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妄想編
49話【off duty】佐々木 楓:「フラれました」(藍原編)②
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そっとドアを開けると、新條くんが立っていた。意外にも、怒った顔ではなくて、心配そうな顔をしている。
「藍原先生、大丈夫ですか? なんか、すごい物音が聞こえましたけど」
「ああっ、大丈夫です! こんな夜中にごめんなさいね、ちょっと来客が……おとなしくさせますんで、ホントごめんなさいっ!」
ひたすら頭を下げる。やだもう、すっぴんだし、寝巻姿だし、こんなとこを患者さんに見られるなんて最悪すぎる。そそくさとドアを閉めようとすると、うしろから楓ちゃんが体当たりしてきた!
「あひゃ、あなたが隣の患者さん? 初めまして、ナースの楓でーす」
うわっ、もうテンションがおかしすぎるわよ、楓ちゃん!? ナースじゃなくてキャバ嬢みたいになってるわよ!? 新條くんがドン引きしてるじゃない!
「うひゃあ、ごめんなさい! ほんとにもう、黙らせますからっ!」
そういって今度こそドアを閉めようとしたら、今度は新條くんの後ろから突然男の子が体当たりしてきた!
「ひゃっほー、藍原先生じゃーん! お久しぶり~、新條のオトモダチの大橋デース! うひゃ、可愛い子がもうひとり~、なになに、ナースなの? お近づきになりたーい」
「うわっ、おまえ出てくんなっていっただろ、酔っ払い!」
今度は新條くんが慌て出す。なるほど、新條くんはお友達の大橋くんと、部屋飲みしてたわけね。で、お互いにたちの悪い酔っ払いに手を焼いている、と……。
「いえーい、大橋くん、あたし今、失恋中のイタイケな女子なのー。一緒に飲まない?」
「ひゃっほー、女医とナースと飲めるなんて、俺人生のマックスきてるかも!? おいでよ楓ちゃん、こっちで飲もうぜ!」
「え、おい、勝手に誘ってんじゃねーよ!」
「そ、そうよ楓ちゃん、こんな夜中に男の子の部屋に上がり込むなんて、ちょっと……!」
あたしと新條くんが止めるのも聞かず、ふたりは勝手に意気投合して新條くんちに入っていった。うわあ、まずい展開だよ~! 追いかけないわけにはいかないし、でもあたしまで新條くんの部屋に上がり込むなんて……ああ、仕事とプライベートを分けるはずが……もう、分けようがないところまで来てる……。
「あの、本当にごめんなさい、すぐ連れて帰るから……!」
「あ、いや、こっちこそ、たちの悪い男友達でホントすみません……」
結局、新條くんが大慌てで散らかった部屋を片付けるのを片目に、大橋くんと楓ちゃんは大盛り上がり。
「それでさあ、その岡林っていう研修医がさあ、あたしを抱きもしないわけよ! そんなに魅力のない女ですか、あたし!? 確かにね、おっぱいは小さめだし腰もくびれてませんよ。でも、足には自信あるし!」
「魅力的です! 俺には充分魅力的ですよ、楓姉さん! 小さめおっぱい大好き! 手のひらサイズサイコー! だよな、新條!? 俺たちの分際で、デカパイがいいなんてわがままいえねえよな!?」
「大橋、それはそれで失礼だし」
「何だよおまえ、チンコちっせぇくせに偉そうなこといってんじゃねえよ」
「おっ、俺のチンコは関係ねーだろ!」
「ねー先生、こいつのチンコがちいせぇの、救急外来で見ましたよねー?」
ああ、思い出した。このお友達、救外でチンコチンコ連発してた、あの子ね。ちょっと迷惑だったの、思い出しちゃったわよ。いまだにチンコ小さいネタを引っ張られて、顔を赤らめてうつむいてる新條くんが、可哀想になってくる。
「お酒飲んだら、誰だってチンコは小さくなりますよ。大橋くんだってそうでしょ」
そう。何も、新條くんが特別小さいわけじゃないんだから! 新條くんのチンコを、バカにしないでよね。
「ひゃっはー、藍原先生、ウケるー! じゃあさあ、俺のチンコも今小さいわけ? ねえ先生、診察してくれよー」
なんだか今週は、股間の診察を希望する患者が多いわね……。
「おい大橋、いい加減に――」
「ハイッ! 看護師佐々木楓、チンコの診察しまっす!」
え……ええっ!? 突然、楓ちゃんがビシッと右手を挙げて宣言した。そして、止める間もなく、大橋くんのズボンを――!
