59 / 101
エピソード7
9話
しおりを挟む
リエールの館にて
「ああ、我が愛しき娘を息を吹き返したまえぇ....ああ何故...何故息を吹き返さない...こんなにも愛し捧げているのに...」
リエールは儀式を行う、愛する我が娘をどうやって蘇らせるか、小道具や魔導書が部屋中に散乱している、
机には祝福の花瓶が転がっている、リエールの書斎の扉に音が鳴る
「リエール様、招かれざる来客したようです」
「ローザンの奴、やられたのか...まあいいわ、また、時間がある時に第二のローザンを造ればいい、いい?絶対に私の書斎に近づけさせるな」
「分かりました、おい!お前ら!あれを出せ!」
「了解!」
達也とレーナはリエールの館の門の前に来ていた、昼の時間帯なのに空は暗い不気味な静寂が2人に緊張を与える
「さあ、取り返しにいくわよ」
レーナは気合いを入れる
「いつまで刀の手入れをしてんのよ」
「気合い入れてんだよ、刀身にな」
「ふん、そう、行くよ」
2人で門を開ける、達也は右の門、レーナは左の門を開ける、2人は開け終えると、何かの気配を感じた
「達也...」
「ああ」
館の屋根から怪物の影が見える、そして飛び降りて凄まじい衝撃波を発しながら着地する
「ガルルルルゥゥゥ...」
「だろうな」
「そうだろうね」
大きな犬が威嚇する
「さぁ!ガルマールよ!奴等を食い殺せ!」
そう命令した人は先に食い殺された、この大きな狂犬の名前はガルマール、リエールの館を守る番犬と言った所だ
「うわっ!」
「うわぁ...」
グチャグチャと鳴らしながら、人の肉を食う狂犬ガルマール
「クチャらーが更にグロさを増すね」
ガルマールがゴクリと鳴らしながら飲み込む、鼓膜が破れる程の咆哮あげて、2人に襲いかかる、ガルマールは口に火の魔術で刃を纏う
「この魔獣!面白い!」
2人は得意の氷の魔術と技で応戦、達也は素早く刀身に氷の霧を纏う、レーナは氷の弾丸を放つ、ガルマールの放つ煉獄の炎が氷をかき消す
「熱いな~」
「このジメジメした暑さ...気持ち悪い...」
咆哮と共に火炎ブレスが2人を襲う、レーナが氷の壁を造る、暑く熱いガルマールの爪が容易く氷の壁を溶かしながら切り裂く、達也がガルマールの背後に回り込む、だが、ガルマールの長い尻尾が達也を襲うがそれ素早い反応で躱す
「よっと!」
身体を回転させながら躱す同時にガルマールの尻尾に切り傷を入れる、レーナはその傷口に氷の槍を当てようと連射する、炎のツメで氷の弾丸を溶かす、そして砕き切り裂く、ガルマールが前足を浮かばせて2足立ちしながら咆哮をする、ガルマールは更に体温をあげる
「体温で闘気を上げてきたか」
「そうでなくては、そうじゃないと乗り越えられない!」
達也は目に冷徹な闘気を宿す、レーナもそれに便所するように魔力をあげる
太く硬い分厚い爪に炎の魔力を宿す、水溜りが蒸発する、2人は同時に仕掛ける、達也は右から、レーナは左から攻める、ガルマールが火炎ブレスを連射する、2人は避ける、達也は右前脚を切り、レーナは氷の刃を造形して手に纏い左前足を切る、大量の血飛沫が飛び散る
「今よ!」
「ああ!」
達也とレーナはエックスの文字を描くように同時に斬る、そしてトドメは達也が頭部に目掛けて刀を刺す、そしてぐりぐりと深く刺し、ガルマールの命を絶つ
「マジか...あの魔獣を倒すなんて...なんて奴等だ...」
達也が野次馬達に睨みつける、氷のような視線で周囲を圧倒する
「おい...行けって...お前、格闘技経験者だろ...」
「は?明らかにレベルが違うだろ...どうやって止めんだよ...」
「命を賭ければいいだろうが」
「無茶言うなよ...」
「いや...結局俺達...敵前逃亡で殺されるだけだし...」
リエールの従者達はごちゃごちゃ言ってる内に2人は館の中に入る
「外は不気味なのに中は綺麗ね、ふん」
「おい!真正面に敵!」
「やれぇ!
リエールの従者が一斉にクロスボウガン撃ち始める
「絶対に此処を通すなぁ!!!」
「うおぉぉぉぉ!!!」
達也が刀で弾き凌ぐ、レーナは氷の魔術で防御する、達也は袈裟斬りや横払い、刺突でリエールの従者達を蹂躙する
「くそ!帰れぇ!帰れぇ!」
「邪魔だぁァァ!」
達也が一番後ろに居るリエールの従者を蹴りながら書斎の扉を抉じ開ける
「私の錬金を邪魔する、下劣な来客風情が、ふふふ」
「貴様がリエールか!祝福の花瓶はどこだ?!」
「そんなもん、もう必要ない、くれたきゃくれてやる!だが、私の館を荒らし、錬金を邪魔した事は万死に値する」
魔女リエールは魔力を増幅させる、禍々しいオーラが書斎に散らばっている資料や小道具、魔導書が散らばる
「さあ、覚悟はいいかしら」
「覚悟ならもうしてきた」
魔女リエールは黒と紫の入り混じった魔弾を達也とレーナに連射する、それは尽きることのない魔力が2人を襲う、レーナは氷の弾幕を連射してリエールの魔弾を撃ち消す、達也はクロスボウガンを取り出し向けて速射する、リエールは瞬間移動で躱す
「瞬間移動?!」
「厄介な能力者だな」
リエールは2人に見せつけるように、分身を造る
「腑抜け共め!我が分身は当たるのは不可能!」
「さすが、ね」
レーナは呟く、上位魔術を見て、少し嫉妬した
「レーナ!ここは二手に分かれよう」
「わかた」
達也とレーナは逃げながら追ってくる分身を撹乱する、後ろから魔弾を飛ばしてくる、達也は刀で切り裂きながら避ける、レーナも氷の弾幕を撃って打ち消す、2人は部屋を転々しながら戦う、戦う内に部屋の家屋や肖像画がメチャクチャになる、横の扉からリエールの分身が魔弾を撃ち込む、達也はタンスを踏み台にして避ける、レーナも迫り来る分身を氷の魔術で退ける
「ふふふ、力尽きるまで、私の分身と遊び尽くすがいい、さあ、儀式を始めよう」
リエールは呪詛を唱える、何が何でも愛する娘を蘇らせるために
達也とレーナは逃げながら戦う
「キリがない」
倒しても倒しても無尽蔵に湧き出るリエールの分身が2人を襲う
「何だ?あの禍々しい光は?」
達也が何かに気づく、禍々しく光る球体がある、達也は一か八かでその球体を斬る、すると、リエールの分身が減った
「そうか、この球体が分身を作っているんだ!?」
達也は早速レーナにこの事を告げるために探し出す
「何なのよ!コイツら!倒しても倒しても湧いてでてくる」
レーナは苛立ちを隠さない、そして曲がり角で達也と出会う
「レーナか!ちょうどいい!あいつの弱点が分かった!」
「何!」
「禍々しく光る球体だ!」
「禍々しい球体!?」
「見たら分かるさ!」
達也はレーナに教える
「あれだ!あれを壊せば分身が減る!」
「なるほど!よく分かったね!」
レーナは氷の魔術で槍を造形して禍々しく光る球体に向けて発射した
「壊したわ!」
リエールの分身が少し減った
「本当だ!もう一度、二手に別れましょう」
「オーケー」
そして、2人は二手に別れる、
「あったわ!それぇ!」
レーナがシャンデリアの上にある禍々しい球体を氷の矢で撃って破壊する、達也とレーナは見つけ次第、次々と破壊する
「これで最後ぉ!」
レーナは最後の球体を破壊する、そして全ての分身は消えた
「何故だ!何故!生き返らない!私の錬金に狂いはないはず!」
リエールの悲痛な嘆きがする、書斎の扉がいきなり開く音がした
「リエール!観念しろ!」
「さあ、祝福の花瓶を寄越してもらおうか」
「ふふふははは!これ程、怒りを覚えたのは久しぶりね」
リエールは2人相手に背中で語る
「いいわ、本物の私が本物の強さを見せてあげるわ」
そういってリエールは2人に振り向く、達也とレーナは武器を構えて戦闘形態に移行する
「ああ、我が愛しき娘を息を吹き返したまえぇ....ああ何故...何故息を吹き返さない...こんなにも愛し捧げているのに...」
リエールは儀式を行う、愛する我が娘をどうやって蘇らせるか、小道具や魔導書が部屋中に散乱している、
机には祝福の花瓶が転がっている、リエールの書斎の扉に音が鳴る
「リエール様、招かれざる来客したようです」
「ローザンの奴、やられたのか...まあいいわ、また、時間がある時に第二のローザンを造ればいい、いい?絶対に私の書斎に近づけさせるな」
「分かりました、おい!お前ら!あれを出せ!」
「了解!」
達也とレーナはリエールの館の門の前に来ていた、昼の時間帯なのに空は暗い不気味な静寂が2人に緊張を与える
「さあ、取り返しにいくわよ」
レーナは気合いを入れる
