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第一章
本当は......好きと思ってました
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遠田 友希side
「あんな奴なんかに...!」
私は藤堂 楓実也が嫌いだ。
1年の時からあいつはとにかく目立っていたしモテモテだった。
綺麗で艶のある黒髪に少し赤みがかったメッシュが入っている。ストレートでサラサラの髪。目にかかる位の前髪。そして綺麗な色白の肌に華奢な身体...これだけで色気とフェロモンが駄々漏れだった。
だがこれだけでは無い。1番の魅力は、あいつの笑顔だ。
優しく微笑まれたり、笑った顔...全部が愛おしいと思える。その印象は人それぞれだったが、時折ゾクリとするほど艶めいている。
私は初めてあいつ...楓実也を見た時身体中を何かが駆け巡った。ビビビッ!っとかなりの衝撃だった。
私は好奇心であいつに声を掛けてみた。
「貴方の名前を教えてください」
「ん?俺の事?」
「はい、貴方の名前を知りたいのです」
「俺は藤堂 楓実也だよ
よろしくね副生徒会長さん」
「っ!(くそ可愛いッ!)私の事は友希と呼んで下さい
それと...今日私の部屋に来ませんか?」
「俺なんかがそんな恐れ多いこと出来ませんよー
親衛隊の人誘ってみたらどーですか副生徒会長さん?」
この私が誘ってやってんだから!!私...いや俺についてくればいいんだよ!
「わ、私は楓実也が良いのであって!!親衛隊なんて誘いませんよ!」
「そーなんだーゴニョゴニョ(訳:リアルだと上手くいかないなぁ)けど俺みたいな奴止めといた方がいいですよ」
何でこいつが自分自身を否定するんだ?何でそんな悲しい顔しながら笑ってるんだ?
お前は誰よりも魅力的なのに.........
「じゃあ俺は行きますね、またねー副生徒会長さーん」
「あっ!ちょっ.........」
あいつは去って行った。この俺が自分から誘ってやったのにあの態度はなんだ!と怒りたかったが、何故か俺はあいつのことを考えるとモヤモヤした。
それから楓実也を見る度に何故か逃げたくなる。あいつの事が見られなくなってきた。前まではこんな事無かったのに......
楓実也を見る度に欲しくて欲しくて堪らない。俺が俺じゃないみたいだ...
この感情は何だ?ずっと苦しくて息苦しいよ...
---------------------------------------------------
作者のもふもふでーす…I˙꒳˙)チラ
全然更新出来なくてすみません!意外と友希の設定に戸惑ってました!俺なりのペースで頑張って更新していきますのでよろしくお願いします!(~ 'ω' )~
「あんな奴なんかに...!」
私は藤堂 楓実也が嫌いだ。
1年の時からあいつはとにかく目立っていたしモテモテだった。
綺麗で艶のある黒髪に少し赤みがかったメッシュが入っている。ストレートでサラサラの髪。目にかかる位の前髪。そして綺麗な色白の肌に華奢な身体...これだけで色気とフェロモンが駄々漏れだった。
だがこれだけでは無い。1番の魅力は、あいつの笑顔だ。
優しく微笑まれたり、笑った顔...全部が愛おしいと思える。その印象は人それぞれだったが、時折ゾクリとするほど艶めいている。
私は初めてあいつ...楓実也を見た時身体中を何かが駆け巡った。ビビビッ!っとかなりの衝撃だった。
私は好奇心であいつに声を掛けてみた。
「貴方の名前を教えてください」
「ん?俺の事?」
「はい、貴方の名前を知りたいのです」
「俺は藤堂 楓実也だよ
よろしくね副生徒会長さん」
「っ!(くそ可愛いッ!)私の事は友希と呼んで下さい
それと...今日私の部屋に来ませんか?」
「俺なんかがそんな恐れ多いこと出来ませんよー
親衛隊の人誘ってみたらどーですか副生徒会長さん?」
この私が誘ってやってんだから!!私...いや俺についてくればいいんだよ!
「わ、私は楓実也が良いのであって!!親衛隊なんて誘いませんよ!」
「そーなんだーゴニョゴニョ(訳:リアルだと上手くいかないなぁ)けど俺みたいな奴止めといた方がいいですよ」
何でこいつが自分自身を否定するんだ?何でそんな悲しい顔しながら笑ってるんだ?
お前は誰よりも魅力的なのに.........
「じゃあ俺は行きますね、またねー副生徒会長さーん」
「あっ!ちょっ.........」
あいつは去って行った。この俺が自分から誘ってやったのにあの態度はなんだ!と怒りたかったが、何故か俺はあいつのことを考えるとモヤモヤした。
それから楓実也を見る度に何故か逃げたくなる。あいつの事が見られなくなってきた。前まではこんな事無かったのに......
楓実也を見る度に欲しくて欲しくて堪らない。俺が俺じゃないみたいだ...
この感情は何だ?ずっと苦しくて息苦しいよ...
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作者のもふもふでーす…I˙꒳˙)チラ
全然更新出来なくてすみません!意外と友希の設定に戸惑ってました!俺なりのペースで頑張って更新していきますのでよろしくお願いします!(~ 'ω' )~
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