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54. 感情の矛先-4
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「お待たせして、すみませんでした」
教室へと引き返し、芹沢親子に頭を下げる。
奈央の件はなかったかのように、極力明るい声音で振る舞うも、芹沢の顔は強張ったままだ。父親も先ほどまでの雰囲気とは程遠い。
進学校として名高く、それなりの子息子女が通っていると評判の我が校において、男遊びをしていると自ら告白する生徒を目の当たりにしたら、保護者としては困惑するのも当然だ。
「お騒がせして本当にすみません。過度のストレスがあったんでしょう。お気になさらないで下さい」
いかにも大したことではないとアピールするように、サラッと言い流し、芹沢の面談へと強引に戻した。
と言っても、ほとんど話は終わっていた状態に近い。
「──お忙しい中ありがとうございました。何かありましたら、遠慮なくご連絡ください」
数分後には芹沢の父親にそう告げて、面談を終了させた。
他の保護者達にもそうしてきたように、見送るために一緒に席を立ち廊下まで出る。
「父さんはまた会社に戻る?」
「……あぁ。裕樹を送ったら、また会社に戻るよ」
「俺なら心配いらないよ。まだ学校で用事あるから」
「そうか、分かった。では、先生。今後ともくれぐれも宜しくお願い致します」
俺へと向き直り、未だ奈央の行動を引きずっていそうな神妙な面持ちの父親に、深々と頭を下げられる。
「はい」
会釈を返して、芹沢と一緒に父親の背を送る。
その姿が完全に見えなくなり、
「芹沢、また文化祭の準備に戻るのか?」
用事があると言った芹沢の言葉を受けて尋ねると、困惑した顔で俺を窺う。
「先生、話があるんです。少しいいですか?」
「あぁ、俺もあるんだ。芹沢に話が……」
丁度いい。芹沢が俺に何を話したいのかは分からないが、文化祭の準備に行くにしても行かないにしても、俺の方から芹沢を呼び止めるつもりでいた。
奈央のあの言葉を、そのままにさせておくわけにはいかない。奈央の真意は分からずとも、フォローせずにはいられず、俺はまた芹沢と二人教室の中へと戻った。
先ほどの面談の時と同じ場所に腰を下ろす。
何からどう話そうかと思考を巡らせていると、顔を俯かせた芹沢の方が俺より早く切り出した。
「俺の次、水野さんの面談だったんですね」
「あぁ。アイツも、日程変更したんだ」
芹沢の話は、奈央のことなんだろうか。でも奈央の話を俺にするか? 担任の俺なんかに。
林田みたいに、俺と奈央が微妙な関係であったと知っているのならば話は別だけど。と、そこで疑念に変わる。──もしかすると、芹沢は知っているのではないか、と。
林田が芹沢に話した可能性だってある。しかし、それを確認する術はない。俺が下手に喋れば、更なる誤解の上乗せになりかねない。
口を閉ざしてしまった芹沢を窺いながら、脳内を駆け巡る思考を一旦落ち着かせ、必要な事だけを一先ず告げる。
「あのな、芹沢。さっき水野が言った事だけど、あれ、真に受けるなよ? 何だがアイツ、気が立ってたみたいだから……。水野がそんなことするはずないし、冗談ならもっと面白いこと言えばいいのによ、どうしようもない奴だよなぁ」
本音を言えば、奈央の言葉に芹沢が傷付いていたとしても、気遣う余裕などなかった。
一途にあるのは、何かを思っての発言だったにせよ、奈央が芹沢に軽蔑されるようなことだけは、どうしても避けたかった。
その一心だった俺の前で、芹沢が弱々しく笑った。
「必死なんですね」
「え?……や、そりゃな。あんな嘘、勢いで言ったものの、クラスメイトに誤解与えたかもって、今頃水野も後悔してんだろうし」
『嘘』を強調するように言った俺は、やはり必死だと芹沢の目には映ったのかもしれない。
「先生……。それが本心ですか?」
顔をあげた芹沢は、静かに問いかけてくる。
「……悪い。正直に話すな。前にな、お前達二人が此処で話していたのを聞いたんだ」
「……」
ひたすら真っ直ぐに向かってくる芹沢の眼差しを受け、やはり何かを知っている、と疑念を強くしながら正直に答えた。
勿論、俺の奥底にしまってある気持ちは隠して。
「前に二人が付き合ってた事も知ってる。だからな、こんなんで二人の関係がぎくしゃくでもしたらって、心配になってな」
「そうだったんですか。あの時、俺達の話を……」
「申し訳ない」
望んでの立ち聞きではなくとも、耳にしてしまったのは事実だ。潔く謝るほかない。
芹沢の話を最後まで聞かず謝る俺に、しかし、意外な言葉が返ってくる。
「先生は、見てなかったんですね」
キスしているところなら鏡越しに見たが……とは、流石に口に出すのは憚られた。
「いや、み、見たって言うか、聞いた、と言うか……」
しどろもどろになる俺を余所に、表情と同じく力ない声の芹沢は「そう言う事だったのか」と、一人勝手に納得をする。
「俺、知ってますから。あの日、全部奈央から聞いたんです」
「……全部?」
「好きでもない男との関係も、俺に会いたがってた理由も。奈央は……、奈央が味わった苦しみを俺にも味あわせるために、この学校へ来たんです。つまり、復讐です」
……そんな会話、あったっか? いや、なかったよな。
記憶を辿り返してみても、やはりそんな会話に心当たりはない。
「そう言う事です、先生。先生は最後まで聞いていなかったんです。もし、最後まで聞いていたら、先生に誤解されずに済んだんですけど。そう思う俺は勝手ですね」
「誤解?」
奈央に過ちはあったとしても、それはあくまで過去の話で、今はそんな馬鹿な真似はしていない。だからこそ、芹沢が抱いたかもしれない誤解を解きたいと思ったのは俺の方だ。だけど芹沢は、俺が誤解していると言う。
一体、どう言う事だ?
交わらない話に混乱しながら芹沢を見ると、辛そうにその表情を歪ませ吐露した。
「奈央をそこまで思い詰めたのは、俺にも責任があります。でも、男の話を聞いた時は頭に血が昇って、気付いたら無理やり奈央を押し倒そうとしていました。誰とでも寝れるんだったら、俺とまたそうなってもいいだろうって」
「っ!」
混乱していた頭は怒りへと変わり、それは瞬時にして沸点に到達する。気付けば俺は、無意識に握りしめた拳に力を込めていた。
「でも、何も出来なかった」
「本当か? 本当にアイツを傷つけるような真似……」
「何もしていません。奈央に言われました。もう誰とでもいいだなんて思えないって」
怒りは完全に鎮められないものの、拳を弛ませるには十分なほど、芹沢の声音は弱々しかった。
好きな女からそんな告白をされれば、平常心でいられなくなるのは分からなくもない。だからと言って、力ずくで何とかしようとしたその考えに、怒りを覚えずにはいられなかった。
第一、誰でもいいと思わなくなった奈央なら、力でねじ伏せようとせずとも自然と……。
……そんなことも分かんねぇのかよ。
怒りは完全消去出来ず燻ったままだ。だが、芹沢が鞄をあさり取り出したものを差し出された瞬間。芹沢を責められる立場ではないと、思い知らされる。
「あ……これは」
「奈央のです。前に奈央とぶつかった時、落としたみたいで。あの後、移動するのに廊下に出たら、水道の下の方に落ちてたのを見つけて」
芹沢が『奈央』と呼んだのを初めて訊いたあの日だ。
芹沢は、この中身を……。
「……見たのか?」
気まずさから、芹沢に向けていた視線が逃げる。
「……はい」
……やっぱり、見たんだな。
「あのな、これは……」
言いかけた言葉は呑み込んだ。何を言っても言い訳でしかない。
話を止めた俺を見て、芹沢は悲しげに笑った。
「これを見て、二人は付き合ってるんだと、そう思いました」
『これ』を指し示すように、芹沢が視線を落とす。
その先にあるのは、机の上に置かれた奈央のメモ帳だった。
教室へと引き返し、芹沢親子に頭を下げる。
奈央の件はなかったかのように、極力明るい声音で振る舞うも、芹沢の顔は強張ったままだ。父親も先ほどまでの雰囲気とは程遠い。
進学校として名高く、それなりの子息子女が通っていると評判の我が校において、男遊びをしていると自ら告白する生徒を目の当たりにしたら、保護者としては困惑するのも当然だ。
「お騒がせして本当にすみません。過度のストレスがあったんでしょう。お気になさらないで下さい」
いかにも大したことではないとアピールするように、サラッと言い流し、芹沢の面談へと強引に戻した。
と言っても、ほとんど話は終わっていた状態に近い。
「──お忙しい中ありがとうございました。何かありましたら、遠慮なくご連絡ください」
数分後には芹沢の父親にそう告げて、面談を終了させた。
他の保護者達にもそうしてきたように、見送るために一緒に席を立ち廊下まで出る。
「父さんはまた会社に戻る?」
「……あぁ。裕樹を送ったら、また会社に戻るよ」
「俺なら心配いらないよ。まだ学校で用事あるから」
「そうか、分かった。では、先生。今後ともくれぐれも宜しくお願い致します」
俺へと向き直り、未だ奈央の行動を引きずっていそうな神妙な面持ちの父親に、深々と頭を下げられる。
「はい」
会釈を返して、芹沢と一緒に父親の背を送る。
その姿が完全に見えなくなり、
「芹沢、また文化祭の準備に戻るのか?」
用事があると言った芹沢の言葉を受けて尋ねると、困惑した顔で俺を窺う。
「先生、話があるんです。少しいいですか?」
「あぁ、俺もあるんだ。芹沢に話が……」
丁度いい。芹沢が俺に何を話したいのかは分からないが、文化祭の準備に行くにしても行かないにしても、俺の方から芹沢を呼び止めるつもりでいた。
奈央のあの言葉を、そのままにさせておくわけにはいかない。奈央の真意は分からずとも、フォローせずにはいられず、俺はまた芹沢と二人教室の中へと戻った。
先ほどの面談の時と同じ場所に腰を下ろす。
何からどう話そうかと思考を巡らせていると、顔を俯かせた芹沢の方が俺より早く切り出した。
「俺の次、水野さんの面談だったんですね」
「あぁ。アイツも、日程変更したんだ」
芹沢の話は、奈央のことなんだろうか。でも奈央の話を俺にするか? 担任の俺なんかに。
林田みたいに、俺と奈央が微妙な関係であったと知っているのならば話は別だけど。と、そこで疑念に変わる。──もしかすると、芹沢は知っているのではないか、と。
林田が芹沢に話した可能性だってある。しかし、それを確認する術はない。俺が下手に喋れば、更なる誤解の上乗せになりかねない。
口を閉ざしてしまった芹沢を窺いながら、脳内を駆け巡る思考を一旦落ち着かせ、必要な事だけを一先ず告げる。
「あのな、芹沢。さっき水野が言った事だけど、あれ、真に受けるなよ? 何だがアイツ、気が立ってたみたいだから……。水野がそんなことするはずないし、冗談ならもっと面白いこと言えばいいのによ、どうしようもない奴だよなぁ」
本音を言えば、奈央の言葉に芹沢が傷付いていたとしても、気遣う余裕などなかった。
一途にあるのは、何かを思っての発言だったにせよ、奈央が芹沢に軽蔑されるようなことだけは、どうしても避けたかった。
その一心だった俺の前で、芹沢が弱々しく笑った。
「必死なんですね」
「え?……や、そりゃな。あんな嘘、勢いで言ったものの、クラスメイトに誤解与えたかもって、今頃水野も後悔してんだろうし」
『嘘』を強調するように言った俺は、やはり必死だと芹沢の目には映ったのかもしれない。
「先生……。それが本心ですか?」
顔をあげた芹沢は、静かに問いかけてくる。
「……悪い。正直に話すな。前にな、お前達二人が此処で話していたのを聞いたんだ」
「……」
ひたすら真っ直ぐに向かってくる芹沢の眼差しを受け、やはり何かを知っている、と疑念を強くしながら正直に答えた。
勿論、俺の奥底にしまってある気持ちは隠して。
「前に二人が付き合ってた事も知ってる。だからな、こんなんで二人の関係がぎくしゃくでもしたらって、心配になってな」
「そうだったんですか。あの時、俺達の話を……」
「申し訳ない」
望んでの立ち聞きではなくとも、耳にしてしまったのは事実だ。潔く謝るほかない。
芹沢の話を最後まで聞かず謝る俺に、しかし、意外な言葉が返ってくる。
「先生は、見てなかったんですね」
キスしているところなら鏡越しに見たが……とは、流石に口に出すのは憚られた。
「いや、み、見たって言うか、聞いた、と言うか……」
しどろもどろになる俺を余所に、表情と同じく力ない声の芹沢は「そう言う事だったのか」と、一人勝手に納得をする。
「俺、知ってますから。あの日、全部奈央から聞いたんです」
「……全部?」
「好きでもない男との関係も、俺に会いたがってた理由も。奈央は……、奈央が味わった苦しみを俺にも味あわせるために、この学校へ来たんです。つまり、復讐です」
……そんな会話、あったっか? いや、なかったよな。
記憶を辿り返してみても、やはりそんな会話に心当たりはない。
「そう言う事です、先生。先生は最後まで聞いていなかったんです。もし、最後まで聞いていたら、先生に誤解されずに済んだんですけど。そう思う俺は勝手ですね」
「誤解?」
奈央に過ちはあったとしても、それはあくまで過去の話で、今はそんな馬鹿な真似はしていない。だからこそ、芹沢が抱いたかもしれない誤解を解きたいと思ったのは俺の方だ。だけど芹沢は、俺が誤解していると言う。
一体、どう言う事だ?
交わらない話に混乱しながら芹沢を見ると、辛そうにその表情を歪ませ吐露した。
「奈央をそこまで思い詰めたのは、俺にも責任があります。でも、男の話を聞いた時は頭に血が昇って、気付いたら無理やり奈央を押し倒そうとしていました。誰とでも寝れるんだったら、俺とまたそうなってもいいだろうって」
「っ!」
混乱していた頭は怒りへと変わり、それは瞬時にして沸点に到達する。気付けば俺は、無意識に握りしめた拳に力を込めていた。
「でも、何も出来なかった」
「本当か? 本当にアイツを傷つけるような真似……」
「何もしていません。奈央に言われました。もう誰とでもいいだなんて思えないって」
怒りは完全に鎮められないものの、拳を弛ませるには十分なほど、芹沢の声音は弱々しかった。
好きな女からそんな告白をされれば、平常心でいられなくなるのは分からなくもない。だからと言って、力ずくで何とかしようとしたその考えに、怒りを覚えずにはいられなかった。
第一、誰でもいいと思わなくなった奈央なら、力でねじ伏せようとせずとも自然と……。
……そんなことも分かんねぇのかよ。
怒りは完全消去出来ず燻ったままだ。だが、芹沢が鞄をあさり取り出したものを差し出された瞬間。芹沢を責められる立場ではないと、思い知らされる。
「あ……これは」
「奈央のです。前に奈央とぶつかった時、落としたみたいで。あの後、移動するのに廊下に出たら、水道の下の方に落ちてたのを見つけて」
芹沢が『奈央』と呼んだのを初めて訊いたあの日だ。
芹沢は、この中身を……。
「……見たのか?」
気まずさから、芹沢に向けていた視線が逃げる。
「……はい」
……やっぱり、見たんだな。
「あのな、これは……」
言いかけた言葉は呑み込んだ。何を言っても言い訳でしかない。
話を止めた俺を見て、芹沢は悲しげに笑った。
「これを見て、二人は付き合ってるんだと、そう思いました」
『これ』を指し示すように、芹沢が視線を落とす。
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