82 / 101
エピソード9
13話
しおりを挟む
リザードイーターと交戦中の将軍エイレルン部隊はリザードイーターの素早い動きと変則的な動きに戸惑う、リザードイーターの強力な酸性のブレスを吐く、3人は散開して避ける、リザードイーターの鋭利な右の爪がキャロルに襲いかかる、そして左の爪で切り裂こうするがダリルのロングソードが受けに入る、上からエイレルンが牙突で頭部に向けて刺そうとする、、だが素早い回避行動で牙突は避けられてしまう、そして粘液の纏った舌をエイレルンの足を掴む、キャロルとダリルが十字に連携そて切り裂く、空中に舞い上がったエイレルンはそのまま牙突で頭部に突き刺した、そしてグリグリと深く突き刺す、断末魔を鳴きながら絶命するリザードイーター、3人は剣を納めて部下隊員の向かった方角を追うことにする
「エイレルン将軍!奴らのアジトを見つけました」
「よし!行くぞ!」
将軍エイレルン部隊はアジトを捜索を開始する
「何かがおかしい?」
「ここが隠れ家?支部にしては警備が所々甘い...」
部下隊員が既に支部を制圧してあり、満身創痍の過激派武装集団がある事を言う
「作戦...上手.く.....いった」
「はぁ?」
そして、息を絶えた、後ろから部下隊員が息を切らせながらやってきた
「隊長ぉ!」
「どうした?」
「エスタンが!エスタン城下町が大変な事に!」
「なんだと!?」
将軍エイレルン部隊は直ちに王国に戻る、すると城下町が燃え盛っている
「一体...どうなってるんだ?」
住民の悲痛な呻き声、泣き叫ぶ子供達、そして子供は過激派武装集団が放った魔物に襲われる
「うわぁ」
「助けてぇ!」
魔物に襲われる所をキャロルとダリルが割って入る
「大丈夫だぁ!お前らさっさと逃げろ!」
「はぃぃ!」
ゴブリンにオーク、ハーピーと調教された魔物の軍勢がエスタン城下町を襲う、エスタン兵士は襲いかかる魔物の軍勢を蹴散らして住民を守り抜く
「皆さんが早くこちらへ!」
部下隊員が呼びかける、ダリルとキャロルがお互いに背中を預けながら奮闘している、キャロルは少し負傷した、そして全ての魔物を倒し、すると、将軍エイレルンはいきなり部下に攻撃された、エイレルンはなんとか躱す
「貴様!どういう事だ!」
「エイレルン将軍、エスタン王国は恨みを買いすぎた」
「何!?」
すると、いきなり部下が次々と倒れる、そして魔導士らしき人がエイレルン将軍の前に現れる
「ふん、見事に陽動に引っかかった訳だな」
「察しがいいな」
「エスタン王国は移民を搾取しすぎた、我々は弱者に無念を晴らしに来た」
「だからといって罪のない人を巻き込む事はないだろう」
「何を言ってる?移民政策で搾取と詐欺で繁栄した住民も同罪だ、貴様達は粛清されなければならない」
魔導士は魔術によって身体能力が上がった、魔術によって実体化した剣をエイレルン将軍に向けて斬りかかる
(この怨念に満ちた剣...やる!)
エイレルン将軍と魔導士の鍔迫り合いがする、エイレルン将軍は力でゴリ押しをして制する、そのまま距離を取ろうとする魔導士だが、素早く距離を追い詰めて詠唱はさせない
「なんやこいつは」
魔導士は魔力で作った球体をエイレルン将軍に向けて放つ、エイレルンは素早い身のこなしで躱す、実力は将軍は上だ、徐々に魔導士を追い詰めるが、そして勝負の決め手の斬撃が魔導士の胸元をきりさく、大量の血飛沫が出て一瞬で満身創痍になった
「はぁはぁ...認めるものか...認めるものかぁぁぁ!!!」
「!?」
魔力が暴走して魔導士の身体に纏わりつく、そして悪魔のような変貌に変化した
「ゴォォォオォォ」
そして、一瞬にして将軍エイレルンの腹に鋭利な爪を貫く
「ぐほっ...」
口と腹から大量の血を垂らし続ける、そして、命が尽きる前にロングソードを首元に突き立てるが、何も効かない、悪魔の魔導士は左の鋭利な爪で将軍エイレルンの首を切り裂き、頭を吹き飛ばす、キャロルとダリルが駆け付けた時、将軍エイレルンの首がダリルの足元に転がり込んだ、そして、その光景を見た瞬間、暴走した、ダリルは魔法剣士であり、剣術も魔術も器用貧乏に熟る、怒りと悲しみにより魔力が暴走してダリルは悪魔のような姿に変貌した、ダリルは将軍エイレルンに深い恩がある
「ダ...ダリル...?」
2人の悪魔がエスタン城下町の舞台にして暴れ回る、邪悪な怨念と憎悪の怒りがぶつかり合う2人の悪魔を見て、キャロルは怯える、そして命欲しさに逃げ出した、ダリルの怨念を込めた鋭利な爪が魔導士を切り裂く、だが、魔導士の身体が直ぐに癒えた、そして魔導士の反撃の魔弾がエスタン城下町を襲う
(やらせるものか!)
「キャロル!住民は地下の施設に移動した、しかし何だ!あれは!」
「ダ...リルだ...」
「ダリル!?こんな時に何を言ってる!」
「本当にダリルなんだよ!」
悪魔化したダリルの物凄い咆哮、城下町の建物を吹き飛ばす、キャロルはあの悍ましい魔力をによって変貌した2人が怖くて腰を抜かした、魔弾の流れ弾がキャロルを襲う、そして部下隊員がキャロルを身を挺して守った
「あぁぁ...ルーカ!ルゥゥゥゥカァァァァ!!!」
ルーカはキャロル友に任務や雑務をこなした仲間だ
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
「キャロル!危ないぞ!」
他の隊員に無理矢理腕を掴まれて地下の施設に連れて行かれる、2人の悪魔がエスタン王国を壊す、ダリルは魔導士の首を掴み、鋭利な爪で胸を貫き、正常位の態勢になって殴り続ける、魔導士が必死に抗おうと口から魔力を放出する、が、ダリルには効かない、そして、ダリルは魔導士の首元を噛みちぎり絶命させた、そして物凄い咆哮をあげながら何処か消え去った
キャロルはあの時のトラウマを鮮明に思い出す
「そうか!俺は、俺は、思い出せ、幼い頃の俺は怖いもの知らずだった、もう国が、大切な住民が傷つくの見たくない!」
そう思うとキャロルは目が覚めた、そしたらいつの間にか横になってた、立ち上がり辺りを見渡すと、あの黒い影の偽物がいなくなっている
「キャロルさん!」
武道家の声がした
「大丈夫ですか?」
「ああ、お前は?」
「心配ないよ」
「あれは夢?だったのか」
「夢ですか?俺も見ました、忘れたい記憶を掘り起こしてくれたよ」
(ここの神殿は恐怖と絶望を乗り越える試練なのか)
2人は下の階層に向かうと光の聖域がある、そして行き止まりのようだ
「行き止まりだ、あれは?出口に繋がる転送魔法陣か?」
そして、キャロルと武道家は光の魔法陣の中に入り、神殿の入り口に戻された
「なあ、お前の名前を聞かせてくれないか?」
「俺の名はキーシリアン、キーシリアン・ミクリールだ」
「キーシリアンか、そうか、これからよろしくな」
「エイレルン将軍!奴らのアジトを見つけました」
「よし!行くぞ!」
将軍エイレルン部隊はアジトを捜索を開始する
「何かがおかしい?」
「ここが隠れ家?支部にしては警備が所々甘い...」
部下隊員が既に支部を制圧してあり、満身創痍の過激派武装集団がある事を言う
「作戦...上手.く.....いった」
「はぁ?」
そして、息を絶えた、後ろから部下隊員が息を切らせながらやってきた
「隊長ぉ!」
「どうした?」
「エスタンが!エスタン城下町が大変な事に!」
「なんだと!?」
将軍エイレルン部隊は直ちに王国に戻る、すると城下町が燃え盛っている
「一体...どうなってるんだ?」
住民の悲痛な呻き声、泣き叫ぶ子供達、そして子供は過激派武装集団が放った魔物に襲われる
「うわぁ」
「助けてぇ!」
魔物に襲われる所をキャロルとダリルが割って入る
「大丈夫だぁ!お前らさっさと逃げろ!」
「はぃぃ!」
ゴブリンにオーク、ハーピーと調教された魔物の軍勢がエスタン城下町を襲う、エスタン兵士は襲いかかる魔物の軍勢を蹴散らして住民を守り抜く
「皆さんが早くこちらへ!」
部下隊員が呼びかける、ダリルとキャロルがお互いに背中を預けながら奮闘している、キャロルは少し負傷した、そして全ての魔物を倒し、すると、将軍エイレルンはいきなり部下に攻撃された、エイレルンはなんとか躱す
「貴様!どういう事だ!」
「エイレルン将軍、エスタン王国は恨みを買いすぎた」
「何!?」
すると、いきなり部下が次々と倒れる、そして魔導士らしき人がエイレルン将軍の前に現れる
「ふん、見事に陽動に引っかかった訳だな」
「察しがいいな」
「エスタン王国は移民を搾取しすぎた、我々は弱者に無念を晴らしに来た」
「だからといって罪のない人を巻き込む事はないだろう」
「何を言ってる?移民政策で搾取と詐欺で繁栄した住民も同罪だ、貴様達は粛清されなければならない」
魔導士は魔術によって身体能力が上がった、魔術によって実体化した剣をエイレルン将軍に向けて斬りかかる
(この怨念に満ちた剣...やる!)
