女性として見れない私は、もう不要な様です〜俺の事は忘れて幸せになって欲しい。と言われたのでそうする事にした結果〜

流雲青人

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 脱衣室に入ると、抱きしめられ口づけをされながら、彼の手で服を脱がされ、そのまま、浴室へ。

 外は陽が落ちて、薄暗くなってきているけど、まだ見えづらいほどではない。

 彼の前にすべてを晒しているかと思うと、とたんに恥ずかしくなって、急いでシャワーで身体を流し、浴槽に身を沈めた。

「そんなに急いで入らなくてもいいのに」
「だって、まだ明るいから」
「そうやって恥じらうところも初々しくていいけど」

 そんな。
 初々しいと言われる年齢では、けっしてないんだけど。

 それにしても……
 こんなふうに、言葉をまったく惜しむことなく、ストレートに愛情を示してくれる人とは付き合ったことがなかったので、嬉しいけれど、いろいろ戸惑ってしまう。

 わたしに続いて彼が湯に入ってきた。
 そして、後ろにまわって、わたしを抱き寄せた。

 互いの素肌が直接触れあう感触に、身体の奥のほうがひそかに疼く。 
 彼の不埒な手が、わたしの胸を弄りだす。

 先端をゆるゆるとさすられ、わたしは「ん……」とくぐもった声を漏らしてしまう。

 その声に、背中に感じる彼のものも敏感に反応する。
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