「うわああ!?」
新條くんが慌ててあたしの目の前に立ちはだかった。大橋くんのチンコを見せまいという配慮らしい。
「お、おいっ、大橋! チンコしまえよ、マジで! ……おい?」
背の高い新條くんの陰に隠れて、大橋くんと楓ちゃんが見えない。なんだか、いきなり静かになったけど……?
しばらくして、騒がしかった大橋くんの小さな声が聞こえた。
「……あ、キモチいー……」
……え。ちょ、ちょっと……ちょっと待って! こここ、この展開はまさか!?
新條くんの脇腹の横から、恐る恐る覗いてみる。
「……」
見てはいけないものを、見てしまった。
楓ちゃんが大橋くんのパンツを下ろして、足の上にまたがり、大橋くんのフニャチンを、こねこねこねくり回してる……。
「ふふー、大橋クン、ちょっとお酒の飲みすぎですねー。全然勃ちませんよー?」
楓ちゃん……。いくら失恋直後で酔っぱらってるからって、これはまずいわ……。
「楓さーん。楓さんのおっぱい揉んだら、勃つかもー」
仰向けの大橋くんが夢うつつで呟き、……楓ちゃんが、洋服を脱ぎだした!
「おっぱいオーダー入りましたー! ただいまお持ちしまーす!」
「おっぱい……!?」
それまであたしと向かい合うようになってた新條くんが、思わず楓ちゃんのほうを振り返る。ああっ、ダメ! 楓ちゃんが、ブラのホックをためらいなく外して……!
「ダメっ、新條くんっ!」
楓ちゃんのおっぱいを見せるわけにはいかない! 今度はあたしが新條くんの後ろから手を回して目を塞ぐ。
「み、見ちゃダメです!」
「あっ、そ、そうですよねっ、すみませんッ!」
そう、新條くんの両目はガッチリ塞いで、あたしの両目は、ふたりをガン見。こここ、こんな、リアルタイムで他人のえっちを見られるなんて、滅多とないチャンスだもの!
「はーい、手のひらサイズのおっぱい、いかがですかー?」
またがる楓ちゃんの手は大橋くんのフニャチンをいじいじし、またがれた大橋くんは、幸せそうな顔で楓ちゃんのおっぱいを両手で揉んでいる。
「手のひらサイズ、サイコーでーす。楓さん、サイコー」
大橋くんの指先が、楓ちゃんの形のいい乳首をくりんと摘まんだ。
「あんっ」
楓ちゃんが甘い声を出して軽くのけ反る。……今の声で、それまでただの酔っ払いが悪ふざけしていた空気が、一気に淫靡な空気に変わる。ドキンとした。楓ちゃんの声が、あまりにも色っぽくて。感じてのけ反る楓ちゃんの姿が、とてもいやらしくて。あたしまで、何だかドキドキしてくる。
「あ……あの、藍原先生……どうしましょう」
何も見えない新條くんが、おろおろしているのがわかる。どうしましょうって、あたしにもわからない。新條くんにも見せてあげたいけど、楓ちゃんの裸を見せるわけにはいかないし……。
「あっ、大橋くん……キモチいい……もっといじって?」
う、うそ、楓ちゃん、もう完全に、あたしと新條くんのことなんて眼中にない。乳首をいじられて、ビクンビクンと上半身を震わせてる。……うわ、大橋くんのアソコが……大きくなってきた……!
「あ~、楓さんの声、色っぽい。下からの眺め、サイコー。ね、楓さん、俺、勃ってきたよ……」
楓ちゃんが、スカートをたくし上げて自分の股間を大橋くんのアソコにこすり始めた。
「あー、キモチいい、楓さん……ねえ、素股やってよ……」
「ス……!?」
新條くんがギョッとした声をあげる。ダメダメ、絶対見ちゃダメよ!?
楓ちゃんが、ゆっくりとパンツを脱いで……ああ、下着がもう濡れてる……楓ちゃんが、大橋くんの上で腰を揺らし始めた。スカートで隠れてそこは見えないけど、ときどき聞こえる……ぬちっ、くちゅ、って音が……。ああ、どうしよう。あたしも、アソコが疼いてきた。こんなのを間近で見させられて、感じないわけがない。
新條くんの目を塞ぐ手に力が入る。無意識のうちに、内股を摺り寄せるようにもそもそと動いてた。
「あ、藍原先生……っ」
新條くんの体が硬くなってる。見ると、あぐらをかいてる新條くんの中心が、ズボンを押し上げているのがわかった。そりゃそうよね、間近で、こんな濡れ場の音を聞かされて……それも、目を塞がれて、声といやらしい水音だけ……。想像力を、掻き立てられちゃうわよね……。
「こ、これはもう、このままやり過ごすしかないわ、新條くん……!」
ふたりを邪魔しないように、新條くんの耳元で囁く。
「うっ、……あの、でも……いろいろと、まずいっすよ……」
「まずいけど、こうなったらもうしょうがないわ。楓ちゃんを置いて帰るわけにもいかないし、あなたから手を離すわけにもいかないし……」
「そ、それはそうですけど、……いいんですか? このままだと、あのふたり……」
「ああん、あんっ、大橋くん……っ!」
「あー、楓さん、素股ちょーうまい……はあ、おっぱいもすげえおいしい」
いつの間にか、大橋くんは素股に精を出す楓ちゃんの胸をむさぼるようにして舐め回してる。じゅるじゅる、って音を立てながら、ときどき乳首をねぶって、そのたびに楓ちゃんの体が跳ねる。
「ああっ、いいッ! もっと舐めてぇ」
「はあ、はあ、楓さん……っ、俺、もうギンギンだよ……」
「藍原先生、大丈夫ですか? なんか、すごい物音が聞こえましたけど」
「ああっ、大丈夫です! こんな夜中にごめんなさいね、ちょっと来客が……おとなしくさせますんで、ホントごめんなさいっ!」
ひたすら頭を下げる。やだもう、すっぴんだし、寝巻姿だし、こんなとこを患者さんに見られるなんて最悪すぎる。そそくさとドアを閉めようとすると、うしろから楓ちゃんが体当たりしてきた!
「あひゃ、あなたが隣の患者さん? 初めまして、ナースの楓でーす」
うわっ、もうテンションがおかしすぎるわよ、楓ちゃん!? ナースじゃなくてキャバ嬢みたいになってるわよ!? 新條くんがドン引きしてるじゃない!
「うひゃあ、ごめんなさい! ほんとにもう、黙らせますからっ!」
そういって今度こそドアを閉めようとしたら、今度は新條くんの後ろから突然男の子が体当たりしてきた!
