21 / 66
二章・管理人
剣聖って憧れるよね
しおりを挟む
今章は、説明回のような内容になってしまいました。
申し訳ないです。
最後に、今回もこの小説を読んでいただきありがとうございます。
次章からは、新天地と新攻めキャラを出していく構想なので、お待ちいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
従者との生活を嗜んで、少しばかり経った。
そんな僕には、早速飽きが来ていた。
今だに屋敷の中は殺風景で、なんとかお風呂の設置だけを終えた状況なのだ。
いや、屋敷生活を二日目にしてトイレがないことに気づき慌てた。森での生活のようなサバイバルなトイレは嫌だからね。文化的なトイレが良いよね。
ただ、僕に文化的なトイレの作成方法など分かるわけがなかった。それに、異世界アルアルの魔道具での再現とかも分からない。だって、魔道具とかみたことないんだもん。
だから、トイレはボットン式で、トイレをした後毎回デリートの魔法で存在ごと消すことにしている。やはり、文化より魔法である。
まあ、精霊になってトレイの必要もなくなったけど。
毎日やる事と言えば、食糧確保のために魔物を狩るだけ。しかし、魔物狩りは何年もやってしまったため、生活の一部になりつつある。
因みに、従者との屋敷生活を始めて、まだ一週間しか経っていない。
飽きるのが早すぎでは?と思われるかもしれないが、殺風景すぎる家を見ていたら一瞬で飽きてしまったのだ。
だがしかし!!昨日閃いてしまったことがある。
僕の生活の基盤には煩わしい人類との接触を極力避けることであるが、それと同時にせっかくの異世界なのだから、異世界らしいことをしてみたいのである。
もっと言えば、魔法チートとか知識チートとか、特許チートとか。
まあ、チートを発揮するにはどうしても有象無象との接触が必要になるが、今は自分チートに酔いたいのである。
嫌なことは、忘れる所存である。
僕には僕なりにやりたいチートがあるのだ。
僕がやりたいのは俺TUEE(剣術バージョン)である。
つまり、剣聖になりたい。賢者ではない。剣聖である。
理由はなんとなく、剣聖が1番かっこいいと思ったから。
因みに、路線変更はいつでも受付中である。僕は何者にも縛られないからね。
「ラント様、起きてください。流石に三度寝はダメですよ。」
そんな僕に声をかけてくるジークハルト。最近僕の従者になってくれた者で、唯一の会話相手である。
僕の思考場所はベッドの上である。ここが、いや、ここしか僕がのんびりできる場所がない。なぜかって?この屋敷にはベッドと風呂とトイレ以外のものがないからな!!
まあ、のんびりスペースがジークハルトと共有であるのは、問題かもしれない。
ジークハルトは、僕の安眠抱き枕がなくても、ぐっすりのようだし、ベッドは近々分けた方が良いかもね。
やっぱり、シャンデリア付きのベッドに憧れるね。入手できるかは論外として、欲しいものを想像するだけは自由だからね。
今だに料理は、魔物肉を焚き火で焼くと言うワイルド全開な生活である。
そろそろ文化的な生活を嗜んでも良いかと思うところだ。そのためには、人類圏に進出し商品の購入をする必要がある。
「我は眠りの精霊である。我が仕事は寝るなり。妨げることは許さぬ。」
「はぁ、、、あーあ、剣聖ラント様の活躍を見てみたいです。」
「しょうがないなぁ~」
僕は可愛い従者からの声援に真摯に答える主人なのである。
僕が眠りの精霊だとしても、本職を疎かにしてでも従者の望みを叶える系主人である。良い主人だね。
決して、僕の欲が優先されたわけではない。これだけは断言しておこう。
ただ、ジークハルトの僕を見る目に尊敬が減っているのが気になる。
***
僕はウィンドウルフに向かって剣を振るう。
「ガッ!」
急所の首を狙ったが、良い感じに首チョンパ出来たようだ。
しかし、このウルフたちの厄介な点は、強さではない。もちろん、ウィンドと名を冠していることから、風魔法を使い攻撃してきたり、素早い移動をしたりはするものの、脅威とはならない。
だが、ある一点のみは無視できないのである。
「アオーーン!!」
そう、仲間を呼ぶだ。
これにより、終わりのない戦いが始まる。
だが、僕だって対策を考えないような愚か者ではない。
実際、この森に来た時にもこの地獄を味わったのだ。
攻略法は至って簡単だ。仲間を呼べるウルフは限られていることが分かれば、造作もない。
仲間を呼べるウルフは、群れのボスの役割を果たしており、ボスウルフを倒せば仲間を呼ばれることがなくなり、更に魔物の連隊も崩れる。
と言うことで、一際大きく一目でボスと分かるような出立ちのウルフを討伐することにする。
ボスとあって、それを守るウルフも多いが、僕のチート肉体スペックから働く放たれる剣技の前では、どうもこうもない。
本当は、剣術の術に当たる、所謂技の習得をしたいんだけど、僕にはそれを教わる人がいない。
