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序章
1.プロローグ
しおりを挟む「ふぁ~⋯⋯眠てぇ。本読んでたら朝とかどんだけだよ。最近多いなこういう事。それにめっちゃ寒いな。さすが12月だ」
俺は今物凄く眠たい。ただ、今は学校に行っているから寝れないので学校に着いたら即寝よう。
そうそう、自己紹介が遅れたな、俺は音無 優高2の17歳だ。趣味は読書、とは言ってもラノベとか漫画とかだな。家にはラノベと漫画合わせて500冊以上ある。ジャンルは問わずだな。因みに俺に親はいない。俺が小さい時に両親が事故にあいその時に亡くなった。そのあとは、母方の祖父母と一緒に暮らしていたが祖父は一昨年に祖母は去年天国に旅立って行った。父方の方は俺が産まれてから直ぐに病気で亡くなった。まぁ、だから今俺は血の繋がった家族どころか親戚もいない。なら、どうやって1年間生活していたかと言うと両親と祖父母が残してくれていた遺産で暮らしている。勿論バイトもしているぞ?本とかもバイト代で買ったしな。
おっと、どうやら学校に着いたようだ。早く教室に行って暖まりたい。
靴から上履きに履き替え教室に行くと既に半分以上のクラスメイトがいた。因みに俺の席は一番後ろの窓際だ。その席に着くと何人かの生徒が来た。
「優くんおはよう!」
「音無君おはよう」
「音無君おはようございます」
「ふぁ~、ん、おはよう」
「おはよう、優。えらい眠そうだな。また、本でも、読んでたのか?」
「ん?おう、よく分かったな海斗」
「まぁね、優の事なら何となく分かるからな」
今話しかけてきた4人を紹介しよう。話しかけてきた来た順で井上 結、次に、近衛 美咲、鈴原 莉夏、そんで、最後に、来栖 海斗だ。
最初に紹介した、3人は学校内で知らないものがいないくらい有名だ、何せ3人とも美少女なのだ。この学校で、3大美女とされている。そんで、最後の海斗に関してだが、こいつはかなりのイケメンだ。勉強もできて、運動神経もいいと来た。ただ、こいつにも欠点がある、そうそれは、ロリコンなのだ。年下と言うか、ちっちゃい子が好きななのだ。まぁ、好きと言っても恋愛感情とかではなく、愛でる対象で好きって意味だ。
この4人は高1からの仲だ。 この中でも結が入学してから直ぐに話しかけて来たのだ、1番最初に仲良くなったな。因みに何故俺に話しかけてきたんだと聞いたら、なんでも、中学の頃に俺が助けたことがあるそうだ。俺は全く覚えていないが。ゴメンな。
次に美咲と莉夏だが、この2人は結と中学の頃からの親友だそうだ。そして、最後に海斗だが、こいつは美咲の幼馴染だからついでで仲良くなった感じだな。
それと、4人の性格だが、結は普段は大人しいが俺とか美咲達と一緒にいる時は明るい感じだな。それと、俺と海斗以外の男子が話しかけるとすごく素っ気なくなってしまう、なんでも、男と話すのが苦手なんだと、なら俺はと思ったが俺は特別なんだとさ。しかも、下の名前で読んでとも言われたしな。結と2人で話している時とか男達からの妬みや嫉み、はたまた殺気を含んだ視線を送ってくる。これがまた、鬱陶しい。まぁ、結はと言うと全く気づいてないが。
美咲は、男女隔たりがない。それと、後輩からは、お姉様とか言われて慕われている。まぁ何せかっこいい系美人なのだ、だが中身は乙女だ。可愛いものが好きらしい。結の流れで名前呼びになった。
莉夏は、大人しい感じだな、みんなでワイワイよりは、見守るタイプだな。あ、暗いわけじゃないぞ。皆が楽しんでいる時は莉夏も楽しそうにしているしな。結と美咲の流れから莉夏も名前呼びになった。
そして、最後に海斗は、さっきも言ったがロリコンだ。こいつも男女隔たりがない。来る者拒まずって感じだな。話している時も常にニコニコしているから特に勘違いされやすい。イケメンだしニコニコにやられてしまうんだろ。それに、こいつ月に1回は告白されている。そのどれも断っているが。
「あぁ!思い出した!」
「わぁっ、びっくりした!」
「急にどうしたのよ」
「ん?あぁ、いやな、結と初めての会った時のことを今思い出したんだよ。確か、結が駅前で男達2、3人にナンパされてる所に俺が助けに入ったんだよな?」
「やっと思い出してくれた!そうだよ!あの時すごくしつこくて困ってたところに優くんが助けに来てくれたんだよね~」
「ん?結は覚えてたのになんでその事を言わなかったの?」
「確かに」
「結ちゃん、どうしてですか?」
「だって、自分から答え教えたら面白くないじゃん!それに自分で思い出して欲しかったから」
と言いながら体を少しくねくねさせていた。とまぁ、話していたらいつの間にか担任がやって来て朝のHRが始まろうとしていた。
「ほら、先生来たから席に戻れよ」
そう言うと各自の席に戻って行った。海斗は俺の前の席だから戻る必要はないが。
「みなさーん席に着いてください!ホームルーム始めますよ!」
今声をかけたのが俺達の担任の睦月 雪音先生皆からはむっちゃん先生と呼ばれいたりいなかったり。確か先生になってから1年しか経ってなかったはずだ。年は23歳だったかな?まぁ、かなりの美人で、とても話しやすいし生徒のことをしっかりと考えているって感じがするな。かなりの人気者だ。因みに今年俺の担任になって毎回様子を見に来てくれる人だな。
「それでは、出席を取っていきまっ、きゃっ⋯⋯」
次の瞬間教室内が真っ白に輝いたと思ったらそれは、一瞬の事だった。周りを見渡しても誰もいない。それに真っ白の空間だけが広がってる。皆はどこに行ったんだ?すると、また、目の前が光った。その光が収まると真正面に同じくらいの年の女の子が立っていた。
「え?誰?」
「こんにちは。音無 優さん」
「はぁ、どうも。てかなんで俺の名前知ってんの?それと誰?」
「誰と言われると神としか言えませんね。」
わぁ、この子美少女なのに痛いこと言ってるよ。残念美少女だな。早く厨二病が治りますように。
「失礼な!本物の神ですよ!創造神のミルです!」
「あ、そうですかぁ⋯⋯って、俺口に出してたか?」
「いいえ出していませんよ?この場所なら貴方の考えてることはなんでも、分かるんですからね!」
「まじか⋯⋯」
試しに。この人?神?凄い美少女だな。性格も良さそうだ!嫁にするならこんな子がいいだろうなぁ。
チラ
「え、あ、そ、その、あ、ありがとうございます////」
「おー、ほんとに心読めるんだな。神ってのも嘘じゃなさそうだ。それで、その神様は俺になんのようなんだ⋯⋯いやぁ、一応神だから、なんの用ですか?」
「一応じゃ無くて神です!創造神です!それと、普段友人と接するようにしていいですよ」
「いや、一応敬語のままにしときます。それでそんな創造神様は俺に何の用なんですか?それに、ここはどこで、他の奴らはどこに居るんですか?」
「そうですねまずは他の方達ですが、ここにはいません。それと、ここ神界以外は時間を止めていますので時間などは気にしなくても大丈夫ですよ!優さんをここに呼んだ理由は、つい先程アスナルと言う世界で勇者召喚が行われその対象が優さんたちだったということですね。それでですね、その、召喚している国なんですけど、どうも優さん達を利用して他の国々へ戦争をふっかけるつもりみたいなんですよね。なので、今回の召喚対象になった優さん達の中から1人に私たちからの加護と向こうの世界にはステータスと言うものもあるのでスキルなども渡そうと思いまして、ですがその加護を受けるのに適したと言うか体が耐えれる人物が優さんしか居なかったのでここに呼びました。その国に対抗出来るように加護を付けるのです」
「なるほど。それと、魔王とかってのは居ないんですか?」
「大丈夫ですよ。魔王と言っても人間と敵対しているわけじゃありませんし。ですが、今回優さん達を召喚した国は人族至上主義なので、多分魔王が復活し我々人族を滅ぼそうとしているので助けてくれとでも言うと思いますが、それは、全て嘘になりますので気をつけてくださいね」
「わかりました。気をつけます」
んー、なるほどそんな国なのか。それなら召喚されてからどこかのタイミングで逃げるか。でもなぁ。あ、そう言えばここと別世界の時間は気にしなくてもいいんだよな確か。それなら、ここで修行でもするか。
「なぁ、創造神様だっけ?ここで修行とかしてもいいですか?」
「いいですよ。それと、私のことはミルとお呼びください。それじゃここじゃなんですから場所を変えますか」
そう言ってパンッと手を叩いた瞬間さっきまでの真っ白空間から、一面芝生の茂っている場所に移動していた。優が驚いていると何人かの人型の白い影が急に目の前に現れた。
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