「ひゃっほー、藍原先生じゃーん! お久しぶり~、新條のオトモダチの大橋デース! うひゃ、可愛い子がもうひとり~、なになに、ナースなの? お近づきになりたーい」
「うわっ、おまえ出てくんなっていっただろ、酔っ払い!」
今度は新條くんが慌て出す。なるほど、新條くんはお友達の大橋くんと、部屋飲みしてたわけね。で、お互いにたちの悪い酔っ払いに手を焼いている、と……。
「いえーい、大橋くん、あたし今、失恋中のイタイケな女子なのー。一緒に飲まない?」
「ひゃっほー、女医とナースと飲めるなんて、俺人生のマックスきてるかも!? おいでよ楓ちゃん、こっちで飲もうぜ!」
「え、おい、勝手に誘ってんじゃねーよ!」
「そ、そうよ楓ちゃん、こんな夜中に男の子の部屋に上がり込むなんて、ちょっと……!」
あたしと新條くんが止めるのも聞かず、ふたりは勝手に意気投合して新條くんちに入っていった。うわあ、まずい展開だよ~! 追いかけないわけにはいかないし、でもあたしまで新條くんの部屋に上がり込むなんて……ああ、仕事とプライベートを分けるはずが……もう、分けようがないところまで来てる……。
「あの、本当にごめんなさい、すぐ連れて帰るから……!」
「あ、いや、こっちこそ、たちの悪い男友達でホントすみません……」
結局、新條くんが大慌てで散らかった部屋を片付けるのを片目に、大橋くんと楓ちゃんは大盛り上がり。
「それでさあ、その岡林っていう研修医がさあ、あたしを抱きもしないわけよ! そんなに魅力のない女ですか、あたし!? 確かにね、おっぱいは小さめだし腰もくびれてませんよ。でも、足には自信あるし!」
「魅力的です! 俺には充分魅力的ですよ、楓姉さん! 小さめおっぱい大好き! 手のひらサイズサイコー! だよな、新條!? 俺たちの分際で、デカパイがいいなんてわがままいえねえよな!?」
「大橋、それはそれで失礼だし」
「何だよおまえ、チンコちっせぇくせに偉そうなこといってんじゃねえよ」
「おっ、俺のチンコは関係ねーだろ!」
「ねー先生、こいつのチンコがちいせぇの、救急外来で見ましたよねー?」
ああ、思い出した。このお友達、救外でチンコチンコ連発してた、あの子ね。ちょっと迷惑だったの、思い出しちゃったわよ。いまだにチンコ小さいネタを引っ張られて、顔を赤らめてうつむいてる新條くんが、可哀想になってくる。
「お酒飲んだら、誰だってチンコは小さくなりますよ。大橋くんだってそうでしょ」
そう。何も、新條くんが特別小さいわけじゃないんだから! 新條くんのチンコを、バカにしないでよね。
「ひゃっはー、藍原先生、ウケるー! じゃあさあ、俺のチンコも今小さいわけ? ねえ先生、診察してくれよー」
なんだか今週は、股間の診察を希望する患者が多いわね……。
「おい大橋、いい加減に――」
「ハイッ! 看護師佐々木楓、チンコの診察しまっす!」
え……ええっ!? 突然、楓ちゃんがビシッと右手を挙げて宣言した。そして、止める間もなく、大橋くんのズボンを――!
「うわああ!?」
新條くんが慌ててあたしの目の前に立ちはだかった。大橋くんのチンコを見せまいという配慮らしい。
「お、おいっ、大橋! チンコしまえよ、マジで! ……おい?」
背の高い新條くんの陰に隠れて、大橋くんと楓ちゃんが見えない。なんだか、いきなり静かになったけど……?
しばらくして、騒がしかった大橋くんの小さな声が聞こえた。
「……あ、キモチいー……」
……え。ちょ、ちょっと……ちょっと待って! こここ、この展開はまさか!?
新條くんの脇腹の横から、恐る恐る覗いてみる。
「……」
見てはいけないものを、見てしまった。
楓ちゃんが大橋くんのパンツを下ろして、足の上にまたがり、大橋くんのフニャチンを、こねこねこねくり回してる……。
「ふふー、大橋クン、ちょっとお酒の飲みすぎですねー。全然勃ちませんよー?」
楓ちゃん……。いくら失恋直後で酔っぱらってるからって、これはまずいわ……。
「楓さーん。楓さんのおっぱい揉んだら、勃つかもー」
仰向けの大橋くんが夢うつつで呟き、……楓ちゃんが、洋服を脱ぎだした!
「おっぱいオーダー入りましたー! ただいまお持ちしまーす!」
「おっぱい……!?」
それまであたしと向かい合うようになってた新條くんが、思わず楓ちゃんのほうを振り返る。ああっ、ダメ! 楓ちゃんが、ブラのホックをためらいなく外して……!
