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第22話 ペット
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「ういー、ひっく……ええいっ! あの件を思い出せば思い出すほど、はらわたが煮えくり返るわい……!」
そこは月光に照らされたグレゴリス家の屋敷。
「一点集中で防壁を破り、ようやく侵攻できたかと思えば、海の中にポシャン、だ。こんな馬鹿げたことがあるか!?」
「「「「「……」」」」」
当主のロードが、酒を飲む手をプルプルと震わせる。その様子に、兵士たちはいずれも恐縮した顔で息を呑むばかりだった。
「これも、とんだ食わせ者のせいだな」
その中でも、槍玉に挙げられているのは二人の人物だ。
シードランド男爵家の三子――スランの兄姉であるダリックとエリーズである。
この二人はグレゴリス家の一員になったものの、彼らがしてやられたスランの親族ということもあり、兵長という立場を任せられながらも親の仇のように扱われていた。
「な、なんだか居心地、悪いわね、ダリック……」
「……んだ。というか滅茶苦茶わりいな、エリーズ……」
「そういう風にしおったのはどこのどいつだ!?」
「「……」」
いかにも不満げに会話するも、ロードから叱責されて気まずそうに黙り込むダリックとエリーズ。
「我々の障壁であったベルクが死に果て、多少の被害を出しつつも我が手中に収めるはずだったシードランド領地が、今や海の孤島だ。このことで噂も広がり、沽券にかかわるであろう。無能の三子が家督を継いだと聞いておったのに、どういうことか!」
「もー、お父様ったら、そんなに怒鳴ってたら眠れないじゃない」
ロードが怒りをぶちまける中、令嬢のアルマが部屋へと入ってきたことで、スランの兄姉は真っ青になって震える。
「ぼ、防壁といい、海への移動といい、あいつにこんな大それたことができるとは思わなくて……」
「ダ、ダリックの言う通りよ。外れスキルを獲得したって聞いてたのに、そんな凄い効果を隠し持ってるなんて思わなかったわ……」
「もうよい。ダリック、エリーズ。お前たちの苦しい弁解など聞きたくもないわ! 兵長からの降格、もしくは罰金等、更なる処分を下さなくてはな……?」
「「うっ……」」
「ねえお父様、この二人を許してあげて?」
「な……アルマよ、正気なのか?」
アルマが発したとは思えない台詞に、父や部下たちが戦慄した顔を見せる。
「ダリック、エリーズ。あなたたちを特別に許してあげるから、スランがどんな人なのか詳しく教えなさい!」
「「え……」」
「メモメモ……」
スランの特徴を聞くなりメモする娘を見て、父が不安そうな色を覗かせる。
「……ア、アルマよ。まさか、本当にスランに興味があるのか?」
「うん。私の下僕っていうか、もうペットにするつもり! 首輪をつけて、散歩してあげるの! ご飯は~、特製ペットフード! 髑髏の茶碗に入れて差し上げる! あ、隠し味に、血のソースも入れなきゃ! もちろん、そこの役立たずのね~!」
「「ひぎゃあああっ!」」
ダリックとエリーズがアルマにボコられる姿を見て、その場にいる誰もが震えあがる。
「……ふう。スラン、見てなさい。地の果てでも追いかけて捕らえて、私のペットとして、死ぬほどかわいがってあげるんだから……!」
◆◇◆
「……」
なんだ? 鳥肌が……。
ドラゴンの卵(ドラコ)がいよいよ孵りそうだからって、自分でも知らないうちに高揚してたんだろうか?
高揚っていうより、悪寒みたいな感じだったが。
まあいい。
今まさに、俺たちは5人目の領民を迎えようとしていた。
ペットともいえるのかもしれないが、人外とはいえ領民であることに変わりはない。
お、遂に生まれそうだ。
「ムキュ……」
「「「「おおぉ……!」」」」
小屋の中で歓声が響き渡った。
念願のドラゴンの雛、ドラコがようやく誕生した瞬間だった。
「ドラコ、かわいー!」
モコが感激した様子でドラコに顔を近づける。俺もそれに釣られて見入ってしまった。
深いブルーの目がクリンとしてて、真っ白な体毛に包まれていてとても可愛い。側頭部(こめかみの上あたり)に生えた二つの角や、背中に生えた両ウイングも既に立派だ。頭部に比べると胴体はまだ小さく、足には肉球のようなものがついていた。猫みたいだが微妙に違うのがわかる。
「これ、ドラコにプレゼント!」
「ピキュ……?」
モコが用意していた花の冠を乗せ、ドラコのキュートさが上方にスライドされたようだった。
そういえば、ドラコは雌なんだろうか? そう思って性別にスライドスキルを使ったところ、実際にそうだった。やはり雌なんだな。
飾り付けられたドラコは、不思議そうに目をぱちぱちとさせながら、俺たちの顔を交互に見ているようだった。
「とにもかくにも、これで5人目の領民がめでたく誕生したわけだ。ペットではあるが、ドラコも領民であることには変わりない。なので、今日は大いに祝おうじゃないか!」
「んだな、スラン! 領主を除いて、領民の中じゃ俺が一番先輩だけどな! 乾杯!」
「おいおい。イル……」
「まあまあ、坊ちゃま。そういうことにしておきましょうぞ。乾杯!」
「しておきましょー! 乾杯っ!」
「モヒャ……」
俺たちの会話を聞いて楽しかったのか、ドラコが少しだけ笑った気がした。