ジークハルトにも聞いてみたんだけど、彼の剣は誰かに教わったのではなく、独学で取得したものみたいである。
つまり、今の僕にあるのは実践あるのみである。
その実践も高スペックの肉体があるから困難な状況には陥らないけど、冷静な戦闘ができるから、まあ良しとしよう。
おっと、目の前に集中しないとね。
目の前、後ろ、横、真上、あらゆる方向から死角意図的に作り出すようにウィンドウルフが僕に襲い掛かる。
常人ならこれだけでも致命傷に至らせることができるかもしれないが、僕の身体は全方向から襲い掛かるウィンドウルフを丁寧に一匹ずつ殺せるような高速移動ができる。
まあ、丁寧に一匹ずつなんてめんどくさいから、一閃して前方から来るウィンドウルフを蹴散らす。
そのまま、一気に前進して、ボスウルフの前に移動する。
そして、驚きの表情で固まっているボスウルフの首を一閃する。
ボトッ
「本日もお疲れ様でした。」
「うーむ、、、」
「?何かお悩みですか?」
「いや、なんかただ剣を振っている感があってさ。僕の目指す剣聖とはなんか違うんだだよね。」
僕の剣は剣士って感じで、技を突き詰めた先にある剣聖とは対極にいる気がする。
これは、早急に剣の技を会得する必要があるね。
「そうですね。私も実際に剣聖というものに会ったことがないので分からないのですが、過去にそのような存在がいたことはあるようですね。」
「え?!マジで?!じゃあ、そこに弟子入りに行く?行っちゃう?」
やはり、目標への近道はその道のプロフェッショナルに教わることだと思う。独学は危ないからね。
「ちょ、あの、落ち着いて下さい。」
「落ち着いてるよ!!少し興奮してるだけだよ!!」
「いえ、それが落ち着いていなってことですよ。それれと、弟子入りは一考した方が良いと思います。」
つまり、弟子入りは控えてほしいってこと?
、、、。
うーん、いや、弟子入りは辞めておこう。
「この世界はクズばかりだからね。」
「何か言いましたか?」
「いや、やっぱり弟子入りはやめようってこと。」
「それは良かったです。」
そんなにホットした表情で言われると、弟子入りというのはそこまで最悪なあんだったのかな?
どうせ、弟子入りするためにも何とか教に入らないとダメとか言われそうだ。
致し方ないな。
この森から出て、世界の剣術見学をするのが最善かねぇ。
申し訳ないです。
最後に、今回もこの小説を読んでいただきありがとうございます。
次章からは、新天地と新攻めキャラを出していく構想なので、お待ちいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
従者との生活を嗜んで、少しばかり経った。
そんな僕には、早速飽きが来ていた。
今だに屋敷の中は殺風景で、なんとかお風呂の設置だけを終えた状況なのだ。
いや、屋敷生活を二日目にしてトイレがないことに気づき慌てた。森での生活のようなサバイバルなトイレは嫌だからね。文化的なトイレが良いよね。
ただ、僕に文化的なトイレの作成方法など分かるわけがなかった。それに、異世界アルアルの魔道具での再現とかも分からない。だって、魔道具とかみたことないんだもん。
だから、トイレはボットン式で、トイレをした後毎回デリートの魔法で存在ごと消すことにしている。やはり、文化より魔法である。
まあ、精霊になってトレイの必要もなくなったけど。
毎日やる事と言えば、食糧確保のために魔物を狩るだけ。しかし、魔物狩りは何年もやってしまったため、生活の一部になりつつある。
因みに、従者との屋敷生活を始めて、まだ一週間しか経っていない。
飽きるのが早すぎでは?と思われるかもしれないが、殺風景すぎる家を見ていたら一瞬で飽きてしまったのだ。
だがしかし!!昨日閃いてしまったことがある。
僕の生活の基盤には煩わしい人類との接触を極力避けることであるが、それと同時にせっかくの異世界なのだから、異世界らしいことをしてみたいのである。
もっと言えば、魔法チートとか知識チートとか、特許チートとか。
まあ、チートを発揮するにはどうしても有象無象との接触が必要になるが、今は自分チートに酔いたいのである。
嫌なことは、忘れる所存である。
僕には僕なりにやりたいチートがあるのだ。
僕がやりたいのは俺TUEE(剣術バージョン)である。
つまり、剣聖になりたい。賢者ではない。剣聖である。
理由はなんとなく、剣聖が1番かっこいいと思ったから。
因みに、路線変更はいつでも受付中である。僕は何者にも縛られないからね。
「ラント様、起きてください。流石に三度寝はダメですよ。」
そんな僕に声をかけてくるジークハルト。最近僕の従者になってくれた者で、唯一の会話相手である。
僕の思考場所はベッドの上である。ここが、いや、ここしか僕がのんびりできる場所がない。なぜかって?この屋敷にはベッドと風呂とトイレ以外のものがないからな!!
