聖奴隷 マナ

nana

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再会

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高校を卒業して
20年目の節目ということで
初めて学年全体で同窓会が
開催された

ビルの中の
少しオシャレな居酒屋で
夜景も素敵

みな、それぞれ近況報告をしたり
昔話に花を咲かせたり
楽しい時間が過ぎていった

そんな中、マナは
元カレがいないか探していた

少し遅れて、
皆の注目を集め 登場した彼は
昔と変わらず、
屈託のない笑顔で現れた

元ラグビー部の彼は
当時の面影も残し
良い身体つきで
輝いて見えた

高校時代
女子からの人気も高かった彼

それは今でも変わらず
次々と女の子が
話しかけにきていて
マナの話す隙はない

一次会が終わり二次会へ
そんな雰囲気の中
皆で良い気分で歩いていると
急に後ろから手首を掴まれ
引っ張られた

見ると、元カレのタケシである

「2人だけで、二次会しよ」
耳元で小声で囁かれ
「え、それはマズイのでは?」
と答えたが
強く握られた手に
タケシの気持ちの強さを感じ
1次会で話せなかったこともあり
そのまま
皆と違う方向へ
向かってしまった

しっかり握られた手首は
少し痛いくらいだったが
昔から強引なとこは
変わらないな~と思いながら
嫌な気持ちはしなかった

しかし、着いた場所は
ホテルの前…

「ここで、ゆっくり飲み直そ」
と、相変わらず
グッと手首を掴んだまま
ホテルに入ろうとする

「いや、ここはマズいよ
私たちお互い家庭もあるし
居酒屋にでも行こ」

マナは
家族を裏切るようなことはしたくなかった

手を振り払おうと
全力で抵抗するが
ラグビーで鍛えた彼の力に
かなうはずもなく
ビクともしない

ホテルの前でゴタついている2人を
通行人が振り返りながら見ていく

「ここだと目立つから
話なら部屋の中で聞くよ」

たしかに、周りの目が気になった

マナは
「ほんとうに何もしないでよ」
と言いながら
ホテルに入ることに

結婚してから
他の男とこんなことになるのは
初めてだったが
飲むだけならと思い直し
部屋に入った

2人がけのソファに
横並びで座りお酒を飲み
他愛もない話をしていた

あ、ほんとに飲むだけなんだと
ホッとしていたマナだったが
いきなりタケシの手が
スカートとの中に入ってきて
パンツをずらし
割れ目をなぞってきた

「や、やめてよ
飲んで話すだけって言ったじゃん」

抵抗したが
全くやめる気配はなく
どんどん奥に指を入れてくる

「ヤダヤダ言いながら
こんなにビチャビチャに濡らして
身体は俺のこと
欲しがってるんじゃない?」

「そんなことない!」

そうは言ってみたものの
タケシの指の動きと共に
クチュクチュと
はしたない音がして
全く説得力がない

「1度だけってことで…

マナちゃんもこんなに濡らして
ほんとは欲しいんでしょ?

気持ちよくしてあげるから
もっと足を広げてごらん」

そう言われ
一瞬旦那の顔が浮かんだが
欲望に負けてしまい
身体の力が抜け
1度だけだからと
自分に言い訳をして
背もたれに身体を預け
足を広げて快楽に身を任せてしまった

スカートは履いたまま
パンツだけを脱がされ
指を入れられ
中でクチュクチュとかき回され
抑えきれなくなり
つい声が出てしまった

「あ~~ん
気持ちイイぃぃ~~」

「やっと素直になったね」
タケシは嬉しそうに笑った

すると
ズボンとパンツを下ろし
立派なモノを
マナの頬にペチペチと
当ててきた

思わず口を開け
それを含むマナ

「相変わらず
マナはフェラが上手いな
清楚な奥様装って
いろんな男の咥えてるんだろ」

「そんなことない」
と、反論したつもりだったが
タケシのそそり立つものが
口いっぱいに入っていて
上手く喋れない

背もたれがあり逃げられない
マナの喉奥にまで
タケシは容赦なく入れてくる

えずきながらも
必死に舐めるマナ

「ヤバ、気持ち良過ぎて
出ちゃいそうだ」
そんなことを言い
いきなり口からモノを抜くと
マナを四つん這いにさせ
スカートをまくりあげ
お尻だけ丸出しの
情けない格好にさせた

入れられると思ったマナだったが
いきなりバシっと
お尻をスリッパで思いっきり叩かれた

「痛い~~~~」
泣きそうなくらいの痛みである

「なんで叩くの?」
抗議したが
「お前のケツが
叩いて欲しいって言ってるから」
と、無茶苦茶な答え

その間もタケシが手を休めることはなく
バシバシ叩いてくる

「痛い!!やめて~~」
何度も懇願すると
タケシはスリッパを放り投げ
マナの割れ目を触ってくる

「なんだよ、
ケツ叩かれて、イヤイヤ言いながら
こんなに濡らして
喜んでんじゃねーか
前から思ってたけど
お前ほんとドMだよな」

タケシにドM呼ばわりされ
「そんなこと絶対ない」
と抗議するが
実際のところ
もっと叩いて欲しいと思う自分がいて
自分の中の何かが
崩れていくようなそんな感覚に陥った

そして、そのまま乱暴に
タケシのモノが
マナの中に入ってきた

「びしょ濡れだから
すぐ入るな笑」

タケシは腰を激しく打ち付けて
マナは気持ち良さに
あられもなく、喘ぎまくった

入れながらクリを指で刺激され
気持ち良過ぎて
オシッコを漏らしそうな
そんな感覚になり

「本当にもう無理~~」
と、叫ぶと
タケシはいきなり抜き
また、マナの口に強引に
入れてきた

「全部飲め」
そう言ってタケシは
激しく顔に腰を打ちつけてきた
そして
手は
マナの大事なところを
グチュグチュと掻き回し
刺激し続ける

タケシのテクに
3Pをしてるかのような
気持ちになり
自ら腰を動かしながら
懸命にフェラをするマナ

その時がきた
「いくぞ」
タケシに言われ
精子が放出された

マナもアソコを刺激する
タケシの指にクリを擦り付けながら
イッてしまった

そして、タケシの出した
精液をこぼさないように
全て飲み干した

「綺麗にしろ」
そう言われ
なんで私が…と思う気持ちもあったが
何故か根元から先っぽまで
舐めあげ綺麗にしている自分がいた

そしてそうしている間も
割れ目から濡れてくるのが分かって
自分でも戸惑ってしまった

「頑張って綺麗にしてくれて
ありがとう
昔より大人になったマナは
最高だな」

頭を撫でながら
そんなことを言われ
さらに濡らしてしまうマナ

もっと入れて欲しい
そんなことを思うマナの気持ちをよそに
「お風呂に入ろうか」
と、誘ってくるタケシ

気がつけば
お風呂にも入らず
いきなり
行為に及んでしまっていたんだな
改めて
思い起こすと恥ずかしい…

2人でゆっくりお風呂に入り
明るい場所で改めて
タケシの身体を見て
割れている腹筋
つくとこにはついている
筋肉に見惚れてしまう

「なにそんなに見てるんだよ
もっと欲しいのか?」

「いや、そういうわけでは…」

「散々エロィ姿見せたんだから
素直になれよ」

そんなことを言われ
また濡れてきてしまうのが
自分でもわかるほどだが

「絶対違う」と反論する

「じゃ、ローション使って
お互い身体を洗おう」 
と提案してくるタケシ

お風呂に置いてある
マットを敷き
お互いにローションを全身に塗り
身体を合わせる

今までに感じたことのない
ヌルヌルとした気持ち良い感覚に
また声が出てしまう

「お前、
ほんとエロイ身体してるよな」

タケシに言われ
気持ち良過ぎ
反論する気にもなれない

快楽に身を任せ
タケシの硬い筋肉を感じる

するとタケシのアソコも
また硬くなってきた

少し身体をズラすと
スルっとマナのアソコに入ってきた

ヌルヌルの感触の中
アソコには硬いタケシのモノが入り
またタケシの太ももに
クリを押し付けながら
腰を動かし
気持ちよくなってしまった

少しすると
タケシが
「中で出して良い?」と言ってきた

流石に
「それは困る」と答えるマナ

するとタケシは
いきなりモノを抜くと
マナの顔の前で
手でしごき
顔面に射精した

そして
「これは美肌になるから」
と言いながら
顔に塗りたくってきた

一度射精した後とは思えないくらい
大量の精子を顔に塗られ
その匂いに、むせながらも
またしてもイッてしまったマナ

自分がどれだけ
おかしくなっていくのか
心では怖くなっているのに
反対に
身体は貪欲にタケシを求めている

「顔についた俺の精子を舐めろ」

そう言われ
情けなく舌を伸ばし
自らの顔を舐めるマナ

自分がどこまで堕ちていくのか

不安でもあるが
期待も入り混じっている

どんどん溢れ出てくる
おツユを感じると
自分が怖くなってしまう
マナであった。


 
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