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第18話 待ち人
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「ふう……どうやら、誰にも気づかれずに済んだようだな」
俺はほくそ笑んだ。スライドスキルで小さな船を散々遠回りさせたこともあり、何事もなくグレゴリスの領地へとたどり着いたからだ。また、念のために気配もスライドで小さくしておいた。
筏を連想させるほどに小さい船とはいえ、海上で風もあるのでスイスイ進むことができた。
何より、ある程度スキルを温存できたのがよかった。何が起きるかわからないし、エネルギーを節約できるのは大きい。
かつて我が領地と繋がっていた場所に上陸した俺は、船を羽に変えて懐に忍ばせる。
迂回して回り込んだこともあり、グレゴリスの兵士たちの姿は周囲には見られなかった。
またその際、俺は怪しまれないように自分の顔を含め、容姿や服装をスライドさせることにした。剣の幅をスライドで伸ばし、鏡に見立ててそれで自身の姿を見ながら調整していく。
それによって今の俺がどんな姿になってるかというと、少年の姿からはすっかり様変わりし、小太りの商人風なおじさんといった風貌だ。
頭髪を少ないほうにスライドするだけでなく、声色もスライドして低くしてるので、まさにおっさんそのものだ。元々前世でおっさんを経験したこともあり、どういうものかは熟知してるからな。あまりわかりたくもないが。
これで、俺がシードランド家のスラン・シードランドと気づく者は誰もいないだろう。
その足で向かったのは、もちろん冒険者ギルドだ。ここで仲間というか領民を募るつもりだった。
ギルドといっても小規模だが、それでも自分の領地にはなかったものだ。
シードランド家に領民を誘う謳い文句としては、どこの島なのかは当然ぼかして、海に浮かぶ島の領民として一緒に暮らさないか、というもの。
そのために剣を幾つもスライドし、金に変えて持参してきている。
移住してくれるならちゃんとそれなりにお金も出すし、船で行き来もできるのでアピールになるはずだ。
確かに領地には現在何もないが、将来的には領民が増えることで店も増えてそこでの暮らしも安定すると約束した。
何より、これからの領地であり、開拓しがいもあり、明るい未来があることを重点的に訴えたつもりだ。
「よし、こんなもんでいいだろう」
俺は気持ちを込めた依頼書を作成し、待合室で吉報を待つことにした。
やるべきことはやったと思うし、最低でも一人くらいはすぐに集まるんじゃないか。
予想と反していっぱい来たらどうしよう? そのときは大きな筏を用意する必要がありそうだ。
「……」
だが、期待と反して待てども待てども俺のところに人が接触してくる気配はなかった。
おかしいなあ。ちゃんと自分の見た目も併記してるはずだが。
それでも、今はギルドに人がいる時間帯じゃないのかもしれないと思い、気長に待つことにする。
「……」
ダメだ。あれから数時間くらい経過したのに、俺のところには誰も来なかった。
待合室に人が来ないわけじゃない。
室内が賑やかになるくらいには来ているんだが、いずれも素通りされてしまうんだ。
俺は念のためにと依頼書に不備がないかどうか確認したものの、なんの問題も見当たらなかった。
この冒険者ギルド自体が小規模というのもあるかもしれないが、それにしてはあまりにも来なさすぎる。
こうなると、自分の見通しが甘かったとしか思えなくなってくる。
やっぱり、孤島でお金があってもあまり意味がないように感じるのかもな。
お金を使うために船で行き来するというのは不便だし、先行きが不安だと感じるのかもしれない。
また、グレゴリスの領地を出て行くわけで、謀反とみなされる可能性もある。その恐れもある。
あんまり長々と募集していると、例のシードランド家の領地のことじゃないかって、グレゴリスの手のものに警戒される恐れもある。なので、俺は早めに依頼を切り上げることにした。
「はあ。今日はもう諦めて、宿に泊まるか。また明日募集しよう……」
大きな溜め息を吐き出しつつ、ギルドを跡にする。
「ん……?」
宿へ向かう途中のことだった。俺は誰かにつけられている気配を感じた。
ただの気のせいと思うも、このまとわりつくような気配が一向に離れることがない。間違いない。どうやらギルドにいたやつで、俺をつけ狙っているようだ。
まさか、自分がシードランド家の男爵だとバレた?
いや、まさかな。そんなはずはない。スライドで容姿を変え捲ってるわけで、普通に考えればバレるなんてことはない。
依頼書で金を持っていることをアピールしたこともあり、ただの強盗の可能性が高そうだ。
「……」
俺はそう高を括っていたが、すぐに考え方を変えることになった。こちらに近づくほどに尋常じゃない殺意を感じるので、必ずしもやつが強盗だとは言い切れないと思ったんだ。
やはりグレゴリスの手の者で、鑑定スキルでも持っているのだろうか? それもランクの高いやつなら見破られる可能性はあるといえる。
とにかく、ここまで強い殺気を抱いて追ってくる人間が何者なのか探るべく、俺は誘い出すようにわざと人気のない路地のほうへ行き、そこで待機することにした。まさかこんな形で人を待つ展開になるとはな……。
俺はほくそ笑んだ。スライドスキルで小さな船を散々遠回りさせたこともあり、何事もなくグレゴリスの領地へとたどり着いたからだ。また、念のために気配もスライドで小さくしておいた。
筏を連想させるほどに小さい船とはいえ、海上で風もあるのでスイスイ進むことができた。
何より、ある程度スキルを温存できたのがよかった。何が起きるかわからないし、エネルギーを節約できるのは大きい。
かつて我が領地と繋がっていた場所に上陸した俺は、船を羽に変えて懐に忍ばせる。
迂回して回り込んだこともあり、グレゴリスの兵士たちの姿は周囲には見られなかった。
またその際、俺は怪しまれないように自分の顔を含め、容姿や服装をスライドさせることにした。剣の幅をスライドで伸ばし、鏡に見立ててそれで自身の姿を見ながら調整していく。
それによって今の俺がどんな姿になってるかというと、少年の姿からはすっかり様変わりし、小太りの商人風なおじさんといった風貌だ。
頭髪を少ないほうにスライドするだけでなく、声色もスライドして低くしてるので、まさにおっさんそのものだ。元々前世でおっさんを経験したこともあり、どういうものかは熟知してるからな。あまりわかりたくもないが。
これで、俺がシードランド家のスラン・シードランドと気づく者は誰もいないだろう。
その足で向かったのは、もちろん冒険者ギルドだ。ここで仲間というか領民を募るつもりだった。
ギルドといっても小規模だが、それでも自分の領地にはなかったものだ。
シードランド家に領民を誘う謳い文句としては、どこの島なのかは当然ぼかして、海に浮かぶ島の領民として一緒に暮らさないか、というもの。
そのために剣を幾つもスライドし、金に変えて持参してきている。
移住してくれるならちゃんとそれなりにお金も出すし、船で行き来もできるのでアピールになるはずだ。
確かに領地には現在何もないが、将来的には領民が増えることで店も増えてそこでの暮らしも安定すると約束した。
何より、これからの領地であり、開拓しがいもあり、明るい未来があることを重点的に訴えたつもりだ。
「よし、こんなもんでいいだろう」
俺は気持ちを込めた依頼書を作成し、待合室で吉報を待つことにした。
やるべきことはやったと思うし、最低でも一人くらいはすぐに集まるんじゃないか。
予想と反していっぱい来たらどうしよう? そのときは大きな筏を用意する必要がありそうだ。
「……」
だが、期待と反して待てども待てども俺のところに人が接触してくる気配はなかった。
おかしいなあ。ちゃんと自分の見た目も併記してるはずだが。
それでも、今はギルドに人がいる時間帯じゃないのかもしれないと思い、気長に待つことにする。
「……」
ダメだ。あれから数時間くらい経過したのに、俺のところには誰も来なかった。
待合室に人が来ないわけじゃない。
室内が賑やかになるくらいには来ているんだが、いずれも素通りされてしまうんだ。
俺は念のためにと依頼書に不備がないかどうか確認したものの、なんの問題も見当たらなかった。
この冒険者ギルド自体が小規模というのもあるかもしれないが、それにしてはあまりにも来なさすぎる。
こうなると、自分の見通しが甘かったとしか思えなくなってくる。
やっぱり、孤島でお金があってもあまり意味がないように感じるのかもな。
お金を使うために船で行き来するというのは不便だし、先行きが不安だと感じるのかもしれない。
また、グレゴリスの領地を出て行くわけで、謀反とみなされる可能性もある。その恐れもある。
あんまり長々と募集していると、例のシードランド家の領地のことじゃないかって、グレゴリスの手のものに警戒される恐れもある。なので、俺は早めに依頼を切り上げることにした。
「はあ。今日はもう諦めて、宿に泊まるか。また明日募集しよう……」
大きな溜め息を吐き出しつつ、ギルドを跡にする。
「ん……?」
宿へ向かう途中のことだった。俺は誰かにつけられている気配を感じた。
ただの気のせいと思うも、このまとわりつくような気配が一向に離れることがない。間違いない。どうやらギルドにいたやつで、俺をつけ狙っているようだ。
まさか、自分がシードランド家の男爵だとバレた?
いや、まさかな。そんなはずはない。スライドで容姿を変え捲ってるわけで、普通に考えればバレるなんてことはない。
依頼書で金を持っていることをアピールしたこともあり、ただの強盗の可能性が高そうだ。
「……」
俺はそう高を括っていたが、すぐに考え方を変えることになった。こちらに近づくほどに尋常じゃない殺意を感じるので、必ずしもやつが強盗だとは言い切れないと思ったんだ。
やはりグレゴリスの手の者で、鑑定スキルでも持っているのだろうか? それもランクの高いやつなら見破られる可能性はあるといえる。
とにかく、ここまで強い殺気を抱いて追ってくる人間が何者なのか探るべく、俺は誘い出すようにわざと人気のない路地のほうへ行き、そこで待機することにした。まさかこんな形で人を待つ展開になるとはな……。
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