勘違いって恐ろしい

りりん

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  後日、王宮の中庭にてレイモンドと共に招かれたユリアーナは王太子と一緒にお茶をしていた
  のんびりと穏やかに談話していると、北の砦と南の修道院に送られた者達の後報がもたらされた
  全員滞りなくそれぞれの地に無事に?着いたと

  「勝手な勘違い女と、その勘違い女に籠絡された愚か者には似合いの末路であろう」

  王太子の一言に頷くレイモンド
  ユリアーナも久しぶりに清々しい気分を噛み締めた

  気の毒には思うが同情を寄せる事はない
  階級社会に生きる貴族は、義務と責任を背負っているのだ
  その仕組みを理解しない者は貴族として生き残る事は出来ない
  簡単に甘言に惑わされるようではいけないのだ
  

  1つの勘違いが大勢の者の人生を狂わせる事になった愚かな話し
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みんなの感想(4件)

2020.10.14 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

りりん
2020.10.15 りりん

娘の勘違いに便乗したというところでしょうね
公爵夫人になれる、なりたい、という下心ですね

解除
あか
2020.10.07 あか

勘違い…いや、訴えられるレベルですけど。早く親子ともども追い出してください。
てか、普通こんなことすぐお父様の耳に入って、すぐ学園辞めさせられてる気がするのですが…。公爵家のおかげで通えてるんですよね?早く対処しないから、勘違いも増長してしまったのでは?家でお義姉様って呼んでるのも、父は知らなかったのでしょうか?知ってたら、父もその場で注意しますよね?あっ、父は勘違い娘と会ったことないとか?

りりん
2020.10.07 りりん

そうなんです。物語上増長させていますが、実際私だったら、とっくに追い出していますね

解除
2020.10.06 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

りりん
2020.10.07 りりん

勘違いが過ぎますよね
野心だったり下心だったりがあったんでしょうね……

解除

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