に、キスされて、それがキモチよくて……気がついたら、こんなところで、先輩と……。
「……はあ、香織ちゃん……」
先輩が、あたしの体から手を離して、ぐったりと芝生に下ろした。
「あ……先輩……」
あたしが何かいう前に、先輩は大きなため息をついて、いった。
「まいったな、香織ちゃん……君が、こんな……とんでもない淫乱のド変態だったとはね……」
その一言で、あたしは完全に現実に引き戻された。自分のしでかしたことを突き付けられて、一気に頭に血が上る。
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ガクガクと力の入らない足で何とか体を支えて、先輩の上から体をどける。ぬるっと先輩のが抜ける瞬間に思わず小さく喘いでしまって、ますます恥ずかしくなる。ううん、もう、恥ずかしいなんてもんじゃない。あたし、先輩を、襲っちゃったんだ。初めてのデートで、こんな屋外で、あられもなく腰を振って、嫌がる先輩と、無理やりやってしまった。
もう、先輩の顔なんて見られない。完全に幻滅された。正真正銘の処女なのに、先輩には、ヤリまくってる淫乱女だと思われた。とんでもない淫乱の、ド変態だって、思われた!!
震える手で何とかパンツを履いた。何だかわからない震えと、心臓のドキドキと、次々と溢れ出る涙が止まらない。
「す、すみませんでしたっ、本当に、ごめんなさい……っ、忘れてください!」
あたしは芝生に落ちてた鞄を拾って、ゲートに駆け出した。怖くて振り返ることもできなかった。今日が春休みでよかった。もう二度と、先輩に会わなくて済む。次に会ったら、先輩にどんな目で見られるかと思うと、想像するだけでも怖かった。それに、自分の体が、こんなにいやらしいことも、怖かった。あたしだって人並みにえっちなことには興味があったし、いつか初体験する日が来ると思うと、ドキドキだってしてた。でも、まさか、こんな初体験になるなんて。……封印して、抹殺したい、最悪の初体験。……なかったことに、したい。先輩との恋愛も、初体験も、全部、なかったことに――
駅のホームにたどり着くと、ちょうど電車のドアが閉まるところだった。慌てて飛び乗る。恐る恐る振り返ってみたけど……先輩は、追いかけてはこなかった。
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