「ダメっ、新條くんっ!」
楓ちゃんのおっぱいを見せるわけにはいかない! 今度はあたしが新條くんの後ろから手を回して目を塞ぐ。
「み、見ちゃダメです!」
「あっ、そ、そうですよねっ、すみませんッ!」
そう、新條くんの両目はガッチリ塞いで、あたしの両目は、ふたりをガン見。こここ、こんな、リアルタイムで他人のえっちを見られるなんて、滅多とないチャンスだもの!
「はーい、手のひらサイズのおっぱい、いかがですかー?」
またがる楓ちゃんの手は大橋くんのフニャチンをいじいじし、またがれた大橋くんは、幸せそうな顔で楓ちゃんのおっぱいを両手で揉んでいる。
「手のひらサイズ、サイコーでーす。楓さん、サイコー」
大橋くんの指先が、楓ちゃんの形のいい乳首をくりんと摘まんだ。
「あんっ」
楓ちゃんが甘い声を出して軽くのけ反る。……今の声で、それまでただの酔っ払いが悪ふざけしていた空気が、一気に淫靡な空気に変わる。ドキンとした。楓ちゃんの声が、あまりにも色っぽくて。感じてのけ反る楓ちゃんの姿が、とてもいやらしくて。あたしまで、何だかドキドキしてくる。
「あ……あの、藍原先生……どうしましょう」
何も見えない新條くんが、おろおろしているのがわかる。どうしましょうって、あたしにもわからない。新條くんにも見せてあげたいけど、楓ちゃんの裸を見せるわけにはいかないし……。
「あっ、大橋くん……キモチいい……もっといじって?」
う、うそ、楓ちゃん、もう完全に、あたしと新條くんのことなんて眼中にない。乳首をいじられて、ビクンビクンと上半身を震わせてる。……うわ、大橋くんのアソコが……大きくなってきた……!
「あ~、楓さんの声、色っぽい。下からの眺め、サイコー。ね、楓さん、俺、勃ってきたよ……」
楓ちゃんが、スカートをたくし上げて自分の股間を大橋くんのアソコにこすり始めた。
「あー、キモチいい、楓さん……ねえ、素股やってよ……」
「ス……!?」
新條くんがギョッとした声をあげる。ダメダメ、絶対見ちゃダメよ!?
楓ちゃんが、ゆっくりとパンツを脱いで……ああ、下着がもう濡れてる……楓ちゃんが、大橋くんの上で腰を揺らし始めた。スカートで隠れてそこは見えないけど、ときどき聞こえる……ぬちっ、くちゅ、って音が……。ああ、どうしよう。あたしも、アソコが疼いてきた。こんなのを間近で見させられて、感じないわけがない。
新條くんの目を塞ぐ手に力が入る。無意識のうちに、内股を摺り寄せるようにもそもそと動いてた。
「あ、藍原先生……っ」
新條くんの体が硬くなってる。見ると、あぐらをかいてる新條くんの中心が、ズボンを押し上げているのがわかった。そりゃそうよね、間近で、こんな濡れ場の音を聞かされて……それも、目を塞がれて、声といやらしい水音だけ……。想像力を、掻き立てられちゃうわよね……。
「こ、これはもう、このままやり過ごすしかないわ、新條くん……!」
ふたりを邪魔しないように、新條くんの耳元で囁く。
「うっ、……あの、でも……いろいろと、まずいっすよ……」
「まずいけど、こうなったらもうしょうがないわ。楓ちゃんを置いて帰るわけにもいかないし、あなたから手を離すわけにもいかないし……」
「そ、それはそうですけど、……いいんですか? このままだと、あのふたり……」
「ああん、あんっ、大橋くん……っ!」
「あー、楓さん、素股ちょーうまい……はあ、おっぱいもすげえおいしい」
いつの間にか、大橋くんは素股に精を出す楓ちゃんの胸をむさぼるようにして舐め回してる。じゅるじゅる、って音を立てながら、ときどき乳首をねぶって、そのたびに楓ちゃんの体が跳ねる。
「ああっ、いいッ! もっと舐めてぇ」
「はあ、はあ、楓さん……っ、俺、もうギンギンだよ……」
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