ただ、これで歩みを止めるつもりは毛頭ない。明日から、また6人目の領民を探しに出かけるとしよう。
俺たちの本当の闘争はこれから始まる……。
そこは月光に照らされたグレゴリス家の屋敷。
「一点集中で防壁を破り、ようやく侵攻できたかと思えば、海の中にポシャン、だ。こんな馬鹿げたことがあるか!?」
「「「「「……」」」」」
当主のロードが、酒を飲む手をプルプルと震わせる。その様子に、兵士たちはいずれも恐縮した顔で息を呑むばかりだった。
「これも、とんだ食わせ者のせいだな」
その中でも、槍玉に挙げられているのは二人の人物だ。
シードランド男爵家の三子――スランの兄姉であるダリックとエリーズである。
この二人はグレゴリス家の一員になったものの、彼らがしてやられたスランの親族ということもあり、兵長という立場を任せられながらも親の仇のように扱われていた。
「な、なんだか居心地、悪いわね、ダリック……」
「……んだ。というか滅茶苦茶わりいな、エリーズ……」
「そういう風にしおったのはどこのどいつだ!?」
「「……」」
いかにも不満げに会話するも、ロードから叱責されて気まずそうに黙り込むダリックとエリーズ。
「我々の障壁であったベルクが死に果て、多少の被害を出しつつも我が手中に収めるはずだったシードランド領地が、今や海の孤島だ。このことで噂も広がり、沽券にかかわるであろう。無能の三子が家督を継いだと聞いておったのに、どういうことか!」
「もー、お父様ったら、そんなに怒鳴ってたら眠れないじゃない」
ロードが怒りをぶちまける中、令嬢のアルマが部屋へと入ってきたことで、スランの兄姉は真っ青になって震える。
「ぼ、防壁といい、海への移動といい、あいつにこんな大それたことができるとは思わなくて……」
「ダ、ダリックの言う通りよ。外れスキルを獲得したって聞いてたのに、そんな凄い効果を隠し持ってるなんて思わなかったわ……」
「もうよい。ダリック、エリーズ。お前たちの苦しい弁解など聞きたくもないわ! 兵長からの降格、もしくは罰金等、更なる処分を下さなくてはな……?」
「「うっ……」」
「ねえお父様、この二人を許してあげて?」
「な……アルマよ、正気なのか?」
アルマが発したとは思えない台詞に、父や部下たちが戦慄した顔を見せる。
「ダリック、エリーズ。あなたたちを特別に許してあげるから、スランがどんな人なのか詳しく教えなさい!」
「「え……」」
「メモメモ……」
スランの特徴を聞くなりメモする娘を見て、父が不安そうな色を覗かせる。
「……ア、アルマよ。まさか、本当にスランに興味があるのか?」
「うん。私の下僕っていうか、もうペットにするつもり! 首輪をつけて、散歩してあげるの! ご飯は~、特製ペットフード! 髑髏の茶碗に入れて差し上げる! あ、隠し味に、血のソースも入れなきゃ! もちろん、そこの役立たずのね~!」
「「ひぎゃあああっ!」」
ダリックとエリーズがアルマにボコられる姿を見て、その場にいる誰もが震えあがる。
「……ふう。スラン、見てなさい。地の果てでも追いかけて捕らえて、私のペットとして、死ぬほどかわいがってあげるんだから……!」
◆◇◆
「……」
なんだ? 鳥肌が……。
ドラゴンの卵(ドラコ)がいよいよ孵りそうだからって、自分でも知らないうちに高揚してたんだろうか?
高揚っていうより、悪寒みたいな感じだったが。
まあいい。
今まさに、俺たちは5人目の領民を迎えようとしていた。
ペットともいえるのかもしれないが、人外とはいえ領民であることに変わりはない。
お、遂に生まれそうだ。
「ムキュ……」
「「「「おおぉ……!」」」」
小屋の中で歓声が響き渡った。
念願のドラゴンの雛、ドラコがようやく誕生した瞬間だった。
「ドラコ、かわいー!」
モコが感激した様子でドラコに顔を近づける。俺もそれに釣られて見入ってしまった。
深いブルーの目がクリンとしてて、真っ白な体毛に包まれていてとても可愛い。側頭部(こめかみの上あたり)に生えた二つの角や、背中に生えた両ウイングも既に立派だ。頭部に比べると胴体はまだ小さく、足には肉球のようなものがついていた。猫みたいだが微妙に違うのがわかる。
「これ、ドラコにプレゼント!」
「ピキュ……?」
モコが用意していた花の冠を乗せ、ドラコのキュートさが上方にスライドされたようだった。
そういえば、ドラコは雌なんだろうか? そう思って性別にスライドスキルを使ったところ、実際にそうだった。やはり雌なんだな。
飾り付けられたドラコは、不思議そうに目をぱちぱちとさせながら、俺たちの顔を交互に見ているようだった。
「とにもかくにも、これで5人目の領民がめでたく誕生したわけだ。ペットではあるが、ドラコも領民であることには変わりない。なので、今日は大いに祝おうじゃないか!」
「んだな、スラン! 領主を除いて、領民の中じゃ俺が一番先輩だけどな! 乾杯!」
「おいおい。イル……」
「まあまあ、坊ちゃま。そういうことにしておきましょうぞ。乾杯!」
「しておきましょー! 乾杯っ!」
「モヒャ……」
俺たちの会話を聞いて楽しかったのか、ドラコが少しだけ笑った気がした。
ただ、これで歩みを止めるつもりは毛頭ない。明日から、また6人目の領民を探しに出かけるとしよう。
俺たちの本当の闘争はこれから始まる……。
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