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第30話 ドラゴン討伐1
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「何で急に王都に魔物が出て来たんだろう」
「さあ?とにかく倒すしかないな」
アスマは冷静に返す。
確かにそうなんだけど。
僕たちは他の場所に移動していた。
あちこちで魔物が出現していたからだ。
戦っている冒険者のサポートに入る。
ブラックベアだ。
魔物はさほど強くないけど、冒険者はだいぶ苦戦しているようだった。
ゴダイが剣で、切りかかる。
ユウリが火魔法で、他の魔物を焼き払った。
「ありがとうな」
冒険者に感謝され、他の所に行こうとした時
「あれ、何だろうな」
アスマが何かに気が付いた。
倒れた魔物の腕に銀色の腕輪がはめられていた。
全然気にしていなかったけど、他の魔物も似たようなものが付いていたようだった。
「「キャアアアア」」
女性の叫び声が聞こえた。
「南西方面だ!」
アスマが叫び、声のする方に慌てて駆け付ける。
「嘘だろ・・」
アスマは目を見開いていた。
そこには巨大なレッドドラゴンが火を吐いていた。
都は炎で燃え盛っていた。
大勢の人が逃げ惑っている。
「これは流石にやばいわ。一匹なのが幸いなのかしら」
ユウリはレッドドラゴンを見て呟いた。
「全く勝てる気がしない、アスマどうする?」
ゴダイはドラゴンを見て身構える。
「トワなら何とかなるわよね?」
ウェンディは僕に期待しているみたいだ。
レッドドラゴンか・・。
どこか弱点があるだろうか。
そうだステータスを見てみよう。
『ステータス』
-------------------------------------
レッドドラゴン
生命力 1000/1000
魔力 500/500
攻撃力 300
守備力 250
素早さ 100
スキル
炎のブレス・風魔法
*状態異常 思考操作
--------------------------------------
これ、攻撃受けたら死ぬじゃん!
他の人のステータスは分からないけど、生命力が300以上の人はいないだろう。
弱点は表示されない・・ん?状態異常?
遠くて見えないが、レッドドラゴンの首元には銀色に輝く何かが見えた。
もしかして、もしかするかも?
一筋の望みをかける。
取り合えず僕は、街周辺にドーム状の巨大な魔法障壁を張った。
『魔法障壁』
レッドドラゴンのブレスで一瞬で死んでしまうからね。
バリヤー持つかな?
念のため重ねがけしておこう。
ぼくは魔法障壁を3重にかけておいた。
そして勇者パーティの皆に気が付いたことを伝えた。
「トワそれ、本当か?魔物の状態異常?その首輪が外れたとしてその後どうするんだ?」
「どうするって・・まだ考えていないけど」
「ねえ、アスマ、トワ普通に頭狙った方が良くない?」
とユウリが言う。
話し合った結果、頭を狙う事にした。
どんな生物も頭が一番弱いと考えられているからだ。
動けるのは・・。
「アスマとトワだね。二人しか飛行魔法使えないし」
レッドドラゴンに立ち向かうのは僕とアスマになったようだ。
「さあ?とにかく倒すしかないな」
アスマは冷静に返す。
確かにそうなんだけど。
僕たちは他の場所に移動していた。
あちこちで魔物が出現していたからだ。
戦っている冒険者のサポートに入る。
ブラックベアだ。
魔物はさほど強くないけど、冒険者はだいぶ苦戦しているようだった。
ゴダイが剣で、切りかかる。
ユウリが火魔法で、他の魔物を焼き払った。
「ありがとうな」
冒険者に感謝され、他の所に行こうとした時
「あれ、何だろうな」
アスマが何かに気が付いた。
倒れた魔物の腕に銀色の腕輪がはめられていた。
全然気にしていなかったけど、他の魔物も似たようなものが付いていたようだった。
「「キャアアアア」」
女性の叫び声が聞こえた。
「南西方面だ!」
アスマが叫び、声のする方に慌てて駆け付ける。
「嘘だろ・・」
アスマは目を見開いていた。
そこには巨大なレッドドラゴンが火を吐いていた。
都は炎で燃え盛っていた。
大勢の人が逃げ惑っている。
「これは流石にやばいわ。一匹なのが幸いなのかしら」
ユウリはレッドドラゴンを見て呟いた。
「全く勝てる気がしない、アスマどうする?」
ゴダイはドラゴンを見て身構える。
「トワなら何とかなるわよね?」
ウェンディは僕に期待しているみたいだ。
レッドドラゴンか・・。
どこか弱点があるだろうか。
そうだステータスを見てみよう。
『ステータス』
-------------------------------------
レッドドラゴン
生命力 1000/1000
魔力 500/500
攻撃力 300
守備力 250
素早さ 100
スキル
炎のブレス・風魔法
*状態異常 思考操作
--------------------------------------
これ、攻撃受けたら死ぬじゃん!
他の人のステータスは分からないけど、生命力が300以上の人はいないだろう。
弱点は表示されない・・ん?状態異常?
遠くて見えないが、レッドドラゴンの首元には銀色に輝く何かが見えた。
もしかして、もしかするかも?
一筋の望みをかける。
取り合えず僕は、街周辺にドーム状の巨大な魔法障壁を張った。
『魔法障壁』
レッドドラゴンのブレスで一瞬で死んでしまうからね。
バリヤー持つかな?
念のため重ねがけしておこう。
ぼくは魔法障壁を3重にかけておいた。
そして勇者パーティの皆に気が付いたことを伝えた。
「トワそれ、本当か?魔物の状態異常?その首輪が外れたとしてその後どうするんだ?」
「どうするって・・まだ考えていないけど」
「ねえ、アスマ、トワ普通に頭狙った方が良くない?」
とユウリが言う。
話し合った結果、頭を狙う事にした。
どんな生物も頭が一番弱いと考えられているからだ。
動けるのは・・。
「アスマとトワだね。二人しか飛行魔法使えないし」
レッドドラゴンに立ち向かうのは僕とアスマになったようだ。
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