「いつまで刀の手入れをしてんのよ」
「気合い入れてんだよ、刀身にな」
「ふん、そう、行くよ」
2人で門を開ける、達也は右の門、レーナは左の門を開ける、2人は開け終えると、何かの気配を感じた
「達也...」
「ああ」
館の屋根から怪物の影が見える、そして飛び降りて凄まじい衝撃波を発しながら着地する
「ガルルルルゥゥゥ...」
「だろうな」
「そうだろうね」
大きな犬が威嚇する
「さぁ!ガルマールよ!奴等を食い殺せ!」
そう命令した人は先に食い殺された、この大きな狂犬の名前はガルマール、リエールの館を守る番犬と言った所だ
「うわっ!」
「うわぁ...」
グチャグチャと鳴らしながら、人の肉を食う狂犬ガルマール
「クチャらーが更にグロさを増すね」
ガルマールがゴクリと鳴らしながら飲み込む、鼓膜が破れる程の咆哮あげて、2人に襲いかかる、ガルマールは口に火の魔術で刃を纏う
「この魔獣!面白い!」
2人は得意の氷の魔術と技で応戦、達也は素早く刀身に氷の霧を纏う、レーナは氷の弾丸を放つ、ガルマールの放つ煉獄の炎が氷をかき消す
「熱いな~」
「このジメジメした暑さ...気持ち悪い...」
咆哮と共に火炎ブレスが2人を襲う、レーナが氷の壁を造る、暑く熱いガルマールの爪が容易く氷の壁を溶かしながら切り裂く、達也がガルマールの背後に回り込む、だが、ガルマールの長い尻尾が達也を襲うがそれ素早い反応で躱す
「よっと!」
身体を回転させながら躱す同時にガルマールの尻尾に切り傷を入れる、レーナはその傷口に氷の槍を当てようと連射する、炎のツメで氷の弾丸を溶かす、そして砕き切り裂く、ガルマールが前足を浮かばせて2足立ちしながら咆哮をする、ガルマールは更に体温をあげる
「体温で闘気を上げてきたか」
「そうでなくては、そうじゃないと乗り越えられない!」
達也は目に冷徹な闘気を宿す、レーナもそれに便所するように魔力をあげる
太く硬い分厚い爪に炎の魔力を宿す、水溜りが蒸発する、2人は同時に仕掛ける、達也は右から、レーナは左から攻める、ガルマールが火炎ブレスを連射する、2人は避ける、達也は右前脚を切り、レーナは氷の刃を造形して手に纏い左前足を切る、大量の血飛沫が飛び散る
「今よ!」
「ああ!」
達也とレーナはエックスの文字を描くように同時に斬る、そしてトドメは達也が頭部に目掛けて刀を刺す、そしてぐりぐりと深く刺し、ガルマールの命を絶つ
「マジか...あの魔獣を倒すなんて...なんて奴等だ...」
達也が野次馬達に睨みつける、氷のような視線で周囲を圧倒する
「おい...行けって...お前、格闘技経験者だろ...」
「は?明らかにレベルが違うだろ...どうやって止めんだよ...」
「命を賭ければいいだろうが」
「無茶言うなよ...」
「いや...結局俺達...敵前逃亡で殺されるだけだし...」
リエールの従者達はごちゃごちゃ言ってる内に2人は館の中に入る
「外は不気味なのに中は綺麗ね、ふん」
「おい!真正面に敵!」
「やれぇ!
リエールの従者が一斉にクロスボウガン撃ち始める
「絶対に此処を通すなぁ!!!」
「うおぉぉぉぉ!!!」
達也が刀で弾き凌ぐ、レーナは氷の魔術で防御する、達也は袈裟斬りや横払い、刺突でリエールの従者達を蹂躙する
「くそ!帰れぇ!帰れぇ!」
「邪魔だぁァァ!」
達也が一番後ろに居るリエールの従者を蹴りながら書斎の扉を抉じ開ける
「私の錬金を邪魔する、下劣な来客風情が、ふふふ」
「貴様がリエールか!祝福の花瓶はどこだ?!」
「そんなもん、もう必要ない、くれたきゃくれてやる!だが、私の館を荒らし、錬金を邪魔した事は万死に値する」
魔女リエールは魔力を増幅させる、禍々しいオーラが書斎に散らばっている資料や小道具、魔導書が散らばる
「さあ、覚悟はいいかしら」
「覚悟ならもうしてきた」
魔女リエールは黒と紫の入り混じった魔弾を達也とレーナに連射する、それは尽きることのない魔力が2人を襲う、レーナは氷の弾幕を連射してリエールの魔弾を撃ち消す、達也はクロスボウガンを取り出し向けて速射する、リエールは瞬間移動で躱す
「瞬間移動?!」
「厄介な能力者だな」
リエールは2人に見せつけるように、分身を造る
「腑抜け共め!我が分身は当たるのは不可能!」
「さすが、ね」
レーナは呟く、上位魔術を見て、少し嫉妬した
「レーナ!ここは二手に分かれよう」
「わかた」
達也とレーナは逃げながら追ってくる分身を撹乱する、後ろから魔弾を飛ばしてくる、達也は刀で切り裂きながら避ける、レーナも氷の弾幕を撃って打ち消す、2人は部屋を転々しながら戦う、戦う内に部屋の家屋や肖像画がメチャクチャになる、横の扉からリエールの分身が魔弾を撃ち込む、達也はタンスを踏み台にして避ける、レーナも迫り来る分身を氷の魔術で退ける
「ふふふ、力尽きるまで、私の分身と遊び尽くすがいい、さあ、儀式を始めよう」
リエールは呪詛を唱える、何が何でも愛する娘を蘇らせるために
達也とレーナは逃げながら戦う
「キリがない」
倒しても倒しても無尽蔵に湧き出るリエールの分身が2人を襲う
「何だ?あの禍々しい光は?」
達也が何かに気づく、禍々しく光る球体がある、達也は一か八かでその球体を斬る、すると、リエールの分身が減った
「そうか、この球体が分身を作っているんだ!?」
達也は早速レーナにこの事を告げるために探し出す
「何なのよ!コイツら!倒しても倒しても湧いてでてくる」
レーナは苛立ちを隠さない、そして曲がり角で達也と出会う
「レーナか!ちょうどいい!あいつの弱点が分かった!」
「何!」
「禍々しく光る球体だ!」
「禍々しい球体!?」
「見たら分かるさ!」
達也はレーナに教える
「あれだ!あれを壊せば分身が減る!」
「なるほど!よく分かったね!」
レーナは氷の魔術で槍を造形して禍々しく光る球体に向けて発射した
「壊したわ!」
リエールの分身が少し減った
「本当だ!もう一度、二手に別れましょう」
「オーケー」
そして、2人は二手に別れる、
「あったわ!それぇ!」
レーナがシャンデリアの上にある禍々しい球体を氷の矢で撃って破壊する、達也とレーナは見つけ次第、次々と破壊する
「これで最後ぉ!」
レーナは最後の球体を破壊する、そして全ての分身は消えた
「何故だ!何故!生き返らない!私の錬金に狂いはないはず!」
リエールの悲痛な嘆きがする、書斎の扉がいきなり開く音がした
「リエール!観念しろ!」
「さあ、祝福の花瓶を寄越してもらおうか」
「ふふふははは!これ程、怒りを覚えたのは久しぶりね」
リエールは2人相手に背中で語る
「いいわ、本物の私が本物の強さを見せてあげるわ」
そういってリエールは2人に振り向く、達也とレーナは武器を構えて戦闘形態に移行する
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
宮廷外交官の天才令嬢、王子に愛想をつかれて婚約破棄されたあげく、実家まで追放されてケダモノ男爵に読み書きを教えることになりました
悠木真帆
恋愛
子爵令嬢のシャルティナ・ルーリックは宮廷外交官として日々忙しくはたらく毎日。
クールな見た目と頭の回転の速さからついたあだ名は氷の令嬢。
婚約者である王子カイル・ドルトラードを長らくほったらかしてしまうほど仕事に没頭していた。
そんなある日の夜会でシャルティナは王子から婚約破棄を宣言されてしまう。
そしてそのとなりには見知らぬ令嬢が⋯⋯
王子の婚約者ではなくなった途端、シャルティナは宮廷外交官の立場まで失い、見かねた父の強引な勧めで冒険者あがりの男爵のところへ行くことになる。
シャルティナは宮廷外交官の実績を活かして辣腕を振るおうと張り切るが、男爵から命じられた任務は男爵に文字の読み書きを教えることだった⋯⋯
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
【12/29にて公開終了】愛するつもりなぞないんでしょうから
真朱
恋愛
この国の姫は公爵令息と婚約していたが、隣国との和睦のため、一転して隣国の王子の許へ嫁ぐことになった。余計ないざこざを防ぐべく、姫の元婚約者の公爵令息は王命でさくっと婚姻させられることになり、その相手として白羽の矢が立ったのは辺境伯家の二女・ディアナだった。「可憐な姫の後が、脳筋な辺境伯んとこの娘って、公爵令息かわいそうに…。これはあれでしょ?『お前を愛するつもりはない!』ってやつでしょ?」
期待も遠慮も捨ててる新妻ディアナと、好青年の仮面をひっ剥がされていく旦那様ラキルスの、『明日はどっちだ』な夫婦のお話。
※なんちゃって異世界です。なんでもあり、ご都合主義をご容赦ください。
※新婚夫婦のお話ですが色っぽさゼロです。Rは物騒な方です。
※ざまあのお話ではありません。軽い読み物とご理解いただけると幸いです。
※コミカライズにより12/29にて公開を終了させていただきます。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる