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第一章
俺はペットじゃないもん...(´つω・`)シュン
しおりを挟む「お前らー席に着けーー」
俺らのクラスの担任のうさぴょ。宇佐見 甲斐(うさみ かい)。ホストみたいな容姿なんだよー。俺があだ名付けたんだ!え?センスないって??そんな事ないもん!( ¯ ³ ¯ )プクゥ
「今から学園祭で出し物を決める!案ある奴はどんどん言ってくれー」
やっと来たよ学園祭!
学園祭といえばラッキースケベ☆に萌えだよね!!
楽しみだなぁ~
「僕はメイド喫茶がいいと思います!」
「あ、俺はお化け屋敷ー」
「俺は執事喫茶が良い!」
「僕コスプレ喫茶したいー」
「僕は演劇喫茶してみたい!」
おお!どれも楽しそうだし、萌えが見れそう!!
えへへ、楽しみだなぁ~
「おし、多数決で決めるから挙手しろ」
「えーどうしよ?」
「どれも良いよね!」
「迷うな~」
「う~ん...」
皆さんも気になるであろう出し物が決まりましたZE☆
その名も............................
「よし、執事喫茶に決定だ」
あ、ちなみに俺はコスプレ喫茶に投票したんだけど...
選ばれなかったよぉぉぉぉぉ!!
「やったぁ!楓実也様の執事姿見れる!」
「絶対執事似合うよね楓実也様!!」
「はぁ尊い/////////////」
「執事姿の楓実也様♡」
執事って『お嬢様』って言う奴だよね!
すげぇ格好良いよね~執事!!
「よーし次に役割分担するぞー!
・接客
・厨房
・宣伝
この3つの中から選べー」
俺は何にしようかなぁ~!
宣伝って校内を歩いて色んな人達に宣伝する奴だよね!
校内って事は......他のクラスも見れるって事?
それって...最高( ゚∀゚):∵グハッ!!
「まー楓実也は接客な!」
え?うさぴょ??
嘘でしょ!お、俺の萌えが...(´つω・`)シュン
「えー?俺が接客とか無理だよーうさぴょ!」
「うさぴょじゃねぇし!お前は接客って決まってんだよ」
「もううさぴょなんかホストって次から呼ぶもん」
「はぁ、どっちも嫌だわ!そんなシュンってすんな!!俺が監督してやっから」
「え?うさぴょが監督??チョットナニイッテルカワカラナイ」
「あ?お前が逃げ出さないように監督してやるんだよ」
うわぁ...うさぴょがニヤって笑ってるー
なんか......悔しい!!ズルいぞうさぴょ!!俺を騙してー!
「きゃー!楓実也様と甲斐先生のカプも萌える♡」
「楓実也様...シュンってなってるの可愛い////////」
「楓実也様がムスッてしてるのすげぇ萌える...///」
俺がムスッていじけているとうさぴょがニヤニヤと笑って俺の頭を撫でてくる。
「文句があるなら放課後俺の部屋に来いよ楓実也」
「絶対部屋で待っててようさぴょ!俺が文句言いに突撃してやる!!」
「はいはい、待っててやるから1人で来いよ?」
「もちろん!正々堂々と戦おうじゃないかうさぴょ!」
「(こいつ...絶対分かってないだろ.........)」
「あ!今うさぴょ『こいつ馬鹿だなぁ~』って思ってるでしょ!!俺には分かるもんね!」
「はいはい思ってますよー(こいつ可愛いなぁw)」
「もう良いもん!」
俺はプイッてうさぴょから顔を背けた。
うさぴょは笑いながら俺の頭や顎や首なでなでし続けている。たまに髪の毛を指に絡めてくる。
俺は犬か!!うさぴょのペットじゃないもん...
「うさぴょ...いつまでなでなでしてるの?」
「ん?撫でやすいから撫でてる」
「くすぐったいよ...ふっ、へへ」
「(エロ...)」
「う、うさぴょ?もうや、やめよ...ふへへ」
「あぁ、また撫でてやるからなー俺のワンコw」
「俺はうさぴょのワンちゃんじゃないもん!」
「元気なワンコだなーじゃ、次の授業頑張れよー」
うさぴょは笑いながら教室を出て行った。
俺はぷんぷんしてた。
うさぴょのペットじゃないもん...(´・ω・`)
「や、ヤバッ!楓実也様と甲斐先生マジで萌える♡」
「楓実也様がワンちゃん...可愛い///」
「楓実也様さっきすげぇエロかった...♡♡♡」
「さっきの楓実也様見て勃った...」
この声は楓実也に届いていなかった。
楓実也は、壁にもたれかかって(´つω・`)シュンってしていた。
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