エイレルン将軍と魔導士の鍔迫り合いがする、エイレルン将軍は力でゴリ押しをして制する、そのまま距離を取ろうとする魔導士だが、素早く距離を追い詰めて詠唱はさせない
「なんやこいつは」
魔導士は魔力で作った球体をエイレルン将軍に向けて放つ、エイレルンは素早い身のこなしで躱す、実力は将軍は上だ、徐々に魔導士を追い詰めるが、そして勝負の決め手の斬撃が魔導士の胸元をきりさく、大量の血飛沫が出て一瞬で満身創痍になった
「はぁはぁ...認めるものか...認めるものかぁぁぁ!!!」
「!?」
魔力が暴走して魔導士の身体に纏わりつく、そして悪魔のような変貌に変化した
「ゴォォォオォォ」
そして、一瞬にして将軍エイレルンの腹に鋭利な爪を貫く
「ぐほっ...」
口と腹から大量の血を垂らし続ける、そして、命が尽きる前にロングソードを首元に突き立てるが、何も効かない、悪魔の魔導士は左の鋭利な爪で将軍エイレルンの首を切り裂き、頭を吹き飛ばす、キャロルとダリルが駆け付けた時、将軍エイレルンの首がダリルの足元に転がり込んだ、そして、その光景を見た瞬間、暴走した、ダリルは魔法剣士であり、剣術も魔術も器用貧乏に熟る、怒りと悲しみにより魔力が暴走してダリルは悪魔のような姿に変貌した、ダリルは将軍エイレルンに深い恩がある
「ダ...ダリル...?」
2人の悪魔がエスタン城下町の舞台にして暴れ回る、邪悪な怨念と憎悪の怒りがぶつかり合う2人の悪魔を見て、キャロルは怯える、そして命欲しさに逃げ出した、ダリルの怨念を込めた鋭利な爪が魔導士を切り裂く、だが、魔導士の身体が直ぐに癒えた、そして魔導士の反撃の魔弾がエスタン城下町を襲う
(やらせるものか!)
「キャロル!住民は地下の施設に移動した、しかし何だ!あれは!」
「ダ...リルだ...」
「ダリル!?こんな時に何を言ってる!」
「本当にダリルなんだよ!」
悪魔化したダリルの物凄い咆哮、城下町の建物を吹き飛ばす、キャロルはあの悍ましい魔力をによって変貌した2人が怖くて腰を抜かした、魔弾の流れ弾がキャロルを襲う、そして部下隊員がキャロルを身を挺して守った
「あぁぁ...ルーカ!ルゥゥゥゥカァァァァ!!!」
ルーカはキャロル友に任務や雑務をこなした仲間だ
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
「キャロル!危ないぞ!」
他の隊員に無理矢理腕を掴まれて地下の施設に連れて行かれる、2人の悪魔がエスタン王国を壊す、ダリルは魔導士の首を掴み、鋭利な爪で胸を貫き、正常位の態勢になって殴り続ける、魔導士が必死に抗おうと口から魔力を放出する、が、ダリルには効かない、そして、ダリルは魔導士の首元を噛みちぎり絶命させた、そして物凄い咆哮をあげながら何処か消え去った
キャロルはあの時のトラウマを鮮明に思い出す
「そうか!俺は、俺は、思い出せ、幼い頃の俺は怖いもの知らずだった、もう国が、大切な住民が傷つくの見たくない!」
そう思うとキャロルは目が覚めた、そしたらいつの間にか横になってた、立ち上がり辺りを見渡すと、あの黒い影の偽物がいなくなっている
「キャロルさん!」
武道家の声がした
「大丈夫ですか?」
「ああ、お前は?」
「心配ないよ」
「あれは夢?だったのか」
「夢ですか?俺も見ました、忘れたい記憶を掘り起こしてくれたよ」
(ここの神殿は恐怖と絶望を乗り越える試練なのか)
2人は下の階層に向かうと光の聖域がある、そして行き止まりのようだ
「行き止まりだ、あれは?出口に繋がる転送魔法陣か?」
そして、キャロルと武道家は光の魔法陣の中に入り、神殿の入り口に戻された
「なあ、お前の名前を聞かせてくれないか?」
「俺の名はキーシリアン、キーシリアン・ミクリールだ」
「キーシリアンか、そうか、これからよろしくな」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
婚約者すらいない私に、離縁状が届いたのですが・・・・・・。
夢草 蝶
恋愛
侯爵家の末姫で、人付き合いが好きではないシェーラは、邸の敷地から出ることなく過ごしていた。
そのため、当然婚約者もいない。
なのにある日、何故かシェーラ宛に離縁状が届く。
差出人の名前に覚えのなかったシェーラは、間違いだろうとその離縁状を燃やしてしまう。
すると後日、見知らぬ男が怒りの形相で邸に押し掛けてきて──?
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる