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委員長の部屋は一人部屋でとても広い。一人部屋なのは役職持ちの特権らしい。
今日は放課後、委員長が教室に迎えに来てくれて、そのままここに来た。これは最近わりとよくある流れだ。俺は委員長が勉強している側で本を読んでいることが多い。委員長は3年生なので進学を控えているが、推薦が確定しているので、このまま成績を落とさなければそれでいいらしい。だから勉強をしていると言っても、受験特有のピリピリした空気はない。俺はこの静かで穏やかな時間を気に入っている。
夕食は食堂に食べに行くこともあるけれど、だいたい委員長が作ってくれることが多い。三咲もだが、委員長も料理をするタイプだというのはけっこう驚いた。しかも委員長の料理はめちゃくちゃ美味しい。凝ったものというより男料理感はあるが、その味は食欲をそそった。
今日もそんな夕食を食べさせてもらって、片付けを済ませたあと、いつもの寛いだ時間がやってきた。ソファにゆったりと背を預けて座る委員長の隣に、俺も腰を下ろす。話を切り出すなら今だろう。自分の中で静かに覚悟を決めて、俺は委員長の腕をちょいちょいと引いた。
『真貴さん、相談があるんです』
「相談?」
俺の雰囲気が固いからだろう。委員長が体ごとこちらを向いてくれる。きちんと話を聞いてくれることがわかって、緊張を逃がすように一つ息を吐いた。
そして、ここのところ体調にムラがあったこと、それが恐らくSubとしての欲求不満だと言うことを話した。話が進むたびに委員長の眉がぎゅっと寄っていくのを伺いながら、話の核心に向かう。
『真貴さん、俺に命令してくれませんか』
そう打ち込んだ画面を見せると、委員長の目が丸くなった。寄っていた眉が元に戻って少し幼い顔になるのが可愛いと場違いに思った。
「ちょっと、待て」
微妙に掠れた声で委員長が話を遮る。そのまま片手で目元を覆ってしまった。何かまずいことを言ってしまっただろうかと焦る。
『虫のいい話だっていうのはわかってます!委員長がプレイを避けてくれてたのは俺がDomのこと嫌いだって言ったからですし。でも委員長なら大丈夫だって思えたというか、委員長になら命令して欲しいんです!』
「ちょっともう黙れ」
慌てて言い募ると、深いため息をついた委員長に急に引き寄せられた。そのまま抱きしめられる。はぁー、と再度つかれた吐息が頭の天辺をくすぐった。身動ぎすると、背中に回された腕の力がぎゅっと力が強まった。これは怒ってはいない、のかもしれない。そろそろと顔を上げると目が合う。俺を見下ろす委員長の顔はなんとも言えない表情を浮かべていた。呆れているような、何か大切なものを見るような。
「……まず、体調不良に気づけなくて悪かった。しんどかったろ」
謝られて、ぶんぶんと首を横に振る。委員長のせいじゃないのに謝らないでほしい。そんな俺を見て委員長はふっと苦笑する。わかったというように頭を一度撫でられた。そして真面目な顔つきになる。
「……それで命令して欲しいということだが、それは俺とパートナーになるということになるがいいのか?」
その言葉に俺はすぐに頷いた。もう躊躇いはなかった。あれだけ嫌だと思っていた、命令されるということ。でも今の俺はそうされたいと思っている。そしてそんな自分に嫌悪感はない。Subとして幸せそうな三咲を見てきた。学園内でDomとSubの有り様を見てきた。委員長のSubに対する、俺に対する姿勢を見てきた。大丈夫だ。俺はSubだ。委員長のSubになるんだ。委員長が好きだから大丈夫なんだ。
あの暑い夏の日から、やっとSubである自分を受け入れられた気がした。
「ありがとう」
委員長が俺の肩に頭を預けてそう言った。いろんな感情が籠もった声だった。そこまでいろんなことを考えさせてしまっていたことに申し訳なくなったが、そのことに対して仄暗い喜びを感じる自分もいる。改めて自分の中のSubを感じた。
「灯李、好きだ」
ふわっと唇が重なった。触れるだけのキスだ。それでもそこが温かい。熱が伝わってくるのを感じる。嬉しくて思わず笑うと、委員長もふっと口角をあげた。
「セーフワードを決めておかないとな」
