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番外編兼おまけ
登場人物解説(ネタバレ大注意!)
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順番:梶野ヒカル
北沢ホノカ
春日野圭
副島舞
主要キャラクターの四人をまとめました。ここには作品全体の活躍や能力について、作者である私の思いを語る場となっております。ネタバレが多いので作品を最後まで読んでから見ていただけると幸いです。
梶野ヒカル 14歳
能力:人の心の声が聞こえる。言葉で発した純粋な気持ちは聞こえない。
「概要」:この作品の主人公で人の心の声を聞くことができる。能力に気がついたのは小学校一年生の時でクラスで数あてゲームをしていた時に偶然気がついた。人が思った心情を声として聞き取ることが可能で本人自体は初めの方は能力の存在を毛嫌いせずにうまいこと扱ってきた。しかし中学校に進学してからは物心がつき始めてヒカルに嫉妬や嫌悪を向けるようになった。その口には出さないが心の奥底で燃える暴言をヒカルは聞いてしまい自分の存在に絶望して不登校になってしまう。
そんな時に自分の叔父が養子を迎え入れたことを知り、母親に半ば無理やりで会いにいく。その時に難聴持ちの義理の従姉妹、ホノカに出会い自分が五体満足で生まれてるにも関わらず目の前の五体不満足の少女のように振る舞えないと葛藤を送ることになる。しかしその葛藤の中でもホノカを傷つけないために一週間ぶりの通学を果たし、自分と同じく能力を持つ春日野圭と副島舞に出会った。この四人で物語は進行していく。
基本的には傷つきやすくてメンタルも脆くすぐに卑屈に考えてしまう悪癖があるがそれは単に相手のことをしっかりと思っているからであり実際彼からの助言は的確なものが多く聞いてる人を安心させれるような言葉を発す。それ故に彼と友達になりたいと思う隠れファンがたくさんいた模様。
最終的に耳が聞こえない寸前のホノカに自分の思いを伝えて、新しい青春を送ることになる。
「作者の想い」
ヒカルを描く上でのコンセプトは傷つきやすいけど仲間を大事にする優しい人間像をもとに書きました。実際私の友達が不登校になってしまった時期がありその友達曰く「学校に行くのが怖い」といつも言っていました。不登校という知られてるようで中身は知られていない現状を描きたくて生まれたのが梶野ヒカルです。どこまでも怖がりだけどどこまでも人間らしいキャラクターです。その友達は私の「怖くなんかない。何かあればすぐに言え」という言葉に励まされたそうでその次の日に学校に来てくれました。言葉ってとても重いものなんだなと実感した瞬間であり同時に伝えることって素敵だなと気がついた瞬間でもありました。皆さんもヒカル君のように勇気を出して気持ちを伝えることができるようになれたら今以上に輝いた毎日が遅れてるんじゃないでしょうか?
「梶野ヒカルの名言」
あの時の歌が聞こえるってね
北沢ホノカ 14歳
能力:見た人がこれからどうなるかが朧気ながら理解できる。
(概要)
ヒカルの義理の従姉妹でありこの作品のヒロイン。生まれた時から聴覚障害を患っており、左耳は聞こえず右だけが補聴器で聞こえる状態。言葉は問題無く発することができる。背中にサラサラと流した茶髪で声はヒカル曰く「カナリアなんて鼻で笑えるほど綺麗」何だそう。ヒカルの隣町に位置する叔父の家に引き取られたが校区がギリギリ一緒だったのでヒカルと同じ学校に通うことになりたった半日で新たな生活に適応した。
性格はポジティブ思考で耳が聞こえなくても平気と言った強い心を持っておりヒカルはそんな彼女を見て少しづつ成長していく。ただ少し天然思考なところがあり時たまヒカルを困らせる。能力についてはほとんど自覚がなく祖父夫婦の近所の神社の神主によって初めて能力の存在を知らされた、感が鋭い自分には何か感じるものがあったが。とにかく強く生きていく清楚な心を持ち知らずのうちに周りの人間を鼓舞する。
本編ではあまり深く語られてはないが事故死した実の母親は目が見えなくホノカとよく二人でお出かけする時が多かったそう。
後編で実はヒカルの従兄弟になった理由はもうじき耳が聞こえなくなるホノカのことを同情した施設の人が一時的に養子にならさせていたことをヒカルに告白しもう細かい音が聞こえないことを話す。その耳が聞こえなくなる前日にヒカルから気持ちを伝えられてヒカルと同じく新たな人生をスタートさせる意思表示をした。
「作者の想い」
ホノカの像としましては逆境にも耐え抜く強い心を持つヒロインでした。自分は意識していないところで実は周りの人を幸せにしている。そんな太陽のような存在を描きました。五体不満足と言える状況で生まれたにもかかわらず笑顔が絶えずに夕陽に照らされながらヒカル君に手を振る心境はどうだったんでしょうか?実際本編では気持ちを伝えられた時以外泣いたような描写は描いていません。理由は良い人を本質的に描きたかったからです。人というのは何らかの苦痛を持って生きています。彼女にとっての苦痛は辛く思われたくないという葛藤だったのです。人の前では笑って、一人の時は寂しくて泣いた日もあるかもしれないです。それでも歩き続ける彼女は作者ながら本当に強い女性だとかんじました。創ったのが私なんだけど……。
「北沢ホノカ、名言」
聴きたいな……ヒカル君の声を……生の耳で聴きたい……。
春日野圭 14歳
能力:動物とコミュニケーションをとることができる。
(概要)
ヒカルと同じクラスで前の席に位置する人物。登場初期は転校生であるホノカを一緒に見に行こうと誘ったのが交流のきっかけ。不登校から復帰したヒカルを優しく扱っていた数少ない人間のうちの一人。その日の放課後にヒカルの紹介でホノカと知り合いともに帰るなど誰とでも仲良くなれる性格である。
しつこい奴が嫌いでヒカルに嫉妬していた山内に対して冷静にボイスレコーダーを仕込んで証拠を集めていた時もあった。本質的な性格としては誰とでも仲良くなれるほど明るい性格であるがその分人に飽きやすく見下し発言もしてしまうことが多かったのでクラスで浮いていた。その浅はかな性格のせいでこれと言った友達がおらず能力の恩恵で得たカラス、ルークと休み時間を過ごしていた。ただ本人自体はその性格を自覚しており人の気持ちがわからない自分自身を責め続ける毎日を送っていたがヒカルやホノカやマイに自分を一人の人間として扱ってくれたのでその考えもなくしている。
感情表現が豊かでよくオーバーリアクションをとり周りの空気を寒くしてしまう時があるが隠し事などは苦手なので裏表があまりないところがある。兄が一人いて本編では深く語られてないが彼の良き理解者である。親が自治会議員でありその固い性格を受け継いでいるが兄やヒカルたちのお陰で薄れていった模様。
ヒカルに対してホノカへの想いを確実にした張本人でマイに告白された時もヒカルを信じる一面を見せるなど誰よりも気配りが良くできる仲間想いである。他にも施設に帰ることになったホノカのことを知った瞬間自分ことのように傷つくなど純情な心を持つ。最終的には前までよりももっと明るくなり彼なりの青春を歩んでいる。
「作者の想い」
圭くんはこの作品で一番好きなキャラクターです。コンセプトは隠れた良い奴で内心はボロボロでも自分よりも他人を優先する不器用な優しさをたくさん描きました。これも私の体験談なんですけど一人の友達をなくしてしまいました。理由が遊ぶ予定をドタキャンされて私が怒ったことで喧嘩になってそれっきりと言った気まずいものでした。冷静になってみれば自分が悪かったと思い謝ろうとしますがあの時の私は空気の重さに耐えられず逃げてしまったのです。
ここから人を大事にするのもいいけどまずは自分だなと思うきっかけとなりました。作中で圭くんが言ったあの言葉
「きっかけなんてそこらへんの石ころなんかよりもたくさん転がってんぞ?」
という台詞はそこから生まれました。どう人生を歩いていくかのきっかけなんて本当に石ころなんかよりもたくさん転がってるものです。何か自分に起きてもそれは自分を変えるきっかけだと思ってみてください。周りの世界変わりますよ?
「春日野圭、名言」
きっかけなんてそこらへんの石ころなんかよりも沢山転がってんぞ?
副島マイ 14歳
能力:人が言ったことが嘘か本当かを知れる。
「概要」
不登校から復帰したヒカルに一番最初に話しかけた人物。ショートの髪に凛々しい顔のスポーツ系美少女、詳しくは描かれてないが絵が得意。性格はとにかく素直で言いたい事はハッキリと言うのでヒカルにはあまり彼女の心の声は聞こえていない。素直な分些細なことでも嬉しく感じて忘れないのでホノカの次にポジティブ思考。
人が言ったことが嘘か本当かを知ることができ、彼女の前では当然だが嘘はつけない。故に圭の能力の存在を見破りヒカルの能力もすんなりと信じることができた。ホノカと知り合ったのは一番最後だが一瞬で輪に馴染めたことから圭と同じく仲良くなりやすい性格であり圭とは喧嘩仲間のような関係を結んでいる。貴重なツッコミ役でもある。
両親が過去に離婚しており大好きだった父の元を離れて母に引き取られて生活していた。そんな母の収入で人の人格を決める性格が嫌いで後にやってきた新しい父親や妹にはどうしても好きになれずに喧嘩を起こしては母に怒られていた。その当時から能力の存在を自覚しており吐き気を覚えるような辛い日々を送っていたが中学に進学してからたくさんの人の相談に乗るヒカルの存在を知り少しづつ彼への想いは確信へと変わり彼へ淡い恋心を抱いておりひかるに想いを伝えたが撃沈する。しかしその次の日には「やっぱりヒカルにはホノカね」と妬みなどを持たなかった素直な心を持っていた。同じくヒカル達と新しい毎日を送る決心をした。
「作者の想い」
知りたくないものを知ってしまうけど彼女の場合それを抑圧することで生きてきた非常にメンタルの強い少女です。ヒカルくんと同じく嫉妬や嫌悪を知ってしまいますがそれを我慢で過ごすという道を選択をしたのが彼女でした。しかしその先にはヒカル君達に出会うという素晴らしい未来に近づく足へと変わりました。無理に我慢する必要はないですが苦しいことに耐えれば必ずいい未来がいずれやってきます。そんなことを知らせてくれる優しい少女を描きました。我慢ができないと限界を感じれば自分の環境も変えるのもありです。何よりも自分を大切にしてください。人生いいことあると希望を持ってください。素直な優しさを持つ彼女のように。
「副島舞、名言」
やっぱりヒカルとホノカがオススメだわ。
北沢ホノカ
春日野圭
副島舞
主要キャラクターの四人をまとめました。ここには作品全体の活躍や能力について、作者である私の思いを語る場となっております。ネタバレが多いので作品を最後まで読んでから見ていただけると幸いです。
梶野ヒカル 14歳
能力:人の心の声が聞こえる。言葉で発した純粋な気持ちは聞こえない。
「概要」:この作品の主人公で人の心の声を聞くことができる。能力に気がついたのは小学校一年生の時でクラスで数あてゲームをしていた時に偶然気がついた。人が思った心情を声として聞き取ることが可能で本人自体は初めの方は能力の存在を毛嫌いせずにうまいこと扱ってきた。しかし中学校に進学してからは物心がつき始めてヒカルに嫉妬や嫌悪を向けるようになった。その口には出さないが心の奥底で燃える暴言をヒカルは聞いてしまい自分の存在に絶望して不登校になってしまう。
そんな時に自分の叔父が養子を迎え入れたことを知り、母親に半ば無理やりで会いにいく。その時に難聴持ちの義理の従姉妹、ホノカに出会い自分が五体満足で生まれてるにも関わらず目の前の五体不満足の少女のように振る舞えないと葛藤を送ることになる。しかしその葛藤の中でもホノカを傷つけないために一週間ぶりの通学を果たし、自分と同じく能力を持つ春日野圭と副島舞に出会った。この四人で物語は進行していく。
基本的には傷つきやすくてメンタルも脆くすぐに卑屈に考えてしまう悪癖があるがそれは単に相手のことをしっかりと思っているからであり実際彼からの助言は的確なものが多く聞いてる人を安心させれるような言葉を発す。それ故に彼と友達になりたいと思う隠れファンがたくさんいた模様。
最終的に耳が聞こえない寸前のホノカに自分の思いを伝えて、新しい青春を送ることになる。
「作者の想い」
ヒカルを描く上でのコンセプトは傷つきやすいけど仲間を大事にする優しい人間像をもとに書きました。実際私の友達が不登校になってしまった時期がありその友達曰く「学校に行くのが怖い」といつも言っていました。不登校という知られてるようで中身は知られていない現状を描きたくて生まれたのが梶野ヒカルです。どこまでも怖がりだけどどこまでも人間らしいキャラクターです。その友達は私の「怖くなんかない。何かあればすぐに言え」という言葉に励まされたそうでその次の日に学校に来てくれました。言葉ってとても重いものなんだなと実感した瞬間であり同時に伝えることって素敵だなと気がついた瞬間でもありました。皆さんもヒカル君のように勇気を出して気持ちを伝えることができるようになれたら今以上に輝いた毎日が遅れてるんじゃないでしょうか?
「梶野ヒカルの名言」
あの時の歌が聞こえるってね
北沢ホノカ 14歳
能力:見た人がこれからどうなるかが朧気ながら理解できる。
(概要)
ヒカルの義理の従姉妹でありこの作品のヒロイン。生まれた時から聴覚障害を患っており、左耳は聞こえず右だけが補聴器で聞こえる状態。言葉は問題無く発することができる。背中にサラサラと流した茶髪で声はヒカル曰く「カナリアなんて鼻で笑えるほど綺麗」何だそう。ヒカルの隣町に位置する叔父の家に引き取られたが校区がギリギリ一緒だったのでヒカルと同じ学校に通うことになりたった半日で新たな生活に適応した。
性格はポジティブ思考で耳が聞こえなくても平気と言った強い心を持っておりヒカルはそんな彼女を見て少しづつ成長していく。ただ少し天然思考なところがあり時たまヒカルを困らせる。能力についてはほとんど自覚がなく祖父夫婦の近所の神社の神主によって初めて能力の存在を知らされた、感が鋭い自分には何か感じるものがあったが。とにかく強く生きていく清楚な心を持ち知らずのうちに周りの人間を鼓舞する。
本編ではあまり深く語られてはないが事故死した実の母親は目が見えなくホノカとよく二人でお出かけする時が多かったそう。
後編で実はヒカルの従兄弟になった理由はもうじき耳が聞こえなくなるホノカのことを同情した施設の人が一時的に養子にならさせていたことをヒカルに告白しもう細かい音が聞こえないことを話す。その耳が聞こえなくなる前日にヒカルから気持ちを伝えられてヒカルと同じく新たな人生をスタートさせる意思表示をした。
「作者の想い」
ホノカの像としましては逆境にも耐え抜く強い心を持つヒロインでした。自分は意識していないところで実は周りの人を幸せにしている。そんな太陽のような存在を描きました。五体不満足と言える状況で生まれたにもかかわらず笑顔が絶えずに夕陽に照らされながらヒカル君に手を振る心境はどうだったんでしょうか?実際本編では気持ちを伝えられた時以外泣いたような描写は描いていません。理由は良い人を本質的に描きたかったからです。人というのは何らかの苦痛を持って生きています。彼女にとっての苦痛は辛く思われたくないという葛藤だったのです。人の前では笑って、一人の時は寂しくて泣いた日もあるかもしれないです。それでも歩き続ける彼女は作者ながら本当に強い女性だとかんじました。創ったのが私なんだけど……。
「北沢ホノカ、名言」
聴きたいな……ヒカル君の声を……生の耳で聴きたい……。
春日野圭 14歳
能力:動物とコミュニケーションをとることができる。
(概要)
ヒカルと同じクラスで前の席に位置する人物。登場初期は転校生であるホノカを一緒に見に行こうと誘ったのが交流のきっかけ。不登校から復帰したヒカルを優しく扱っていた数少ない人間のうちの一人。その日の放課後にヒカルの紹介でホノカと知り合いともに帰るなど誰とでも仲良くなれる性格である。
しつこい奴が嫌いでヒカルに嫉妬していた山内に対して冷静にボイスレコーダーを仕込んで証拠を集めていた時もあった。本質的な性格としては誰とでも仲良くなれるほど明るい性格であるがその分人に飽きやすく見下し発言もしてしまうことが多かったのでクラスで浮いていた。その浅はかな性格のせいでこれと言った友達がおらず能力の恩恵で得たカラス、ルークと休み時間を過ごしていた。ただ本人自体はその性格を自覚しており人の気持ちがわからない自分自身を責め続ける毎日を送っていたがヒカルやホノカやマイに自分を一人の人間として扱ってくれたのでその考えもなくしている。
感情表現が豊かでよくオーバーリアクションをとり周りの空気を寒くしてしまう時があるが隠し事などは苦手なので裏表があまりないところがある。兄が一人いて本編では深く語られてないが彼の良き理解者である。親が自治会議員でありその固い性格を受け継いでいるが兄やヒカルたちのお陰で薄れていった模様。
ヒカルに対してホノカへの想いを確実にした張本人でマイに告白された時もヒカルを信じる一面を見せるなど誰よりも気配りが良くできる仲間想いである。他にも施設に帰ることになったホノカのことを知った瞬間自分ことのように傷つくなど純情な心を持つ。最終的には前までよりももっと明るくなり彼なりの青春を歩んでいる。
「作者の想い」
圭くんはこの作品で一番好きなキャラクターです。コンセプトは隠れた良い奴で内心はボロボロでも自分よりも他人を優先する不器用な優しさをたくさん描きました。これも私の体験談なんですけど一人の友達をなくしてしまいました。理由が遊ぶ予定をドタキャンされて私が怒ったことで喧嘩になってそれっきりと言った気まずいものでした。冷静になってみれば自分が悪かったと思い謝ろうとしますがあの時の私は空気の重さに耐えられず逃げてしまったのです。
ここから人を大事にするのもいいけどまずは自分だなと思うきっかけとなりました。作中で圭くんが言ったあの言葉
「きっかけなんてそこらへんの石ころなんかよりもたくさん転がってんぞ?」
という台詞はそこから生まれました。どう人生を歩いていくかのきっかけなんて本当に石ころなんかよりもたくさん転がってるものです。何か自分に起きてもそれは自分を変えるきっかけだと思ってみてください。周りの世界変わりますよ?
「春日野圭、名言」
きっかけなんてそこらへんの石ころなんかよりも沢山転がってんぞ?
副島マイ 14歳
能力:人が言ったことが嘘か本当かを知れる。
「概要」
不登校から復帰したヒカルに一番最初に話しかけた人物。ショートの髪に凛々しい顔のスポーツ系美少女、詳しくは描かれてないが絵が得意。性格はとにかく素直で言いたい事はハッキリと言うのでヒカルにはあまり彼女の心の声は聞こえていない。素直な分些細なことでも嬉しく感じて忘れないのでホノカの次にポジティブ思考。
人が言ったことが嘘か本当かを知ることができ、彼女の前では当然だが嘘はつけない。故に圭の能力の存在を見破りヒカルの能力もすんなりと信じることができた。ホノカと知り合ったのは一番最後だが一瞬で輪に馴染めたことから圭と同じく仲良くなりやすい性格であり圭とは喧嘩仲間のような関係を結んでいる。貴重なツッコミ役でもある。
両親が過去に離婚しており大好きだった父の元を離れて母に引き取られて生活していた。そんな母の収入で人の人格を決める性格が嫌いで後にやってきた新しい父親や妹にはどうしても好きになれずに喧嘩を起こしては母に怒られていた。その当時から能力の存在を自覚しており吐き気を覚えるような辛い日々を送っていたが中学に進学してからたくさんの人の相談に乗るヒカルの存在を知り少しづつ彼への想いは確信へと変わり彼へ淡い恋心を抱いておりひかるに想いを伝えたが撃沈する。しかしその次の日には「やっぱりヒカルにはホノカね」と妬みなどを持たなかった素直な心を持っていた。同じくヒカル達と新しい毎日を送る決心をした。
「作者の想い」
知りたくないものを知ってしまうけど彼女の場合それを抑圧することで生きてきた非常にメンタルの強い少女です。ヒカルくんと同じく嫉妬や嫌悪を知ってしまいますがそれを我慢で過ごすという道を選択をしたのが彼女でした。しかしその先にはヒカル君達に出会うという素晴らしい未来に近づく足へと変わりました。無理に我慢する必要はないですが苦しいことに耐えれば必ずいい未来がいずれやってきます。そんなことを知らせてくれる優しい少女を描きました。我慢ができないと限界を感じれば自分の環境も変えるのもありです。何よりも自分を大切にしてください。人生いいことあると希望を持ってください。素直な優しさを持つ彼女のように。
「副島舞、名言」
やっぱりヒカルとホノカがオススメだわ。
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