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第九章
カンスとシーナの両親
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カンスさんたちの故郷はアクリの身長くらいしかない小さな石垣に囲まれた小さな村だった。
行商人さんも月に一度しか訪れないらしく、村の周りにある小麦畑で採れる小麦は税を納めるために育てているもので、村人の主食は芋類だという。
その畑の手入れをしていた人たちがこっちに気付いたようで、立ち上がって言う。
「おぉ! ダイのところのカンスにシーナちゃんじゃないか! なんだ、帰ってきたのか?」
「あら、可愛い子二人も連れて。もしかしてどっちかカンスのお嫁さん」
「ならそっちの男の子はシーナちゃんのお婿さんかっ!?」
「ちげぇよ! この人達は俺が働いている工房の同僚たちだ!」
カンスさんが怒鳴りつけたが、カンスさんの知り合いの農家の人は不思議そうに言う。
「ダンゾウは一緒じゃねぇのか? もしかして何かあったのか?」
「ちょっと理由があってな。でも、元気でやってるよ」
「元気でいたらそれでいいや。早いとこダイさんに顔をみせてやれ」
「いや、まずは――」
「先にカンスさんの家に行きましょう」
僕が言った。
ダンゾウさんの家に急ぎたい気持ちもあるけれど、ここで慌てたところで仕方ない。
ユーリシアさんもリーゼさんも頷いてくれた。
「ありがとう、クルト」
シーナさんが僕に言うけれど、御礼を言われるようなことじゃないと思う。
いまから急いだところでダンゾウさんたちに追いつくのは無理だし、ミミコさんの言う通り、ミレさんが危険な目に遭っている可能性は低いから慌てても仕方がない。
それに僕もお世話になっている二人の両親に挨拶をしたい。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
私――ユーリシアとリーゼたちはカンスに案内されて村に入った。
長閑な村だった。
初めてアクリと一緒に出掛けた養豚場のある村を思い出すな。
将来、クルトが工房主を引退したらこういう田舎に行って二人でのんびりと暮らすのも悪くない。
と私が縁側でのんびりとクルトの淹れた紅茶を飲んでいるところを想像していたら――
「ユーリさん、二人でのんびり暮らしたいなんて思っていませんわよね? クルトの妻の座はあなただけではありませんよ」
「久々だが、心を読むな、リーゼ」
「ユーリさんが酷い妄想をするからです」
想像の中くらい好きにさせてほしい。
村の中央では子どもが井戸で水を汲んでいる。
かなり大変そうだ。
手伝いに――
「ちょっと僕、手伝ってきます! 直ぐに終わりますから」
クルトが真っ先に手伝いにいった。
「さすがクルト様です」
「本当だな。困っている人は放っておけないんだ」
そのお陰で事件に巻き込まれることも何度もあったが――
「お待たせしました」
「クルト、おかえ……り。お前、何をしたんだ?」
「え? 何って、手押しポンプを作ってきました」
一瞬の間に、井戸に見慣れない装置が設置された。
子どもが嬉しそうにポンプのレバーを押すと桶一杯分の水が即座に出て来ている。。
「ま、まぁ、村のみんなも喜ぶよ。ありがとう、クルト」
カンスが引きつった笑みを浮かべて言った。
あまり長居したら、この村がクルトによってとんでもない村に変わってしまいそうだな。
カンスたちの家は村の奥の方にあった。
家の前には大きく白い犬がいて、こちらを見るなりこちらに走ってくる。
ものすごい勢いだ。
久しぶりに帰った主人を出迎えている――という様子とは違う気がする。
「忘れてた! 気を付けてください! あいつ、綺麗な女性を見ると股に顔を突っ込む癖があるので」
「えっ!?」
カンスがそう言ったとき、私とリーゼは思わず手でガードする。
綺麗な女性って――ま、まぁ、そう思われるのは恥ずかしいが、しかし――
「わっ!?」
声を上げたのはクルトだった。
犬はクルトの股に顔を突っ込んでいる。
「や、やめさてください」
「ペス、離れなさい! そもそもクルトは男の子よっ! ちょ、力強い」
「離れろ、ペス!」
シーナとカンスが力づくで犬をクルトから引き剥がす。
なんだろう、女として負けた気がする。
「あの犬……私でもクルト様の大切な部分に顔をうずめたことがないというのに――」
そしてリーゼは犬に嫉妬するな。
私だってそんな経験はない。
「どうしたんだいペス……あら? カンスにシーナ、帰ってたのかい?」
『ただいま、母さん』
どちらかといえばカンス似の、気の強そうなご婦人だった。
この人が二人の母親らしい。
「帰るなら連絡入れるように前に言ってあっただろ? そちらの方たちは?」
「紹介するよ。工房でお世話になっているユーリシアさんとリーゼさん。それとクルトくんだ」
「はじめまして、ユーリシアです」
「私はリーゼです。クルト様の婚約者です」
「私もクルトの婚約者だ」
「クルトと申します。カンスさんとシーナさんにはとてもお世話になっています」
「へぇ、あんたたちの同僚にしてはいい子じゃないか。私はマドナだよ。中に入って待ってな。いま父ちゃんを呼んでくるから」
そう言って、カンスの母親のマドナさんは家の裏手に向かった。
凄い雰囲気だ。
「すみません、あんな母親で」
「いいえ、とても素敵なお母様ですよ」
「そうだな。ただ、本当に農家なのか?」
歩き方だけでもわかる。
ただ者ではない。
「言っていませんでしたね。うちの両親は元々夫婦で冒険者をしていたんです」
「私が生まれるまでは兄さんを負ぶってオークとか狩っていたそうですよ」
子どもを背負ってオーク狩りって、なんともパワフル過ぎるだろ。
さすがに首が座るまでは大人しくしていたと思うが、それでも凄い。
……あれ? でも私もアクリと一緒に魔族と戦ったり悪魔と戦ったりしているから、あまり他人のことを言えないんじゃないか?
反省しよう。
「カンス、シーナ、帰ったか。客人もよく来たな。何もない村だが、歓迎する」
マドナと一緒に帰ってきたダイというカンスの父親はカンスやマドナに輪をかけて大きい筋肉質の身体の持ち主だった。
こうして二人を見ると、よくシーナが生まれたなって思う。
「親父、少し痩せたんじゃないか?」
これで痩せてるのかっ!?
「ああ。最近ジャガイモが不作でな。土がよくないのかもしれない。それで、どうした? 単純に帰郷ってだけならダンゾウがいないのはおかしい。何があった?」
「……ちょっとな。ダンゾウが行方不明になって追いかける必要がある。その手掛かりを探しにきたんだ」
「そうか――あいつの家は俺が管理している」
そう言うとダイは棚の中からシンプルな鍵を取り出してカンスに投げた。
鍵がかかっていたのか。
これは助かった。
クルトならどんな鍵でも針金一本で開錠できると思うが、こいつのことだから「誰かが管理をしているのなら、勝手に入るのはダメですよね? 鍵を借りに行きましょう」って鍵を探して回る必要があった。
「じゃあ、ちょっと見に行ってくる」
「シーナ、案内してやれ」
ダイはそう言うと、カンスの腕を掴んだ。
「カンスは俺と付き合え。久しぶりにスパーリングをできる相手が欲しかったんだ。ちょうどいい」
「え? ちょ、待て、親父。俺は――」
カンスが抵抗するが、ダイに引きずられていった。
「シーナさん!? カンスさん、大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。父さんなら骨を折らずに相手を無効化することくらいできるから。それよりダンゾウの家に行きましょ」
本当に大丈夫なのか?
行商人さんも月に一度しか訪れないらしく、村の周りにある小麦畑で採れる小麦は税を納めるために育てているもので、村人の主食は芋類だという。
その畑の手入れをしていた人たちがこっちに気付いたようで、立ち上がって言う。
「おぉ! ダイのところのカンスにシーナちゃんじゃないか! なんだ、帰ってきたのか?」
「あら、可愛い子二人も連れて。もしかしてどっちかカンスのお嫁さん」
「ならそっちの男の子はシーナちゃんのお婿さんかっ!?」
「ちげぇよ! この人達は俺が働いている工房の同僚たちだ!」
カンスさんが怒鳴りつけたが、カンスさんの知り合いの農家の人は不思議そうに言う。
「ダンゾウは一緒じゃねぇのか? もしかして何かあったのか?」
「ちょっと理由があってな。でも、元気でやってるよ」
「元気でいたらそれでいいや。早いとこダイさんに顔をみせてやれ」
「いや、まずは――」
「先にカンスさんの家に行きましょう」
僕が言った。
ダンゾウさんの家に急ぎたい気持ちもあるけれど、ここで慌てたところで仕方ない。
ユーリシアさんもリーゼさんも頷いてくれた。
「ありがとう、クルト」
シーナさんが僕に言うけれど、御礼を言われるようなことじゃないと思う。
いまから急いだところでダンゾウさんたちに追いつくのは無理だし、ミミコさんの言う通り、ミレさんが危険な目に遭っている可能性は低いから慌てても仕方がない。
それに僕もお世話になっている二人の両親に挨拶をしたい。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
私――ユーリシアとリーゼたちはカンスに案内されて村に入った。
長閑な村だった。
初めてアクリと一緒に出掛けた養豚場のある村を思い出すな。
将来、クルトが工房主を引退したらこういう田舎に行って二人でのんびりと暮らすのも悪くない。
と私が縁側でのんびりとクルトの淹れた紅茶を飲んでいるところを想像していたら――
「ユーリさん、二人でのんびり暮らしたいなんて思っていませんわよね? クルトの妻の座はあなただけではありませんよ」
「久々だが、心を読むな、リーゼ」
「ユーリさんが酷い妄想をするからです」
想像の中くらい好きにさせてほしい。
村の中央では子どもが井戸で水を汲んでいる。
かなり大変そうだ。
手伝いに――
「ちょっと僕、手伝ってきます! 直ぐに終わりますから」
クルトが真っ先に手伝いにいった。
「さすがクルト様です」
「本当だな。困っている人は放っておけないんだ」
そのお陰で事件に巻き込まれることも何度もあったが――
「お待たせしました」
「クルト、おかえ……り。お前、何をしたんだ?」
「え? 何って、手押しポンプを作ってきました」
一瞬の間に、井戸に見慣れない装置が設置された。
子どもが嬉しそうにポンプのレバーを押すと桶一杯分の水が即座に出て来ている。。
「ま、まぁ、村のみんなも喜ぶよ。ありがとう、クルト」
カンスが引きつった笑みを浮かべて言った。
あまり長居したら、この村がクルトによってとんでもない村に変わってしまいそうだな。
カンスたちの家は村の奥の方にあった。
家の前には大きく白い犬がいて、こちらを見るなりこちらに走ってくる。
ものすごい勢いだ。
久しぶりに帰った主人を出迎えている――という様子とは違う気がする。
「忘れてた! 気を付けてください! あいつ、綺麗な女性を見ると股に顔を突っ込む癖があるので」
「えっ!?」
カンスがそう言ったとき、私とリーゼは思わず手でガードする。
綺麗な女性って――ま、まぁ、そう思われるのは恥ずかしいが、しかし――
「わっ!?」
声を上げたのはクルトだった。
犬はクルトの股に顔を突っ込んでいる。
「や、やめさてください」
「ペス、離れなさい! そもそもクルトは男の子よっ! ちょ、力強い」
「離れろ、ペス!」
シーナとカンスが力づくで犬をクルトから引き剥がす。
なんだろう、女として負けた気がする。
「あの犬……私でもクルト様の大切な部分に顔をうずめたことがないというのに――」
そしてリーゼは犬に嫉妬するな。
私だってそんな経験はない。
「どうしたんだいペス……あら? カンスにシーナ、帰ってたのかい?」
『ただいま、母さん』
どちらかといえばカンス似の、気の強そうなご婦人だった。
この人が二人の母親らしい。
「帰るなら連絡入れるように前に言ってあっただろ? そちらの方たちは?」
「紹介するよ。工房でお世話になっているユーリシアさんとリーゼさん。それとクルトくんだ」
「はじめまして、ユーリシアです」
「私はリーゼです。クルト様の婚約者です」
「私もクルトの婚約者だ」
「クルトと申します。カンスさんとシーナさんにはとてもお世話になっています」
「へぇ、あんたたちの同僚にしてはいい子じゃないか。私はマドナだよ。中に入って待ってな。いま父ちゃんを呼んでくるから」
そう言って、カンスの母親のマドナさんは家の裏手に向かった。
凄い雰囲気だ。
「すみません、あんな母親で」
「いいえ、とても素敵なお母様ですよ」
「そうだな。ただ、本当に農家なのか?」
歩き方だけでもわかる。
ただ者ではない。
「言っていませんでしたね。うちの両親は元々夫婦で冒険者をしていたんです」
「私が生まれるまでは兄さんを負ぶってオークとか狩っていたそうですよ」
子どもを背負ってオーク狩りって、なんともパワフル過ぎるだろ。
さすがに首が座るまでは大人しくしていたと思うが、それでも凄い。
……あれ? でも私もアクリと一緒に魔族と戦ったり悪魔と戦ったりしているから、あまり他人のことを言えないんじゃないか?
反省しよう。
「カンス、シーナ、帰ったか。客人もよく来たな。何もない村だが、歓迎する」
マドナと一緒に帰ってきたダイというカンスの父親はカンスやマドナに輪をかけて大きい筋肉質の身体の持ち主だった。
こうして二人を見ると、よくシーナが生まれたなって思う。
「親父、少し痩せたんじゃないか?」
これで痩せてるのかっ!?
「ああ。最近ジャガイモが不作でな。土がよくないのかもしれない。それで、どうした? 単純に帰郷ってだけならダンゾウがいないのはおかしい。何があった?」
「……ちょっとな。ダンゾウが行方不明になって追いかける必要がある。その手掛かりを探しにきたんだ」
「そうか――あいつの家は俺が管理している」
そう言うとダイは棚の中からシンプルな鍵を取り出してカンスに投げた。
鍵がかかっていたのか。
これは助かった。
クルトならどんな鍵でも針金一本で開錠できると思うが、こいつのことだから「誰かが管理をしているのなら、勝手に入るのはダメですよね? 鍵を借りに行きましょう」って鍵を探して回る必要があった。
「じゃあ、ちょっと見に行ってくる」
「シーナ、案内してやれ」
ダイはそう言うと、カンスの腕を掴んだ。
「カンスは俺と付き合え。久しぶりにスパーリングをできる相手が欲しかったんだ。ちょうどいい」
「え? ちょ、待て、親父。俺は――」
カンスが抵抗するが、ダイに引きずられていった。
「シーナさん!? カンスさん、大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。父さんなら骨を折らずに相手を無効化することくらいできるから。それよりダンゾウの家に行きましょ」
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