セーフワード。プレイをする上で非常に重要なことだ。Subは基本的にDomの命令に従うが、どうしても無理な時、嫌なときはあらかじめお互いの間で決めておいた言葉を口に出すことでプレイを中断する。Domはセーフワードが発された場合必ず命令をやめなければならない。セーフワードはSubの命綱だ。
でも、俺はそれを言うことが出来ない。セーフワードを発さなければならないプレイ中に、スマホを触る余裕があるとも思えないし、どうしたらいいのかと困っていると、同じように思案していた委員長が、うんと頷いた。
「じゃあこうしよう。セーフワードの代わりに、どこでもいい。3回、何かを叩いてくれ」
委員長の指がコツ、コツ、コツとサイドテーブルを叩いてみせる。確かにそれなら俺にでも出来る意思表示だ。わかった、と頷く。すると委員長の雰囲気がゆっくりと変わった。背筋がゾクッと震える。今俺の前にいるのは、Domだ。
「最初だからちょっとだけな。……灯李、come」
委員長の口からコマンドが発される。俺の中のSub性がぶわっと目を覚ますのを感じた。体にコマンドのプレッシャーがかかっている。でもそれは心地のいい圧だった。
comeはDomの近くに寄れという命令だ。しかし元々同じソファの上にいて、距離はかなり近い。どうしたら命令に応えられるのかと戸惑いながら、委員長に身を寄せてみる。胸に体を預けるようにすり寄ると、委員長はふっと笑った。
「goodだ、灯李」
ご褒美の言葉とともに頭を撫でられて、一気に体温が上がった。頭がふわふわする。嬉しい、もっと。そんな感情が湧き出てくる。
「灯李、kneel」
kneelはDomの足元に跪けというコマンドだ。一般に最もよく使われるコマンドかもしれない。
委員長の膝に乗るような体勢から降りて、ソファの下に移動する。開かれた膝の間に、ぺたんと床にお尻をつけて座り込んで、委員長を見上げる。kneelをしたのは初めてだ。上手くできているだろうか。褒めてくれるだろうか。
「……良くできたな。good boy」
言葉とともに顎の下を擽られるように撫でてくれた。good boyは最上級の褒め言葉だ。そんなのもらってもいいんだろうか。でも嬉しい。体が多幸感に包まれる。
そんな俺を見て委員長はスッと目を細めた。
「さっき灯李がパートナーになりたいと言ってくれた時、俺のことを委員長と呼んでいたな」
体にまたプレッシャーがかかった。今度はGlear寄りのものだ。怒らせてしまった?確かにさっきは焦って委員長と打ってしまった気がする。心の中でそう呼んでいるのが咄嗟に出てしまった。必死に委員長を見上げると、委員長は目を細めたまま、挑発的に笑う。
「俺は灯李と呼んでいるのに、真貴と呼んでくれないのか?」
慌てて首を横に振ると、更に委員長の笑みが深まる。
「お仕置きだな?灯李」
ゾクッと体が震えた。お仕置きと言われて、勝手に体が期待していく。命令をちょうだいと心がねだる。
「そうだな……灯李、lick」
目の前に委員長の長い指が差し出された。おずおずとそれを手に取り、口の中へ誘う。人差し指にゆっくりと舌を這わせる。長い指は口の中にやっと収まるかどうか。必死に奥まで加えこむ。ピチャピチャと水音が鳴った。長くて男らしい筋張った指。それを舐めていると思うと昏い興奮が湧き上がった。そっと目を上げると、俺を見下ろす委員長と視線があった。満足そうに弧を描く目に安心する。猫のように音を立てながら、舌を絡ませていると、すっと指が引かれた。名残惜しくて、それを目で追うと委員長の優しい表情が見えた。
「ん、もういい。いい子だな、灯李。good boy」
嬉しい。大好き。そう思った途端、ふわりと体が温かいものに包まれたような感覚を感じた。思考もふわふわと溶けていく。霞んだ思考の中で、自分がsub spaceに入ったのだとわかった。
sub spaceはSubが安心できる環境にある時にだけ発生する、一種の精神的な境地で、信頼できるDomの命令によってのみ入ることができる。
初めて入ったsub spaceは、暖かくて、心地が良くて、思考も体も弛緩して、ゆるゆるとした空間を漂うようだった。
ばんやりとした思考の中で、ふわりと体が浮いたのを感じた。委員長が俺を抱き上げて、腕の中に閉じ込めてくれる。すり、と頭を寄せると、大きな手のひらが頭から背中を撫で下ろした。気持ちよさに、ほぅと息をつくと委員長は笑ったようで、体に細かい振動が伝わった。
「そのまま寝てしまえ。ずっとこうしててやる」
低い声が耳に心地いい。その声に導かれるまま、俺の意識はすぅっと温かい暗闇に沈んだ。
