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第一章
死者1人目
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「ひとり殺せか…」
俺は独り呟く
「なぁ、ジャンケンで決めようぜ!」
「はぁ!?人の命はそんな軽くねぇーよ」
そう討論するのは中島と原田。
「じゃあお前が死ねよ」
「はぁ?そんなの嫌に決まってんだろ」
「んじゃ、数人に別れてじゃんけんしろよな」
みんなその意見に従い、数名に別れた。俺は運良く勝った。
最後に残ったのは、星野、野元、原田、山本、古屋だった
「さーいしょーはーぐージャーンケーンポーン」
負けたのは野元と原田。
「最初はグー、じゃんけんぽん!」
グーとパーで、野元の勝ちだった
「嫌だ…俺はまだ死にたくないーーーー!」
そこだ放送が入った
「死者が決まったようですね。今回の死者は原田さんとなりました。直に血が吹き出てきますので離れてくださいね。」
そう言われ、俺たちは離れる。
「あ、あ、あぁーーーー!!」
彼の悲鳴とともに、目、口、鼻、耳…身体の至る所から血が吹き出てきた…
それを見て俺はどこか美しいと感じてしまった…
「それでは皆様、外へどうぞ。ゲームはまだ始まったばかりです」
カチャリと音がしてドアが開く。
「太陽…」
皆、暗い顔で俯く。
「みんな、ここからは協力していこう!」
「そ、そうだな!」
またクラスの絆が深まる…この人知を超えた能力の前じゃ無駄なことであろう…
【死者1名。残り、40名】
俺は独り呟く
「なぁ、ジャンケンで決めようぜ!」
「はぁ!?人の命はそんな軽くねぇーよ」
そう討論するのは中島と原田。
「じゃあお前が死ねよ」
「はぁ?そんなの嫌に決まってんだろ」
「んじゃ、数人に別れてじゃんけんしろよな」
みんなその意見に従い、数名に別れた。俺は運良く勝った。
最後に残ったのは、星野、野元、原田、山本、古屋だった
「さーいしょーはーぐージャーンケーンポーン」
負けたのは野元と原田。
「最初はグー、じゃんけんぽん!」
グーとパーで、野元の勝ちだった
「嫌だ…俺はまだ死にたくないーーーー!」
そこだ放送が入った
「死者が決まったようですね。今回の死者は原田さんとなりました。直に血が吹き出てきますので離れてくださいね。」
そう言われ、俺たちは離れる。
「あ、あ、あぁーーーー!!」
彼の悲鳴とともに、目、口、鼻、耳…身体の至る所から血が吹き出てきた…
それを見て俺はどこか美しいと感じてしまった…
「それでは皆様、外へどうぞ。ゲームはまだ始まったばかりです」
カチャリと音がしてドアが開く。
「太陽…」
皆、暗い顔で俯く。
「みんな、ここからは協力していこう!」
「そ、そうだな!」
またクラスの絆が深まる…この人知を超えた能力の前じゃ無駄なことであろう…
【死者1名。残り、40名】
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