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<凜と百瀬、それぞれの幸せ>――凜の、『知らない』幸せ
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「……お前の中は絶品だな」
「――!? やだ、やだああ……!」
がっちり拘束されて、逃げられない、動けない。
やめてください、優しくしてください……!
「ひ――っきゃあああ……!」
必死の抵抗も虚しく、内壁を擦りながら勢い良く抜けてすぐにズンっと音がしそうなぐらい強烈に奥を突かれた。
「あ――あ――あぁああ――! もおやぁ……やぁああ……!」
突かれる速度が早過ぎて、あ、あ、なんて声にならない。苦しくて叫びっぱなしになってしまう。
ジェルでも使ったみたいに濡れた音が上がり続けてた。
「あ――ああああ……!」
頭の中が真っ白になる。意識が明滅する。
叶さんの容赦の無い動きに突かれるたびに絶頂が来て足の先から頭の天辺まで気持ちいい……!
キモチイイ、しぬ――しぬ、叶さんのも、くる、こわい、精液が恐い、また死ぬほど気持ちよくなってしまう。絶頂の先まで連れて行かれる。
でも貰えないと終わらない。
「うああ……!」
一度目の絶頂に腰が浮く。痺れる中がかのうさんをきつく締め上げた。
止まってくれたのは一瞬だった。
すぐに動き出す。
絶頂を迎えて痺れてるのに次から次に刺激が来て泣くことしかできなかった。
あぁ、やっと、叶さんもイッてくれそう。
やっと終わる、早く、早く、ください、叶さんの、早く
「ヒッ、ヒィ、ヒィ、ッ、ッ」
また、中でいく。強い絶頂が来る。助けて、もう、限界です……!
「ッ、ッ、ウッ、あっ――ひぐぅ……」
叶さんに使われてる孔の奥からぶわりと気持ちいいのが広がってきて頭の中が白に染め上がる。
全身が痺れる。
もうくたくたで叫ぶのも辛い。
早く、早くください。お願い――――!
「ひぃい……!?」
ずる、と抜けてしまった。
いきなり楔が抜けて孔がみっともなくひくついた。叶さんが欲しくて、お腹の奥までビクビクなって――ひぅ――や……! 熱が、引かない、何度もイッたのにイキタイ……! 中が疼く、性器から穴までの足の間がきゅうきゅうする――!!
欲しい……どうして、どうして叶さんの貰えなかったの!?
「ぅ――――ひ、ヒ、ゅッ、」
混乱に喉が鳴る。全身から汗が噴き出る。手足が勝手に動いてシーツに縋る。
欲しい、欲しい! 孔がひくついておかしくなる……!
「かの――さん……! どうして……!?」
完全に裏返った悲鳴みたいな声しか出ない。
「中で出したら気をやるだろう? もう一回、な」
そんな……!!!
そこからはもう滅茶苦茶だった。
言われるがまま肩で体を支える四つん這いで自慰をして、自分で穴を開いて欲しいと言わされて、欲しくて欲しくてドロドロになった頭で御褒美を貰うために必死になった。
「凜、大丈夫か?」
やっと叶さんの精液を貰えた頃には、オレは、1滴残らず精を吐き出し付くし、涙も、汗も、これ以上出ないというぐらいになってた。
性器からは出しつくした精の変わりに、透明なのが出る。
息もできないぐらい感じてるのに、疲れすぎて叫ぶ事もできない。ただベッドに横たわり涙を零すことしかできない。
「へぇ。男も潮を噴けるんだな。良く頑張ったな凜。いい子だ」
ヒューヒュー喉を鳴らすオレを叶さんが撫でてくれる。
もうやだ。セックスが恐い。
もう、したくない。恐い。
でも、叶さんが気持ち良くなってくれる。満足してくれる。
したくないのに、オレは、また、するんだろうな。
発情して、叶さんが欲しくてどうしょうもなくなって。
「――!? やだ、やだああ……!」
がっちり拘束されて、逃げられない、動けない。
やめてください、優しくしてください……!
「ひ――っきゃあああ……!」
必死の抵抗も虚しく、内壁を擦りながら勢い良く抜けてすぐにズンっと音がしそうなぐらい強烈に奥を突かれた。
「あ――あ――あぁああ――! もおやぁ……やぁああ……!」
突かれる速度が早過ぎて、あ、あ、なんて声にならない。苦しくて叫びっぱなしになってしまう。
ジェルでも使ったみたいに濡れた音が上がり続けてた。
「あ――ああああ……!」
頭の中が真っ白になる。意識が明滅する。
叶さんの容赦の無い動きに突かれるたびに絶頂が来て足の先から頭の天辺まで気持ちいい……!
キモチイイ、しぬ――しぬ、叶さんのも、くる、こわい、精液が恐い、また死ぬほど気持ちよくなってしまう。絶頂の先まで連れて行かれる。
でも貰えないと終わらない。
「うああ……!」
一度目の絶頂に腰が浮く。痺れる中がかのうさんをきつく締め上げた。
止まってくれたのは一瞬だった。
すぐに動き出す。
絶頂を迎えて痺れてるのに次から次に刺激が来て泣くことしかできなかった。
あぁ、やっと、叶さんもイッてくれそう。
やっと終わる、早く、早く、ください、叶さんの、早く
「ヒッ、ヒィ、ヒィ、ッ、ッ」
また、中でいく。強い絶頂が来る。助けて、もう、限界です……!
「ッ、ッ、ウッ、あっ――ひぐぅ……」
叶さんに使われてる孔の奥からぶわりと気持ちいいのが広がってきて頭の中が白に染め上がる。
全身が痺れる。
もうくたくたで叫ぶのも辛い。
早く、早くください。お願い――――!
「ひぃい……!?」
ずる、と抜けてしまった。
いきなり楔が抜けて孔がみっともなくひくついた。叶さんが欲しくて、お腹の奥までビクビクなって――ひぅ――や……! 熱が、引かない、何度もイッたのにイキタイ……! 中が疼く、性器から穴までの足の間がきゅうきゅうする――!!
欲しい……どうして、どうして叶さんの貰えなかったの!?
「ぅ――――ひ、ヒ、ゅッ、」
混乱に喉が鳴る。全身から汗が噴き出る。手足が勝手に動いてシーツに縋る。
欲しい、欲しい! 孔がひくついておかしくなる……!
「かの――さん……! どうして……!?」
完全に裏返った悲鳴みたいな声しか出ない。
「中で出したら気をやるだろう? もう一回、な」
そんな……!!!
そこからはもう滅茶苦茶だった。
言われるがまま肩で体を支える四つん這いで自慰をして、自分で穴を開いて欲しいと言わされて、欲しくて欲しくてドロドロになった頭で御褒美を貰うために必死になった。
「凜、大丈夫か?」
やっと叶さんの精液を貰えた頃には、オレは、1滴残らず精を吐き出し付くし、涙も、汗も、これ以上出ないというぐらいになってた。
性器からは出しつくした精の変わりに、透明なのが出る。
息もできないぐらい感じてるのに、疲れすぎて叫ぶ事もできない。ただベッドに横たわり涙を零すことしかできない。
「へぇ。男も潮を噴けるんだな。良く頑張ったな凜。いい子だ」
ヒューヒュー喉を鳴らすオレを叶さんが撫でてくれる。
もうやだ。セックスが恐い。
もう、したくない。恐い。
でも、叶さんが気持ち良くなってくれる。満足してくれる。
したくないのに、オレは、また、するんだろうな。
発情して、叶さんが欲しくてどうしょうもなくなって。
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