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三章・金の亡者
権力者
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「後ほど公爵様がいらっしゃいます。その時まで、どうぞアフタヌーンティーをご堪能下さい。」
僕は今、アフタヌーンティー中である。
めっちゃ優雅である。憧れてたけど、僕には無理だろうと思っていた、優雅なアフタヌーンティーができるとは。僕のささやかな夢が叶った。
まあ、公爵と対面なんて嫌だけどね。権力者だよ?絶対嫌なやつだよ。
僕がなぜ先ほどまでとはかけ離れているアフタヌーンティーなんてものを嗜んでいるかというと、それは二、三時間前に遡る必要がある。
***
「僕ってば、従者に気を遣ってあげるいい主人だよね。」
誰も僕を褒めてくれないから自分で褒めることにする。
僕は、宿にジークハルトとおニュー眷属なラズリーを置いてきた。置いてきたというより、関係が拗れてそうだったから、関係回復をサポートしてあげたのだ。
帰ったら、きっと肩を組むぐらい仲良くなっていることだろう。
宿を出て外を出歩いているが、早速迷子になった。何故か知らないが、僕が歩いているとみんな道を開けてくれるんだよね。
それに、チラチラと見てくる人もいる感じ。もしや、僕は知らぬうちに有名人になっていたのかな?
そんな愉悦感に浸っていたら、迷子になった。
探知の魔術を使えば、現在地も宿の位置も一発で分かるが、それでは僕が魔術を使わなければ迷子になってしまうようなやつであることを認めることになる。今回のミスは、たまたまな出来事である。運命の悪戯みたいなものだね。
それは悔しい。あくまで、五感のみに頼って迷子問題を解決したい。
と言うことで、僕は現状把握のために立ち止まる。
適当に歩いていれば宿につけるだろうとたかを括っていたため、僕は迷子になったと認識してからも歩き続けた。
その結果が現在僕がいる場所である。
周りを見回すと、宿があった通りとは随分と様子が違う。まず、人が少ない。いや、少ないと言うかほとんどいない。
いるとしても、薄着一枚を着て、身体中汚れているガキか、全身を暗い色の衣で覆っている大人だけである。
それに、建物も随分と寂れている。
宿があった通りとは違い、全体的に掃除が行き届いておらず汚れている。しかも、赤い血痕や刃物を振り回したことによりついたであろう傷が、建物の壁に探さずとも見つけられるぐらいある。
「おい、嬢ちゃん、君は何をしてくれるんだい?」
体を清潔になんて言葉を意識すらしたことがないだろう体臭を匂わせながら、ある男が話しかけてきた。
振り返りその男を見てみると、この通りでは一際目立つ格好をしている。髪と髭は手入れおされておらずボサボサだが、それ以上にきている服が目立つ。随分と高価な、装飾品が取り付けられた革もの衣服を着ている。
この寂れた通りに不釣り合いである。
ここら辺でこんな格好をすれば、すぐさま襲われて身グル剥がされそうなのに。
しかし、この男には誰一人襲おうとしないどころか、人々を従えているではないか。
この男に従うよに、しかしこちらは心底バカにしたような態度の男が10人ほどいる。彼らは、僕と僕に話しかけてきた男を取り囲むように姿を現す。
「ボス、こいつは上玉ですぜ。こんな別嬪、見たことないや。まるで人形のようだぜ。」
「おいおい、まずは俺が楽しむんだからな?分かってるだろうか?」
「ええええ、もちろんですぜ。ちょっとでいいんでおこぼれにあずからせてもらえれば、最高ですがね。」
「おう、お前ら、こいつを無傷で捕まえられたら、俺がヤった後まわしていいぞ。」
「「「うぉーー!!」」」
彼らは誰かな?と考えていたら、会話が進んでしまった。ボスと呼ばれた男の宣言を皮切りに、周りにいる男たちが叫び出し、「いよ!男前!」とか「やっぱサイコーだぜ!!」とか、煽てるのにちょうど良さそうな言葉をボスに向かって言っている。
僕は目の前のボスと呼ばれた男を見る。こいつが上等な服を着ていながら襲われない理由は、こいつがここら一帯のボスとして君臨しているからであろう。
そして、彼らのストレスの捌け口は、性欲処理なのであろう。
ただ、ここら辺には「別嬪」に当たる人物はいない。僕の周りに現れた男たちは揃いも揃って汚い連中だし、僕は特に美人でもなんでもない。
「ねえ、別嬪さんって誰のこと?」
「ああ?お前何言ってやがる?お前さんしかいないだろ。」
むむ?と言うことは、もしや彼らの性処理に付き合わされるのは僕ということ?