まあ、のんびりスペースがジークハルトと共有であるのは、問題かもしれない。
ジークハルトは、僕の安眠抱き枕がなくても、ぐっすりのようだし、ベッドは近々分けた方が良いかもね。
やっぱり、シャンデリア付きのベッドに憧れるね。入手できるかは論外として、欲しいものを想像するだけは自由だからね。
今だに料理は、魔物肉を焚き火で焼くと言うワイルド全開な生活である。
そろそろ文化的な生活を嗜んでも良いかと思うところだ。そのためには、人類圏に進出し商品の購入をする必要がある。
「我は眠りの精霊である。我が仕事は寝るなり。妨げることは許さぬ。」
「はぁ、、、あーあ、剣聖ラント様の活躍を見てみたいです。」
「しょうがないなぁ~」
僕は可愛い従者からの声援に真摯に答える主人なのである。
僕が眠りの精霊だとしても、本職を疎かにしてでも従者の望みを叶える系主人である。良い主人だね。
決して、僕の欲が優先されたわけではない。これだけは断言しておこう。
ただ、ジークハルトの僕を見る目に尊敬が減っているのが気になる。
***
僕はウィンドウルフに向かって剣を振るう。
「ガッ!」
急所の首を狙ったが、良い感じに首チョンパ出来たようだ。
しかし、このウルフたちの厄介な点は、強さではない。もちろん、ウィンドと名を冠していることから、風魔法を使い攻撃してきたり、素早い移動をしたりはするものの、脅威とはならない。
だが、ある一点のみは無視できないのである。
「アオーーン!!」
そう、仲間を呼ぶだ。
これにより、終わりのない戦いが始まる。
だが、僕だって対策を考えないような愚か者ではない。
実際、この森に来た時にもこの地獄を味わったのだ。
攻略法は至って簡単だ。仲間を呼べるウルフは限られていることが分かれば、造作もない。
仲間を呼べるウルフは、群れのボスの役割を果たしており、ボスウルフを倒せば仲間を呼ばれることがなくなり、更に魔物の連隊も崩れる。
と言うことで、一際大きく一目でボスと分かるような出立ちのウルフを討伐することにする。
ボスとあって、それを守るウルフも多いが、僕のチート肉体スペックから働く放たれる剣技の前では、どうもこうもない。
本当は、剣術の術に当たる、所謂技の習得をしたいんだけど、僕にはそれを教わる人がいない。
ジークハルトにも聞いてみたんだけど、彼の剣は誰かに教わったのではなく、独学で取得したものみたいである。
つまり、今の僕にあるのは実践あるのみである。
その実践も高スペックの肉体があるから困難な状況には陥らないけど、冷静な戦闘ができるから、まあ良しとしよう。
おっと、目の前に集中しないとね。
目の前、後ろ、横、真上、あらゆる方向から死角意図的に作り出すようにウィンドウルフが僕に襲い掛かる。
常人ならこれだけでも致命傷に至らせることができるかもしれないが、僕の身体は全方向から襲い掛かるウィンドウルフを丁寧に一匹ずつ殺せるような高速移動ができる。
まあ、丁寧に一匹ずつなんてめんどくさいから、一閃して前方から来るウィンドウルフを蹴散らす。
そのまま、一気に前進して、ボスウルフの前に移動する。
そして、驚きの表情で固まっているボスウルフの首を一閃する。
ボトッ
「本日もお疲れ様でした。」
「うーむ、、、」
「?何かお悩みですか?」
「いや、なんかただ剣を振っている感があってさ。僕の目指す剣聖とはなんか違うんだだよね。」
僕の剣は剣士って感じで、技を突き詰めた先にある剣聖とは対極にいる気がする。
これは、早急に剣の技を会得する必要があるね。
「そうですね。私も実際に剣聖というものに会ったことがないので分からないのですが、過去にそのような存在がいたことはあるようですね。」
「え?!マジで?!じゃあ、そこに弟子入りに行く?行っちゃう?」
やはり、目標への近道はその道のプロフェッショナルに教わることだと思う。独学は危ないからね。
「ちょ、あの、落ち着いて下さい。」
「落ち着いてるよ!!少し興奮してるだけだよ!!」
「いえ、それが落ち着いていなってことですよ。それれと、弟子入りは一考した方が良いと思います。」
つまり、弟子入りは控えてほしいってこと?
、、、。
うーん、いや、弟子入りは辞めておこう。
「この世界はクズばかりだからね。」
「何か言いましたか?」
「いや、やっぱり弟子入りはやめようってこと。」
「それは良かったです。」
そんなにホットした表情で言われると、弟子入りというのはそこまで最悪なあんだったのかな?
どうせ、弟子入りするためにも何とか教に入らないとダメとか言われそうだ。
致し方ないな。
この森から出て、世界の剣術見学をするのが最善かねぇ。
10
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説

アルファな俺が最推しを救う話〜どうして俺が受けなんだ?!〜
車不
BL
5歳の誕生日に階段から落ちて頭を打った主人公は、自身がオメガバースの世界を舞台にしたBLゲームに転生したことに気づく。「よりにもよってレオンハルトに転生なんて…悪役じゃねぇか!!待てよ、もしかしたらゲームで死んだ最推しの異母兄を助けられるかもしれない…」これは第二の性により人々の人生や生活が左右される世界に疑問を持った主人公が、最推しの死を阻止するために奮闘する物語である。

普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。
かーにゅ
BL
「君は死にました」
「…はい?」
「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」
「…てんぷれ」
「てことで転生させます」
「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」
BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。

迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

王冠にかける恋【完結】番外編更新中
毬谷
BL
完結済み・番外編更新中
◆
国立天風学園にはこんな噂があった。
『この学園に在籍する生徒は全員オメガである』
もちろん、根も歯もない噂だったが、学園になんら関わりのない国民たちはその噂を疑うことはなかった。
何故そんな噂が出回ったかというと、出入りの業者がこんなことを漏らしたからである。
『生徒たちは、全員首輪をしている』
◆
王制がある現代のとある国。
次期国王である第一王子・五鳳院景(ごおういんけい)も通う超エリート校・国立天風学園。
そこの生徒である笠間真加(かさままなか)は、ある日「ハル」という名前しかわからない謎の生徒と出会って……
◆
オメガバース学園もの
超ロイヤルアルファ×(比較的)普通の男子高校生オメガです。

烏木の使いと守護騎士の誓いを破るなんてとんでもない
時雨
BL
いつもの通勤中に猫を助ける為に車道に飛び出し車に轢かれて死んでしまったオレは、気が付けば見知らぬ異世界の道の真ん中に大の字で寝ていた。
通りがかりの騎士風のコスプレをしたお兄さんに偶然助けてもらうが、言葉は全く通じない様子。
黒い髪も瞳もこの世界では珍しいらしいが、なんとか目立たず安心して暮らせる場所を探しつつ、助けてくれた騎士へ恩返しもしたい。
騎士が失踪した大切な女性を捜している道中と知り、手伝いたい……けど、この”恩返し”という名の”人捜し”結構ハードモードじゃない?
◇ブロマンス寄りのふんわりBLです。メインCPは騎士×転移主人公です。
◇異世界転移・騎士・西洋風ファンタジーと好きな物を詰め込んでいます。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い

花屋の息子
きの
BL
ひょんなことから異世界転移してしまった、至って普通の男子高校生、橘伊織。
森の中を一人彷徨っていると運良く優しい夫婦に出会い、ひとまずその世界で過ごしていくことにするが___?
瞳を見て相手の感情がわかる能力を持つ、普段は冷静沈着無愛想だけど受けにだけ甘くて溺愛な攻め×至って普通の男子高校生な受け
の、お話です。
不定期更新。大体一週間間隔のつもりです。
攻めが出てくるまでちょっとかかります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる