30 / 60
Part 2. 蜜月
しこりに触れて、潮吹いちゃった※
しおりを挟む
良平は指を抜き、再び入れる。
さっきと違って二本なので、指を揃えるのに少しコツがいる。
「んう、ん、ん、ん……」
良平の呻きがさっきより大きい。
入れて、出して、入れて、出して……。
何度かくりかえすと指先が慣れてきた。
良平は今日が乗って指の動きを早めた。
すると、指先が腸壁のしこりに触れた。
「んきゃうっ!」
遠矢が声を上げて飛び上がる。
良平は慌てて指を引き抜いた。
「大丈夫か? なんか変なとこ触れた?」
遠矢は口をだらしなく開き、目を白黒させていた。
「や、やばい……そこ、やばい……」
遠矢は絞り出すようにして言った。
「この辺でやめるか?」
「いや、続けて……」
良平はためらったが、頷いた。
再び遠矢の穴に指を近づける。
遠矢の穴は、先ほどより大きく口を開いていた。
ごくり、と息を呑み、指を穴の中に入れる。
見た目だけでなく、穴はさっきより緩くなっている。
良平はあまり遮られることなく、指を出し入れすることができた。
良平は慎重に、さっき触ってしまったところに触れないように、注意深く指の出し入れを続けた。
「ふ、ふ、ふ……」
遠矢は天を仰いで息継ぎする。
やがて、顔を起こして言った。
「良平、さっきのところ、分かる?」
「え?」
「あそこ、もう一回、触ってみてほしいんだけど……」
「大丈夫か? だって……」
「うん、怖いから、ちょっとずつね……」
良平にも、さっきの反応は怖かった。
しかし遠矢がどうしても望むので、不承不承指、そろそろと指を進めた。
指先が、しこりに触れる。
「はぅっ!」
良平が再び声を上げた。
「大丈夫か?」
「大丈夫……そのままだと怖いから、ちょっとずつ触ってみて……」
良平は再び不安になってきた。遠矢の表情はちょっと普通ではない。白目をむきそうな感じですらある。
「ん、いいよ、もう少し、強く……」
「でも……」
「お願い、良平!」
良平は少し力を入れて、しこりをこすった。
「んあっ! はっ!」
遠矢は背をのけぞらせると、ひときわ大きな声を発した。
「いいっ! もっと! ねえ、もっと!」
良平はヤケクソ気味に手の動きを早めた。
「ああっ! あっっ! んきゃっ! あふっ! んにゃっ! いああああっ!」
ビュッ!
遠矢のペニスから、勢いよく水飛沫が吹き上がった。
『射精……いや、おしっこ?』
ビクン! ビクン! ビクン!
遠矢は腰を突き出すと、二度、三度とペニスから水飛沫を吹き上げた。
そのまま倒れると、ぴくぴく、と痙攣する。
「お、おい遠矢!」
良平が遠矢の顔をのぞき込むと、前後不覚になっていた。
「遠矢! 大丈夫か! 遠矢!」
良平は顔面蒼白になって遠矢の頬を軽く叩いた。
「はぅぅ……」
白目を剥いていた遠矢の瞳に、ようやく光がもどってきた。
「り、良平……凄い、凄かった……」
遠矢は言うと、再び目を閉じた。
「遠矢!」
スー、スー……。
遠矢は静かに寝息を立て始めた。
さっきと違って二本なので、指を揃えるのに少しコツがいる。
「んう、ん、ん、ん……」
良平の呻きがさっきより大きい。
入れて、出して、入れて、出して……。
何度かくりかえすと指先が慣れてきた。
良平は今日が乗って指の動きを早めた。
すると、指先が腸壁のしこりに触れた。
「んきゃうっ!」
遠矢が声を上げて飛び上がる。
良平は慌てて指を引き抜いた。
「大丈夫か? なんか変なとこ触れた?」
遠矢は口をだらしなく開き、目を白黒させていた。
「や、やばい……そこ、やばい……」
遠矢は絞り出すようにして言った。
「この辺でやめるか?」
「いや、続けて……」
良平はためらったが、頷いた。
再び遠矢の穴に指を近づける。
遠矢の穴は、先ほどより大きく口を開いていた。
ごくり、と息を呑み、指を穴の中に入れる。
見た目だけでなく、穴はさっきより緩くなっている。
良平はあまり遮られることなく、指を出し入れすることができた。
良平は慎重に、さっき触ってしまったところに触れないように、注意深く指の出し入れを続けた。
「ふ、ふ、ふ……」
遠矢は天を仰いで息継ぎする。
やがて、顔を起こして言った。
「良平、さっきのところ、分かる?」
「え?」
「あそこ、もう一回、触ってみてほしいんだけど……」
「大丈夫か? だって……」
「うん、怖いから、ちょっとずつね……」
良平にも、さっきの反応は怖かった。
しかし遠矢がどうしても望むので、不承不承指、そろそろと指を進めた。
指先が、しこりに触れる。
「はぅっ!」
良平が再び声を上げた。
「大丈夫か?」
「大丈夫……そのままだと怖いから、ちょっとずつ触ってみて……」
良平は再び不安になってきた。遠矢の表情はちょっと普通ではない。白目をむきそうな感じですらある。
「ん、いいよ、もう少し、強く……」
「でも……」
「お願い、良平!」
良平は少し力を入れて、しこりをこすった。
「んあっ! はっ!」
遠矢は背をのけぞらせると、ひときわ大きな声を発した。
「いいっ! もっと! ねえ、もっと!」
良平はヤケクソ気味に手の動きを早めた。
「ああっ! あっっ! んきゃっ! あふっ! んにゃっ! いああああっ!」
ビュッ!
遠矢のペニスから、勢いよく水飛沫が吹き上がった。
『射精……いや、おしっこ?』
ビクン! ビクン! ビクン!
遠矢は腰を突き出すと、二度、三度とペニスから水飛沫を吹き上げた。
そのまま倒れると、ぴくぴく、と痙攣する。
「お、おい遠矢!」
良平が遠矢の顔をのぞき込むと、前後不覚になっていた。
「遠矢! 大丈夫か! 遠矢!」
良平は顔面蒼白になって遠矢の頬を軽く叩いた。
「はぅぅ……」
白目を剥いていた遠矢の瞳に、ようやく光がもどってきた。
「り、良平……凄い、凄かった……」
遠矢は言うと、再び目を閉じた。
「遠矢!」
スー、スー……。
遠矢は静かに寝息を立て始めた。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる