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第二章

俺は進むよ

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「そう言えば学園祭の件はいいのか?」

うさぴょにそう言われた。学園祭...?
俺が首を傾げていたらうさぴょに呆れられた。

「執事喫茶の奴だよ、お前接客嫌って言ってただろ?」

「あ、そうだよ!俺接客嫌だ!!」

「嫌なのに覚えてないのかよw」

うぅ...うさぴょに笑われた( ´・ω・`)

「お、覚えてたよ?ただ後ででいいかなぁ~って思っただけだもん...」

「言い訳無用!!」

ぺしっと頭を優しく叩かれた。

「ふみゅ~(๑–̀ω–́๑)」

可愛い言い訳ぐらい許してよ!うさぴょのケチ~!!ケチんぼさんめ!

「ふははw何て顔してんだよwwあはは、やっぱ楓実也と居ると楽しいわw」

「んみゅ!(◦`꒳´◦)ᵎᵎ」

うれちぃ!俺と居ると楽しいだって!!こういうの言われたの久しぶりだから照れる~(/ω\)

「照れるだろ~!このホストめ!!」

俺がえいえいってうさぴょにツンツン攻撃をする。うさぴょはそんな俺をなでなでしてくれる。


正直言ってすげぇ嬉しい...///誰かに一緒に居ると楽しいって言われたの初めてだもん!

「ホストじゃねぇよ!イケメン爽やか王子様甲斐先生と呼びなはれ」

何かドヤ顔してるのうざい...まぁイケメンなのは認めるけどそういう所が残念だよねうさぴょって。

「おい楓実也...今失礼な事考えだろ!!」

あ.........バレてたwやっぱり分かるのかよ~流石ホストだよね!

「何かうさぴょって残念イケメンだね」

「何処が!?どこから見ても完璧なイケメン王子様だろ??」

「う~ん...優しくて格好良いけどたまにうざいって言うか面倒臭いって言うか...何かそんな感じかなぁー」

うさぴょ面白い顔してるwうさぴょっていつも百面相してるよね!

「俺だって傷ついちゃうぞ...あー悲しいなぁ~大切な可愛い生徒からそんな事言われたら俺悲しくて泣いちゃうよぉ~」

「ふぇ!うさぴょが泣くとこ見て見たいけど悲しませたくないよ...はっ!うさぴょに俺の元気分けてあげる!!」

「あははwなんだそれ楓実也が俺に元気分けてくれるのか?ありがとうな」

わしゃわしゃと撫でられる。意外と優しくて気持ちいいなーうさぴょの撫で方!うさぴょに撫でられるの好き~


「へへ、うさぴょに撫でられるの好き~」

「ッ!!お、お前...それは反則だろ///」

「ん?何か言った??」

「いや、何でもない...
だが、やっぱりお前は俺のワンコなんだなぁーって思っただけだ」

「俺はうさぴょのワンちゃんじゃないもん!」

「お前が俺のワンコになったらいっぱい可愛いがってやるし、沢山愛し合ってやるぞ?」

は?あ、愛し合うって.../////////も、もう!うさぴょって本当に残念なんだから!俺なんかよりも可愛い子を口説いたらいいのに!!いきなりそんな事言われたから照れるだろぉー!

「意外と楓実也って初なのなw」

「からかわないで!」

「(本気なのになぁ)これがイケメン王子様だ☆」

あぁ...一気に残念になったw
折角格好良かったのになぁー流石残念イケメンだな!
でもうさぴょってこうやって笑わせてくれるんだよね...優しいな~

「ぷっ...あははは!やっぱりうさぴょのそういう所大好きだよ」


「あぁーもう!!」

「う、うさぴょ??」

うさぴょはいきなり立ち上がって俺に抱き着いて来た。
いきなりどうしたんだろ?

「あー俺も楓実也のそういう所が大好きだわ~」

うさぴょはそう言ってぎゅー!っと強く抱き締めて来た。何だか大きなワンちゃんみたい。

「ありがとう?」

「あはは、疑問形w」

「うさぴょ?」

「なぁなぁ、2人きりの時は『甲斐』って呼んでくれよ~な!いいだろ?」

(_.ω.)_:∵グハッ!!うさぴょってこんなにも可愛かったっけ?やばい...萌える♡

「じゃあ...甲斐先生?」

「先生はいらない」

「じゃあ...甲斐?」

「あぁ!!もっと呼んでくれ楓実也!」

「えへへ///何か照れるね!」

俺たちは、はにかみ合いながらぎゅー!!っと抱き締め合ってる。スキンシップって大事だもんね!



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作者のもふもふでーす…I˙꒳​˙)チラ
最近...自分の学校に萌えが沢山ある事を知りました。これで腐を妄想していましゅ...┌(┌^o^)┐ホモォ



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