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第九章
バンダナとビビノッケ
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ヤマトの国の武士と呼ばれる人たちが涙を流して拍手していた。
正直それは異様な光景だ。
事の発端は少し前だ。
町に入ろうとしたところで、見張りをしていた侍に止められた。
「お前らは何者だ? この国の者ではないようだがどこの国の者だ」
「私たちはどこの国にも属していません。諸国を漫遊し、芸を披露する者です。この国にも特別に入国を認められています。こちらがその証拠の札です」
とリーゼ――もといリエ(偽名)はファントムが用意したした偽物の木札を見せる。
「なるほど、木札は本物のようだ」
偽物の木札だ。
「だが、どうも怪しい。芸を披露するために旅をしているというのなら、ここで何か見せてみろ」
そうなるだろうと思っていた。
「では、僕が――」
とクルミが背中に背負っていた楽器を手に取る。
琵琶と呼ばれるヤマトの国では割と知られているらしい弦楽器だ。
これまで可愛らしい姿のクルミだったが、彼女が琵琶を持ち、構えると途端にその表情が変わった。目立たぬようにと染めて伸ばしたその黒い髪のお陰か、どこか妖艶な雰囲気を漂わせる。
あまりの彼女の変わりっぷりに、芸を要求した侍たちが息を呑んだ。
琵琶の音色は最初、静かに始まった。
まるで穏やかな風が草原を撫でるような柔らかさ。
しかし、一音、また一音と音を重ねるごとに、やがてその旋律は激しさを増し、雷鳴のような力強さに変わっていく。
演奏に合わせ、彼女の表情もまた鬼気迫るものへと変わっていく。
指が弦を弾く旅たび、周囲の木々が揺れ、風が彼女を中心に渦を巻き、和龍へと昇華していくようだった。
気付けば、多くの人が集まってきていた。
そう、気付いたのだ。
これだけ多くの人が集まっていたというのに、私は彼らが集まってくるまで気付かなかった。そして、侍たちはいまもまだ気付いていないだろう。
クルミが最後の一弦を鳴らし終えた。
拍手は起きなかった。
歓声は上がらなかった。
誰もが泣いていた。
リエも泣いていた。
それを見ている私の視界も涙で歪んでいた。
この場に立ち会えたことに、その音楽に出会えたことに、いや、生まれてきたことに感謝してしまう演奏。
冷静に考えればとても恐ろしい。
こうなることは予想できた。
戦闘力以外の適性はSSSランクのクルミ――当然、音楽の演奏に関する適性ランクもSSSだ。
暫くして正気を取り戻した侍たちは町の中に入る許可をくれた。
あと、集まっていた観客から大量のおひねりを貰った。
ヤマトの国でホムーロス王国の貨幣を使うのは目立ってしまうから、こうして小銭が貰えるのは助かる。
「ヤマトの国の人って皆さん優しいですよね。僕の拙い演奏でもこんなにお金をくれるなんて。せめて拍手が貰えるくらいには上手になりたいですよ」
クルミがおひねりを鞄に入れて言う。
相変わらず自分の実力については理解していない様子だ。
きっとみんなが涙を流していたのも、都合よく見えていないか、見えていたとしても演奏が退屈で欠伸をした結果出た涙とでも解釈しているのだろう。
まぁ、ここで自分の実力を理解した結果、意識と記憶の両方を失われたら面倒なことになるので、訂正はしない。
「クルミ様の演奏は前よりも確実によくなっていますよ。やはり歌を辞めたのは正解でしたね」
「はい!」
クルミは前の町では、吟遊詩人のように演奏と一緒に歌も奏でた。
結果、涙では済まなかった。
神の演奏と天使の歌声の相乗効果により失神する人が続出、結果聞き込みどころではなかった。
私はそうなる可能性を考慮して耳栓をしていたので音が緩和され、どうにか失神は免れたが、リエは鼻血を出して気絶していた。
結果、大騒ぎとなり聞き込みどころではなかった。
「さて、この町で聞き込みと――あと可能ならば馬を用意したいな」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
私――バンダナ――いや、リノアは賢者の塔から景色を眺めていた。
いまはこの賢者の塔の管理人代理として仕事をしているが、大賢者様が過去に旅立った時間に追いついた時点で、運命の管理という最も困難で最も気を遣う仕事は終わったので、その仕事はほとんどない。
せいぜい、賢者の塔の機能に問題がないか調べるだけだ。
(どうせなら忙しい方がええんやけどな)
暇だったら考えてしまう。
旧世界に旅立った大賢者様たちのことを。
本当なら私が行きたい。
しかし――私の身体は丈夫ではない。
これまでは誤魔化し誤魔化しやってきたが、寿命を延ばすための凍結睡眠と必要なときに動くための覚醒の繰り返しでこの肉体はボロボロになっている。
こうしてまともに動けるのは、ヒルデガルドの父親のような大賢者の弟子がハスト村の雑貨屋に行って万能薬を買ってきてくれていたお陰だ。
あの薬がなければ、とっくに肉体が崩壊していただろう。
「もうちょっと持ってくれや、うちの身体。旧世界のゴタゴタが解決するまで――せめて大賢者様が戻ってくるまでは」
私がそう独り言ちたその時だった。
「リノア、戻りました。変わりありませんか?」
「え?」
振り返ると、そこに子供の姿の大賢者様がいた。
その姿は一瞬に大人の姿へと変わる。
「大賢者様……え? なんで? 旧世界に行ってるはずやのに。あっちは瘴気まみれで転移も使えないやんな?」
「はい、パパの力です」
「クルの?」
なんと、クルは大精霊の分木であるニーチェの枝を植えることでさらに分木を作り、地脈の流れにネットワークを形成し、旧世界の拠点ごとの、さらには新世界との転移を可能にしたのだという。
なんて出鱈目な。
「うち、下手したらもう何年も大賢者様に会えないと思って送り出したんやけどな」
「心配かけましたね。それで旧世界の様子ですが――」
と大賢者様は旧世界の様子を語った。
魔法とは違うスキルという異能力とそれを使うための魔石の存在。
居住区に結界という独自の文明の形成。
確かに元の世界に残る人が数年、数十年生きていけるだけの設備は残っていたが、それはせいぜい数世代が生きていける程度だと思っていた。
まさかこの時代にまで生き残っているとは。
「それで、気になることがあるのです。新世界の人間が旧世界で名前を変えて働いていました。名前をビビノッケというのですが」
「ビビノッケって、サクラの元荷物持ちのっ!?」
あいつのことは知っている。
殺そうとしたが、ファントムの邪魔が入って失敗した。
あいつには私の姿を見られてしまったので、情報が洩れると厄介だから――
「ビビノッケの行方を追っていたんです。ファントムに拘束されたあと取り調べが終わったので、教会の更生施設に送られることになりましたが、その後のことが――どうも記録がなく――」
「そいつにはうちの顔を見られてたもんで、表に出られたら面倒やから、教皇に頼んで引き取ってもろうたんです」
「教皇に!? つまり――」
「ええ。教皇は殺して死体は処分したって言ってたんですけど。その話が本当なら、ビビノッケが旧世界にいた理由は、たぶん教皇が関わってます。それで、そのビビノッケは?」
「死にました」
「そうですか」
あの時は殺すつもりだった相手。
だが、いまは死なないでほしかった。
死なれたらもう情報を得られない。
「教皇め、なんちゅう置き土産を残したんや」
正直それは異様な光景だ。
事の発端は少し前だ。
町に入ろうとしたところで、見張りをしていた侍に止められた。
「お前らは何者だ? この国の者ではないようだがどこの国の者だ」
「私たちはどこの国にも属していません。諸国を漫遊し、芸を披露する者です。この国にも特別に入国を認められています。こちらがその証拠の札です」
とリーゼ――もといリエ(偽名)はファントムが用意したした偽物の木札を見せる。
「なるほど、木札は本物のようだ」
偽物の木札だ。
「だが、どうも怪しい。芸を披露するために旅をしているというのなら、ここで何か見せてみろ」
そうなるだろうと思っていた。
「では、僕が――」
とクルミが背中に背負っていた楽器を手に取る。
琵琶と呼ばれるヤマトの国では割と知られているらしい弦楽器だ。
これまで可愛らしい姿のクルミだったが、彼女が琵琶を持ち、構えると途端にその表情が変わった。目立たぬようにと染めて伸ばしたその黒い髪のお陰か、どこか妖艶な雰囲気を漂わせる。
あまりの彼女の変わりっぷりに、芸を要求した侍たちが息を呑んだ。
琵琶の音色は最初、静かに始まった。
まるで穏やかな風が草原を撫でるような柔らかさ。
しかし、一音、また一音と音を重ねるごとに、やがてその旋律は激しさを増し、雷鳴のような力強さに変わっていく。
演奏に合わせ、彼女の表情もまた鬼気迫るものへと変わっていく。
指が弦を弾く旅たび、周囲の木々が揺れ、風が彼女を中心に渦を巻き、和龍へと昇華していくようだった。
気付けば、多くの人が集まってきていた。
そう、気付いたのだ。
これだけ多くの人が集まっていたというのに、私は彼らが集まってくるまで気付かなかった。そして、侍たちはいまもまだ気付いていないだろう。
クルミが最後の一弦を鳴らし終えた。
拍手は起きなかった。
歓声は上がらなかった。
誰もが泣いていた。
リエも泣いていた。
それを見ている私の視界も涙で歪んでいた。
この場に立ち会えたことに、その音楽に出会えたことに、いや、生まれてきたことに感謝してしまう演奏。
冷静に考えればとても恐ろしい。
こうなることは予想できた。
戦闘力以外の適性はSSSランクのクルミ――当然、音楽の演奏に関する適性ランクもSSSだ。
暫くして正気を取り戻した侍たちは町の中に入る許可をくれた。
あと、集まっていた観客から大量のおひねりを貰った。
ヤマトの国でホムーロス王国の貨幣を使うのは目立ってしまうから、こうして小銭が貰えるのは助かる。
「ヤマトの国の人って皆さん優しいですよね。僕の拙い演奏でもこんなにお金をくれるなんて。せめて拍手が貰えるくらいには上手になりたいですよ」
クルミがおひねりを鞄に入れて言う。
相変わらず自分の実力については理解していない様子だ。
きっとみんなが涙を流していたのも、都合よく見えていないか、見えていたとしても演奏が退屈で欠伸をした結果出た涙とでも解釈しているのだろう。
まぁ、ここで自分の実力を理解した結果、意識と記憶の両方を失われたら面倒なことになるので、訂正はしない。
「クルミ様の演奏は前よりも確実によくなっていますよ。やはり歌を辞めたのは正解でしたね」
「はい!」
クルミは前の町では、吟遊詩人のように演奏と一緒に歌も奏でた。
結果、涙では済まなかった。
神の演奏と天使の歌声の相乗効果により失神する人が続出、結果聞き込みどころではなかった。
私はそうなる可能性を考慮して耳栓をしていたので音が緩和され、どうにか失神は免れたが、リエは鼻血を出して気絶していた。
結果、大騒ぎとなり聞き込みどころではなかった。
「さて、この町で聞き込みと――あと可能ならば馬を用意したいな」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
私――バンダナ――いや、リノアは賢者の塔から景色を眺めていた。
いまはこの賢者の塔の管理人代理として仕事をしているが、大賢者様が過去に旅立った時間に追いついた時点で、運命の管理という最も困難で最も気を遣う仕事は終わったので、その仕事はほとんどない。
せいぜい、賢者の塔の機能に問題がないか調べるだけだ。
(どうせなら忙しい方がええんやけどな)
暇だったら考えてしまう。
旧世界に旅立った大賢者様たちのことを。
本当なら私が行きたい。
しかし――私の身体は丈夫ではない。
これまでは誤魔化し誤魔化しやってきたが、寿命を延ばすための凍結睡眠と必要なときに動くための覚醒の繰り返しでこの肉体はボロボロになっている。
こうしてまともに動けるのは、ヒルデガルドの父親のような大賢者の弟子がハスト村の雑貨屋に行って万能薬を買ってきてくれていたお陰だ。
あの薬がなければ、とっくに肉体が崩壊していただろう。
「もうちょっと持ってくれや、うちの身体。旧世界のゴタゴタが解決するまで――せめて大賢者様が戻ってくるまでは」
私がそう独り言ちたその時だった。
「リノア、戻りました。変わりありませんか?」
「え?」
振り返ると、そこに子供の姿の大賢者様がいた。
その姿は一瞬に大人の姿へと変わる。
「大賢者様……え? なんで? 旧世界に行ってるはずやのに。あっちは瘴気まみれで転移も使えないやんな?」
「はい、パパの力です」
「クルの?」
なんと、クルは大精霊の分木であるニーチェの枝を植えることでさらに分木を作り、地脈の流れにネットワークを形成し、旧世界の拠点ごとの、さらには新世界との転移を可能にしたのだという。
なんて出鱈目な。
「うち、下手したらもう何年も大賢者様に会えないと思って送り出したんやけどな」
「心配かけましたね。それで旧世界の様子ですが――」
と大賢者様は旧世界の様子を語った。
魔法とは違うスキルという異能力とそれを使うための魔石の存在。
居住区に結界という独自の文明の形成。
確かに元の世界に残る人が数年、数十年生きていけるだけの設備は残っていたが、それはせいぜい数世代が生きていける程度だと思っていた。
まさかこの時代にまで生き残っているとは。
「それで、気になることがあるのです。新世界の人間が旧世界で名前を変えて働いていました。名前をビビノッケというのですが」
「ビビノッケって、サクラの元荷物持ちのっ!?」
あいつのことは知っている。
殺そうとしたが、ファントムの邪魔が入って失敗した。
あいつには私の姿を見られてしまったので、情報が洩れると厄介だから――
「ビビノッケの行方を追っていたんです。ファントムに拘束されたあと取り調べが終わったので、教会の更生施設に送られることになりましたが、その後のことが――どうも記録がなく――」
「そいつにはうちの顔を見られてたもんで、表に出られたら面倒やから、教皇に頼んで引き取ってもろうたんです」
「教皇に!? つまり――」
「ええ。教皇は殺して死体は処分したって言ってたんですけど。その話が本当なら、ビビノッケが旧世界にいた理由は、たぶん教皇が関わってます。それで、そのビビノッケは?」
「死にました」
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