今日は放課後、委員長が教室に迎えに来てくれて、そのままここに来た。これは最近わりとよくある流れだ。俺は委員長が勉強している側で本を読んでいることが多い。委員長は3年生なので進学を控えているが、推薦が確定しているので、このまま成績を落とさなければそれでいいらしい。だから勉強をしていると言っても、受験特有のピリピリした空気はない。俺はこの静かで穏やかな時間を気に入っている。
夕食は食堂に食べに行くこともあるけれど、だいたい委員長が作ってくれることが多い。三咲もだが、委員長も料理をするタイプだというのはけっこう驚いた。しかも委員長の料理はめちゃくちゃ美味しい。凝ったものというより男料理感はあるが、その味は食欲をそそった。
今日もそんな夕食を食べさせてもらって、片付けを済ませたあと、いつもの寛いだ時間がやってきた。ソファにゆったりと背を預けて座る委員長の隣に、俺も腰を下ろす。話を切り出すなら今だろう。自分の中で静かに覚悟を決めて、俺は委員長の腕をちょいちょいと引いた。
『真貴さん、相談があるんです』
「相談?」
俺の雰囲気が固いからだろう。委員長が体ごとこちらを向いてくれる。きちんと話を聞いてくれることがわかって、緊張を逃がすように一つ息を吐いた。
そして、ここのところ体調にムラがあったこと、それが恐らくSubとしての欲求不満だと言うことを話した。話が進むたびに委員長の眉がぎゅっと寄っていくのを伺いながら、話の核心に向かう。
『真貴さん、俺に命令してくれませんか』
そう打ち込んだ画面を見せると、委員長の目が丸くなった。寄っていた眉が元に戻って少し幼い顔になるのが可愛いと場違いに思った。
「ちょっと、待て」
微妙に掠れた声で委員長が話を遮る。そのまま片手で目元を覆ってしまった。何かまずいことを言ってしまっただろうかと焦る。
『虫のいい話だっていうのはわかってます!委員長がプレイを避けてくれてたのは俺がDomのこと嫌いだって言ったからですし。でも委員長なら大丈夫だって思えたというか、委員長になら命令して欲しいんです!』
「ちょっともう黙れ」
慌てて言い募ると、深いため息をついた委員長に急に引き寄せられた。そのまま抱きしめられる。はぁー、と再度つかれた吐息が頭の天辺をくすぐった。身動ぎすると、背中に回された腕の力がぎゅっと力が強まった。これは怒ってはいない、のかもしれない。そろそろと顔を上げると目が合う。俺を見下ろす委員長の顔はなんとも言えない表情を浮かべていた。呆れているような、何か大切なものを見るような。
「……まず、体調不良に気づけなくて悪かった。しんどかったろ」
謝られて、ぶんぶんと首を横に振る。委員長のせいじゃないのに謝らないでほしい。そんな俺を見て委員長はふっと苦笑する。わかったというように頭を一度撫でられた。そして真面目な顔つきになる。
「……それで命令して欲しいということだが、それは俺とパートナーになるということになるがいいのか?」
その言葉に俺はすぐに頷いた。もう躊躇いはなかった。あれだけ嫌だと思っていた、命令されるということ。でも今の俺はそうされたいと思っている。そしてそんな自分に嫌悪感はない。Subとして幸せそうな三咲を見てきた。学園内でDomとSubの有り様を見てきた。委員長のSubに対する、俺に対する姿勢を見てきた。大丈夫だ。俺はSubだ。委員長のSubになるんだ。委員長が好きだから大丈夫なんだ。
あの暑い夏の日から、やっとSubである自分を受け入れられた気がした。
「ありがとう」
委員長が俺の肩に頭を預けてそう言った。いろんな感情が籠もった声だった。そこまでいろんなことを考えさせてしまっていたことに申し訳なくなったが、そのことに対して仄暗い喜びを感じる自分もいる。改めて自分の中のSubを感じた。
「灯李、好きだ」
ふわっと唇が重なった。触れるだけのキスだ。それでもそこが温かい。熱が伝わってくるのを感じる。嬉しくて思わず笑うと、委員長もふっと口角をあげた。
「セーフワードを決めておかないとな」
セーフワード。プレイをする上で非常に重要なことだ。Subは基本的にDomの命令に従うが、どうしても無理な時、嫌なときはあらかじめお互いの間で決めておいた言葉を口に出すことでプレイを中断する。Domはセーフワードが発された場合必ず命令をやめなければならない。セーフワードはSubの命綱だ。
でも、俺はそれを言うことが出来ない。セーフワードを発さなければならないプレイ中に、スマホを触る余裕があるとも思えないし、どうしたらいいのかと困っていると、同じように思案していた委員長が、うんと頷いた。
「じゃあこうしよう。セーフワードの代わりに、どこでもいい。3回、何かを叩いてくれ」
委員長の指がコツ、コツ、コツとサイドテーブルを叩いてみせる。確かにそれなら俺にでも出来る意思表示だ。わかった、と頷く。すると委員長の雰囲気がゆっくりと変わった。背筋がゾクッと震える。今俺の前にいるのは、Domだ。
「最初だからちょっとだけな。……灯李、come」
委員長の口からコマンドが発される。俺の中のSub性がぶわっと目を覚ますのを感じた。体にコマンドのプレッシャーがかかっている。でもそれは心地のいい圧だった。
comeはDomの近くに寄れという命令だ。しかし元々同じソファの上にいて、距離はかなり近い。どうしたら命令に応えられるのかと戸惑いながら、委員長に身を寄せてみる。胸に体を預けるようにすり寄ると、委員長はふっと笑った。
「goodだ、灯李」
ご褒美の言葉とともに頭を撫でられて、一気に体温が上がった。頭がふわふわする。嬉しい、もっと。そんな感情が湧き出てくる。
「灯李、kneel」
kneelはDomの足元に跪けというコマンドだ。一般に最もよく使われるコマンドかもしれない。
委員長の膝に乗るような体勢から降りて、ソファの下に移動する。開かれた膝の間に、ぺたんと床にお尻をつけて座り込んで、委員長を見上げる。kneelをしたのは初めてだ。上手くできているだろうか。褒めてくれるだろうか。
「……良くできたな。good boy」
言葉とともに顎の下を擽られるように撫でてくれた。good boyは最上級の褒め言葉だ。そんなのもらってもいいんだろうか。でも嬉しい。体が多幸感に包まれる。
そんな俺を見て委員長はスッと目を細めた。
「さっき灯李がパートナーになりたいと言ってくれた時、俺のことを委員長と呼んでいたな」
体にまたプレッシャーがかかった。今度はGlear寄りのものだ。怒らせてしまった?確かにさっきは焦って委員長と打ってしまった気がする。心の中でそう呼んでいるのが咄嗟に出てしまった。必死に委員長を見上げると、委員長は目を細めたまま、挑発的に笑う。
「俺は灯李と呼んでいるのに、真貴と呼んでくれないのか?」
慌てて首を横に振ると、更に委員長の笑みが深まる。
「お仕置きだな?灯李」
ゾクッと体が震えた。お仕置きと言われて、勝手に体が期待していく。命令をちょうだいと心がねだる。
「そうだな……灯李、lick」
目の前に委員長の長い指が差し出された。おずおずとそれを手に取り、口の中へ誘う。人差し指にゆっくりと舌を這わせる。長い指は口の中にやっと収まるかどうか。必死に奥まで加えこむ。ピチャピチャと水音が鳴った。長くて男らしい筋張った指。それを舐めていると思うと昏い興奮が湧き上がった。そっと目を上げると、俺を見下ろす委員長と視線があった。満足そうに弧を描く目に安心する。猫のように音を立てながら、舌を絡ませていると、すっと指が引かれた。名残惜しくて、それを目で追うと委員長の優しい表情が見えた。
「ん、もういい。いい子だな、灯李。good boy」
嬉しい。大好き。そう思った途端、ふわりと体が温かいものに包まれたような感覚を感じた。思考もふわふわと溶けていく。霞んだ思考の中で、自分がsub spaceに入ったのだとわかった。
sub spaceはSubが安心できる環境にある時にだけ発生する、一種の精神的な境地で、信頼できるDomの命令によってのみ入ることができる。
初めて入ったsub spaceは、暖かくて、心地が良くて、思考も体も弛緩して、ゆるゆるとした空間を漂うようだった。
ばんやりとした思考の中で、ふわりと体が浮いたのを感じた。委員長が俺を抱き上げて、腕の中に閉じ込めてくれる。すり、と頭を寄せると、大きな手のひらが頭から背中を撫で下ろした。気持ちよさに、ほぅと息をつくと委員長は笑ったようで、体に細かい振動が伝わった。
「そのまま寝てしまえ。ずっとこうしててやる」
低い声が耳に心地いい。その声に導かれるまま、俺の意識はすぅっと温かい暗闇に沈んだ。
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