いや、普通に嫌なんですけど。汚そうだし、臭そうだし、普通に面倒くさい。
まあ、僕を別嬪斗言ってくれたことは嬉しい。容姿でもなんでも、褒められれば嬉しいものである。
僕が喜びを感じていると、僕の取り巻きが触ろうとしてくる。
「きたね」
ほぼ条件反射のように、その手を叩く。
そして、その叩かれた男は、壁にのめり込む。力を抑えるとか考えていなかったからか、思いの外強く叩いてしまったようだ。
すまん。しかし、仕方がなかったのだ。
しかし、ボスたちの考えは違ったようである。
「お、おい、お前!!今何をした?!答えろ!!」
「汚かったから、叩いた。それだけだよ?」
「ふざけわな!!それだけで、人が吹っ飛ぶわけないだろう?!」
僕は全くふざけていないのに、信じてもらえないようだ。
さてさて、ここから対話を通じてぼくは性処理に付き合えないことと説得しなくては。
いや?だが、よく考えてみよう。僕はかつて、いや今もだが、金持ちのやつの色事に付き合い大金ゲットする作戦を実行しようとしてきたんだ。
ならば、これは予行練習かもしれない。
「あのさ、君たちに付き合ったら僕はお金もらえる?」
「はぁ?ふざけたことをぬかすな!!テメェは一生俺らの道具となるんだよ!!金なんてやらん!!」
ボスに話しかけたら、あり得ない待遇を提示された。あと、話しながら殴ろうとするのはやめてほしい。せめて、どっちかにしてほしい。
だが、なるほどなるほど。
条件不一致。対話不要。
ゴミの掃除としますか。
僕は今、アフタヌーンティー中である。
めっちゃ優雅である。憧れてたけど、僕には無理だろうと思っていた、優雅なアフタヌーンティーができるとは。僕のささやかな夢が叶った。
まあ、公爵と対面なんて嫌だけどね。権力者だよ?絶対嫌なやつだよ。
僕がなぜ先ほどまでとはかけ離れているアフタヌーンティーなんてものを嗜んでいるかというと、それは二、三時間前に遡る必要がある。
***
「僕ってば、従者に気を遣ってあげるいい主人だよね。」
誰も僕を褒めてくれないから自分で褒めることにする。
僕は、宿にジークハルトとおニュー眷属なラズリーを置いてきた。置いてきたというより、関係が拗れてそうだったから、関係回復をサポートしてあげたのだ。
帰ったら、きっと肩を組むぐらい仲良くなっていることだろう。
宿を出て外を出歩いているが、早速迷子になった。何故か知らないが、僕が歩いているとみんな道を開けてくれるんだよね。
それに、チラチラと見てくる人もいる感じ。もしや、僕は知らぬうちに有名人になっていたのかな?
そんな愉悦感に浸っていたら、迷子になった。
探知の魔術を使えば、現在地も宿の位置も一発で分かるが、それでは僕が魔術を使わなければ迷子になってしまうようなやつであることを認めることになる。今回のミスは、たまたまな出来事である。運命の悪戯みたいなものだね。
それは悔しい。あくまで、五感のみに頼って迷子問題を解決したい。
と言うことで、僕は現状把握のために立ち止まる。
適当に歩いていれば宿につけるだろうとたかを括っていたため、僕は迷子になったと認識してからも歩き続けた。
その結果が現在僕がいる場所である。
周りを見回すと、宿があった通りとは随分と様子が違う。まず、人が少ない。いや、少ないと言うかほとんどいない。
いるとしても、薄着一枚を着て、身体中汚れているガキか、全身を暗い色の衣で覆っている大人だけである。
それに、建物も随分と寂れている。
宿があった通りとは違い、全体的に掃除が行き届いておらず汚れている。しかも、赤い血痕や刃物を振り回したことによりついたであろう傷が、建物の壁に探さずとも見つけられるぐらいある。
「おい、嬢ちゃん、君は何をしてくれるんだい?」
体を清潔になんて言葉を意識すらしたことがないだろう体臭を匂わせながら、ある男が話しかけてきた。
振り返りその男を見てみると、この通りでは一際目立つ格好をしている。髪と髭は手入れおされておらずボサボサだが、それ以上にきている服が目立つ。随分と高価な、装飾品が取り付けられた革もの衣服を着ている。
この寂れた通りに不釣り合いである。
ここら辺でこんな格好をすれば、すぐさま襲われて身グル剥がされそうなのに。
しかし、この男には誰一人襲おうとしないどころか、人々を従えているではないか。
この男に従うよに、しかしこちらは心底バカにしたような態度の男が10人ほどいる。彼らは、僕と僕に話しかけてきた男を取り囲むように姿を現す。
「ボス、こいつは上玉ですぜ。こんな別嬪、見たことないや。まるで人形のようだぜ。」
「おいおい、まずは俺が楽しむんだからな?分かってるだろうか?」
「ええええ、もちろんですぜ。ちょっとでいいんでおこぼれにあずからせてもらえれば、最高ですがね。」
「おう、お前ら、こいつを無傷で捕まえられたら、俺がヤった後まわしていいぞ。」
「「「うぉーー!!」」」
彼らは誰かな?と考えていたら、会話が進んでしまった。ボスと呼ばれた男の宣言を皮切りに、周りにいる男たちが叫び出し、「いよ!男前!」とか「やっぱサイコーだぜ!!」とか、煽てるのにちょうど良さそうな言葉をボスに向かって言っている。
僕は目の前のボスと呼ばれた男を見る。こいつが上等な服を着ていながら襲われない理由は、こいつがここら一帯のボスとして君臨しているからであろう。
そして、彼らのストレスの捌け口は、性欲処理なのであろう。
ただ、ここら辺には「別嬪」に当たる人物はいない。僕の周りに現れた男たちは揃いも揃って汚い連中だし、僕は特に美人でもなんでもない。
「ねえ、別嬪さんって誰のこと?」
「ああ?お前何言ってやがる?お前さんしかいないだろ。」
むむ?と言うことは、もしや彼らの性処理に付き合わされるのは僕ということ?
いや、普通に嫌なんですけど。汚そうだし、臭そうだし、普通に面倒くさい。
まあ、僕を別嬪斗言ってくれたことは嬉しい。容姿でもなんでも、褒められれば嬉しいものである。
僕が喜びを感じていると、僕の取り巻きが触ろうとしてくる。
「きたね」
ほぼ条件反射のように、その手を叩く。
そして、その叩かれた男は、壁にのめり込む。力を抑えるとか考えていなかったからか、思いの外強く叩いてしまったようだ。
すまん。しかし、仕方がなかったのだ。
しかし、ボスたちの考えは違ったようである。
「お、おい、お前!!今何をした?!答えろ!!」
「汚かったから、叩いた。それだけだよ?」
「ふざけわな!!それだけで、人が吹っ飛ぶわけないだろう?!」
僕は全くふざけていないのに、信じてもらえないようだ。
さてさて、ここから対話を通じてぼくは性処理に付き合えないことと説得しなくては。
いや?だが、よく考えてみよう。僕はかつて、いや今もだが、金持ちのやつの色事に付き合い大金ゲットする作戦を実行しようとしてきたんだ。
ならば、これは予行練習かもしれない。
「あのさ、君たちに付き合ったら僕はお金もらえる?」
「はぁ?ふざけたことをぬかすな!!テメェは一生俺らの道具となるんだよ!!金なんてやらん!!」
ボスに話しかけたら、あり得ない待遇を提示された。あと、話しながら殴ろうとするのはやめてほしい。せめて、どっちかにしてほしい。
だが、なるほどなるほど。
条件不一致。対話不要。
ゴミの掃除としますか。
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