俺はモブのままで良いんです...主人公とか荷が重い

もふもふ

文字の大きさ
上 下
8 / 8
第二章

再会

しおりを挟む

あの後入学式色んな意味で大変でしたよ...話長い!イケメン多い!モブ喜ぶ!

 


そして...なんかね?すっげぇーーーー俺のこと見てる人が居るんだよね......俺がそっちの方向くとシュッとしゃがんじゃうの...何で?

しかもその子...俺の推しっぽいんだよねー顔が見えないんだけど、あの綺麗な透き通る様な青髪...めっちゃサラサラストレートで天使みたいなまっちろな白い肌...そして今は見えないけどオッドアイで瞳の中に星が散らばっているの!





まさに俺の最推しである!ユリオス・カァーペル様にそっくりなのだ!まだ顔見てないから分からんけど...でも!あの沢山のチャームポイントはユリオス様にしかないはず!多分......


「あ、あの...」

俺が声掛けたらバッと俺の方を勢い良く顔を向ける。

「名前...何だ」

うわっ!やっぱり俺の最推しだ!めっちゃイケメン...羨ましい(ˆωˆ   )
って...いきなり喋ったと思ったら俺の名前聞きたいの?

「へ?」

「...お前の名前教えてくれ」

じーっと俺を見つめる瞳...その中の星がキラキラ光って見える。

「俺は、レオ・ガァーディアンだよ」

俺が名前を教えると...ユリオス様の瞳が大きく開かれ、口が大きく開いている。

「お前...黎弥か?黎弥なのか!」



何で.........前世の俺の名前を知ってるの?
君は...俺の最推しのユリオス様じゃないの?誰なの??

「俺は一条祐介だ!覚えてないか...黎弥?」

「...ゆーちゃん?」

「そうだ...!そうだよ!やっと会えた...黎弥!!黎弥に、会いたかっ、た...ずっと.........ひとりで、寂しかったんだからな...?」

ゆーちゃんは泣きながら俺に抱きついた。


ま、まさか...ゆーちゃんもこの世界に転生したの?って事は前世で死んじゃったの...?
何だか複雑だな...ゆーちゃんに会えたのは嬉しけど...ゆーちゃんも死んじゃったのは悲しいな...


「ゆーちゃんも死んじゃったの...?」

恐る恐る聞いてみる...

「あぁ、俺な...黎弥が死んでからすげぇ寂しかったんだからな!俺はずっとずっと1人で生きてきたんだ。親も家族も居ない...親戚なんて知らない奴の家を転々と引越して来た。だけど...俺はずっとあの環境が嫌だったんだ。見た目のせいで嫌われる、昔グレてたせいで怯えられる...だから、初めて友達が出来た時嬉しかったんだぞ?それなのに黎弥が居なくなって俺...おれ悲しかった!また1人ぼっちになって...ボーっとしやがら歩いてたら轢き逃げされたんだ。そしたらアレクに会った...黎弥に会いたいなら行って来いって...だからずっとレオ・ガァーディアンを探してたんだ!




そしたら会えたよ...あいたかった、あえて、うれしぃ...」

座り込みながら泣き叫んでる...そっか、俺知らなかった......ゆーちゃんがこんなに辛い人生を歩んでいたなんて...ごめんね、ごめんねゆーちゃん...

俺は優しくゆーちゃんに抱きつく。


「ゆーちゃん...もう1人にさせない......1人にさせた俺が言う事じゃ無いけど...ゆーちゃんまた俺と友達になってくれる?」


「......俺は友達じゃなくて恋人が良い...(  ー̀ н ー́ )」

ん?んんん???
今...ゆーちゃんの口から恋人が良いって......ふぇ!?

「ゆ、ゆ、ゆゆゆゆーちゃん!?...冗談だよね?」

「冗談何て言わない!本気なんだぞ?」

くそぉ!これだからイケメンって奴はズルいのだ!!
最推しであのイケメンゆーちゃんに言われたら...どう反応していいか分からないよ...(⑉・̆ω・̆⑉)

「ズルい...」

「フッ、何が?」

絶対からかってる!!(  ー̀ н ー́ )絶対YESなんて言わないもん...!

「絶対恋人なんてならないからね!」

「えー...じゃあ、俺に惚れるまで待ってるから、ね?」

その笑顔は反則だぞぉぉおお!!(」゚д゚)」
これだからイケメンはズルいのだ!


―――――――――

作者のもふもふでーす…I˙꒳​˙)チラ
やっぱり推しの祐介最高っス...頑張れ黎弥たん!




しおりを挟む
感想 3

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(3件)

ssw
2022.08.28 ssw

初めまして。レオ君可愛すぎて大好きです!これからのゆうすけとの関係性もとても気になります!お時間があれば、お話の続きを投稿して欲しいです!体調などに気をつけてご活動下さい。応援しています!

解除
未来
2020.07.10 未来

2章の『再開』は『再会』だと思います。間違っていたらすみません
主人公とても可愛いですね‼腐男子でありとても純粋そして可愛い…あれ?受けとして最高ではありませんか!!
とても続きが気になります‼頑張ってください応援しています!
また大変な時期になってきだしたので体調にはきをつけてください。

もふもふ
2020.07.10 もふもふ

ほ、本当だ!気づきませんでした...教えてくれてありがとうございます!!m(_ _)m


いっぱい褒めてもらえて作者嬉しいです(´>ω∂`)☆
最近は全然更新できていないので、書き進めたいと思います!
体調面も心配して下さるなんて!ありがとうございます(*´▽`*)

解除
烏
2020.03.13

初めまして!!
続きがとても気になります!(*'∇'*)ワクワク
これからも体に気おつけて頑張ってください!

解除

あなたにおすすめの小説

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は無い ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い

乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました

西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて… ほのほのです。 ※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。

寄るな。触るな。近付くな。

きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。 頭を打って? 病気で生死を彷徨って? いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。 見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。 シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。 しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。 ーーーーーーーーーーー 初めての投稿です。 結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。 ※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。

悪役令息の七日間

リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。 気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】

悪役令嬢に転生したが弟が可愛すぎた!

ルカ
BL
悪役令嬢に転生したが男だった! ヒロインそっちのけで物語が進みゲームにはいなかった弟まで登場(弟は可愛い) 僕はいったいどうなるのー!

転生当て馬召喚士が攻め度MAXの白銀騎士に抗えません

雪平@冷淡騎士2nd連載中
BL
不幸体質大学生の青年が転生したのは魔術師ファンタジーBLゲームの世界だった。 当て馬として生まれたからには攻略キャラの恋の後押しをする事にした。 しかし、この世界…何処か可笑しい。 受け主人公が攻めに、攻め攻略キャラが受けになっていた世界だった。 童顔だった主人公は立派な攻めに育っていた。 受け達に愛されている主人公は何故か当て馬に執着している。 傍観者で良かったのに、攻めポジも危ぶまれていく。 究極の鉄壁一途な白銀騎士×転生当て馬召喚士 ゲームを忠実にするためには、絶対に受けとしてときめいてはいけない。 「君といられるなら、俺は邪魔する奴を排除する」 「俺はただの当て馬でいい!」 ※脇CP、リバキャラはいません、メインCPのみです。

嫁側男子になんかなりたくない! 絶対に女性のお嫁さんを貰ってみせる!!

棚から現ナマ
BL
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。