3 / 4
伝説の剣を買ってみた
しおりを挟む
「楓ちゃん! 売ってたのよ、エクスカリバーが!!」
唐突に始まる会話。
天真爛漫ツインテール女子高生の御子の仕業だ。
暖かい陽気につつまれて、公園のベンチに座っていた同じ学生服の少女――楓は本を閉じて空を見上げた。
「そっかぁ、春だもんね」
「そう、エクスカリバーも芽を出す季節だよ」
「伝説の剣ってつくしか何かを先祖に持っているのかな?」
制服を着た女子高生の会話としてはシュールすぎる内容が繰り広げられていく。
「で、どこい売ってたの? そのエクスカリバーは」
「ふふふ、聞いて驚け見て驚け!」
「うん、まぁだいたい予想できるけどね」
「メロカリで売ってたの!」
「……そろそろマザーズ上場廃止してほしいな。で、買わないわよね、当然」
「三十円のお買い得品だったからついつい。送料は必要だけど」
「買ったのか……でも安いわね、つくしより安いんじゃないの?」
「で、これがその伝説の剣、エクスカリバーです!」
御子はエクスカリバーを鞘から取り出した。
訂正。
彼女はアイスの棒を取り出した。
「……珍しいわね」
そのアイスの棒には"あたり もう一本"と書かれている。七十円で売っているソーダ味のアレの当たり棒だ。
「三十円だと安いけど、送料(たぶん八十円)を含めたら大損ね」
『失礼な! 我の価値をなんだと思っている』
その声は突如響いた。
『驚いて声もでないか。そう、我こそはエクスカリバー』
「ね、本人もこういっているんだから間違いないよ」
「……ねぇ、御子。アイス食べたくない? 今日は暖かいし」
「うん、食べる食べる! あ、でもお金あんまりないよ?」
「大丈夫、ここに当たり棒があるからこれで交換しよ」
「わぁい!」
『こら待てい、小娘!』
アイスの棒がすかさず待ったをかける。
『我をなんだと思っている。そう、我こそはエクスカリバー』
「少なくとも木刀として生まれ変わって出直して来い、七十円(税別)!」
『しくしく、我も本当はこのような姿になど生まれ変わりたくもなかった。ただ、我が生まれ変わる時に強く願ってしまった。今度は喋れる剣になりたい。そしてさらに誰もが求める剣になりたいと。その結果が--』
「おぉ、コンビニが冷房に切り替わってるよ、楓ちゃん。前まで暖房だったのに」
「本当だ、あぁ気持ちいいわね」
『いつの間に我を交換する店に入っておる!』
コンビニの店員さんが突然アイス棒が喋りだしたのを見てびっくりしていた。人生経験もとい不幸成分が足りないみたいだ。
「御子、はい」
楓はソーダアイスと当たり棒を御子に渡した。
「うん。すみませぇん、交換してくださぁい!」
彼女は笑顔でそれを店員のところに持っていく。
『待たんかい、小娘ども! 我をたかが氷菓子と交換する気かっ!』
怒鳴りつけるアイス棒を見ても、店員は粛々と自分の仕事を続ける。
「すみません、アイスの当たり棒は買った店で交換してください」
※注意 コンビニの店員さんはいちいちそんなことを言わずに交換してくれることが多いです。この場合喋るアイス棒が気持ち悪いので交換を拒否したことを察してください。
「このアイス棒、七十円の価値もないじゃん」
『……我も泣きたくなってきた』
「まぁまぁ、エクスカリバーさん、アイスでも食べてくださいよ。楓ちゃんがおごってくれたんです」
『いや、我には口がないし』
口がないのにしゃべるなよ、アイス棒が。
「で、話を戻すけどいい?」
『ふむ、いいぞ』
「なんか、つくしの佃煮食べたくなってきた」
『そんなところに戻すな!』
楓は正直飽きていた。
そもそも、アイスの当たり棒なのに、何故喋るのか? 口はどこにあるのか? そんな疑問ばかり浮かぶ。
「きっと、これは夢ね」
楓はそう結論付けた。
『我も夢だと願いたい』
「そうだよ、エクスカリバーくん。これは夢なのだ。だから寝なさい。起きたころには魔王との戦いが待っている」
『そうだ。これは夢なのだ。ならば私は寝よう! 剣に戻ったら起こしてくれたまえ』
そういうや否や、エクスカリバーは静かに吐息をだして眠りだす。あ、息は吐いていないけどそんな雰囲気だった。
「よし、御子。アイスもう一本買おう!」
「うん!」
こうして世界は今日も平和だった。
エクスカリバーがその後どうなったのかなんてどうでもいいほどに。
楓はつくしの佃煮を作って食べたら、とてもおいしかった。
御子は楓に買ってもらったアイスを冷凍庫に入れた。
そして、次の日。ちなみに、今日は創立記念日なのでお休み。
「聞いて、昨日買ったアイスなんだけどさぁ」
「どうしたの? 食べ過ぎておなかを壊した」
「当たりだったの!」
「へぇ、よかったじゃん」
「うん」
御子はそういい、アイスの棒を取り出した。
昨日と同じ、アイスの当たり棒がそこにある。ただ唯一違うのは、エクスカリバーと名乗らないことだろうか。
『私は聖剣デュランダルと申します。お初にお目にかかります』
エクスカリバーにしろデュランダルにしろ、アイスの棒に生まれ変わったら日本語を習得する機能でもついているのだろうか?
疑問は山ほどあるが、
「御子。昨日つくしの佃煮作りすぎたから、あとで持っていくわね」
「うん!」
結局のところ、今日も世界は平和だということだ。伝説の剣を必要としない程度には。
「核やミサイル撃たれたら剣とかアイス棒なんてなんの役にも立たないもんね」
楓は的を射たことをいいながら、交換したばかりのアイスを食べた。
「残念、はずれだ」
『よくぞこの妖刀村雨の封印を解い--』
「ゴミはゴミ箱に」
楓の投げたアイスのはずれ棒は見事な放物線を描いて公園のゴミ箱に中に入っていった。
ーーーーーーーーーーーーーー
大昔に書いた話を編集しました
唐突に始まる会話。
天真爛漫ツインテール女子高生の御子の仕業だ。
暖かい陽気につつまれて、公園のベンチに座っていた同じ学生服の少女――楓は本を閉じて空を見上げた。
「そっかぁ、春だもんね」
「そう、エクスカリバーも芽を出す季節だよ」
「伝説の剣ってつくしか何かを先祖に持っているのかな?」
制服を着た女子高生の会話としてはシュールすぎる内容が繰り広げられていく。
「で、どこい売ってたの? そのエクスカリバーは」
「ふふふ、聞いて驚け見て驚け!」
「うん、まぁだいたい予想できるけどね」
「メロカリで売ってたの!」
「……そろそろマザーズ上場廃止してほしいな。で、買わないわよね、当然」
「三十円のお買い得品だったからついつい。送料は必要だけど」
「買ったのか……でも安いわね、つくしより安いんじゃないの?」
「で、これがその伝説の剣、エクスカリバーです!」
御子はエクスカリバーを鞘から取り出した。
訂正。
彼女はアイスの棒を取り出した。
「……珍しいわね」
そのアイスの棒には"あたり もう一本"と書かれている。七十円で売っているソーダ味のアレの当たり棒だ。
「三十円だと安いけど、送料(たぶん八十円)を含めたら大損ね」
『失礼な! 我の価値をなんだと思っている』
その声は突如響いた。
『驚いて声もでないか。そう、我こそはエクスカリバー』
「ね、本人もこういっているんだから間違いないよ」
「……ねぇ、御子。アイス食べたくない? 今日は暖かいし」
「うん、食べる食べる! あ、でもお金あんまりないよ?」
「大丈夫、ここに当たり棒があるからこれで交換しよ」
「わぁい!」
『こら待てい、小娘!』
アイスの棒がすかさず待ったをかける。
『我をなんだと思っている。そう、我こそはエクスカリバー』
「少なくとも木刀として生まれ変わって出直して来い、七十円(税別)!」
『しくしく、我も本当はこのような姿になど生まれ変わりたくもなかった。ただ、我が生まれ変わる時に強く願ってしまった。今度は喋れる剣になりたい。そしてさらに誰もが求める剣になりたいと。その結果が--』
「おぉ、コンビニが冷房に切り替わってるよ、楓ちゃん。前まで暖房だったのに」
「本当だ、あぁ気持ちいいわね」
『いつの間に我を交換する店に入っておる!』
コンビニの店員さんが突然アイス棒が喋りだしたのを見てびっくりしていた。人生経験もとい不幸成分が足りないみたいだ。
「御子、はい」
楓はソーダアイスと当たり棒を御子に渡した。
「うん。すみませぇん、交換してくださぁい!」
彼女は笑顔でそれを店員のところに持っていく。
『待たんかい、小娘ども! 我をたかが氷菓子と交換する気かっ!』
怒鳴りつけるアイス棒を見ても、店員は粛々と自分の仕事を続ける。
「すみません、アイスの当たり棒は買った店で交換してください」
※注意 コンビニの店員さんはいちいちそんなことを言わずに交換してくれることが多いです。この場合喋るアイス棒が気持ち悪いので交換を拒否したことを察してください。
「このアイス棒、七十円の価値もないじゃん」
『……我も泣きたくなってきた』
「まぁまぁ、エクスカリバーさん、アイスでも食べてくださいよ。楓ちゃんがおごってくれたんです」
『いや、我には口がないし』
口がないのにしゃべるなよ、アイス棒が。
「で、話を戻すけどいい?」
『ふむ、いいぞ』
「なんか、つくしの佃煮食べたくなってきた」
『そんなところに戻すな!』
楓は正直飽きていた。
そもそも、アイスの当たり棒なのに、何故喋るのか? 口はどこにあるのか? そんな疑問ばかり浮かぶ。
「きっと、これは夢ね」
楓はそう結論付けた。
『我も夢だと願いたい』
「そうだよ、エクスカリバーくん。これは夢なのだ。だから寝なさい。起きたころには魔王との戦いが待っている」
『そうだ。これは夢なのだ。ならば私は寝よう! 剣に戻ったら起こしてくれたまえ』
そういうや否や、エクスカリバーは静かに吐息をだして眠りだす。あ、息は吐いていないけどそんな雰囲気だった。
「よし、御子。アイスもう一本買おう!」
「うん!」
こうして世界は今日も平和だった。
エクスカリバーがその後どうなったのかなんてどうでもいいほどに。
楓はつくしの佃煮を作って食べたら、とてもおいしかった。
御子は楓に買ってもらったアイスを冷凍庫に入れた。
そして、次の日。ちなみに、今日は創立記念日なのでお休み。
「聞いて、昨日買ったアイスなんだけどさぁ」
「どうしたの? 食べ過ぎておなかを壊した」
「当たりだったの!」
「へぇ、よかったじゃん」
「うん」
御子はそういい、アイスの棒を取り出した。
昨日と同じ、アイスの当たり棒がそこにある。ただ唯一違うのは、エクスカリバーと名乗らないことだろうか。
『私は聖剣デュランダルと申します。お初にお目にかかります』
エクスカリバーにしろデュランダルにしろ、アイスの棒に生まれ変わったら日本語を習得する機能でもついているのだろうか?
疑問は山ほどあるが、
「御子。昨日つくしの佃煮作りすぎたから、あとで持っていくわね」
「うん!」
結局のところ、今日も世界は平和だということだ。伝説の剣を必要としない程度には。
「核やミサイル撃たれたら剣とかアイス棒なんてなんの役にも立たないもんね」
楓は的を射たことをいいながら、交換したばかりのアイスを食べた。
「残念、はずれだ」
『よくぞこの妖刀村雨の封印を解い--』
「ゴミはゴミ箱に」
楓の投げたアイスのはずれ棒は見事な放物線を描いて公園のゴミ箱に中に入っていった。
ーーーーーーーーーーーーーー
大昔に書いた話を編集しました
11
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
【完結】捨ててください
仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
ずっと貴方の側にいた。
でも、あの人と再会してから貴方は私ではなく、あの人を見つめるようになった。
分かっている。
貴方は私の事を愛していない。
私は貴方の側にいるだけで良かったのに。
貴方が、あの人の側へ行きたいと悩んでいる事が私に伝わってくる。
もういいの。
ありがとう貴方。
もう私の事は、、、
捨ててください。
続編投稿しました。
初回完結6月25日
第2回目完結7月18日
砂漠の国の最恐姫 アラビアン後宮の仮寵姫と眠れぬ冷徹皇子
秦朱音|はたあかね
キャラ文芸
旧題:砂漠の国の最恐妃 ~ 前世の恋人に会うために、冷徹皇子の寵姫になります
【アルファポリス文庫より書籍発売中!】
砂漠の国アザリムの西の端、国境近くの街バラシュで暮らすリズワナ・ハイヤート。
彼女は数百年前に生きた最恐の女戦士、アディラ・シュルバジーの生まれ変わり。
今世ではバラシュの豪商の娘として生まれたリズワナは前世の記憶も力も引き継いでいたが、全て隠してひっそりと暮らしていた。
ある夜、リズワナは愛猫ルサードの姿を探しているうちに、都からバラシュを訪れていた第一皇子アーキル・アル=ラシードの天幕に迷い込んでしまう。
運悪くアーキルと鉢合わせしてしまったリズワナは、アーキルから「ランプの魔人」であると勘違いされ、アーキルの後宮に連れて行かれることに。
そこで知ったのは、隣国からも恐れられる悪名高い冷徹皇子アーキルの、意外な姿で――?
最恐ヒロインが砂漠の後宮で大活躍。前世と今世が交差する迫力いっぱいアラビアンファンタジーです。
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・不定期
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる